JPS6130381A - ボルトの締付け方法 - Google Patents

ボルトの締付け方法

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JPS6130381A
JPS6130381A JP15073484A JP15073484A JPS6130381A JP S6130381 A JPS6130381 A JP S6130381A JP 15073484 A JP15073484 A JP 15073484A JP 15073484 A JP15073484 A JP 15073484A JP S6130381 A JPS6130381 A JP S6130381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
tightening
flange
collar
foundation
Prior art date
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Pending
Application number
JP15073484A
Other languages
English (en)
Inventor
明 田中
大薮 誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6130381A publication Critical patent/JPS6130381A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、火力発電機用高圧タービンや大形プレス等の
重機械の据付ボルトの締付は方法に係り、特に軸上に7
ランジを有するボルトを引張伸張させた状態下で7ラン
ジと締付面との間にカラーを挿入し、ボルトに作用して
いる引張荷重を除荷した時のボルトの収縮を利用して締
付力を発生させるようにした締付は方法に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般に火力発電機用高圧タービンや大形プレス等の重機
械をコンクリート据付面上に据付けるときに大口径の基
礎ボルト(アンカーボルト)が使用される。
第8図は回転電機用の従来の基礎ボルトとその締付は方
法を示したもので、コンクリートベース1には先端を係
留されたアンカとしての基礎ボルト2が植設され、この
基礎ボルト2のおねじ部2aの下方にはナツト3がねじ
込まれている。このナツト3を締付けるには、おねじ部
2aにプーラ−ナツト4を螺合し、シリンダチェア5の
圧油入口5aよりシリンダ内に圧油を供給し、シリンダ
内の押上げピストン6を油圧で押し上げ、プーラ−ナツ
ト4を図において上方向に押し上げることにより基礎ボ
ルト2を引張って伸長さVる。この伸長状態の下でナツ
ト3を締付は方向に回動し、コンクリートベース1に締
め付けた後、油圧ノjを解除すると、基礎ボルト2の収
縮方向への復元力がナツト3で拘束され所定の締付力が
発生する。
〔背景技術の問題点〕
このような締付は方法は、1−ルクレンチを使った従来
の締付は方法にくらべると作業スペースを比較的要じず
、また正確な締付ノ〕を得られるという利点がある。し
かしながら、基礎ボルト2の伸長の拘束は、おねじ部2
aとナツト3とのねし結合によって行っているため振動
によって締付力が低下し易すく、さらにねじ底は比較的
鋭い角度となっているので、応力集中が大きく疲労強度
が著しく低下するという欠点があった。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、振動によってボルトが弛むこ
となく確実にボルトを締付面に対して締付は固定できる
にうにしたボルトの締付は方法を提供することにある。
     ・ 〔発明の概要〕 この目的を達成するために、本発明は、軸上にフランジ
を有するボルトを固定した据付面上に植設し、このボル
トに対して軸方向の引張荷重を作用させてボルトを伸−
長し、この伸長状態下のボルトの7ランジと上記据付面
との間隙にその厚さがボルト伸長前の上記間隙より大き
くかつ伸長時の上記間隙より小さく設定された分割可能
なカラーを装着し、しかるのち、引張荷重を除荷してボ
ルトの伸長状態を解除してボルトを締付は固定するよう
にしたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明によるポル1−の締付は方法の一実施例を
第8図と同一部材には同一符号を付した第1図乃至第7
図を参照して説明する。
第1図は、本発明の方法によって回転電機を据付は固定
するためのアンカボルトの締付は方法を示したものであ
る。コンクリートベース1にはアンカどしての基礎ボル
ト2が植設され、その先端はコンクリート内に係留され
ている。このコンクリートベース1から突出している基
礎ポル]〜2の軸上には、7ランジ2bが一体的に形成
されているとともに、このフランジ2bより先端の方に
おねじ部2aが形成されている。7ランジ2bの伺は根
には応力集中を避けるために充分な丸みRを付番ノてお
くことが望ましい。
上記基礎ポル1〜2をコンクリートベース1に対して緊
締固着するには、引張葡重イ」与装狛△が使用され、こ
の装置へは、シリンダチェア5とこのシリンダ内に嵌装
され上下動する押上げピストン6とプーラ−ナツト4と
から構成されている。
上記基礎ボルト2をコンクリートベース1に対して緊締
固着する際には、図示のようにプーラ−ナツト4が基礎
ボルト2のおねじ部2aにねじ込まれる。そして、上記
シリンダチェア5の圧油入口5aより圧油が供給され、
油圧力により押上げピストン6が1胃し、プーラ−ナツ
ト4を押し上げる。この押し上げ力によって、基礎ボル
ト2は引張方向の荷重を受は伸長する。この基礎ボルト
2の伸長状態下で7ランジ2bとコンクリートベース1
どの間隙に、直径面内で2分割されたカラー7が介挿さ
れる。上記カラー7の厚さは、゛上記基礎ボルト2が伸
長する前の上記間隙の軸方向の寸法より大きくかつ伸長
時の間隙の長さ以下に定められている。カラーの装着後
に油圧力を解除すると基礎ボルト2自身の弾性により、
ボルト2は張力を失なって収縮し、元の状態に復元しよ
うとするが、この復元力は分割カラー7によって阻止さ
れるため、所定の締付力が発生する。
なお、締(=l−tフカは、分割カラー7の厚さの選定
により調整することができることはもちろんである。
第2図は横軸に破断回数を、縦軸に破断応力/引張強さ
をそれぞれとって、本発明の場合を曲線aで示し、従来
技術の場合を曲線すで示したグラフである。本発明では
、基礎ボルト2の伸長の拘束は、フランジ2bとカラー
7との当接により行われ、またこのフランジ2bでの応
ツノ集中は丸みRにより充分に低減されているので、本
発明(よL記グラフから分るように疲労限度(破談応力
/引張強さ)が従来に比べて約1.6倍となり、疲労寿
命が大幅に改善されていることがわかる。
また、本発明では、締結ノjは、上述のようにボルトの
フランジと分割カラーとの係合(こJ、すR牛し、従来
のようにねじ結合によるもので(まないので、繰り返し
荷重が作用し−Cもねじ結合に特有のゆるみが発生せず
、締付力低下は大幅に軽減できる。
第3図は二分割カラー7を介挿した後に、引張荷重付与
装置Aを除去しこのカラーの外周に円筒リング8を焼嵌
めなどにより嵌着した例である。
この円筒リング8の嵌着により、7ランジ2bと分割カ
ラー7との係合が一層強固となるため、締付力の低下を
更に軽減できる。第4図はこのことを示したグラフで、
本実施−例を示す曲線aは従来例を示寸曲線すに比べ、
締付力の低下が繰り返し荷重の極く初期にのみわずかな
吊だけ発生するにづぎないことを示している。
基礎ボルト2のフランジ2bと分割カラー7との係合に
より締付力が発生しているどき、この締f」力の反力が
フランジ2bに上向きに作用している。
もし、7ランジ2bの剛性が小さいと、第5図に示され
るように、7ランジ2bは、上記反力のために破線で示
1ように上方向に変形してしまう。
この変形用に応じて締付力が減少し締付効率(実際の締
イ1力と基礎ボルトに及ぼした張力との比、すなわち締
付力/張力が大幅に低下してしまう。
したがって、このような締付効率の大幅な低下を招かな
いようにフランジの形状を選定することが肝要である。
第6図は、フランジの厚さtと基礎ボルトの軸径dとの
比t/dと、フランジ変形量δh@を−dの時のフラン
ジ変形量δhoで規格化した値δh/δhoとの関係を
示したグラフCあり、第7図は」ニ記比t/dど、締イ
;1効率δ(/δ0(δtは実際の締付応力でδ。はボ
ルトに作用した引張応力)との関係を示したグラフであ
る。これらのグラフから明らかなように、比j / d
を約0.7以上どり゛るど、7ランジの変形量1.1充
分小さなほぼ一定値となり、また締付効率もほぼ一定の
値0.8となる。したがって、7ランジの厚さtをボル
ト径dの約0.7倍以上に選定づることにより、フラン
ジの剛性を充分大きくでき、締(=J効率を大幅に向上
でさることが分かる。
なお、上記実施例にあっては、カラーをフランジとコン
クリートベースとの間に介挿するために、分割したカラ
ーを用いたが、もっと多数に分割したカラーを用いるこ
ともできる。また基礎ポルl〜のような締結部材を伸長
するのに、本実施例のように油圧を用いる代りに他の機
械的手段を用いてもよく、又は加熱伸長してもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、フラ
ンジを軸上に形成した基礎ボルトに引張簡単を作用さけ
て7ランジと締付面との間に分割カラーを圧入したから
、ねじを使った従来の締付は方法に比べC振動に対して
強く、また従来の応力集中の人さいねじ結合に比べて、
応力集中を著しく小さくでき、疲労強度の低下を大幅に
軽減できるとともに、ねじ結合に伴うゆるみがないので
、締イ・1カ低下も軽減でき、信頼性の高い重機械や重
構造物の製作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による基礎ボルトの締付は方
法を示した縦断面図、第2図は横軸に破断回数を、縦軸
に破断応力と引張り強さとの比をそれぞれとったグラフ
、第3図は上記実施例の改良例を示した縦断面図、第4
図は横軸に繰り返し数を、縦軸に締付応力と降伏応力と
の比をとったグラフ、第5図は基礎ボルトを示した正面
図、第6図は横軸にフランジ部の厚さtとボルト径dと
の比t/dを、縦軸に7ランジ変形量仕δh/δh を
それぞれとったグラフ、第7図は横軸に上記比t/dを
、縦軸に締付効率(1/δ。)をとったグラフ、第8図
は従来の締結構造を示した縦断面図、である。 1・・・コンクリートベース、2・・・基礎ボルト、2
b・・・フランジ、4・・・プーラ−ナツト、7・・・
分割カラ。 出願人代理人  猪  股    清 も I K 色2 図 眉沃Ftγcl]奴 53 図 64 図 罎譲い玖 65 図 ら6 図 ■L  會/d

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸上にフランジを有するボルトを固定した据付面上
    に植設し、このボルトに対して軸方向の引張荷重を作用
    させてボルトを伸長し、この伸長状態下のボルトのフラ
    ンジと上記据付面との間隙にその厚さがボルト伸長前の
    上記間隙より大きくかつ伸長時の上記間隙より小さく設
    定された分割可能なカラーを装着し、しかるのち、引張
    荷重を除荷してボルトの伸長状態を解除してボルトを締
    付け固定するようにしたことを特徴とするボルトの締付
    け方法。 2、上記ボルトのフランジの厚さはボルトの軸径の約0
    .7倍以上に設定したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のボルトの締付け方法。
JP15073484A 1984-07-20 1984-07-20 ボルトの締付け方法 Pending JPS6130381A (ja)

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JP15073484A JPS6130381A (ja) 1984-07-20 1984-07-20 ボルトの締付け方法

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6130381A true JPS6130381A (ja) 1986-02-12

Family

ID=15503244

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JP15073484A Pending JPS6130381A (ja) 1984-07-20 1984-07-20 ボルトの締付け方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010501875A (ja) * 2006-09-01 2010-01-21 アクチボラゲット エス ケイ エフ 一つもしくは複数のボルトの流体圧による緊締そして制御を行なう方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010501875A (ja) * 2006-09-01 2010-01-21 アクチボラゲット エス ケイ エフ 一つもしくは複数のボルトの流体圧による緊締そして制御を行なう方法及び装置

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