JPS6128841A - 腐食試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は腐食試験装置、摩耗試験装置、金属材料の消耗
を連続的に検出し、あわせて腐食モニタリング装置に関
するものである。

（従・来の技術） 従来腐食試験を行う場合、その評価は一般的に試験前後
の試験片の（１）重量の変化、（２）肉厚の変化。

（３）外観観察等で行われる。またこれらの腐食量を求
めるための作業項目として、（１）酸洗スケール落し等
、（２）重量肉厚の測定、（３）表面、断面等の拡大鏡
あるいは顕微鏡による観察が挙げられ作業に手間を要し
た。又、これらの試験結果から得られる腐食量は一定時
間後の腐食量を示すもので、腐食量の時間的変化を調査
する場合には多数の試験片を供試して各時間毎に取出し
調査しなければならず、多くの時間を要した。又腐食反
応の開始時期等を確認することは不可能であった。

（問題点を解決するための手段） 既述の欠点を解決するために次の手段をとった。

腐食試験片を腐食液に浸す。その下端は腐食環境形成容
器中に入れられて腐食物質と接触している。

又腐食の環境は腐食環境コントロール装置により温度、
ガス組成、湿度等の条件を一定あるいは実環境に合せて
制御される。また試験片の下端に腐食を発生させてその
変化は試験片上端に取付けられた超音波トランスデユー
サから入射した超音波により時間的変化等を自動的に記
録する。

（作用） 第２図に前述の測定で得られた試験データの一例を示す
。第２図は音圧と距離との関係としてブラウン管上に表
したものであるが、腐食試験前の（α）に対し、を時間
後の＋ｂ）では基準溝と腐食面との距離Ａは腐食の進行
と共に声に減少している。従って（Ａ−Ｂ）は腐食によ
る減肉程度を示している。また腐食面のエコーの形状２
本数等より孔食。

局部腐食等の腐食形態に関する情報が得られる。

（実施例） 本発明による一実施例を第１図に示す。本発明は次の構
成よりなる。２は試験片でその下端は腐食環境形成容器
３中に入れられており、５の腐食性物質と接触している
。腐食環境は腐食環境コントロール装置８によって温度
、ガス組成、湿度等の条件を一定に或は実際環境に合せ
てコントロールされる。基準エコー設定溝４は腐食面に
おける減肉量測定の精度を上げるために設けられたもの
である。

（効果） 以上の測定法を実施することによって腐食量腐食形態を
連続的に検知することができ、従来の腐食試験に要した
９時間部コストを低減することができるばかりでなく、
従来の方法では到底得られなかった腐食の時間的変化の
情報を得ることができるという絶大な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による腐食試験装置の全体図で。 第２図は本発明装置による試験データの一例を示す。 １・・・超音波発信幹受信トランスデユーサ、２・・・
試験片、３・・・腐食環境形成器、４・・・基準エコー
設定溝、５・・・腐食性物質、６・・・反射エコー表示
装置。 ７・・・記録装置、８・・・腐食環境コントロール装置
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 超音波発信受信、腐食環境形成器、腐食物質、反射エコ
   ー表示装置、記録装置、腐食環境制御装置より構成され
   、底面近くに平行に基準エコー設定溝を設けた試験片を
   腐食環境形成器内に挿入して試験片の腐食量、腐食形態
   を自動的連続的に計測、記録することを特徴とする腐食
   試験装置。