JPS61287507A - 包装機の空運転時における包装紙送り不良防止方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、包装機の空運転時における包装紙送り不良
防止方法に関するものである。

（従来の技術） たとえば、ロールパンを包装する包装機は、包−１−。

装開始あるいは包装機にかける大小製品の違いにより、
包装紙をカッ１〜する長さなどが調節される。

この調節は製品を送らずに包装紙のみを送る空運転によ
り行なうが、製品が入っていないために包装紙がカッタ
ホルダーに巻付いたり、送りが悪かったりする問題があ
った。また、テスト用としてパン体の模型を包装させる
試みもあるが、包装後に模型回収の手間を要する問題が
あった。

（発明が解決しＪ：うとする問題点） この発明は、前述した従来包装における問題点を解決し
ようとしたものであり、空運転時における包装紙の送り
を良好にし得る、包装紙送り不良防止方法を提供するこ
とにある。また、この発明は空運転が実際の包装に即し
たものであり、かつ空運転に使用した包装紙の処分がし
易い包装紙送り不良防止方法を提供することにある。

（問題点を解決するだめの手段） 上記した問題点を解決するために、この発明の手段は被
包装体を包装紙にて包装して次工程に送る包装機を、被
包装体を供給しないで空運転するに際し、該空運転時に
のみ包装機包装部位の包装紙に対し、空気を供給して包
装するものである。

そして、空気の包装は実際の被包装イホとほぼ同じ嵩容
量にされることが望ましい。

（作用） 本発明において、空運転時の包装紙には空気が包装され
、望ましくは製品と同程度の嵩容Ｍのものとされる。

（実施例） まず、実施装置の概略を第１図〜第４図に基づいて説明
する。

第１図はロールパンなどのパン体を包装する包装機１の
全体を示すものである。支持枠２上部には枠前方（第１
図では支持枠２の左端部）にて供給されたパン体１」を
枠後方（第１図では支持枠２の右端部）へ送るための搬
送路３が形成されている。搬送路３は、パン体Ｈの押動
部材６を右するすべり板４．ローラ部９．包装紙２１を
案内する案内板１０．ヒータ付きカッタ１５．支持ロー
ラ１６、およびコンベアベルト１８よりなる。前記すべ
り板４はスリン１〜５を設りた水平状に配置され、スー
ツ１〜５下部には鎖車８，８に掛装した無端のチェノ７
が配置されている。ヂＪン７にはスリット５より突出す
る押動部材６が取イ」すられ、鎖車８．８の駆動により
ヂエン７を介して押動部′）ｊＪ６がスリット５間を後
方側へ移動しパン体１」を押動するようにされている。

ローラ部９は自由回転する適数本のローラよりなる。案
内板１０部位ではパン体ト１を包装する包装紙２１が供
給されて下端のシールがされる。

すなわち、スベリ板１０上方にはパン体Ｈの通過する所
定間隔に押えブラシ１４が設置され、押えブラシ１４の
前端側には合成樹脂フィルムの包装紙２１が上方のロー
ル２０より供給される。案内板１０は前端側の隙間が広
く、後部に向【プて狭くなる案内辺１１と、１］狭のス
リン１〜１２を有するようにされ、包装紙２１端部が合
わされるように案内する。

案内板１０の下面側には案内板１０のスリン１〜５にて
合わされた包装紙２１端部をシールする一対の回転ヒー
タ１３が配置されている。なお、回転ヒータ１３は包装
紙２１を後方側へ送るように回転される。包装紙２１に
被われたパン体Ｈが押えブラシ１４下部に入るとパン体
Ｈを包んだ、包装紙２１の巾方向の両辺が合わされ回転
ヒータ１３にて熱接着され筒状の包装がされる（第３図
参照）。押えブラシ１４（案内板１０）の後方には、上
下−組のヒータ付きカッタ１５が配置されている。ヒー
タ付ぎカッタ１５は上下の各回転体の先端にカッタ１５
Ｂとヒータ１５Ａ、１５Ａが組込まれてなる構造をなし
、回転可能であり、筒状に包装したパン体Ｈが搬送され
た際には上下の回転体が合致し包装紙２１を熱接着する
とともに切断する（第１図、第４図など参照）。ヒータ
付きカッタ１５を経たパン体Ｈはパン体Ｈの下部側およ
び前後側が各々熱接着された三方シールのものとされ、
支持ローラ１６．コンベアベルト１８を経て次工程に送
られる。なお、１９は押え用の回転ブラシで、１７はカ
バ一体である。

一方、搬送路３の近傍には加圧空気槽２２が設−区　　
　　− 置され、加圧空気を導く導管２３を介し−Ｃ空気噴出用
のノズル２４が接続され、該ノズル２７１は案内板１０
前端の包装紙２１供給部位に配設され、望運転時の包装
紙２１が包装される直前で加圧空気の所定量が包装紙２
１に対して噴出される」：うにされている。すなわち、
搬送路３のノズル２４より前方所定部位には包装するパ
ン体Ｈが、案内板１０に送られないことを知る光電管式
の検知器２６が配置されていて、パン体不在が検知器２
６にて検知された際には加圧空気槽２２の電磁弁２５が
所定時間開弁してノズルより加圧空気が噴出されるよう
にされている。なお、搬送路３のノズル２４近傍部位に
は非常の際に電磁弁２５を閉じる非常ボタン２７（第１
図、第２図参照）が配置されている。

次に、本例包装機の作用とともに本発明を説明する。

いま、包装ｖＭ１はパン体１」の大きさに合うように包
装紙２１の切断長さおよび熱接着の状態が調整される空
運転段階にある。そして、押動部材６のヂエン７９回転
ヒータ１３．ヒータ付きカッタ１５．コンベアベル１〜
１８おにび検知器２６が作動され包装紙２１が送り出さ
れかつ加圧空気槽２２の加圧空気はノズル２４より噴出
可能な状態にされる。しかして、搬送路３上にはパン休
日が供給されないので検知器２６がこれを検知し電気的
指令により電磁弁２５を開く。このためノズル２４Ｊ：
り加圧空気が包装紙２１に噴射され、包装紙２１はパン
体］」の包装時とほぼ同じ嵩容量の筒状の形状にされる
（第３図参照）。

回転ヒータ１３が包装紙２１の両辺を接着し、包装紙２
１は押えブラシ１４を介して適度に膨らんだ筒状前のも
のとされ、ヒータ付きカッタ１５部位に送られヒータ付
きカッタ１５にて包装ｗ、２１の前後側が熱接着され空
気の包装された包装品！−Ｉ　Ａとされる（第５図参照
）。かくしてヒータ付きカッタ１５の回転スピード、ヒ
ータ温ｍなどが調節される。空運転の包装紙２１は支承
なく順次法ることができた。しかして、空運転後はパン
体Ｈが搬送路３に供給される。検知器２６の作用にＪ：
り加圧空気の噴出は停止され、パン体ト１の正規の包装
が以下の如く行なわれる。

スベリ板４上に供給されたパン体１−１は押動部材６に
より運ばれ、ローラ部９を経て、案内板１０と押えブラ
シ１４間に移り、包装紙２１がかぶせられ包装紙２１下
辺が回転ヒータ１３にてシールされて筒状のものとされ
、パン体］」を包んだ前後部位にて筒状包装紙２１は熱
接着及び切断され、前方に送られ包装紙２１の後端側が
、ヒータイ１きカッタ１５にて熱接着され切断される（
第６図参照）。

なお、本例の包装機１の空運転時においてノズル２４よ
り加圧空気を供給しない場合は、従来の場合と同様にヒ
ータ付きカッタ１５に包装紙２１が巻き伺いて包装紙２
１の送り不良が生ずる（第７図参照）。

前記した実施例はパン体の包装の場合について説明した
が、被包装体はパン体に限定するものではなく、樹脂フ
ィルムにて包装される被包装体が広く採用される。

（発明の効果〉 本発明は前記した問題解決手段となしたため、所期の問
題点が解決される。すなわち、本発明によれば、空運転
の包装紙には空気が包装されて所定の嵩容量のものとさ
れることにより包装体の流れは良好であり、単に包装紙
のみを流す従来の空運転の場合とは異なり、巻き伺きな
どの包装紙送り不良が生じない。そして、空気の包装を
被包装体とほぼ同じ嵩容量になす場合は、より実際的な
調整を行なうことができる。

また、本発明の空運転により生じた袋（包装品）は、空
気包装体であり、模型などを包装した従来の場合とは相
違し内容物の回収の手間が不要であって都合がよい。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施装置例を示し、第１図はパン体包装
機の路体縦断面図、第２図は搬送路を主体とした平面図
、第３図は回転ヒータの作用説明図、第４図はヒータ付
きカッタの作用説明図、第５図は空運転時の作用説明図
、第６図はパン体包装置の作用説明図、第７図は加圧空
気を供給しないで空運転する場合の作用説明図である。 １・・・包装機 ３・・・搬送路 １０・・・案内板 １１・・・案内辺 １２・・・スリット １３・・・回転ヒータ １４・・・押えブラシ １５・・・ヒータ付きカッタ ２１・・・包装紙 ２２・・・加圧空気槽 ２４・・・ノズル ２５・・・電磁弁 ２６・・・検知器

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）被包装体を包装紙にて包装して次工程に送る包装
   機を、被包装体を供給しないで空運転するに際し、該空
   運転時にのみ包装機包装部位の包装紙に対し、空気を供
   給して空気を包装することを特徴とした包装機の空運転
   時における包装紙送り不良防止方法。
2. （２）空気の包装が被包装体とほぼ同じ嵩容量にされる
   ものである特許請求の範囲第１項記載の包装機の空運転
   時における包装紙送り不良防止方法。