JPS61295421A

JPS61295421A - ガス湯沸器の能力調節装置

Info

Publication number: JPS61295421A
Application number: JP13575185A
Authority: JP
Inventors: Kazumi Tamada; 玉田　一実; Masahiko Yukimura; 幸村　正彦; Hiroshi Ito; 宏伊藤
Original assignee: Rinnai Corp
Current assignee: Rinnai Corp
Priority date: 1985-06-20
Filing date: 1985-06-20
Publication date: 1986-12-26
Also published as: JPH0354245B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（利用分野）本発明は湯温調節装置を具備する湯沸器の能力調ｍ装置
に関するものであり、湯量および湯温のｔｓｍ範囲を広
くできるようにして、水及びガスの無駄な消費を防止す
るものである。

（従来技術及びその問題点）ガス湯沸器の湯温調節装置として、すでに、実公昭５８
−２５２１４号公報に開示されたものがある。

この従来のものでは、第９図の如く、ガス回路（１）に
ガス量調節弁ガス量調節弁（１１）を設けるとともに水
回路（２）にも水量調節弁（２１）を設け、これら両方
の調節弁を連動機構（Ａ）により一定の連動関係に置い
たものである。

この従来のものでは、前記連動関係は、大水量−小ガス
量状態から小水量−大ガス量状態に変化させ得るように
設定されており、前者の設定条件で低温度の湯が多量に
採り出され、後者の設定条件では少量の高温度の湯が採
り出されることとなり、この間で湯温が調節できる。こ
の場合、水量のみを調節する形式のものに比べて湯温調
節範囲が広くなる。

他方、ガス湯沸器には、夏期を冬期とでバーナの燃焼能
力を切替えられるようにしたものがあり、この能力切替
装置は、ガス回路に挿入した絞り弁によって、ガス回路
の流量を大流量状態と小流量状態とに切かえられるよう
にしたものである。

この能力切替装置（Ｃ）と上記湯温調節装置（Ｂ）とを
第１０図のように組み合わせた場合には、再装置の操作
により、広い範囲で湯温と湯量を調節できる。

ところが、この場合には、能力切替装置（Ｃ）が最大流
量状態にあるときの湯温調節装置（Ｂ）による湯温調節
カーブと、他の流量状態にあるときの湯温調節カーブと
が同じ傾斜のカーブとならない、第１１図のように、湯
温調節装置（Ｂ）の操作つまみの操作量に対する湯温変
化量が、大能力状態と小能力状態とで相違する。

これは湯温調節装置（Ｂ）のガス量調節弁（１１）によ
る絞り効率が大能力状態と小能力状態とで相違するから
である。

（技術的課題）本発明は、このような、ガス回路（１）に挿入したガス
量調節弁（１１）と水回路（２）に挿入した水量調節弁
水量調節弁（２１）とを連動機構（Ａ）により連動させ
た湯温調節装置（Ｂ）を具備する湯沸器において、燃焼
能力を可変にして能力調整可能にした場合における湯温
調節装置による湯温変化度合を、いずれの能力状態にお
いても同じになるようにするため、ガス量調節弁（１１
）による絞り効率が能力調節によっては変化しないよう
にすることをその技術的課題とする。

（技術的手段）上記技術的課題を解決するために講じた本隼明の技術的
手段は、ガス量調節弁（１１）を前記連動機構（Ａ）か
ら独立して動作可能にするとともに、この独立動作によ
りガス量調節弁（１１）を所定の絞り状態にセットする
操作手段（３）を設け、この操作手段の操作部（４）を
上記湯温調節装置（Ｂ）の操作部と別個に設けたことで
ある。（第１図参照）（作用）本発明の上記技術的手段は次のように作用する。

ガス回路（１）に挿入されたガス量調節弁（１１）は、
操作手段（３）により連動機構（Ａ）から独立して動作
せしめられるとともに、この操作手段（３）は湯温調節
装置（Ｂ）の操作部とは独立して操作可能の操作部（４
）を持つ。

従って、操作部（４）の操作により操作手段（３）を最
大絞り状態（流量最小状態）にセットしたとぎ、ガス量
調節弁（１１）は連動機構（Ａ）から独立し、このガス
量調節弁（１１）の絞り状態のいかんにかかわらず、バ
ーナ（１０）へのガス流量が予め設定された一定流量と
なる。すなわち、最小能力状態では、ガス回路（りのガ
ス量が一定ガス量状態となり、この状態で湯温調節装置
（Ｂ）の操作量に応じて水回路（２）の流量が最大能力
状態におけると同様の比率で変化する。

上記の作用をグラフでみると、湯温調節装置（Ｂ）によ
るガス量の変化は、横軸を操作つまみの操作量とした場
合には、第２図の（Ｅ）のように設定されている。

他方、水回路（２）の流量は同図の（Ｆ）の変化を示す
ように設定されている。

最小能力状態では、ガス量は上記したように、一定であ
り、この値は前記ガス量変化の最小値と同じか又はそれ
以下に設定されているから、この場合のガス量と操作量
の関係は、同図の（ｅ）のようになる、従って、湯温は
、最大能力状態では。

（Ｇ）の線に沿って変化するとともに、最小能力状態で
は（ｇ）の線に沿って変化し、操作量に対する湯温変化
度合は前記各状態において水平部分を除いては同じとな
る。

上記いずれの状態においても、ガス量に対する水量の変
化度合が同じだからである。

（効果）本発明は上記構成であるから、次の特有の効果を有する
。

最小能力状態に切替えたときも、湯温調節装置の操作量
変化による湯温変化が、最大能力状態におけるそれと同
じになるから、湯温設定がやり易い。

（実施例）第３図〜第８図に示す実施例を以下に説明する第３図に
示す第１実施例は、連動機構（Ａ）としては、操作つま
み（５４）により水平移動せしめられるスライド杆（５
３）と、この両端に設けたローラーが対接するレバー（
５１）　、　（５２）とからなり、このレバー（５１）
がガス量調節弁（１１）に、レバー（５２）が水量調節
弁（２１）に、それぞれ対接する。

これらガス量調節弁（１１）と水量調節弁（２１）は、
ともにバネ（５５）により全開方向に付勢されているか
ら、スライド杆（５３）のローラーと前記各調節弁の間
に介在させた上記各レバーがスライド杆の動作に応じて
これら調節弁を絞り方向に移動すべくその弁軸の先端に
対接する。

次に、一方のレバー（５１）の自由端部には、操作手段
（３）としての押しボタン装置（３０）の出力軸（３１
）が対接し、押しボタン（３２）が既述の操作部（４）
となる操作機構が配設されている。

この押しボタンの装置（３０）の機構としては、公知の
ものが採用され１例えば、第１回目の押し操作により押
しボタン（３２）の出力軸（３１）が一定量押し込まれ
た状態にセットされ、第２回目の押し操作により、出力
軸（３１）が初期位置に復帰する形式の周知の機構が採
用できる。

従って、この実施例では、押しボタン（３２）の第１回
目の押し操作により、小能力状態となり、２回目の押し
操作で大能力状態に復帰することとなる。又、この場合
押しボタン（３２）を押し込んだ状態では、ガス量調節
弁（１１）は最大絞り状態（最小流量状態）にセットさ
れるように出力軸（３１）の動作量が設定されている。

ここで、押しボタン（３２）を押したときのガス回路（
１）のガス量が第２図のｃｅ）で示すガス量に設定され
る。

第４図に示す第２実施例のものは、上記第１実旌例を部
分的に変更したもので、操作部（４）によって動作せし
められる操作手段（３）として、レバー　（５１）の自
由端にカム（５５）を対接させる構成を採用したもので
、この場合には、カム（５５）の回動に応じて、湯温調
節装置（Ｂ）の操作から独立してガス量調節弁（２りが
最大絞り状態まで無段階に調節できることとなり、第５
図に示すような湯温調節が可能となる。

第６図〜第８図に示す実施例は、ガバナ方式のガス量調
節弁（１１）、水量調節弁（２１）を採用する湯温調節
装置（Ｂ）を具備させた湯沸器に実施したもので、ガバ
ナ（８１）、　（１３２）の弁体（６０）をガス回路（
１）と水回路（２）に挿入して、各ガバナの二次圧調整
バネ（Ｂ３）の付勢力をレバー（５１）、　（５２）を
介してスライド杆（５３）により連動状態で変化させる
ようにしたものである。

第６．７図のものでは、操作手段（３）としては、レバ
ー（５１）に対接するローラー（５６）の支持軸（５７
）をスライド杆（５３）に設けた筒部（５８）に進退自
在に保持させたものであり、この支持軸（５７）の突出
端が操作部（４）となる。

筒部（５８）と支持軸（５７）との関係は第７図の如く
であり、筒部（５Ｂ）に設けたＬ字状の係合溝（５８）
に支持軸（５７）に突設したビン（５０）が嵌入する構
成となっている。

この場合、ビン（５０）が係合溝（５９）に係合状態に
あるときには、大能力状態となり、この係合を外すと、
ローラー（５６）とレバー（５１）との連動関係が外れ
、小能力状態にセットされる。

第８図の実施例は、支持軸（５７）をスライド杆（５３
）に摺動可能に設けるとともにバネ（Ｓ）により一定の
付勢力が付与された構成とし、さらに、カム（５５）を
レバー（５１）に対接させる構成としたもので、第４図
の場合と同様に機能する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す説明図、第２図はこの場合
の湯温、ガス量、湯量の変化の一例を示すグラフ、第３
図は第１実施例の説明図、第４図は第２実施例の要部説
明図、第５図はこの場合の湯温、ガス量、湯量の変化を
示すグラフ、第６゜７図は第３実施例の説明図、第８図
は第４実施例の要部説明図、第９図、第１０°図は従来
例の説明図、第１１図は第１Ｏ図の場合の湯温変化を示
す説明図であり、図中。（１）φ・・ガス回路（２）・・・水回路　　　（２１）・拳・水量調節弁（
３）・・・操作手段　　（４）・・・操作部代理人　弁
理士　坂　上　好　博Ｔ４目ｆ′ｇ目 τｂ）図才＋ｏ　Ｉ￥１ σゝズ氷

Claims

【特許請求の範囲】

水回路（２）に挿入した水量調節弁（２１）とガス回路
（１）に挿入したガス量調節弁（１１）とを連動機構（
Ａ）により連動させた湯温調節装置（Ｂ）を具備するも
のにおいて、前記ガス量調節弁（１１）を前記連動機構
（Ａ）から独立して動作可能にするとともに、この独立
動作によりガス量調節弁（１１）を所定の絞り状態にセ
ットする操作手段（３）を設け、この操作手段の操作部
（４）を上記湯温調節装置（Ｂ）の操作部と別個に設け
たガス湯沸器の能力調節装置。