JPS6129405B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6129405B2 JPS6129405B2 JP10838481A JP10838481A JPS6129405B2 JP S6129405 B2 JPS6129405 B2 JP S6129405B2 JP 10838481 A JP10838481 A JP 10838481A JP 10838481 A JP10838481 A JP 10838481A JP S6129405 B2 JPS6129405 B2 JP S6129405B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- anchor bolt
- driving
- insertion hole
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 6
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Dowels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は気泡軽量コンクリートとか木製角材に
使用すると、従来のようにドリル孔開け作業を経
ることなく、直接打込固定が可能な省力タイプの
アンカーボルトに関するものである。
使用すると、従来のようにドリル孔開け作業を経
ることなく、直接打込固定が可能な省力タイプの
アンカーボルトに関するものである。
アンカーボルトは、従来、第５図の使用状態を
示す側面図にみられるように、まずドリル１によ
つてコンクリート７にアンカーボルト挿入孔２を
穿孔し(a)、次にコンクリート面取付材３をあてが
いながらアンカーボルト挿入孔２にアンカーボル
ト４を挿し込み(b)、そして金槌等でピン５上から
叩き込むと、(c)に示したようにピン５の先端がア
ンカーボルト先端部の割り６の部分を拡開してコ
ンクリートに固定される構造である。アンカーボ
ルトが従来このような構造であつたから、これを
使用するには必ず挿入孔の穿孔作業が必要であつ
た。ドリル等による穿孔作業は、金槌等による打
込作業と全く別種の作業動作を必要とする。前者
はコンクリート面に対するドリルの押圧作業が主
であり、後者は打撃作業である。そこで、この全
く異なる二種の作業を現場では、工具を持ち替え
ながら行つていたのである。従つて、作業能率が
非常に悪かつたのである。
示す側面図にみられるように、まずドリル１によ
つてコンクリート７にアンカーボルト挿入孔２を
穿孔し(a)、次にコンクリート面取付材３をあてが
いながらアンカーボルト挿入孔２にアンカーボル
ト４を挿し込み(b)、そして金槌等でピン５上から
叩き込むと、(c)に示したようにピン５の先端がア
ンカーボルト先端部の割り６の部分を拡開してコ
ンクリートに固定される構造である。アンカーボ
ルトが従来このような構造であつたから、これを
使用するには必ず挿入孔の穿孔作業が必要であつ
た。ドリル等による穿孔作業は、金槌等による打
込作業と全く別種の作業動作を必要とする。前者
はコンクリート面に対するドリルの押圧作業が主
であり、後者は打撃作業である。そこで、この全
く異なる二種の作業を現場では、工具を持ち替え
ながら行つていたのである。従つて、作業能率が
非常に悪かつたのである。
本発明者はドリル穿孔なしに、打込みの動作の
みによつて、従来と同様に強固に固定できる構造
のアンカーボルトについて種々検討した。その結
果、アンカーボルト先端を尖らせて、ボルト本体
内に挿通したピンの上端に、ピンの上端が隠れる
長さの打撃筒体を外挿した構造とすることによつ
て、コンクリートとか木材に直接打込みを可能と
したのである。すなわち、ハンマーで打込む際に
は、ピン上端に外挿した打撃筒体上端を叩くと、
ピンに打撃力が全く加わらないで、打撃筒体に加
わる打撃力はアンカーボルト本体にのみ加わり、
アンカーボルトの打込力として作用する。打込が
終了した時点で打撃筒体を外し、現われたピンの
頭を叩くと、ピンに加わる打撃力は、アンカーボ
ルト先端の割りの部分に作用して、この部分の拡
開をなすのである。そこで強固にコンクリートと
か木材に対して固着でき、種々の取付材を装着す
ることができるのである。
みによつて、従来と同様に強固に固定できる構造
のアンカーボルトについて種々検討した。その結
果、アンカーボルト先端を尖らせて、ボルト本体
内に挿通したピンの上端に、ピンの上端が隠れる
長さの打撃筒体を外挿した構造とすることによつ
て、コンクリートとか木材に直接打込みを可能と
したのである。すなわち、ハンマーで打込む際に
は、ピン上端に外挿した打撃筒体上端を叩くと、
ピンに打撃力が全く加わらないで、打撃筒体に加
わる打撃力はアンカーボルト本体にのみ加わり、
アンカーボルトの打込力として作用する。打込が
終了した時点で打撃筒体を外し、現われたピンの
頭を叩くと、ピンに加わる打撃力は、アンカーボ
ルト先端の割りの部分に作用して、この部分の拡
開をなすのである。そこで強固にコンクリートと
か木材に対して固着でき、種々の取付材を装着す
ることができるのである。
以下図面によつて詳細に説明する。
第１図は本発明のアンカーボルトの正面図であ
り、第２図は第１図のＡ−Ａ部断面図である。第
３図は第１図に示したものの分解斜視図である。
第４図は本発明品の使用状態を示す側面図であ
る。
り、第２図は第１図のＡ−Ａ部断面図である。第
３図は第１図に示したものの分解斜視図である。
第４図は本発明品の使用状態を示す側面図であ
る。
これらの図によつて明らかなように、本発明の
アンカーボルト１０は、上部がおねじ構造１１で
下部が尖つた打込尖端部１２のボルト本体に、下
部尖端部１２に数条の割り１３を入れ、内部にピ
ン挿通孔１４を設け、上部のおねじ構造部分には
ナツト１５が螺入され、ピン挿通孔１４には先端
が尖つた棒体のピン１６が挿通されている。割り
１３の設けられている打込尖端部１２は、従来の
ものがほぼボルト本体の軸と直角に切断された平
らな端面を有しているのに対して、本発明品は打
込に適した鋭角の尖端部としている。ピン１６は
アンカーボルト本体内に設けられたピン挿通孔１
４よりも長い。そしてピンの頭部は、従来品と異
なり、胴部分とほぼ同径である。ボルト本体外に
延長しているピン１６には、ピン１６の上端が隠
れる程度の長さを有した打撃筒体１７が外挿され
ているのである。
アンカーボルト１０は、上部がおねじ構造１１で
下部が尖つた打込尖端部１２のボルト本体に、下
部尖端部１２に数条の割り１３を入れ、内部にピ
ン挿通孔１４を設け、上部のおねじ構造部分には
ナツト１５が螺入され、ピン挿通孔１４には先端
が尖つた棒体のピン１６が挿通されている。割り
１３の設けられている打込尖端部１２は、従来の
ものがほぼボルト本体の軸と直角に切断された平
らな端面を有しているのに対して、本発明品は打
込に適した鋭角の尖端部としている。ピン１６は
アンカーボルト本体内に設けられたピン挿通孔１
４よりも長い。そしてピンの頭部は、従来品と異
なり、胴部分とほぼ同径である。ボルト本体外に
延長しているピン１６には、ピン１６の上端が隠
れる程度の長さを有した打撃筒体１７が外挿され
ているのである。
このような構造であるから、本発明品を使用す
ると、第４図に示したように、気泡軽量コンクリ
ートとか木製角材等に予め挿入孔を穿孔しておく
ことなく直接ハンマー１８で打込むことができ
る。その様子をａに示した。打撃筒体１７をピン
１６の上部へ外挿した状態でハンマー１８によつ
て叩くと、アンカーボルト１０はコンクリート中
へと打込まれる。打込が終了するとｂ図に示した
ように打撃筒体１７を取り去りピン１６を打込む
と、ｃに示したように打込尖端部１２が開拡す
る。このように、本発明品はハンマーによる打込
のみによつて目的を達することができるのであ
る。従つて、ドリル穿孔作業が不要となり作業性
が極めて良好なアンカーボルトを世に提供するこ
ととなつた点で意義有る発明と言える。
ると、第４図に示したように、気泡軽量コンクリ
ートとか木製角材等に予め挿入孔を穿孔しておく
ことなく直接ハンマー１８で打込むことができ
る。その様子をａに示した。打撃筒体１７をピン
１６の上部へ外挿した状態でハンマー１８によつ
て叩くと、アンカーボルト１０はコンクリート中
へと打込まれる。打込が終了するとｂ図に示した
ように打撃筒体１７を取り去りピン１６を打込む
と、ｃに示したように打込尖端部１２が開拡す
る。このように、本発明品はハンマーによる打込
のみによつて目的を達することができるのであ
る。従つて、ドリル穿孔作業が不要となり作業性
が極めて良好なアンカーボルトを世に提供するこ
ととなつた点で意義有る発明と言える。
第１図は本発明のアンカーボルトの正面図であ
り、第２図は第１図のＡ−Ａ部断面図である。第
３図は第１図に示したものの分解斜視図である。
第４図は本発明品の使用状態を示す側面図であ
り、第５図は従来品の同側面図である。 １０……本発明のアンカーボルト、１１……お
ねじ構造、１２……打込尖端部、１３……割り、
１４……ピン挿通孔、１５……ナツト、１６……
ピン、１７……打撃筒体。
り、第２図は第１図のＡ−Ａ部断面図である。第
３図は第１図に示したものの分解斜視図である。
第４図は本発明品の使用状態を示す側面図であ
り、第５図は従来品の同側面図である。 １０……本発明のアンカーボルト、１１……お
ねじ構造、１２……打込尖端部、１３……割り、
１４……ピン挿通孔、１５……ナツト、１６……
ピン、１７……打撃筒体。
Claims (1)
- １ 一端に締付ねじ部をそして他端に割りを設
け、かつ、ボルト本体内にピン挿通孔を設けて該
挿通孔に挿し込んだピンの打込みによつてボルト
本体先端が割りの部分から開拡してコンクリート
内に固着する構造のアンカーボルトにおいて、ボ
ルト本体先端部は尖らせて打込尖端部とし、ボル
ト本体外に延長したピン端部に該ピン端部よりも
長い打撃筒体を外挿してなるアンカーボルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10838481A JPS5813215A (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | アンカ−ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10838481A JPS5813215A (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | アンカ−ボルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5813215A JPS5813215A (ja) | 1983-01-25 |
| JPS6129405B2 true JPS6129405B2 (ja) | 1986-07-07 |
Family
ID=14483397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10838481A Granted JPS5813215A (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | アンカ−ボルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813215A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59117736U (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-08 | 旭化成株式会社 | Ａｌｃ板を用いた床 |
| JPS59117735U (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-08 | 旭化成株式会社 | Ａｌｃ板を用いた床 |
| JP2777623B2 (ja) * | 1993-10-12 | 1998-07-23 | 工業技術院長 | 有害ガス除去装置 |
| JP3291202B2 (ja) * | 1996-06-19 | 2002-06-10 | 株式会社ヤマヒロ | セルフドリリングアンカー |
| JP4511863B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-07-28 | サンコーテクノ株式会社 | アンカー |
-
1981
- 1981-07-11 JP JP10838481A patent/JPS5813215A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5813215A (ja) | 1983-01-25 |
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