JPS61293467A - 医療器具用栓体 - Google Patents

医療器具用栓体

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JPS61293467A
JPS61293467A JP60136184A JP13618485A JPS61293467A JP S61293467 A JPS61293467 A JP S61293467A JP 60136184 A JP60136184 A JP 60136184A JP 13618485 A JP13618485 A JP 13618485A JP S61293467 A JPS61293467 A JP S61293467A
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JP
Japan
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plug
medical device
protrusion
tapered
stopper
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JP60136184A
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原 道夫
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Terumo Corp
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Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■1発明の背景 技術分野 本発明は医療器具用栓体に関するものである。
詳しく述べると、人工透析用血液回路、血漿分離用血液
回路等のごとき医療用管状体にシリンジ、コネクタ等を
接合し得るアダプタ、三方活栓等に使用される液密性の
優れた医療器具用栓体に関するものである。
先行技術 人工透析用血液回路、血漿分離用血液回路等のごとき医
療用管状体は、通常、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂
で製作され、その先端には、ブライミングを行なう際に
輸液セット等へ接合するためのアダプタ、混注を行なう
ための活栓、例えば三方活栓、動静脈エアチャンバー内
の血液レベルを調整するためのアダプタ等の医療用管状
体が取付けられている。この医療用管状体には、シリン
ジ等の不接合時に該管状体の開口部を閉塞するため、塩
化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂で製作された栓体が取付
けられている。
このような栓体としては、従来、第7図に示すように、
管状体1の開口部2に、内面にねじ溝3を有するキャッ
プ状栓体4を螺着させる構造となっていた。
しかして、この管状体と栓体の機能としては、(a>包
装開封時には、管状体に栓体が螺着され、汚染を防止す
る、 (b)管状体使用後には、再度栓体を螺着して汚染を防
止する、 (C)管状体は使用されるチューブ類との連結が可能な
材質であることが必要である。
しかしながら、このような管状体構造の場合には、栓体
4と管状体1はいずれも硬質材料で形成され、かつ該栓
体4が管状体1の開口部2に螺着されているので液密性
が不充分であるという欠点があった。また、管状体1と
栓体4とが別体であるために栓体が紛失しやすいという
欠点があった。
Il、発明の目的 したがって、本発明の目的は、新規な医療器具用栓体を
提供することにある。本発明の他の目的は、人工透析用
血液回路、血漿分離用血液回路等のごとき医療用管状体
にシリンジ、コネクタ等を接合し得るアダプタ、三方活
栓等に使用される液密性の優れた医療器具用栓体を提供
することにある。
これらの諸目的は、硬質の雌型テーパ状口部を有する医
療器具の該雌型テーパ面に嵌合可能な雄型テーパ状部を
備えた可撓性の栓体であって、該栓体が該雄型テーパ状
部の外面の円周方向に連続した突条を形成して該医療器
具と該栓体とが液密に嵌合されるようにしたことを特徴
とする医療器具用栓体によって達成される。
これらの諸目的はまた、硬質の雌型テーパ状口部を有す
る医療器具の該雌型テーパ面に嵌合可能な雄型テーパ状
部を備えた可撓性の栓体でおって、該栓体が咳雄型テー
パ状部の外面に円周方向に連続した突条を形成して該医
療器具と該栓体とが液密に嵌合されるようにし、かつ該
栓体の該嵌合部以外の部分には該雌型テーパ状口部に外
嵌可能なリング部を一端に備えた栓体ホルダー部を連設
したことを特徴とする医療器具用栓体によっても達成さ
れる。
また本発明は、テーパ状部の外面に対する該突条上端部
の高さが0.03〜Q、’1mmである医療器具用栓体
である。ざらに、本発明は、突条の断面が台形状または
円弧状である医療器具用栓体である。本発明は、栓体と
栓体ホルダー部とが同一材料で一体的に形成されてなる
医療器具用栓体である。また、本発明は、栓体ホルダー
が口字状を呈してなる医療器具用栓体である。ざらに、
本発明は、リング部はその開口中心線を栓体の軸線に対
して垂直方向に有してなる医療器具用栓体である。
III 、発明の詳細な説明 本発明による医療器具とは、人工透析用血液回路、血漿
分離用血液回路等のごとき医療用管状体にシリンジ、コ
ネクタ等を接合し得るアダプタ、三方活栓等である。
つぎに、本発明による医療器具用栓体について、三方活
栓に取付ける場合を例にとって図面を参照しながら説明
する。すなわち、第1〜3図に示すように、硬質材料で
製作された三方活栓10の雌型テーパ状口部11に嵌合
可能な雄型テーバ上部12を備えた可撓性材料で製作さ
れた栓体13でおり、該栓体13は、該雄型テーパ状部
の外面に円周方向に連続した突条14が形成されている
本発明において、突条14とは、雄型テーパ状部と雌型
テーパ状口部を嵌合したときに充分な液密性を維持する
ことができる程度の形状ならびに大きさであれば限定さ
れない。この突条14の断面形状は第2図(B)に示す
ように台形状、第2図(C)に示すように円弧状、ある
いはその他の形状であってもよい。また、栓体13の外
面12に対する該突条14の上端部(頂部)15の高ざ
hの0.03〜0.1mm、好ましくは0.04〜O。
Q F3 mm、最も好ましくは0.04〜0.06m
mである。
なお、本発明において嵌合とは、雌型テーパ状口部と雄
型テーパ状部との嵌合および雌型テーパ状口部と突条と
の嵌合により液密性を保つことを意味する。
このような栓体13は、第1図および第3図に示すよう
に、硬質材料で製作された三方活栓10の雌型テーパ状
口部11に栓体13を挿入することにより該雌型テーパ
状口部11内面と該栓体13の雄型テーパ状部12外面
とが嵌合するだけでなく、該栓体13は可撓性材料で製
作されているので、該雄型テーバ状部12外周面に形成
されている突条14は、該雄型テーパ状部12が雌型テ
ーパ状口部11内を内奥部へ向って進行する間にその内
面と接触し、ざらに押圧力により内奥部へ進行するにつ
れて該突条14の先端部(頂部)15は雌型テーパ状口
部11の内面により押圧されて変形し、その反発力によ
り優れた液密性が得られるのである。なお、本発明にお
いて、可撓性とは押圧により変形された突条が、押圧が
解除されたのちに復元しようとする性状のことを意味す
る。
第4〜6図は本発明の他の実施例を示すもので、前記と
同様に三方活栓に取付け、た場合を例にとって説明する
と、硬質材料で製作された三方活栓10の雌型テーパ状
口部11に嵌合可能な雄型テーパ状部12を備えた可撓
性材料で製作された栓体13であり、該栓体13は該雄
型テーパ状部の外面円周上に連続した突条14が形成さ
れている。
この突条の断面形状は、前記のように台形状、円弧状、
おるいはその他の形状であってもよい。また栓体13の
外面12に対する該突条14の上端部(頂部)15の高
さは0.03〜O,’01mm、好ましくは0.04〜
0.06mmである。しかして、この栓体13には、そ
の端部に、該雌型テーパ状口部11に外嵌可能なリング
部16を一端に備えた栓体ホルダー部17が連設されて
いる。この場合、該栓体ホルダー部17の栓体付近に球
状、立方体状、板状、円柱状等の形状をしたハンドル部
1Bを形成させることが望ましい。しかして、栓体13
と栓体ホルダー17とは同一材料で一体的に形成させる
ことが望ましい。また、ハンドル部18も栓体13およ
び栓体ホルダー17と同一材料で一体的に形成させるこ
とが望ましい。この栓体ホルダー17は口字状を呈する
ように形成され、その両端にそれぞれ栓体13およびリ
ング部16が設けられていることが望ましい。また、こ
のリング部16の向きは、第5図に示すように、その開
口中心線を栓体13の軸線に対して垂直方向に有するよ
うに形成することが望ましい。
このような栓体13は、第4図および第7図に示すよう
に、硬質材料で製作された三方活栓10の雌型テーパ状
口部11に、栓体13に連設されているリング部16を
外嵌したのち、該雌型テーパ状口部11内に栓体1百を
挿入することにより該雌型テーパ状口部11内面と該栓
体13の雄型テーパ状部12外面とが嵌合するだけでな
く、該栓体13は可撓性材料で製作されているので、該
雄型テーパ状部に外周面に形成されている突条14は、
該雄型テーパ状部12が雌型テーパ状口部11内を内奥
部へ進行するにつれて該突条14の先端部(頂部)15
は雌型テーパ状口部11の内面により押圧されて変形し
、その反発力により優れだ液密性が得られるのである。
一方、該栓体13を外す場合には、ハンドル部18をに
ぎって引張ることにより容易に外すことができる。
なお、本発明において、雌型テーパ状口部を形成する硬
質材料としては硬質プラスチックス、金属、セラミック
ス、ガラス等があるが、好ましくは硬質プラスチックス
である。硬質プラスチックスとしては、硬質塩化ビニル
樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、
ABS樹脂、ポリアミド、ポリアセタール、ポリフェニ
レンオキサイド、ポリスチレン等がある。
また、栓体を形成する可撓性材料としては、軟質塩化ビ
ニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニリデン、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重
合体等の合成樹脂や天然ゴム、インプレンゴム、スチレ
ン−ブタジェンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム
等のゴムが必り゛、好ましくは軟質塩化ビニル樹脂であ
る。軟質塩化ビニル樹脂としては、例えば塩化ビニル樹
脂に、該樹脂100重量部に対して20〜80重量部、
好ましくは40〜60重量部の可塑剤が配合されたもの
がある。可塑剤としては、例えばジ−n−オクチルフタ
レート、ジー 2−エチルへキシルフタレート(DOP
) 、ジー 1−メチルへブチルフタレート、ジベブチ
ルフタレート等がある。この軟質塩化ビニル樹脂には、
カルシウム、亜鉛等の金属とステアリン酸、ラウリン酸
、リシノール酸、ナフテン酸等との金属石けん類が配合
される。また、必要によりエポキシ化大豆油、エポキシ
化アマニ油等のエポキシ化動植物油や滑剤、その他の酸
化防止剤が配合される。
つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する
実施例 第5図に示すように、雄型テーパ状部12の外周面に連
続した突条14を有する栓体13とリング部16とをそ
れぞれ各端に一体的に形成してなりかつ中間の栓体13
側付近にハンドル部18を有する栓体ホルダー17で連
続してなる栓体を軟質塩化ビニル樹脂で製作し、そのリ
ング部16を硬質ポリ塩化ビニル樹脂製の三方活栓10
に外嵌合したのち、密栓し、液洩れ試験を行なったとこ
ろ、第1表の結果が得られた。
なお、液洩れの有無は、水中に入れて0.4k(It/
Cm2の空気を吹込み、空気が洩れるか否かを肉眼で観
察した。
匿ユ1 笈色五盗亘(mm)   供試数 戊ユL蓋ユ瓦盈0.
02      10    6 0.03      10    1 0.04      10    0 0.05      10    0 0.06      10    0 0.07      10    0 0.08      10    0 ■9発明の具体的効果 以上述べたように、本発明は、硬質の雌型テーパ状口部
を有する医療器具の該雌型テーパ面に嵌合可能な雄型テ
ーパ状部を備えた可撓性の栓体であって、該栓体が該雄
型テーパ状部の外面に円周方向に連続した突条を形成し
て該医療器具と該栓体とが液密に嵌合されるようにした
ことを特徴とする医療器具用栓体であるから、該栓体を
該雌型テーパ状口部に挿入した場合、雌雄両テーパ状部
が嵌合するとともに、前記突条の頂部が雌型テーパ状口
部内面に押圧されて栓体が変形し、その反発力により強
力な液密性が得られる。
また、本発明は、硬質の雌型テーパ状口部を有する医療
器具の該雌型テーパ面に嵌合可能な雄型テーパ状部を備
えた可撓性の栓体であって、該栓体が該雄型テーパ状部
の外面に円周方向に連続した突条を形成して該医療器具
と該栓体とが液密に嵌合されるようにし、かつ該栓体の
該嵌合部以外の部分には該雌型テーパ状口部に外嵌可能
なリング部を一端に備えた栓体ホルダー部を連設したこ
とを特徴とする医療器具用栓体であるから、前記のごと
き優れた液・密性を有しているばかりでな(、リング部
を外嵌することにより栓体の紛失や汚染の心配はなくな
る。また、リング部はその開口中心線を栓体の軸線に対
して垂直方向に形成すれば、このリング部を雌型テーパ
状口部に外嵌した際にねじれ力が発生し、これにより栓
体にはその軸線を中心に回転する方向に力が作用するの
で、栓体の脱落の心配は全くなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による栓体の使用例を示す平面図、第2
図(A>は栓体の側面図、第2図(B)は第2図(A)
のA部拡大図、第2図(C)は第2図(A>の別の例を
示す拡大図、第3図は栓体の使用状態を示す断面図、第
4図は栓体の他の例の使用例を示す平面図、第5図は栓
体の側面図、第6図は栓体の使用状態を示す断面図であ
り、また第7図は従来の栓体の使用例を示す断面図であ
る。 10・・・三方活栓、 11・・・雌型テーパ状口部、
12・・・雄型テーパ状部、  13・・・栓体、14
・・・突条、   15・・・突条上端部、16・・・
リング部、 17・・・栓体ホルダー、18・・・ハン
ドル部。 特許出願人     テルモ株式会社 第1図 第2図   第3図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硬質の雌型テーパ状口部を有する医療器具の該雌
    型テーパ面に嵌合可能な雄型テーパ状部を備えた可撓性
    の栓体であって、該栓体が該雄型テーパ状部の外面に円
    周方向に連続した突条を形成して該医療器具と該栓体と
    が液密に嵌合されるようにしたことを特徴とする医療器
    具用栓体。
  2. (2)テーパ状部の外面に対する該突条上端部の高さが
    0.03〜0.1mmである特許請求の範囲第1項に記
    載の医療器具用栓体。
  3. (3)突条の断面が台形状である特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載の医療器具用栓体。
  4. (4)突条の断面が円弧状である特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載の医療器具用栓体。
  5. (5)硬質の雌型テーパ状口部を有する医療器具の該雌
    型テーパ面に嵌合可能な雄型テーパ状部を備えた可撓性
    の栓体であって、該栓体が該雄型テーパ状部の外面に円
    周方向に連続した突条を形成して該医療器具と該栓体と
    が液密に嵌合されるようにし、かつ該栓体の該嵌合部以
    外の部分には該雌型テーパ状口部に外嵌可能なリング部
    を一端に備えた栓体ホルダー部を連設したことを特徴と
    する医療器具用栓体。
  6. (6)テーパ状部の外面に対する該突条上端部の高さが
    0.03〜0.1mmである特許請求の範囲第5項に記
    載の医療器具用栓体。
  7. (7)突条の断面が台形状である特許請求の範囲第5項
    または第6項に記載の医療器具用栓体。
  8. (8)突条の断面が円弧状である特許請求の範囲第5項
    または第6項に記載の医療器具用栓体。
  9. (9)栓体と栓体ホルダー部とが同一材料で一体的に形
    成されてなる特許請求の範囲第5項ないし第8項のいず
    れか一つに記載の医療器具用栓体。
  10. (10)栓体ホルダーはコ字状を呈してなる特許請求の
    範囲第5項ないし第9項のいずれか一つに記載の医療器
    具用栓体。
  11. (11)リング部はその開口中心線を栓体の軸線に対し
    て垂直方向に有してなる特許請求の範囲第10項に記載
    の栓体。
JP60136184A 1985-06-24 1985-06-24 医療器具用栓体 Pending JPS61293467A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63189254U (ja) * 1987-05-29 1988-12-05
JPH04200566A (ja) * 1990-11-30 1992-07-21 Nikkiso Co Ltd 血液回路分岐管装置
JP2010029381A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Nippon Sherwood Medical Industries Ltd キャップ付き医療用活栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS435742Y1 (ja) * 1966-03-03 1968-03-13
JPS59118159A (ja) * 1982-12-24 1984-07-07 テルモ株式会社 医療用管状体

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