JPS61284349A - 微動機構 - Google Patents

微動機構

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Publication number
JPS61284349A
JPS61284349A JP12278085A JP12278085A JPS61284349A JP S61284349 A JPS61284349 A JP S61284349A JP 12278085 A JP12278085 A JP 12278085A JP 12278085 A JP12278085 A JP 12278085A JP S61284349 A JPS61284349 A JP S61284349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
tapered
bearing
pressure
tapered portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP12278085A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Otsuka
勝 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP12278085A priority Critical patent/JPS61284349A/ja
Publication of JPS61284349A publication Critical patent/JPS61284349A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、工作機械、半導体製造装置′fi精密な動き
を要する装置において、微小変位を発生させる機構に関
するものである。
[従来技術] 従来、空気圧を利用した直動1141IBとしてはエア
ーシリンダ等があるが、これはシリンダとピストンから
構成されているため接触部分(ピストンリング)が存在
し、摩擦により非線形な動きを生、しそのため微動機構
としては用いられなかった。また非接触で空気圧を利用
した変位機構としては第5図に示すように静圧軸受2の
パッド3A、  3B。
3Cまたは3Dに加える空気圧を変化させて軸4の微小
変位を得るものがあった。しかし静圧軸受の特性上変位
のストロークが大きくとれない欠点があった。
[発明が解決しようとする問題点とその解決手段]本発
明の目的は、線形で比較的長いストロークの動きを保証
する微動機構を提供することである。
この目的は本発明に従って、テーパ付き軸とこれを支持
する空気軸受とから微動機構を構成し、空気軸受に加え
る空気圧を制御することによりテーパ付き軸に軸方向の
推力を発生させテーパの傾き分だけストロークを拡大す
ることにより達成される。すなわち、本発明の微動機構
は、軸中心に対し対称なテーパ付部分を有する軸と、こ
の軸のテーパ付部分と相補的な形のテーパをつけた軸受
と、この軸受を固定したハウジングと、前記の軸受に圧
縮空気を供給するノズルとを備えており、特に前記の軸
テーパ付部分は、前記の軸中心から前記の軸の両端を見
る方向に広がるか、または収斂する円錐台の形をしてい
る。
また、本発明に従って前記の軸受を軸の周りの円周上に
配置した複数の独立した軸受子として構成し、各軸受子
にノズルを設けてそれぞれを別のサーボ弁で制御するこ
とにより軸を微小に傾けることを可能としている。本発
明の一実施例で最大5自由度の微小変位が可能となる。
[実施例1 第1図(a)は本発明の微動mM4の一実施例の縦断面
図であり、第1図(b)は端面図である。
第1図において、1はハウジング、2a、 2bは1に
取付けられたテーパ付き空気軸受、3は空気軸受2a、
 2bに圧縮空気を供給するノズル、4は空気軸受によ
って支えられるテーパ付軸であり、軸中心Oに対し対称
なテーパ付部分4a、 4bを有し、この実施例では軸
中心0から軸の両端を見る方向に広がる円錐台の形をし
ている。 ・ ノズル3に圧縮空気を供給すると空気軸受2a。
2bから空気が噴出し、テーパ付軸4は浮上する。
この状態では通常の空気軸受として作用する。次に一方
の空気軸受2aの圧力を上昇させ、他方の空気軸受2b
の圧力を下降させると、軸4のテーパ付部分4a、 4
bにはそれぞれ軸線に沿って反対方向にテーパ傾斜角の
正弦と圧力との積に等しい推力が作用する。テーパ部分
4aに作用する左向きの推力がテーパ付部分4bに作用
する右向きの推力よりも大きいので、テーパ付軸4は左
へ移動する。そのためテーパ付部分4aと軸受2aとの
間隙は増加して軸受面圧力は降下し、逆にテーパ付部分
4bと軸受2bとの間隙は減少して軸受面圧力は上昇し
、それぞれの部分に作用する方向反対の推力が平衡し、
その平衡点で軸4は停止する。テーパ付部分4a。
4bに働く、テーパ傾斜角の余弦と圧力との積に等しい
ラディカル方向の押圧力は軸4を浮動させるように作用
する。
第2図(a)は本発明の微動機構の別の実施例の縦断面
図であり、第2図(b)は端面図である。
第2図において第1図の実施例と同じ部分には同じ参照
数字を付しである。この実施例ではテーパ付部分4a 
、 4bは軸中心Oから軸の両端を見る方向に収斂する
円錐台の形をしている。動作においても第1図の実施例
の場合と同様であるが、第1図の実施例の場合、空気軸
受2aの圧力が上昇するとテーパ付部分4aに働く推力
は中心Oに対して遠ざかる方向に作用するが、第2図の
実施例の場合には中心Oに向かうように作用して平衡点
に到達する。
第3図は本発明の微動機構の更に別の実施例の端面図で
ある。この実施例では軸受2a、 2bを軸4の周りの
円周上に配置した4個の独立した軸受子とから構成し、
各軸受子にノズル3を設けている。
この実施例では上下左右に独立した軸受子を構成してい
るので供給空゛気圧をi制御することにより5自由度の
微動機構として作動する。第4図に制御方法とテーパ付
軸の変位の様子を示した。
[発明の効果] 本発明の微動機構の効果としては次のものがある。
1、可動ストローク拡大 テーパ軸受を用いることによりテーパ角をθとするとデ
ーパのないスラスト軸受に比べて1/sinθだけスト
ロークが拡大される。
2、非線形な動きの除去 空気軸受を用いることにより完全非接部となり、非線形
な動きを除去できる。
3.第3.4図に示す実施例では多自由度の動きが可能
となる。
さらにラジアル方向にも剛性を持つため軸を回転させる
ことも可能であり、2個の軸受に加える空気圧を制御す
ることにより軸受剛性を可変とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例の縦断面図、第1図(b
)は同実施例の端面図である。 第2図(a)は本発明の別の実施例の縦断面図、第2図
(b)は同実施例の端面図である。 第3図は本発明の更に別の実施例の端面図である。 第4図は第3図の実施例のノズルの圧力変化とテーパ付
軸の動きとの関係を示す表である。 第5図は従来の微動機構の斜視図である。 図中: 1:ハウジング、2a ; 2b :テーパ付空気軸受
、3:圧縮空気供給ノズル、4a ; 4b :軸のテ
ーパ付部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸中心に対し対称なテーパ付部分を有する軸と、 この軸のテーパ付部分と相補的な形のテーパをつけた軸
    受と、 この軸受を固定したハウジングと、 前記の対称な軸受に異なる圧力の圧縮空気を供給するノ
    ズルとを備えるごとを特徴とする微動機構。 2、前記の軸のテーパ付部分は、前記の軸中心から前記
    の軸の両端を見る方向に広がる円錐台の形をしている特
    許請求の範囲第1項に記載の微動機構。 3、前記の軸のテーパ付部分は、前記の軸中心から前記
    の軸の両端を見る方向に収斂する円錐台の形をしている
    特許請求の範囲第1項に記載の微動機構。 4、前記の軸受が前記の軸の周りに配置した複数の独立
    した軸受子であり、前記のノズルが各軸受子に設けられ
    ている特許請求の範囲第1、2または3項に記載の微動
    機構。
JP12278085A 1985-06-07 1985-06-07 微動機構 Pending JPS61284349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12278085A JPS61284349A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 微動機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12278085A JPS61284349A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 微動機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61284349A true JPS61284349A (ja) 1986-12-15

Family

ID=14844424

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12278085A Pending JPS61284349A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 微動機構

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JP (1) JPS61284349A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015175509A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 日本精工株式会社 静圧気体軸受回転案内装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015175509A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 日本精工株式会社 静圧気体軸受回転案内装置

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