JPS612893A - 洗濯機用タイムスイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とする。

（産業上の利用分野）　この発明は脱水機付の洗濯機に
おいて、洗濯用モータの作動時間を制御すると共に、そ
の場合において洗濯用モータの正逆反転の制御を行ない
、更に、脱水用モータの作動時間の制御をも行ない得る
ようにしである洗濯機用タイムスインチに関するもので
ある。

（従来の技術）　この種の洗濯機用タイムスインチにあ
って洗濯タイムスイッチ用カムと反転用カムと脱水タイ
ムスイッチ用カムとを一つの軸上に並べて設け、更に上
記各カムの側方に、タイマモータからの回動力を各カム
に伝える為の歯輪列を配設した構造のものは、タイムス
イッチの高き寸法が大きくなって［７１って、洗濯機に
おける前面パネルと洗濯槽あるいは脱水槽との間の狭い
スペースに配置することが困難となる問題点があった。

この問題点を除くべく、上記三つの制御の為の機構を二
つのユニットに分離してそれらを相互に異なる場所に配
置する試みもなされたが、そのようにするとユニット相
互の接続に煩雑さを持たらす問題点があった。

（発明が解決しようとする問題点）　この発明は上記従
来の問題点を除き、一つのユニットのタイムスイッチで
上記３種類の制御を行なうことができ、しかもそのよう
なものであっても洗濯機における狭い場所への配置がで
きるようにした洗濯機用タイムスイッチを提供しようと
するものである。

本願発明の１４成は次の通りである。

（問題点を解決する為の手段）　本願発明は前記精求の
範囲記載の通りの手段を講じたものであってその作用は
次の通りである。

ゝ　　　　　　　　　　（作用）　洗濯タイムスイッチ
用カム、脱水夕・−ムスイッチ用カム、反転用カムは、
タイマモータにより夫々第１、第ユ、第３の歯輪列を介
して夫々定速回動制御され、夫々洗濯用モータの作動時
間、脱水用モータの作動時間、洗濯用モータの正（実施
例）　以下本願の実施例を示す図面について説明する。

第１図乃至第３図に示されるタイムスイッチＡにおいて
、１はケース、２Ｆｉ第１主軸として例示する洗濯タイ
ムスイッチ用主軸で、ケース１に設定方向Ｏａ及び復帰
方向Ｏｂへの回動を自在に取付けである。３は主軸２に
一体回動可能に付設した第１カムとして例示する洗濯タ
イムスイッチ用カムを示す。このカム３は二つのカム３
ａ、３ｂから成り、その周囲には停止部４を備える。５
は洗濯用スイッチで、カム３に対し従動可能に対接させ
である。このスイッチ５は第６図に示されるように相互
に連動して一体作動する主スィッチ５ａと補助スイッチ
５ｂ及びそれらと連動するもう一つの別の報知用スイッ
チ５Ｃとから成る。６け主軸２に付設したゼンマイで、
主軸２を復帰方向４３ｂに付勢するようにしである。７
は主軸２に取付けたストッパービンで、ケース１に設け
られた図示外のストッパーに当接する事によって、主軸
２が第７図に示される状態即ち停止部４にスイッチ５が
付物する状態を超えて主軸２が復帰方向４１ｂに過度に
回動することを阻止するようになっている。８は主軸２
に連結した第１の歯輪列（主軸２に取付けた一番歯車８
ａも含む。）で、その途中には一方向回転伝達機構９（
以下単に一方向機構とも呼ぶ）が介在させである。次に
νは第２主軸として例示する脱水タイムスイッチ用主軸
で、ケース１に対し設定方向４４＆及び復帰方向４４ｂ
への回動を自在に備えさせである。月は主軸νに取付け
た第２カムとして例示する脱水タイムスイッチ用カムで
、その周囲の一部には停止部１４を備える。Ｌ５は脱水
用スイッチで、第６図に示されるように相互に連動して
一体作動する主スイッチ１．５　ａと補助スイッチ１５
ｂとから成る。１６はゼンマイ、１７はストッパービン
、１８Ｆｉ第２の歯輪列（主軸νに取付けた一番歯車１
８ａも含む。）、１９は一方向回転伝達機構で、これら
は前記符号６〜９で示されたものと均等の構成である為
重複する説明を省略する。次に２２ｔｉケ〜ス１に設け
た軸部４に対し回動自在に備えさせた反転用カムで、一
体形成された二つのカム２２ａ、Ｚ！ｂから成る。

このカムηは前記歯輪列８の中間部分に連繋させてあっ
て、その中間部分から後述の回動軸すまでの歯輪列を第
３の歯輪列（カムηと一体形成の歯車’ｚ２ｃも含む。

）として利用するようになっている。その結果このカム
ηが前記カム３よシも著しく速い速度で定速回動するよ
うになっている。幻はカムηに従動可能に対接させた反
転用スイッチで、二つの反転スイッチ２３ａ、２３ｂか
ら成る。Ｕはケース１に取付けたタイマモータで、商用
電源に同期して一定速度で回動するようになっている。

６はその回動軸を示す。この回動軸δには前記歯輪列８
の一端及び歯輪列用の一端が夫々連繋させである。上記
構成のタイムスイッチＡは図面から明らかなように、カ
ム３，１３．２２及びタイマモータ２４がほぼ同一平面
上に並べて配設され、ｍ輪列８．１８がもう一つの平面
上に配設され、それらが２段積み重なった状態にしであ
る。

上記構成のタイムスイッチムは第グ図及び第５図に示さ
れる如く、周知の洗濯機において非常に狭いスペースに
配設して使用することができる。

即ち第を図、第１図において、Ｉは洗濯機の筐体、列は
洗濯槽、９は脱水槽、（資）は脱水用モータ、３１Ｌ脱
水かごを夫々示す。ぶは操作パネルで、このパネルに前
記タイムスイッチムが取付けである。

羽及び刺は摘みで、夫々前記第１主軸２及び第２主軸り
に取付けてあってそれらを手動操作できるようになって
いる。蕊は周知の水流選択用のセレクトスイッチを示す
。

次に上記構成のタイムスイッチＡは洗濯機において第６
図に示される如き回路接続をして使用される。第６図に
おいて、Ｕは周知の商用電源で、コンセントから周知の
プラグを通して取シ入れられる。羽は洗濯用モータで、
周知の如く正逆回動可能なものである。美は報知器とし
て例示するブザー、４０Ｆｉ脱水機における蓋スィッチ
を夫々示す。

又上記回路において、セレクトスイッチ語は、洗１１用
モータあへの通電経路が二つの反転スイッチ２３ａ　、
２３ｂの内の一方のみまたは両方並列的になるように選
択的に切り替えることによって、洗濯用モータに対し夫
々交互間欠的に供給される正転用電流及び反転用−流の
供Ｋ）時間を長短選択できるようになっている。その結
果洗濯ｗＪ２８において強弱異なる強さの水流が選択で
きる。

次に上記構成のタイムスイッチＡの動作及びそれに伴な
う洗濯機の動作について説明する。先ず洗濯槽において
は洗濯を、又脱水槽においては脱水を夫々個別に行ない
たい場合について説明する。

この場合には摘み羽を操作して主軸２を所望の洗濯時間
が得られるところまで設定方向４３８に回動させると共
に、摘み割を操作して所望の脱水時間が得られるところ
まで主軸枝を設定方向４４ａに回動させる。これにより
各ゼンマイ６．１６には各主軸２，１２を夫々復帰方向
４３ｂ、４４ｂに戻す為の付勢力が蓄積される。この場
合、主軸２，１２を設定方向４３ａ　、４４ａへ回動さ
せる回動力は一方向機構９．１０により遮断されてタイ
マモータＵの側へは伝わらない。また上記操作によって
洗濯用及び脱水用の夫々の主スィッチ、補助スイッチ５
ａ。

５　ｂ　、　１５　ａ　、　１５　ｂは第７θ図に示さ
れる如く閉じる。これにより第７０図に太実線で示され
る回路に電流が流れ、タイマモータ罰、洗濯用モータあ
、脱水用モータ（９）が夫々動作をする。この動作過程
において、主軸２，１２は夫々に付設されたゼンマイ６
．１６によって復帰方向ｏｂ　、４４ｂに回動させられ
る。これらの主軸がそのような方向に回動させられる場
合、各一方向機構９，１９は夫々繋がった状態と々る為
、上記主軸２，１２の同方向４１ｂ。

４４ｂへの回動はタイマモータ々によって制御された状
態となる。即ち上記主軸２，１２の復帰方向４３ｂ、４
４ｂへの回動け、タイマモータ飼の回動軸δの回動速度
に応じた速度となシ、各主軸２．］２は夫々の所定の速
度で復帰方向へ回動する。又この場合、反転用カムηも
連動して回動し、反転用スイッチ２３Ｂ、ｚ（ｂが夫々
反転作動される。これによシ、第１Ｏ図から明らかな如
く洗濯用モータ蕊は周知の反転作動を行ないまた脱水用
モータ（資）は連続作動する。

上記のように動作を継続するうちやがて主軸２に設定し
た時限が経過すれは、スイッチ５はカム３の停止部４に
対接することとなって主スィッチ５　）１％補助スイッ
チ５ｂ共に開き、洗濯用モータおの作動が停止する。尚
この場合、詳細な説明は省略するが、公知のタイムスイ
ッチと同様に洗濯用の主スィッチ５ａ、補助スイッチ５
ｂが開く前に一時的にスイッチ５Ｃが閉じてブザーＩが
鳴動する。

スイッチｉｂが共に開き脱水用モータ（支）が動作を停
止する。

上記の場合において、いずれか一方の主軸２，１２に設
定した時限が先に終了した時には、その主軸はストッパ
ービン７または１７の働きによって停止するが、他方の
主軸の定速回動はそのまま維持される。この点について
詳しく説明すれば、上記の場合、設定時限が経過してい
ない側のカムに係わる主スィッチ及び補助スイッチを介
してタイマモータムへの通電が継続され、タイマモータ
ムは作動を継続する。またこの場合、先に設定時限が終
了した側のカムが停止しても、それに係わる一方向機構
の箇所でタイマモータからその側の主軸への回転力の伝
達が遮断され、それがモータに対し負荷となることはな
い。これらの結果、未だ設定時限が終了していない側の
主軸及びカムはその動作状態を安定に継続する。

次に脱水機は運転せず洗濯機のみを運転したい場合には
、摘みおを操作して主軸２のみを設定操作する。これに
よシ第１／図に大実線で示される経路にのみ通電がなさ
れ洗濯用モータ蕊とタイマモータムのみが作動する。こ
の場合、第１図に示されるようにタイマモータラの回転
は第１図において太破線で示される経路にだけ伝えられ
主軸２、カム３及びカムｎのみが夫々定速回動する。（
主軸νへの回動力の伝達は一方向機構１９によって遮断
される。）このような状態で動作を継続し、設定時限が
終了すれば、前述の場合と同様にスイッチ５がカム３の
停止部４に対接してスイッチ５ａ。

５ｂが開き、洗濯機の動作が停止する。

次に洗濯機は作動させず脱水機のみを作動させたい場合
には、摘み剖を操作して主軸νのみを設定操作する。こ
れにより第７２図に大実線で示される経路のみに通電が
なされ、タイマモータムと脱水用モータＩのみが作動す
る。この場合においてはタイマモータグの回動力は第９
図に太破線で示される経路のみに伝達され、主軸栓及び
カム１３は定速回動する一方、主軸２、カム３は停止状
態を保つ。このような状態で設定時限が終了すればスイ
ッチ１５がカム１３の停止部１４に対接し、前記の場合
と同様に動作の終了となる。

尚上記構成のタイムスイッチＡは、第１の主軸２と第２
の主軸栓とがタイマモータ消の回動軸２５を中心に左右
に（相互に反対側に）振り分は状に配置し７である為、
それらをつなぐ第１及び第２の歯輪列８，１８の各々の
配列が夫々簡素となっている。

またその結果、タイムスイッチの平面形状の小形化も可
能となっている。。

（発明の効果）　以上のように本発明にあっては、洗濯
機において洗濯槽に洗濯物を入れて洗濯を行ない、次に
その洗濯物を脱水槽に移して脱水を行なう場合、タイマ
モータめにより第１の歯輪列を介して定速回動制御され
る洗濯タイムスイッチ用カム３により、洗濯用モータ脂
の作動時間を制御すると共に、上記タイマモータムによ
り第３の歯輪列を介して定速回動制御される反転用カム
ρにより上記洗濯用モータ蕊を正逆反転作動させ、更に
上記タイマモータグにより第２の歯輪列を介して定速回
動制御される脱水タイムスイッチ用カム１３によシ脱水
用モーク加の作動時間を制御することができ、一つのユ
ニットのタイムスイッチ人でもって洗濯時間の制御と洗
濯用水流の正逆反転制御と脱水時間の制御とを行ない得
る効果がある。

しかも一つのユニットで上記の如き多種の制御が可能な
ものであっても、三つのカム３　、１３　、　Ｚ！及び
タイマモータ２４を略同一平面上に配列し、それらを結
ぶ第１乃至第３の歯輪列をもう一つの平面上に配列し、
しかもそれらが２段に積重ねられた構造は、タイムスイ
ッチＡの高さ寸法Ｈを小さい範囲にとどめることのでき
る作用効果がある。このことは、洗濯機における該タイ
ムスイッチの配設場所として、例えば第５図に示される
如き操作パネル（と脱水槽器との間の狭い場所の利用も
可能にできる実用上の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示すもので、第１図はケースを開
いた状態におけるタイムスイッチの正面図、第２図はＩ
−１線断面図、第３図はト１線断面図、第弘図は洗濯機
の斜視図、第５図はＶ−Ｖ線断面図、第６図は洗濯機の
回路図、第７図乃至第９図はタイマの作動説明図、第１
θ図乃至第７２図は洗濯機回路の作動説明図。 ２°°°洗濯タ洗濯タイラス用主軸、３・・・洗濯タイ
ムスイッチ用カム、５・・・洗濯用スイッチ、８・・・
歯輪列、９・・・一方向回転伝達機構・辻°°°脱水タ
イムスイッチ用主軸、１３・・・脱水タイムスイッチ用
カム、１５°°０脱水用スイツチ、込・・・歯輪列、１
９・・・一方向回転伝達機構、Ｕ・・・タイマモータ、
お・・・洗濯用モータ、頷　・・脱水用モータ。 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケースには、洗濯用モータの作動時間を制御する為の洗
   濯タイムスイッチ用カムと、脱水用モータの作動時間を
   制御する為の脱水タイムスイッチ用カムと、洗濯用モー
   タの正逆反転作動を制御する為の反転用カムとを夫々回
   動自在に配設し、更に上記ケースにはタイマモータと、
   上記洗濯タイムスイッチ用カムとタイマモータとを連繋
   させる第１の歯輪列と、上記脱水タイムスイッチ用カム
   とタイマモータとを連繋させる第２の歯輪列と、上記反
   転用カムとタイマモータとを連繋させる第３の歯輪列と
   を配設して、上記タイマモータにより上記洗濯タイムス
   イッチ用カム、脱水タイムスイッチ用カム及び反転用カ
   ムが夫々第１、第２及び第３の歯輪列を介して夫々所定
   の速度で回動するように制御されるようにしてある洗濯
   機用タイムスイッチにおいて、上記三つのカム及びタイ
   マモータはほぼ同一平面上に配列する一方、上記三つの
   歯輪列は上記とは異なるもう一つの平面上に配列し、し
   かもそれらは２段に積重ねてあることを特徴とする。