JPS61293447A

JPS61293447A - 衝撃波砕石装置

Info

Publication number: JPS61293447A
Application number: JP60135323A
Authority: JP
Inventors: 宍戸　芳雄
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1985-06-21
Filing date: 1985-06-21
Publication date: 1986-12-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は人の尿管や腎臓に発生す°る結石を衝撃波マ破
砕する衝撃波砕石装置に関する。

〔従来技術〕

人間が直接水槽に浸シ、Ｘ線による透視下で結石の位置
を調べ、水中で衝撃波を発生させ。

この衝撃波を上記結石に集束させて体外よシ非切開的に
破砕する装ａｌｌが知られている（％開昭５９−８８１
４６号公報）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記装置では人を浸す大きな水槽が必要であシ、大がか
夛で場所も広くとる。また５人を水槽に浸すだけにその
患者に不安感を与える。結石位置の検出はＸ＠透視によ
るため、Ｘ線被曝があるので連続して長時間の透視使用
は危険である。また、使用する衝撃波は音波であるのに
対し結石の位置検出はＸＭを使用するため、衝撃波の通
過しやすい方向まで発見できず、効率の悪いまま使用す
る°場合がある。

Ｃ問題点を解決するための手段〕衝撃波の発生源１４と超音波断層像検出器１５を液状の
超音波伝達媒体１２とともに可撓性の袋１１に内包し、
この袋１１を人体２の表面に当て位置制御手段で位置会
せする衝撃波砕石装置である。

〔作用〕検出器１５による超音波断層像で観察して結石の位置を
確認し１位置制御手段でその位置に衝撃波の集束点を合
わせ、衝撃波を発生して砕石する。

〔実施例〕

第１図ないし第５図は本発明の第１の実施例を示すもの
である。第１図はその衝撃波砕石装置の全体的な構成を
示す。同図中１は人体２が横になる通常のベッドまたは
手術台である。こＯ手術台１■上方には支持装置３に吊
持されたヘッド４が設けられている。支持装置３は本体
５に立設された支柱６の上端【水平に配置されたアーム
７を取シ付けてなシ、このアーム７の先端には枢着した
支持杆８を介して上記ヘッド４を取り付けたものである
。そして、上記アーム７は上下および水平方向の回転が
自由であル、アーム７は水平方向Ｑ進退移動が自由であ
る。

また、支持杆８は水平な軸を中心として自由に回動でき
る。しかして、上記ヘッド４は三次的に任意の位置を選
択できるとともに水平な軸を中心として回動できる。

上記ヘッド４には下方へ開口する楕円球面状の反射面１
０を形成してなり、この開口の周縁には可撓性０袋１１
が、液密的に固定されている。

つまシ、こ０袋１１の内部は反射面１００開口内部分と
連通している。そして、この内部には液状の超音波伝達
媒体１２が充填されている。

上記袋１１には給排用チューブ１３が連通接続され、そ
の給排用チェーブ１３は本ｆ＄５内に設けられる給排液
ポンプＩＱに連通している。

そして、これらは給排液ポンプ１ｏにょシ上記袋１１に
超音波伝達媒体１２を給排制御することにより人体２の
表面に当接する袋１１を膨縮し１人体２に対するヘッド
４の位置を微調整する位置ｆｒｉ制御手段ｔ−構成して
いる。

また、上記袋１１内には衝撃波発生手段の発生源１４と
超音波断層像を得るための検出器１５とが内包されてい
る。発生源１４は反射面１０の焦点に位置して設けられ
、これよシ生じた衝撃波はその反射面ノ□で反射するこ
とにょ）他方の焦点に集束するようになっている。上記
検出器１５は第１図で示すように複数個設けら五、その
各先端は上記衝撃波の集束点に向けられ、ている、そし
て、各検出器１５により超音波を出射し、また、その反
射波を受信する。また、この各検出器１５は第２図で示
すように断層像検出装置１６に接続されてお夛、各検出
器１５で得た信号をコンビエータ処理で超音波断層像を
立体的に構成する映像信号としてモニタ１７に送シ、そ
の超音波断層像を映し出す、また、これは中央制御装置
１８にょシ制御される。

なお、上記モニタ１７は支持装置ｔ３のアーム７に回動
自在に支持される。

一方、上記発生源１４は第３図で示すように構成されて
いる。すなわち、外套バイブ２ｏ内に耐熱電気絶縁性の
電極支持棒２ノをスライド自在に設けてな）、上記外套
パイプ２ｏはヘッド４を水平方向へ貫通している。さら
に、電極支持棒２ノには上面部において放電ギャップ２
２を形成した一対の電極２３を一定間隔で設けてなシ１
反射面１０の焦点に位置した電極２３はそれぞれ電極端
子２４に接続されるようになっている。電極端子２４は
電気絶縁カックー２５により被覆されており、さらに、
コード２６を介して外部端子２７に接続されている。

この外部端子２７は第２図で示す衝撃波発生装置２８に
接続されていて、衝撃波発生スイッチ２９（Ｄ操作によ
り中央制御装置Ｊ８から指令を受けて放電時高電圧を供
給する。

また１反射面１０ｃ）焦点に位置する外套ノくイブ２０
（Ｄ部分は開口されておシ、この開孔部３１から放電す
る電極２３の放電ギャップ２２の部分が露出するように
なりでいる。さらに。

電極支持棒２１の一方の側面にはそのスライド方向に沿
って長い位置決め溝３２が刻設されている。この位置決
め溝３２には外套パイプ２０に設けたビン３０が嵌シ込
み、電極支持棒２１の回転を防止している。また、電極
支持棒２）の他方の側面には各電極２３の設置間隔ごと
にクリック穴３３が刻設されている。そして、外套パイ
プ２Ｑにはそのクリック穴３３に係止するクリックピン
３４が設けられている。このクリックピン３４はスプリ
ング３５により上記りリツ２穴３３に嵌夛込む方向へ付
勢されている。

つま夛、クリックビン３４にクリック穴３３を係止させ
ることによりミ極２３の位置を定めるクリック機構を構
成している。

また、第５図で示すように上記電極２３の放電ギャップ
２２の左右部分にはそれぞれ凹部３６が形成されている
。

なお、前記給排液ポンプＩＱは第２図で示すよりに中央
制御装置１８に接続された位置制御装置１ｉｊ　７ＫＪ
ニジその動作が制御されるようになっている。

次に、上記衝撃波砕石装置０作用について説明する。

まず１手術台１に人体（患者）２を乗せて横にさせる。

この後で支持装置３を操作してヘッド４を人体２の真上
に近づける。そして１袋１１を人体２の上面に当て結石
２９が予想される部位にその衝撃波の集束点をできるだ
け近づけるりも夛で位置決めする。

ついで、断層像検出装置１６を作動し、各検出器１５か
ら超音波を発受信して超音波断層像をモニタ１７に映し
出す。そして、この立体的な超音波断層像を見て結石２
９の位置を確認し、また、その結石２９の大きさを測定
する。

結石の位置が衝撃波の集束位置からずれているときには
位置制御装置３７により給排液ボング１０を作動して、
給排用チューブ１３を通じて袋１１に超音波媒体を給排
する。これにより袋１ノのわずかに膨縮して人体２に対
するヘッド４Ｑ位置を微調整する。そして、結石の位置
と衝撃波の集束位置が一致したところで衝撃波発生スイ
ッチ２９を操作し、衝撃波発生装置２８により電極２３
に高電圧を供給する。電極２３は放電し、衝撃波を発生
する。この衝撃波は反射面１０によ）集束され、結石２
９を破砕する。

一定回数使用した電極２３は順次交換される。

すなわち、外套パイプ２０内の電極支持棒２１をスライ
ドさせることにより新しい電極２３を反射ＷＪ７　ＱＣ
）焦点に位置させる。この位置にくるとクリック穴３３
にクリックビン３４が嵌シ込みそ■位置に保持する。ま
た、！極端子２４に接触して通電可能な状態となる。

なお、超音波による観察は衝撃波を発生させる間を除い
て全時間観察可能である。このため砕石状況も把握しや
すい。さらに、モータ１７ｏＶＴＲ記録も容易である。

また、衝撃波発生中も像をフリーズすることで静止画像
で観察可能である。

第６図ないし第８図は本発明の第２の実施例を示す。こ
■実施例は衝撃波発生手段の発生源として電極２３によ
る放電ギャップ２２の代シに小量の火薬４０を用いたも
のである。つまυ、電極２３への通電による発熱によっ
てその火薬４０が発火点に達して急激な爆発を起しその
ときの圧力波（衝撃波）で砕石を行なう。また。

火薬４０が不用意に爆発しないようにその表面からの引
火を防止するため、火薬４０の表面には耐熱素材のコー
テング４１を施こしである。

その他については第１の実施例と同様である。

第９図は本発明の第３の実施例を示すものである。この
実施例は超音波位置検出器４５を衝撃波の発生源４６よ
シも人体２に近い部位に配置したものである。これによ
り上記発生源４６尋の衝撃波発生手段が超音波断層像観
察の妨げにならないようにした。

第１０図は本発Ｑ１１１２）ｇ４の実施例を示す。この
実施例は超音波位置検出器５Ｑを反射面ＩＱの焦点位置
設ける発生源１４に交叉する位置に対し出入れ自在とす
る。超音波はその反射面に向けて発受する。これにより
発生源１４からの衝撃波の伝達経路と超音波位置検出器
５ｏからの超音波Ｑ伝達経路をほぼ同じくすることで。

各伝達経路の妨害要因を同条件として衝撃波の伝達効率
の向上と衝撃波の集束位置精度■向上を図る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は衝撃波も伝達可能な液状の
超音波伝達媒体を収容するとともに人体の表面に当る袋
を設け、この袋に発生源および、検出器を内包すること
で１人体を浸す大がかフな水槽が不要であシ１患者に不
安感を与えることなく使用できる。また、衝撃波と同様
の音波で結石の位置検出（超音波断層像観察）を行なり
ため、衝撃波の集束位置精度を向上できる。また、超音
波により結石の位置検出を行なうため、腸内空気による
損失や骨の存在などもわかシ衝撃波の通）易い方向を見
つけることが可能であシ、効率よくその衝撃波のパワー
を結石に集中させることが容易である。

さらに１重要な点は超音波による位置検出であるため、
Ｘ線の被爆がなく、安全性が高い。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の実施例の全体構成図、第２図は同じくそ
の電気系統図、第３図は同じく衝撃波発生手段部の断面
図、第４図は第３図中ＩＶ−■線に沿う断面図、第５図
は同じくその発生源部の平面図、第６図は第２の実施例
における衝撃波発生手段部の断面図、＃！７図は第６図
中■−■線に沿う断面図、第８図は同じくその発生源部
の平面図、第９図は第３の実施例における要部の正面断
面図、第１０図は第４の実施例における要部の側断面図
である。１・・・手術台、２・・・人体、３・・・支持装置、１
０・・・反射面、１ノ・・・袋、１２・・・超音波伝達
媒体、１３・・・給排用チューブ、１４・・・発生源、
１５・・・検出器、２２・・・放電ギャップ、２３・・
・電極、２８・・・衝撃波発生装置、４０・・・火薬、
４５゜５０・・・検出器。出願人代理人　弁理士　　坪　井　　　淳第１図第２図第３図第６図第７図　　　第８図第９図第１０図１　　　％０・　８カ２９　　Ｅｌ（１１特許庁長官　
　　宇　賀　道　部　殿１、事件の表示特願昭６０−１３５３２３号２、発明の名称＃撃波砕石装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人名称（０３７）　　オリンパス光学工采株式会社４、代
理人５、自発補正除する。明細書第１Ｄ頁第１０行目の「・・・である。」の次に
「また、超音波検出器１５を複数個設けることで、その
超音波断層像を合成し、立体的超音波断層像とすること
ができるので砕石状況を適確につかめ、結石２９を残さ
ず全て砕石することが可能である。」を加入する。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）体外で衝撃波を発生させて人体内結石を破砕する
衝撃波砕石装置において、衝撃波発生手段の発生源と、
超音波断層像を得るための検出器と、この発生源および
検出器を液状の超音波伝達媒体とともに内包する可撓性
の袋と、この袋を人体の表面に当て衝撃波の集束点を、
超音波断層像で観察して確認した結石の位置に合わせる
位置制御手段とを具備してなることを特徴とする衝撃波
砕石装置。
（２）上記検出器は衝撃波の集束位置に向うように位置
決めされていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
に記載の衝撃波砕石装置。
（３）上記検出器は衝撃波を反射して集束する楕円反射
面の一方の焦点に位置することを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載の衝撃波砕石装置。
（４）上記位置制御手段は袋に液状の超音波伝達媒体を
給排することにより位置調整することを特徴とする特許
請求の範囲第１項に記載の衝撃波砕石装置。
（５）衝撃波発生手段の発生源として火薬を用い、この
火薬を爆発させたときの圧力波により衝撃波を得ること
を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の衝撃波砕石
装置。
（６）上記衝撃波発生手段の発生源は新しいものと交換
自在であることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
載の衝撃波砕石装置。