JPS61291134A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、トレーナ−やＴシャツ等の衣服に版型を用い
て文字や図形を印刷するための印刷装置に関する。

〔従来技術とその問題点〕

トレーナ−やＴシャツ等の衣服に文字や図形を印刷する
場合には、印刷板□であるシルクスクリーンに所定の文
字、図形の形の穴を焼き化けによって形成し、衣服の印
刷する面にこのシルクスクリーンを置き、シルクスクリ
ーンの上に一色のインフラのせ、ゴムぼけによってこれ
を押圧しつつ広げ延ばし、図形の穴からインクが落し出
され、その部分の服地が着色されるようにして行われる
。

多色刷りを行う場合には、異なる形の穴が形成された複
数のシルクスクリーンに各々対応する色のインクを用い
て、前記−色刷りと同様の手順で複数回の印刷作業を行
う。また、１枚のシルクスクリーンの必要な個処各色の
インクをのせ、これを押圧板で押圧し各インクが同時に
押出され、各部分の服地が同時に多色に着色されるよう
にして　。

行う方法もある。さらに上記２つの方法の各々の欠点を
補うために、２つの方法を組み合わせた方法で行うこと
もある。

このような方法によって印刷する場合、特に多色刷りの
場合には、版型の正確な位置合わせが必要となる。従来
、版型の位置合わせは、刷り板の所定位置に版型の原紙
を置き、目視により版型をこれに一致する位置に調節し
、固定することにより行っていた。

しかし刷り板が木製や金属製の不透明な材質であり、真
−Ｌから目視して原紙と版型を一致させるのが困難であ
ったため、位置合わせの作業を能率的に行うことができ
なかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消し、シルク
スクリーン等の印刷板の位置合わせを正確かつ容易に行
うことができる印刷装置を提供することにある。

〔発明の詳細な説明〕

このような目的は、以下に示す本発明によって達成され
る。

すなわち、第１の発明は、透明板−にの一方の側部に少
なくとも１個の印刷板取付部を有する印刷板支持手段を
透明板の他方の側部−１−で印刷が行えるよう設け、前
記透明板の印刷部分の下面側に光源を設けたことを４Ｎ
徴とする印刷装置である。

第２の発明は、基板−１−にこの基板との間に空間を介
在して設層される透明板と、少なくとも１個の印刷板取
刺部を有する印刷板支持手段とを設け、透明板上で印刷
が行えるよう、印刷を行う透明板部分下方空間に光源を
設けたことを特徴とする印刷装置である。

〔発明の具体的構成〕

以下、本発明の印刷装置について、添付図面に示す好適
実施例に即して詳細に説明する。

第１図、第２図および第３図に示すように、本発明の印
刷装置１には、衣服をのせて、あるいはかぶせて印刷を
行うための刷り板として透明板２を用いる。

この透明板２を用いることにより、光源５より発せられ
光を透過させ、印刷板９の位置合わせが容易にできるよ
うになる。

用いる透明板としては、ガラス板や、アクリル樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリカーボネーｌ−樹脂、ポリプロピ
レン樹脂、ポリエステル樹脂、スチロール系樹脂、酢酸
ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂等の透明樹脂板が用いられ
る。この透明板２は、光源５からの光によって透明板の
上に置いた原紙のデザインの陰影が目視可能な程度の透
過率を有していればよく、半透明板であってもよい。

この透明板２の形状は、第１図〜第３図に示す例では衣
服の装着を容易にするためにホームベース形となってい
るが、その他矩形等の形状であってもよい。

またこの透明板２の厚みは印刷時の押圧に耐え得る強度
等を考慮して決定される。

特許請求の範囲第１項に記載の発明では、透明板２は、
透明板２の下面に取り付けられた脚部６．７によって支
持されている。これにょて透明板２の下面側に光源５を
設置するための空間を確保している。

特許請求の範囲第３項に記載の発明では、透明板２は、
脚部６によって支持されており、脚部６は基板８に固着
されている。そして透明板２と基板の間は空間を有して
おり、ここに光源５が設置される。さらに、透明板２と
後述する印刷板支持手段３が各々分離して基板８１に設
置されているため、透明板２の先端から末端まですっぽ
りと衣服をかぶせることができ、衣服のたるみを生じる
ことなく良好な印刷を行うことができる。

なお、本発明の透明板２を支持する脚部６は、透明板２
に衣服をかぶせるのに支障のない形状および位置に設け
ることが好ましい。　。

本発明の印刷装置１は、印刷板９を支持するための印刷
板支持手段３を有する。

特許請求の範囲第１項に記載の発明では、第１図および
第２図に示すように印刷板支持手段３は透明板２上に設
置されており、特許請求の範囲第３項に記載の発明では
、第３図に示すように印刷板支持手段３は基板」二に透
明板２と分離して設置されている。

この印刷板支持手段３は、少なくとも１個の印刷板取刺
部３１を有しており、この印刷板取付部３１は、ポルｌ
−締めやあるいは他の手段によって印刷板９を挟持する
ことができるようになっている。

第１図に示す例では、１個の印刷板取刺部３１が設けら
れており、第２図および第３図に示す例では、４個の印
刷板取イづ部３１が対象に回転可能な回転板３２に設け
られている。１個の印刷板取刺部の印刷装置では、色を
変えるごとに印刷板を印刷板取刺部の所定位置に取すイ
］け直して多色刷りを行い、複数個の印刷取付部３１を
有する印刷装置では、あらかじめ各印刷板取付部３１に
異なる印刷板を取り付けておき、回転板３２を順次回転
させて印刷板を択一的に使用し多色刷りを行なお回転板
３２は、」−下方向に移動可能とすることもできる。

この印刷板取刺部３１は、透明板２や回転板３２等に対
して回動可能に支持されており、これにより印刷板取イ
リ部３１に取り付けられた印刷板９な服地に接着させた
り、服地上方に離脱させたりすることができるようにな
っている。さらに印刷板取付部３１にはばね３３等の弾
性体が取り付けられており、ばね３３の弾性力により通
常は印刷板９が上方に位置するようになっている。

第２図および第３図に示すように、回転板３２に複数の
印刷板取（づ［３１が設けられている場合には、透明板
２または基板８に取り伺げたガイド４によって印刷板取
付部３１の位置合わせ時及び印刷時におけるずれを防止
している。

ガイド４は、その先端に取り付けられたガイドローラ４
１によって、印刷板取刺部３１の後部に形成された小板
３１０を誘導し、係止するように構成されている。

ガイド４の形状、寸法、設置数、設置位置については、
諸条件に対応して適宜決定される。

このような印刷板取付部３１に取り付けられる印刷板９
は、通常枠にシルクスクリーンを張った版型であるが、
多色刷りが一度にできるシルクスクリーンの版型とこの
版型を押圧する抑圧板とを備えた印刷板であってもよい
。

第１図〜第３図に示すように透明板２の下面側の空間に
は、白熱電球や、蛍光燈等を用いた光源５が配置されて
いる。この光源５から発せられた光が透明板２を透過し
、透明板２上に置かれた原紙のデザインの陰影を映し出
し印刷板の位置合わせを容易に行うことができる。

〔発明の作用〕 本発明の印刷装置は、あらかじめ印刷する所定位置に位
置合わせを行った印刷板９を透明板９にかぶせられた衣
服の印刷する面に押しあて、所望のインクを印刷板のシ
ルクスクリーン」−にゴムぼけで延ばすと、シルクスク
リーンに形成された図形の穴からインクが押し出されイ
ンクがその部分の衣服に付着して印刷を行うものである
。

印刷板９の位置合わせは、透明板２の上に文字等の図形
が描かれた原紙と印刷する所定位置に置き、透明板の下
面側に設置された光源５により光を照則し、この光によ
って浮き出された図形の陰影を真上から目視し、この陰
影に印刷板９のシルクスクリーンに形成された同一図形
の穴を一致させ、この位置で印刷板９を印刷板取刺部３
１に固定することにより行う。

複数の印刷板を用いて多色刷りを行うに際し。

第１図に示す印刷板取付部を１個有する印刷装置では、
印刷する色を変える毎に異なる印刷を取り付は直して使
用し、第２図または第３図に示す複数の印刷板取付部を
有する印刷装置では、あらかじめ各印刷板取付部３１に
位置合ゎせをして取り付けた印刷板を回転板３２の回転
により択一的に使用することにより印刷を行う。後者の
場合には、ガイド４のがイドローラ４１が印刷板取付部
３１が下障したとき、これに形成された小板３１０を誘
導し、係止して印刷板取刺部３１のずれを防１トしてい
る。

印刷板取付部３１は、ばね３３の弾性力によって上方に
力を受けており、通常の状態ではこれに取り付けられた
印刷板９が服地−Ｌ方に離脱するようになっている。そ
して、位置合わせ時や、印刷時には、印刷板９が押圧さ
れ下降する。

〔発明の効果〕

本発明の印刷装置によれば、刷り板を透明板で構成し、
光源を設けたことで原紙に描かれたデザインの陰影がは
っきりと映し出されるので印刷板の位置合わせな正確か
つ容易に行うことができる。

また、本発明の印刷装置は、製造が容易であり、製造コ
ストも安価である。

さらに特許請求の範囲第３項に記載の発明では、基板−
Ｉ−に透明板と印刷板支持手段が分離して設けられてい
るので、透明板に衣服をかぶせたときに衣服のたるみを
生じることなく、良好な印刷を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、特許請求の範囲第１項に記載の印刷装置の斜
視図である。 第２図は、特許請求の範囲第１項および第２項に記載の
印刷装置の斜視図である。 第３図は、特許請求の範囲第３項および第４項に記載の
印刷装置の斜視図である。 符号の説明 １・・・印刷装置、２・・・透明板、

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）透明板上の一方の側部に少なくとも１個の印刷板
   取付部を有する印刷板支持手段を透明板の他方の側部上
   で印刷が行えるよう設け、前記透明板の印刷部分の下面
   側に光源を設けたことを特徴とする印刷装置。
2. （２）印刷板支持手段が、回転板に複数の印刷板取付部
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   の印刷装置。
3. （３）基板上にこの基板との間に空間を介在して設置さ
   れる透明板と、少なくとも１個の印刷板取付部を有する
   印刷板支持手段とを設け、透明板上で印刷が行えるよう
   、印刷を行う透明板部分下方空間に光源を設けたことを
   特徴とする印刷装置。
4. （４）印刷板支持手段が、回転板に複数の印刷板取付部
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載
   の印刷装置。