JPS61284031A - クライストロン - Google Patents

クライストロン

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Publication number
JPS61284031A
JPS61284031A JP12540685A JP12540685A JPS61284031A JP S61284031 A JPS61284031 A JP S61284031A JP 12540685 A JP12540685 A JP 12540685A JP 12540685 A JP12540685 A JP 12540685A JP S61284031 A JPS61284031 A JP S61284031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collector
high frequency
microwave power
leakage
insulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP12540685A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yoshioka
康博 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクライストロン、特にそのコレクタの構造に関
するものである。
〔従来の技術Sよびその問題点〕
一般にタライストロンはコレクタ部と高周波回路部との
間を電気的に絶縁したものが多い。第2図は高周波回路
部の出力空胴とコレクタ部との接続部構造を示しており
、1はコレクタ、2は出力空胴、3はコレクタ封入皿、
4はコレクタ・セラミック、5,6はドリフト管、7は
出力部ポールピースである。すなわち、コレクタ1と出
力空胴2はあるギャップをもたせてセラミック4により
電気的に絶縁している。
更に真空気密を要するために、コレクタ1及び出力空胴
2にコレクタ封入皿3をろう付し、それに機械的及び熱
的強度の優れたコレクタ・セラミック4をろう付して真
空気密を保持してG)る。
コレクタ1は電子ビームの運動エネルギーを熱に変換す
るために高温となり、また出力空胴2も高い高周波誘導
電流を誘起するので高温となるために絶縁材としては熱
的強度に優れ、また、機械的強度にも優れたセラミック
4を使用せざるを得ない。このような構造を採るとコレ
クタ1と出力空胴2の間にセラミック4を含んだ別の空
胴共振が形成されることになる。
電子銃から射出された電子ビームは、高周波回路を通過
するに従い密度変調が大きくなり、出力空胴2内のドリ
フト管5とドリフト管6のギャップを通過すると静電誘
導により出力空胴2内に誘導電流を誘起し、ドリフト管
5及びドリフト管6のギャップ間に高周波電界を誘起す
る。これ;こまり、電子ビームのもつ運動エネルギーは
減速電界により大部分の電子が減速されその分が出力と
して取り出される。しかし、出力空胴2の加速電界によ
り小数の電子は加速され出力空胴2を通過後も以前とし
て電子ビームは密度変調を維持している。
密度変調された電子ビームがコレクタ1及び゛ドリフト
管5のギャップを通過すると、この部分は上記の様に別
の空胴共感器を形成しているために静電誘導により、こ
の空胴共振器内に誘導電流を誘起してしまう。
この誘導電流は、コレクタ・セラミック4が誘電体であ
るために、この部分から外部へ伝播して漏れパワーの原
因となる。
この漏れパワーを防止するため従来は、漏れパワーが漏
れる部分を絶縁を施した金属でシールドする方法が採用
されている。しかし、第2図からもわかるように漏れパ
ワーが生じる部分は構造的にもスペースが十分でない。
さらに漏れパワーもかなりの電力であるために絶縁を施
した金属との間に放電を発生させ、その熱により絶縁が
破壊され電気的にシ1−トする恐れがある。
本発明の目的は、上記の問題点である漏れパワーを防止
し、外部の計測装置や人体に悪影響を及ぼすことのない
タライストロンを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、高周波回路部とコレクタとの間を絶縁部材を
介して電気的に絶縁した構造のタライストロンにおいて
、絶縁部材の外周で、上記コレクタの底面と高周波回路
部の出力部ポールピース上面の間の空間に絶縁体製氷管
を設置し、絶縁部材の間から漏れて(るマイクロン波パ
ワーを吸収させるようにしたことを特徴とする。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例を示す。漏れパワーというの
は、高周波電流を伴なうために水には非常によ(吸収さ
れるという特徴がある。更に漏れパワーは、誘電体であ
るコレクタ・セラミック4を通して漏れてくる。そこで
図に示す様にコレクターセラミック4の外部でコレクタ
1の底面と出力部ポールピース7の上面の間の空間の一
部あるいは全部に絶縁体製氷管8を設置しこの絶縁体製
氷管8に水を通して、漏れパワーを吸収させ、高周波電
流が外部へ漏れない様にしたものである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は高周波回路部とコレクタ部をセラ
ミックで絶縁していることにより漏れパワーの発生する
構造を有するタライストロンにおいて、漏れパワーの発
生する部分の外周を絶縁体製氷管で覆ったので、従来の
ように放電を発生して電気的シヲートを生ずる危険性の
ないタライストロンを提供することができる。本発明は
特に大電力のタライストロンに2いてその効果は大きい
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は高周
波回路部(出力空胴)とコレクタ部との接続部構造を示
す断面図である。 1・・・・・・コレクタ、2・・−・・・出力空胴、3
・・・・・・コレクター封入皿、4・・・・・・コレク
ターセラミック、5.6・・・・・・ドリフト管、7・
・・・・・出力部ポールピース、8・・・・・・絶縁体
製氷管。 代理人 弁理士  内 原   晋、′−゛プ゛(、。 第 11!I 箒 2 囚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高周波回路部とコレクタとの間を絶縁部材を介して電気
    的に絶縁したクライストロンにおいて、前記絶縁部材の
    外周で、前記コレクタの底面と高周波回路部の出力部ポ
    ールピース上面の間の空間の一部あるいは全部に絶縁体
    製水管を設置したことを特徴とするクライストロン。
JP12540685A 1985-06-10 1985-06-10 クライストロン Pending JPS61284031A (ja)

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JP12540685A JPS61284031A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 クライストロン

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JPS61284031A true JPS61284031A (ja) 1986-12-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012098391A1 (en) 2011-01-21 2012-07-26 E2V Technologies (Uk) Limited Electron tube

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