JPS61284272A - スキ−のメタルエッジを処理する為の方法及び装置 - Google Patents

スキ−のメタルエッジを処理する為の方法及び装置

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JPS61284272A
JPS61284272A JP14759985A JP14759985A JPS61284272A JP S61284272 A JPS61284272 A JP S61284272A JP 14759985 A JP14759985 A JP 14759985A JP 14759985 A JP14759985 A JP 14759985A JP S61284272 A JPS61284272 A JP S61284272A
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ski
electrode
metal edge
carbide
edge
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C5/00Skis or snowboards
    • A63C5/04Structure of the surface thereof
    • A63C5/048Structure of the surface thereof of the edges

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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はスキー(雪上スキー)の底面(走行面)の周辺
にメタルエツジが設けられている型のスキーに関し、特
にメタルエツジがスキーに取付けられた後に上記エツジ
を処理する為の手段に関する。
本発明の方法に於ては、スキーのメタルエツジが研磨さ
れた後、スキーが、スキーエツジから隔てられて荷電さ
れた電極間を通過させられ、この際、上記電極からスキ
ーのメタルエツジに向けて電弧が発せられ、この電弧に
電極からの材料が伴われ、この材料が溶融されてスキー
のエツジ上に沈積される(被覆される)。一実施例に於
ては、上記電極は、一部分がカーバイド(炭化物)で作
られ、上記炭化物の部分が電弧によりスキーのメタルエ
ツジに運ばれ、その上に硬い被覆を形成する。本発明は
また、この様な方法を行う為の装置を示すものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
スキー(雪上スキー)は、一般に、本体部および底部(
走行面部)を有し、代表的には、本体部はエポキシレジ
ンを含浸されたファイバーグラスで作られ、発泡体、木
または蜂巣状金属、その他の材料製の芯材料が、スキー
の性能に影響を与える振動ぞの他を制御する為に本体中
に置かれる。
本発明は、本体部が他のごとく作られたスキーにも適用
され(qる。スキーの底部(走行面部)は、代表的には
、ポリエチレンのごとき石油基材料または、” P −
Tex” (登録商標)のごとき高分子焼結材料の層を
有し、これらの材料はすべて雪面に固着することなく、
雪面上を自由に滑動し得る特性を有する。底面の両側部
には鋭いメタルエツジが取付けられ、これらは、スキー
の両側上に於てスキーの先端部から尾部迄至り、スキー
ヤ−が回転すること、及び、速度を制御すること(特に
、硬く固められた雪上または氷状面上でこの様な回転及
び速度制御を行うことを許すエツジを与える。
スギ−のメタルエツジは、代表的には、スキーの底面(
走行面)上に露出された表面、及びスキーの側面の下部
に沿って露出された表面を有する矩形部、及び、滑り易
い底体の情報に於て上記矩形部から本体部中に入ってメ
タルエツジを固定する為の腕を有する。スキーのメタル
エツジは、連続的であるか、またはその可撓性を増す為
に゛クラック”されるか(切り目を作られるか)、また
は、ある場合に於ては(特に、旧式のスキーに於ては)
、長手方向に接続して置かれた多数の別々な金属体によ
り形成される。
過去に於ては、スキーのエツジは研磨、やすりかけまた
はサンドブラストにより、スキーのエツジの下隅が約9
0°の角度をなす様に成形または鋭化されて来た。しか
し、使用の間、スキーのメタルエツジは鈍化され、スキ
ーヤ−が雪面上で、特に氷状になったかまたは硬く固め
られた雪面上でスキーの運動を制御する能力が低減され
る。スキーエツジ全体を極めて硬くてもろいスチールか
ら作ることは、摩耗問題を解決し得るものではない。こ
れは、製作が困難であるばかりでなく、使用の闇の絶え
間ないスキーエツジの撓みにJ:り脆い材料には亀裂が
生ずるからである。
スキーのメタルエツジの表面(またはその一部)に硬い
材料を被覆することによりメタルエツジの急速な鈍化を
低減させようとする試みは■に知られている。例えば、
フランス特許 第1.563.297号は、メタルエツジの側面または
底面のいずれかにタングステンカーバイドまたは酸化ア
ルミニウムの薄層を施すことを示している。この様な材
料を施す方法はフレームスプレイであり、この方法に於
ては、プロウトーチからのごときフレームが、被覆され
るべき表面に向けられ、このフレームにより、被覆され
る材料の粒子が運ばれて、メタルエツジに接着させられ
る。
米国特許第3.918.728号(3tugger外)
明細書は、所謂“コールドプロセス”フレームスプレイ
法を示し、この方法に於ては、特殊の粒径、即ち、10
0メツシユと15ミクロンとの間のカーバイド粒子が1
〜10ミル厚の層としてメタルエツジの側面に施され、
この面が荒くされる。
本発明者は、メタルエツジが既に取付けられたスキーに
対しては、フレームスプレイ法は有効または満足すべき
方法でないこと、即ち、この方法に於ては、フレームス
プレイされた材料がメタルエツジとともにスキー上にも
施されることを防ぐのが困難であることを既に発見して
いる。本発明に於ては、カーバイドは、後述するごとく
、放電の間に実際にスキーのメタルエツジに向けて引か
れる。スキーに取付けられる前にメタルエツジにフレー
ムスプレイを施すことは、スキーの底面のサンドブラス
ト及び仕上げに関する面倒を生ずる。
また、スパーク放電によりメタルエツジ上に高価な金属
を沈積されることも一般に知られ、米国特許第3.02
8.478号、 第3,446.932号、及び 第3,523,171号(8clopitov)は、コ
ノ方法を行うための装置を丞し、上記特許第3.446
..932号及び 第3.523,171号に示された装置に於ては、高速
回転する薄いディスクまたはブラシの形の陽権が荷電さ
れて、被覆される陰糧材料に圧力接触させられる。
本発明は、スキーに取付けられた後にスキーのメタルエ
ツジを処理する為の独特の連続的被覆方法及び装置を提
供するものであり、本発明によれば、袋材料の極めて薄
くて溶融された被覆がスキーのメタルエツジの側面上に
電気的に沈積される。
本発明の方法及び装置によれば、タングステンカーバイ
ドのごとき材料の比較的平滑でmmされた被覆が、メタ
ルエツジに近いスキーの部分に過熱、変色その他の損傷
を与えることなく沈積され得る。特に、本発明の方法及
び装置に於ては、従来のフレームスプレイ被覆法に於け
る如く、メタルエツジ上にはつきりした粒子が沈積され
ることによって生ずる荒さを発生することなり、硬い被
覆が沈積され得る。
(発明の概要) メタルエツジを有するスキーは、コンベヤ上に置かれ、
一つまたは多数の電極を通過する通路に泊って運ばれ、
上記電極は、一部分がタングステンカーバイドのごとき
硬い材料で作られる。スキーのメタルエツジは接地また
は他の方法により、電極より低い電位に保たれスキーが
動く時に電弧が電極からスキーのメタルエツジに向けて
飛ぶ。
上記電弧は電極からカーバイド材料を運び、被覆される
べきメタルエツジの部分の側面上にのみ沈積する。
本発明に於ては、コンベヤ上に置かれたスキーはタイミ
ングスイッヂを作動し、これにより多数の押さえ付けロ
ーラがスキーの上面上に押付けられ、処理の間、スキー
の垂直方向の反りが除去される。電極は多数の高速回転
ホイールから成り、これらは保持頭上に可揺動に置かれ
、保持頭は、スキーのエツジに対して内方及び外方に動
く様に置かれ、電極がスギ−のメタルエツジに近いがこ
れから隔てた位置に動かされる。保持頭の前後端に置か
れた案内ローラはスキーのエツジに接触し、メタルエツ
ジからの電極の距離を保ってスキーの側面形に順応させ
るとともに、スキーのメタルエツジを接地する役をする
回転電極は、スギ−のエツジと電極との間の距離、およ
び電極とメタルエツジとの間の電位差が電弧を発生させ
得る時に電弧が確実に発生する様にする為に、スキーの
メタルエツジに向けてばね弾発される。回転電極は、ス
キーに向けて動かされて電弧を発生させた後[fの力ま
たはスキーエツジとの接触により弾ね返され、その後再
びスキーのメタル端に向けてばね弾発され、かくして、
スキーが電極の所を通過するにつれて一部の電弧が発生
され、一群の硬材料の沈積が行われる。電弧発生は、電
極がスキーエツジから遠ざかる時にも、(電化状態及び
距離が適当であれば)生ずる。
スキーの各鋼上の多数の電極の置き方、電極の回転方向
その他の因子を制御することにより、スキーのメタルエ
ツジに沈積される硬材料の層の厚さを制御されることが
可能にされるが、本発明により沈積される被覆の厚さは
、一般に1ミル以Fである。
本発明による電気沈積方法は、スキーのメタルエツジの
側面の下隅近くに極めて博い硬材料の被覆を作るもので
あり、沈積された材料ははっきり見える粒子状ではなく
、溶融された様相を呈する。
この電気沈積法は、スキーのメタルエツジに近いプラス
デック、レジンまたはファイバーグラス材料に過熱、変
形その他の悪影響を与えることはなく、また、沈積操作
の副作用または残渣を取除く為の美化処理を要しない。
〔発明の実施例〕
第1図は代表的スキー10の一部を示し、スキー10は
本体部12及び底体14を有し、本体部12は、スキー
構造に通常用いられる材料、またはこの様な@料の組合
せから作られ、底体14は本体部12の下に置かれ、雪
上を自由に滑動し得る特性を有する適当な材料から作ら
れる。スキー10はさらにメタルエツジ(代表的にはス
キーエツジ)16を有し、メタルエツジ16は矩形部を
有し、この矩形部の二側面は露出されてスキーの隅18
を形成し、さらにメタルエツジ16は、底体の上方に於
てスキー中に入り込むWf1部1つを有し、これにより
メタルエツジが固定される。
図示のごとく、メタルエツジの隅18は直角に作られ、
これにより固く固められた雪上及び氷上でのカーブを容
易に行い得る様にする為の鋭隅が与えられる。周知のご
とく、鋭隅18を有するメタルエツジはスキーヤ−に良
好な制御を与えるものであり、極めて望ましいのである
。しかし、使用中にこの様なメタルエツジは、雪、氷、
岩、または山岳スキー中に遭遇する様な他の物体との繰
返し接触により摩耗する傾向がある。この様な隅18の
摩耗は、通常スキーのエツジの“鈍化”と称されるが、
これはスキーヤ−がスキーの連動を制御する能力、従っ
て雪上に於けるスキーヤ−自身の運動おにび速度を制御
する能力を著しく低減させるのである。
スキ一端が鈍化した時には、スキ一端は、通常、研磨、
やすりかけ、サンドブラスト等により、隅18に於ける
角度を約90°に再生することによって再説化される。
隅18に於ける角度を90゜より少し少なくすることに
よりスキ一端の鋭さが増加される。スキーを鋭化する為
の通常の方法は、多くのスキーヤ−にとって多大の労力
を要し、困難な仕事であり、従ってスキ一端の鋭化は、
通常、スキー店により(スキーヤ−の経費負担に於て)
行われる。
本発明の方法は、スキーのメタルエツジの少なくとも一
部上に硬金属のa層を沈積しく被覆し)でスキーエツジ
のこの部の摩耗を防止または減少することにより、スキ
ーのメタルエツジの繰返し鋭化を不要にするものである
。第1図に於て、この沈積槽は符号20として誇張して
示され、沈積層20はスキーのメタルエツジの側面全体
に亘って実質的な圧さを有するが、多くの場合、この層
の厚さは極めて小、即ち、1ミル以F、代表的には0.
0001〜0.0005インチ(0,0025〜0.0
125厘)であり、隅18に近い側面の下部上にのみ沈
積される。メタルエツジ16の側面上に硬い而20を設
けることにより、スキーの使用中に生ずる隅18の鈍化
が防がれる。即ち、本発明に於ては、メタルエツジ16
の底面22は硬材料により被覆されないのであるから、
この面は使用とともに摩耗し続け、隅18に望ましい鋭
角(90°より小さい角)が形成される。この追加摩耗
、従って生ずるスキ一端の脱化は、第1図に破線24に
より示すごとくであり、この様にして本発明の方法によ
り処理されたスキ一端は、自己鋭化スキ一端を形成する
本発明の方法に於ては、第一電位の所に保たれたスキー
のメタルエツジと、上記エツジの近くに置かれて第一電
位より高い第二電位の所に置かれた一つ以上の電極との
間に相対的長手方向運動が行われる。電極自身は、少な
くとも一部、タングステンカーバイドのごとき硬材料か
ら作られる。
荷電された電極は、メタルエツジに近づく方向及び遠ざ
かる方向に動き、電極からメタルエツジの側面に達する
電弧が繰返して作られ、この電弧とともにタングステン
カーバイドの一部が運ばれて、メタルエツジの側面上に
沈積される。沈積の機構は充分詳細には理解されてない
が、処理されたエツジの顕微鏡検査によれば、スキ一端
面上にテンパーされてないマルテンサイトの形成が示さ
れ、スチールエツジ面が1.400°F(約560℃)
以上の温度に加熱され、自己急冷されたことが示される
。−試験例に於ては、スキ一端の本体は471−IRc
の硬度を有するが、処理された面は、熱影響された区域
に於て638RCの硬度を有することが発見された。本
発明の方法によれば、スキ一端の隅18に近い表面上に
、カーバイドのごとき材料の極めて薄い層が選択的に、
迅速に、メタルエツジが置かれるスキーの本体部または
底体に過熱、変色、または他の損傷を与えること無く置
かれ得る。
タングステンカーバイド電極を用いた一法に於ては、摩
耗し易い隅18に近いメタルエツジの側面上に、0.0
003インチ(0,0075M〉の厚さを有するカーバ
イド層が、複合ファイバーグラススキーの損傷または変
形を生ずることなく10秒以内で沈積された。かくして
、本発明の方法は、スキーの耐用寿命の間、鋭化を必要
としない改良されたメタルエツジを有するスキーを作る
為の方法の最後の(または最後に近い)工程として行わ
れ得るが、スキ一端が苛酷な使用の為に鈍化し、沈積カ
ーバイドが剥落された場合には、スキ一端を鋭化して再
処理し、極めて長期に亘って鋭さを保つスキ一端を再び
得ることが出来る。
さて1、第2図及び第3図は、本発明の方法を行うに適
する装置28を示す。スキー10は、その尾端を先にし
て一組のコンベヤ30上で運ばれ、コンベヤ30は、案
内プーリ32上に乗り、駆動プーリ34により駆動され
る。第3図に示すごとく、駆動プーリ34は軸35に取
付けられ、通常のチェイン及びスプロケットまたはベル
ト及びプーリ手段36により駆動され、これらは通常の
電気ギヤモータ38により駆動される。
第2図に示すごとく、スキー10はコンベヤ30上に尾
端を先にして置かれ、プーリ32間に置かれたリミット
スイッチ40上を運ばれる。スキーによりリミットスイ
ッチ40が作動されることにより、時間制御が行われ(
侵に述べる第8図に就での説明参照)、空気圧作動によ
る押し付けローラ42.44及び46の運動が制御され
る。
これらのローラの機能は、材料がスキーのメタルエツジ
上に沈積される時のスキー10の垂直方向反りを除去す
るにある。前述したごとく、摩耗による減少を有効にす
る為には、メタルエツジの側面の下部(I!]ち、隅1
8の近く)に沈積材料が置かれることが重要である。ス
キーの垂直方向反りは変化するから、押し付けローラ4
2.44及び46により上記反りを除去することにより
、処理の間のスキ一端の位置が固定され、硬材料が正確
に所望位置に沈積され得る。
スキー10がリミットスイッチ40上を通過した後に、
空気圧シリンダ42aが作動されて、0−ラ42を保持
するシリンダ@42bがスキー10の尾部上に押付けら
れる。同様に、スイッチ40により作動される電気的タ
イミング手段がシリンダ44aを作動して、ローラ44
を保持するシリンダ軸44bを、スキー10がその下を
通過する時にスキー上に押付ける。この操作は、スキー
10の尾部がシリンダ軸46bの下を通過する時にシリ
ンダ46a及びシリンダ軸46bにより繰返される。第
3図に示すごとく、ローラ42及び46はスキー10の
巾よりも若干大きな巾を有するが、ローラ44はスキー
10の巾よりも小さな巾を有し、スキー10の中心部、
上のみを押下げるのみであり、第3図に示すごときスキ
ー10の側面近くに置かれた処理電極48に接触づる可
能性が防がれる。スキー10の先端曲部がスイッチ40
上を通過する時に、上記ローラはタイミング手段により
上方に上げられ、上記先端曲部との接触が防がれる。
第4図に示すごとく、スキー10及びコンベヤベルト3
0は、案内プーリ32と駆動プーリ34との間に於て機
械の中心部にある固定保持体50上に乗り、保持体50
の横側近(には−組の電極保持類52及び54が置かれ
、電極保持類52゜54は、横方向に伸びる軸56及び
58上に可摺動に取付けられ、上記保持類52及び54
をスキー10のエツジに向けて、及びそれから遠ざかる
方向に動かす為に、空気圧シリンダ及びピストン60.
62が設けられる。本発明の一実施例に於ては、リミッ
トスイッチ40は、押付けローラ42.44.46の上
下運動を制御するばかりでなく、電極保持類52及び5
4の内方及び外方運動をも制御し、電極は、処理される
べきスキーのメタルエツジの部分が電極48の近くを通
過する時に上記部分の近くへ動かされる。
電極保持類52及び54の横方向内方端に近い長手方向
端近くには、案内ローラ64,66゜68.70の組が
設けられ、ローラ64.68は、スキー10の尾端が通
過した少し後にシリンダ及びピストン60及び62の組
が電極保持類をスキー10に向けて内方に動かした時に
スキー10の側面に接触し、電極48をスキー10のメ
タルエツジの側面近くに保つ為の位置決め案内として働
く。スキー10の尾端がローラ66と70との間を通過
する時には、これらのローラが上記ローラ64.68と
同様に働く。
上記長手方向に隔てた案内ローラの組は、スキー10の
サイドカット(側面形)に従って電極保持類の位置決め
を行う為に必要なのである。周知のごと(、スキーの側
面(エツジ)は、スキーの回転を容易にする様な形に作
られ、従ってスキー10の1】はその長さに沿って変化
し、従って成る時には、案内ローラ64.68または6
6.70の組のいずれかがスキーエツジとの接触から脱
れ、この様な場合には、電極保持類のスキーエツジから
の距離は、接触を保っている保持類のローラにより保た
れる。案内ローラ64.66.68゜70は導電性材料
で作られ、すべてこれらの近くに置かれてこれらに接触
する通常のブラシ65(第3図)により接地される。一
実施例に於ては、ブラシ65はともにワイヤ67により
、電極に電力を供給する電力供給手段の負極に接続され
る。
従って、これらのローラはスキーのメタルエツジの為の
接地体として働き、上記メタルエツジには一組のローラ
が常に接触している。電極48の各々は電力供給手段の
正極に接続され、上記ローラより高い電位に荷電され、
従って適当な間隔及び荷電状態に於て、電極からスキー
のメタルエツジへの放電が生ずる。第6図に示すごとく
、電極手段48は、可回転駆動軸74上に誼がれたボー
ルベアリング72を有する。電極手段48は第一非導電
体76を有し、第一非導電体76は、固定具77により
第二下部78に連結され、第二下部78は、ベアリング
72上に置かれて回転駆動軸74上に自由に乗る。非導
電体76は軸79を保持し、この上に各処理電極80I
fi置かれる。ブラシ81が各処理電極80に接触し、
これらの電極に電荷を与える。ブラシ81は荷電手段に
接続され、この荷電手段は、スキーのメタルエツジへの
電弧放電が行われた後処理電極を迅速に再荷電し得る。
処理電極80を非導電体76上に置くことにより、荷電
された電極が保持体及び駆動軸74を経て接地されるこ
とが防がれ、スキ一端への電弧放電の発生が防がれる。
好適実施例に於ては、電極80はタングステンカーバイ
ドからポリマーの形に作られる。
“RNMG−106E” 、!:L、TTRW社かう市
販されでいるタングステンカーバイド切削輪が本発明に
用いるに適するが、他の構造または高度のタングステン
カーバイド体、さらには他の適当な高度の導電材料も本
発明に用いられ得る。上述したごとく、電極80は非導
電性保持体76から横方向に出る軸79上に可回転に取
付けられ、軸79の他端にはシーブ84が取付けられ、
シーブ84は、非導電性○リング駆動ベルト86により
シーブ88から駆動され、シー788は回転駆動軸74
上に固定される。この様にして、駆動軸74の回転が電
極輪80に伝えられる。保持頭52゜54と電極手段4
8との間には圧縮ばね90ffi置かれ、電極は極めて
小さい圧力で、スキーのメタルエツジに向けて弾発され
る。
第5図及び第6図に示すごとく、電極80の為の回転駆
動手段は、軸74の端に取付けられたシーブ92を有し
、シーブ92は軸98上に置かれた第二のより大きいシ
ーブ96にかけられたベルト94と協力する。軸98上
にはさらに、小さなシーブ100が置かれ、シーブ10
0にはベルト]02がかけられ、ベルト102は通常の
駆動モーター(図示なし)に取付けられた駆動ブーりに
かけられる。
保持頭52及び54上の電極80の回転駆動の為の各駆
動ヂエインには別々の駆動モータが設【ノられ得るが、
単一の大きなモータも用いられ得る。
好適実施例に於ては、約3.450rpmで回転する駆
動ブーりを有する一組の1 / 4 hpモータが満足
である。上述のごとく大小シーブの配置により、電極8
0は約14.OOOrpmで駆動される。処]!!!電
極80の高速回転により、電弧の出発点は電極の表面に
亘って分布され、電極の全表面の各点が均等に放散され
てスキーのメタルエツジ上に沈積される。
第7図に示すごとく、電極80を荷′iRする為の電気
手段は一組の制御された電力供給手段110及び112
を有し、これらは各々、通常の三相電源から208ボル
トの交流を受取る様に接続され、供給手段110はスイ
ッチS 及び83及びと1−ズF 及びF3を経て電源
の端子B及びCに接続され、供給手段112はスイッチ
S 及びS2及びヒユーズF 及びF2を経て電源の端
子A及びBに接続される。後述するごとく、導線114
及び116は電源の端子A及び中空端子Nを、第8図に
示すモータ制御及びタイミング回路に接続する。
再び第7図に於て、電力供給手段110及び112は通
常の構造であり、電流をも電圧をも可調節に変え得る可
変直流出力を発生する。適当な電力供給手段はL am
daエレクトロニック社製の”Model  LT80
2”であり、この手段は、0〜18ボルト及び70アン
ペアの定格出力を有する。電力供給手段は、それらの各
々が、電極保持頭52及び54により保持された二組の
電極80の一つを荷電する様に設けられる。電極とスキ
ーのメタルエツジとの間に電位差を与える為に、電極8
0は電力供給手段110及び112の正極に接続され、
二組の案内ローラ64.66及び68゜70はブラシ6
5(第7図には図示なし)を経て二つの電力供給手段の
負極に接続される。二つの電力供給手段の負極は、四つ
の案内ローラの各々に対する負極側接地を形成する為に
相接続される。
操作の際、電り供給手段は電極80の各々に連続的に電
位を与える。電位がギャップを破るに充分である時(放
電が行われる時)、または、電極がスキーのメタルエツ
ジに接触した時には何時でも、電極から電力供給手段へ
戻る電路が与えられる。
電力供給手段は、電流及び電圧が限定される型のもので
あるので、電極の動きにより発生されるサージ〈過電流
)により悪影響を受けることはない。
二つの電力供給手段の容量及び電極の電弧発生は、電力
供給手段が実質的に一定に荷電される様に定められ、従
って電極は、放電された後迅速再荷電される。
回転電極80の各々上の電荷は30〜60アンペアの電
流に於て約18ポル1〜であり、これらの電極はスキー
のメタルエツジに向けて及びこれから遠ざかる方向に連
続的に迅速に動く。保持体78はばね90によりスキー
に向けて弾発され、回転電極80が、スキーのエツジへ
電弧を送るかまたはエツジに接触することにより放電す
ると、上記保持体78は反作用によりスキーのエツジか
ら遠ざけられ、ついで、再ひばね90によりスキーのエ
ツジに向けて弾発される。この繰返し往復運動により、
電極はスキーエツジから電弧の形の放電が発生し得る距
離に置かれる。一実施例に於ては、電極上の荷電が30
〜60アンペアに於て約18ボルトである時には、電極
がスキーエツジから約0.005〜0.01インチ(0
,125〜O025rtm )の距離にある時電弧が発
生することが発見されている。この電弧発生は、回転電
極がスキーエツジに向けて動く時及びこれから遠ざかる
方向に動く時に生ずる。
前述したごとく、案内ローラ64.66.68゜70は
スキーのメタルエツジを接地状態に、即ち低電位に保ち
、電極80からの電弧は常にスキーのメタルエツジに向
かう方向に出される。電弧発生の間に、電極80の一部
が電極から取出され(放散され)、スキーのメタルエツ
ジに向けて送られてこの上に沈積される。この様にして
、電極の材料が金属のメタルエツジ上に沈積される(被
覆される)。前述及び第5図に示したごとく、押付けロ
ーラ42.44.46によりスキーの反りを打消すこと
によってスキーのメタルエツジは電極80に対して固定
位置に保たれ、電極からの電弧が上記エツジの側面の下
部に近い所に接触することが許され、スキーエツジの隅
18に近い所に硬材料の被覆が与えられる。
好適実施例に於ては、電極80は、硬いタングステンカ
ーバイドで作られ、この材料がスキーのメタルエツジの
側面上に極めて薄い層として沈積される。電極輪80は
、軸79上でスキーのメタルエツジに対して下向きに回
転されるが、この方向の回転により、スキーエツジの底
面(即ち、走行面)上への電極材料の沈積が防止される
ことが発見されている。
好適実施例に於ては、硬いカーバイド材料の薄層がスキ
ーのメタルエツジの側面上にスキーの上方湾曲部(先端
部)の少し後からスキーの尾部近くに至る迄沈積される
が、例えば電極への荷電の制御により、スキーエツジの
小部分または、隔てられた部分のみを被覆することも出
来る。
スキーのメタルエツジの各側に6個の回転電極を置き、
上述したごとく作動し、これらの電極を通ってスキーを
49.5フイ一ト/分(約15m/分)の速度で動かす
ことにより満足な被覆が作られることが発見されている
が、電極の数、スキーの速度、または電極上の電荷を増
減することにより、本発明の方法を実施するに適当な他
の装置例も作られ得る。
第8図に於て、第7図に示した120ボルトの交流はス
イッチS4及びヒユーズF4を経て三つのモータ駆動系
統及びタイミング回路118に送られる。モータ制御器
120は交流電力をスキーコンベヤの駆動モータ38に
送ってその速度を制御する。二組の電極80の各々は別
々の直流モータにより回転駆動され、第8図に於ては、
これらのモータは、保持頭52に保持された電極を駆動
する左側駆動モータ122、及び保持頭54に保持され
た電極を駆動する右側駆動モータ124として示されて
おり、左側モータ122は通常の直流モータ制御器12
6により速度制御され、右側モータ124は通常の直流
モータ制御器128により速度制御される。これらのモ
ータ制御I器126.128としては、Boston 
Gearl ntornationa1社製のl″Ra
tio −Pax、 RP −1”モータ制御器が適当
である。
タイミング回路118は、押付けローラ42゜44.4
6の上下運動、及び、電極保持頭42゜54の内外方運
動を制御する空気圧シリンダの作動タイミングを定め、
これらの作動および停止のタイミングは、リミットスイ
ッチ40上のスキー10の運動により発動される。スキ
ーの尾端がリミットスイッチ40上を通過するとソレノ
イド5OLI及び時差リレイTDR3及びTDR4が励
磁される。ソレノイド5OL1は空気圧シリンダ42a
の一体部分であり、励磁されると、このシリンダを作動
して押付けローラ42をスキーに係合させる。時差リレ
イTDR3及びTDR4は常時開放であり、接点TDC
3及び−1−D C4の開開を制御する。スイッチ40
が作動されてリレイTDR3及びTDR4が励磁される
と、接点TDC3及びTDC4は直ちに閉じ、これらに
接続された時差リレイにより定められた時間の開閉鎖状
態に保たれる。この作動により、二つの時差リレイTD
R1及びTDR2が、リレイTDR3及びT’ D R
4により定められた時間の間励磁される。
時差リレイTDR1及びT D r< 2は常時開鎖型
であり、接点TDC1a及びTDCI b (これらは
ともにTDR1によりI制御される)及びTDC2(こ
れはTDR2により制御される)を制御する。接点TD
C1a及びTDCl bは、リレイTDR1により定め
られた時差の後に閉じる。この時差は、接点TDC3の
開鎖によりリレイT D R1が励磁された時から始ま
る。時差リレイT’ D F’(2は、接点TDC4の
開鎖の時から始−まる時差の後に接点TDC2を閉じる
。接点−r D C3及びTDC4はリミットスイッチ
40の開鎖の直後に開鎖するのであるから、TDCla
、TDClb及びTDC2は、スイッチ40の作動に対
する時差後に閉じる。閉鎖時間は、接点TDC1a及び
TDCl bの同時開鎖が、接点TDC2の閉鎖の前に
生ずる様に定められる。即ち、時差リレィTDR2は時
差リレイTDR1よりも長い時差を有する。
第8図に示すごとく、接点TDC1bの閉鎖はソレノイ
ド5OL5を電源に接続する。このソレノイドは空気圧
シリンダ44aの一体部分であり、押付けローラ44運
動を制御する。シリンダ44aは、ソレノイド5OL5
の励磁により作動されると、押付けローラ44をスキー
に係合さUる。
接点TDC1aの閉鎖はソレノイド5OL3及び5OL
4を励磁し、これらのソレノイドは、それぞれシリンダ
及びピストン60.62の作動を制御し、シリンダおよ
びピストン60.62は、それぞれ左側電極保持類52
及び右側電極保持類54の運動を制御する。これら三つ
のソレノイド5OL3,5OL4及び5OL5は、時差
リレイTDR1により定められた時差後に同時に励磁さ
れる。この作動により、二つの電極保持類52゜54及
び中心押付けローラ44が同時にスギ−に係合させられ
る。この状態になる時刻(これはりレイTDR1により
設定されるのであるが)は、スキーとの係合が適当な時
刻に生ずる様にコンベヤベルト30の運動速度に従って
定められる。
ソレノイド5QL2は空気圧シリンダ46aの一体部分
であり、空気圧シリンダ46aは押付けローラ46の作
動をυ1111する。リレイ1− OR2により設定さ
れた時差は、リレイTDR1により設定された時差より
長いから、ソレノイド5QL2はソレノイド5OL3.
5OL4,5OL5の励磁の後励磁され、従って、ロー
ラ46はスキーに係合する最後のローラになる。リレイ
TDR2により設定される係合時刻は、スキーの比端が
ローラ46の下を通過する時にこのローラがスキーの尾
部に接触づる様に定められる。
スキーの上方湾曲部(先端部)がリミットスイッチ40
を通過する時に上記スイッチ40S聞かれてl1ll脱
操作が開始され、押付けローラ42゜44.46が次々
にスキーから離され、ローラとスキー先端部との接触が
防がれる。上記ローラの離脱の順序は係合の順序と同じ
である。即ら、ローラ42が第一に+m12され、次に
ローラ44(及び電極保持類52及び54)がIll脱
され、その次に、ローラ46がl11iIB2される。
この離脱作動についてさらに述べるに、スキー先端部が
スイッチ40を開放すると、5OLIが非励磁にされ、
空気圧シリンダ42aが不作動にされてローラ42が上
方に1iIIII2される。スイッチ40の開放は時差
リレイTDR3及びTDR4をも非励磁にする。
これら二つの時差リレイは常時開放型であるから、これ
らが制御する接点(TDC3及びTDC4)は、予設定
された時差が経過する迄閉鎖状態に保たれる。リレイT
DR3に対する時差が先づ経過し、接点TDC3が開か
れて、リレイT D R1が非励磁にされる。このこと
が生ずると、上記TDRIは時間開放型であるので、接
点TDC1a及びTDCl bが時差なしに開かれる。
この結果、5QL3.8OL4及びS OI−5が非励
磁にされ、これらにより制御される空気圧シリンダによ
って左側及び右側電極保持類52.54及び中心押付け
ローラ44が離脱される。
その後に、リレイTDR4の時差が経過して接点TDC
4が間かれ、時差リレイTDR2が非励磁にされる。リ
レイTDR2の非励磁化の直後に接点TDC2が開き、
ソレノイド5QL2が非励磁にされ、従って空気圧シリ
ンダ46aが不作動にされてローラ46が離脱される。
上述のごとく、スキーの尾端がリミットスイッチ40上
を通過することにより係合作動が開始され、スキーの先
端部がスイッチ40上を通過することによりwi脱作動
が開始される。押付けローラ42の上下運動はスイッチ
40の開閉により直接υJtllされ、ローラ44及び
46の上下運動及び電極保持類52.54の内外方運動
のタイミングは、リレイTDRI、TDR2,TDR3
及びTDR4により制御される。特にリレイTDR1及
びTDR2は、これらの部分の係合のタイミングを定め
るものであり、リレイTDR3及びTDR4は、これら
の部分の離脱のタイミングを定めるものである。
上述のタイミング回路118としては、例えばデジタル
タイミング回路のごとき種々なタイミング手段が用いら
れ得、また、ローラ及び電極保持類の作動のタイミング
を定める為には、リミットスイッチ40以外の種々な配
置も用いられ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はスキーの部分断面図、第2図は本発明の方法を
行う為の装置の側面図、第3図は上記装置の部分平面図
、第4図は上記装置の第2図の4−4線による断面図、
第5図は上記装置の部分端面図であり、スキーのメタル
エツジ近く置かれたカーバイド製輪形電極を示す図、第
6図は第5図の6−6線による部分立面図、第7図は電
極に荷電する為の電気手段の説明図、第8図は本発明の
モータton及びタイミング回路の説明図、である。 10・・・スキー、12.14・・・スキーの本体部及
び底体、16・・・スキーのメタルエツジ、20・・・
メタルエツジ上の沈積層(被覆層)、28・・・装「1
.30・・・コンベヤ、32.34・・・案内及び駆動
プーリ、38・・・駆動モータ、40・・・リミットス
イッチ、42.44.46・・・押付けローラ、42a
、44a、46a・・・ローラ42,44.46を作動
する為の空気圧シリンダ、48・・・電極手段、52゜
54・・・電極保持類、60.62・・・空気圧シリン
ダ、64.66.68.70・・・案内O−ラ、65・
・・ブラシ、80・・・電極、90・・・圧縮ばね、1
10゜112・・・電力供給手段、122,124・・
・左側及び右側電極保持類駆動モーター、SQL・・・
ソレノイド、TDC・・・接点。 出願人代理人  佐  藤  −雄 ヘノ・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、メタルエッジを有するスキーの側面の下部を処理す
    る為の方法に於て、 スキーを通路に沿って長手方向に置いて運び、少なくと
    も一部分がカーバイドで作られた回転電極を、上記メタ
    ルエッジの近くに於て上記通路の少なくとも一側に置き
    、 上記電極から上記メタルエッジへの電弧を発生させて、
    上記電極からカーバイドを運び、これを上記メタルエッ
    ジ上に沈積させる、 ことからなる方法。 2、上記スキーは静止のまゝに保たれ、上記回転電極は
    上記スキーの少なくとも一側に沿って動かされ、電弧が
    上記電極から上記スキーのメタルエッジに向けて発せら
    れる特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、上記スキーの両側上のメタルエッジの近くに於て上
    記通路の両側に電極を置くことを含む特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 4、上記通路の両側に沿って長手方向に間隔を隔てゝ多
    数の電極を置くことを含む特許請求の範囲第3項記載の
    方法。 5、上記スキーのメタルエッジ上にカーバイドの少なく
    とも部分的被覆を施す為に、上記電弧により上記電極か
    ら上記メタルエッジへカーバイドを運ぶことを含む特許
    請求の範囲第4項記載の記載の方法。 6、少なくとも一部がカーバイドで作られた電極を上記
    通路の両側に置き、上記電弧に沿ってカーバイドを上記
    電極から上記メタルエッジへ送ることにより上記メタル
    エッジ上にカーバイドを沈積させることを含む特許請求
    の範囲第3項記載の方法。 7、上記電極をホイールの形に作り、上記電極を、上記
    スキーの上記運動通路に平行な軸心上で回転させること
    を含む特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、上記電極を上記スキーのメタルエッジに向けて及び
    これから遠ざかる方向に動かし、電弧を繰返し発生させ
    ることを含む特許請求の範囲第5項記載の方法。 9、スキーのメタルエッジ上にカーバイドを沈積させる
    方法に於て、スキーを通路に沿って、上記スキーのメタ
    ルエッジが、少なくとも一部がカーバイドで作られ、上
    記メタルエッジの側面近くに隔てゝ置かれた高速回転す
    る電極を通過する様に上記スキーを運び、 上記メタルエッジを第一電位に保ち、 上記電極を上記第一電位より高い第二電位に荷電して、
    上記電極から上記メタルエッジへの電弧を発生させ、 上記電弧により上記電極から上記メタルエッジの側面上
    へカーバイドを送ってこれを上記メタルエッジ上に沈積
    させる、 ことからなる方法。 10、上記カーバイドは上記メタルエッジ上に溶融状態
    で沈積される特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、上記カーバイドは上記メタルエッジ上に溶融形で
    沈積される特許請求の範囲第9項記載の方法。 12、上記電極を上記通路の両側に置くことを含む特許
    請求の範囲第9項記載の方法。 13、上記電極を、上記スキーに対して横方向に動き得
    る保持頭上に置き、上記保持頭及び上記電極を、上記ス
    キーの側面形に応じて内方及び外方に動かすことを含む
    特許請求の範囲第9項記載の方法。 14、上記電極の近くに於て上記スキー上に垂直圧を加
    えて上記スキーを平らにし、上記電弧が上記電極から上
    記スキーのメタルエッジへ向けて発生する時に上記エッ
    ジを上記電極に対して位置決めすることを含む特許請求
    の範囲第9項記載の方法。 15、上記電極を上記保持頭上に可揺動に取付け、上記
    電極を上記メタルエッジに向けてばね弾発することを含
    む特許請求の範囲第14項記載の方法。 16、上記電極をホイールの形に作り、上記電極を上記
    スキーの上記運動通路に平行な軸心上で回転させること
    を含む特許請求の範囲第9項記載の方法。 17、上記スキーを電気的に接地された案内体を通過し
    て運び、上記案内体が上記メタルエッジに接触すること
    により上記エッジを接地させることを含む特許請求の範
    囲第9項記載の方法。 18、スキーのメタルエッジ上に材料を沈積する為の装
    置に於て、 メタルエッジを有するスキーを長手方向通路に沿って運
    ぶ為の手段、 上記通路の近くに置かれて荷電された電極手段、及び 上記電極と上記メタルエッジとの間に電位差を与え、上
    記電極から上記メタルエッジへの電弧を発生させ、これ
    により上記電極から上記メタルエッジへ材料を送ってこ
    れを上記エッジ上に沈積させる為の手段を備えた装置。 19、上記スキーを通路に沿って運ぶ為の手段は、長手
    方向に置かれたスキーを運び得る無端ベルトを含む特許
    請求の範囲第18項記載の装置。 20、処理の間、上記スキーの上面に下向きの圧力を加
    えて上記スキーを平らにし、上記スキーを上記電極の近
    くに位置決めする為の手段を含む特許請求の範囲第18
    項記載の装置。 21、上記スキーはその上面を上にして運ばれ、上記下
    向きの圧力を加える為の手段は、上記スキーの上面に接
    触し得る押さえ付けローラを有する特許請求の範囲第2
    0項記載の装置。 22、上記電極手段は、少なくとも一部がカーバイドで
    作られた電極を有する特許請求の範囲第18項記載の装
    置。 23、上記電極手段は、少なくとも一部がカーバイドで
    作られた少なくとも一つの可回転電極体を有する特許請
    求の範囲18項記載の装置。 24、上記電極手段は、少なくとも一部分がカーバイド
    で作られて上記メタルエッジに対して回転され得る輪形
    体を有する特許請求の範囲第18項記載の装置。 25、上記電極手段は、上記通路の両側近くに置かれた
    多数の電極を有する特許請求の範囲第24項記載の装置
    。 26、上記電極と上記メタルエッジとの間に電位差を与
    える為の上記手段は、上記電極を第一電位に荷電する為
    の手段及び、上記メタルエッジを第一電位より低い第二
    電位に保つ為の手段を有する特許請求の範囲第18項記
    載の装置。 27、上記電極はタングステンカーバイドで作られ、上
    記電極から上記メタルエッジへの電弧発生により、上記
    電極から上記メタルエッジへタングステンカーバイドが
    運ばれて上記エッジ上に溶融状態で沈積される特許請求
    の範囲第18項記載の装置。 28、上記カーバイドは上記スキーのメタルエッジの側
    面上にのみ沈積される特許請求の範囲第27項記載の装
    置。
JP14759985A 1985-06-12 1985-07-04 スキ−のメタルエッジを処理する為の方法及び装置 Granted JPS61284272A (ja)

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JPH0379432B2 JPH0379432B2 (ja) 1991-12-18

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JP14759985A Granted JPS61284272A (ja) 1985-06-12 1985-07-04 スキ−のメタルエッジを処理する為の方法及び装置

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EP0206676A3 (en) 1988-03-23
EP0206676A2 (en) 1986-12-30
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