JPS61283999A - 多車線対応形車両感知器 - Google Patents

多車線対応形車両感知器

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JPS61283999A
JPS61283999A JP12538985A JP12538985A JPS61283999A JP S61283999 A JPS61283999 A JP S61283999A JP 12538985 A JP12538985 A JP 12538985A JP 12538985 A JP12538985 A JP 12538985A JP S61283999 A JPS61283999 A JP S61283999A
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coil
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JP12538985A
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卓也 藤本
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Omron Corp
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Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、例えば、道路を走行する車両の通過台数を計
測したり、車両の走行速度を計測したりするなどのため
に用いられる車両感知器に関し、特には、3車線を走行
する車両を感知するための多車線対応形車両感知器jこ
関する。
(発明の概要) 本発明は、3車線を走行する車両を感知するように感知
器を構成するにおいて、構成および設置工事のいずれも
が簡単で、かつ、美観を損なうことなく、車両感知を良
好に行なえるようにしたものである。
(従来技術とその問題点) 従来の車両感知器としては次のものが知られている。
(i)第1従来例 道路の幅方向はぼ全体にわたるように、ループコイルを
路面下に埋設し、そのループコイル上を金属体である車
両が通過するに伴なうインピーダンス変化をとらえ、そ
のインピーダンス変化による所定量のレベル変化に基づ
き、車両感知信号を出力させていた。
(11)第2従来例 道路の両側の一方にボールを立設するとともに、その上
端からアームを張り出し、そのアームに、超音波を投射
する発信器と、反射超音波を受信する受信器とから成る
超音波式感知器を取付け、路面から反射した場合と道路
を走行する車両から反射した場合とによる超音波発信時
と受信時との時間差に基づき、車両感知信号を出力させ
ていた。
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合で
は、次の欠点があった。
■第1従来例の欠点 ループコイルにより車両を精度良く感知するために、通
常2mX2m程度の大きいものを必要とし、しかも、こ
のループコイルを路面下に埋設しなければならず、その
埋設のために道路を広範囲にわたってカッティングせざ
るを得ない。このため、道路のカッティングに手間を要
し、通行規制の期間が長くなるとともに、工事費が高価
になる欠点があった。
■第2従来例の欠点 道路上に大きなボールを立設するために、上記第1従来
例と同様に、その設置工事に手間を要するとともに工事
費が高価になる欠点があり、その上、ボールが道路上に
突出するために美観を損なう欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、設置工事を手間少なくかつ安価に行なえるとともに
、感知器を美観□を損なうことなく設置でき、更に、構
成部材少なくして3車線の車両を良好に感知できるよう
にすることを目的とする。
(発明の構成と効果) 本発明は、このような目的を達成するために、第1車線
と第2車線との境界部に配置された磁性体を磁心とする
第1送信用コイルと、前記第2車線と第3車線との境界
部に配置された磁性体を磁心とする第1受信用コイルと
、前記第3車線の前記第1受信用コイル設置側とは反対
側の側部に配置された磁性体を磁心とする第2送信用コ
イルと、前記第1車線の前記第1送信用コイル設置側と
は反対側の側部に配置された磁性体を磁心とする第2受
信用コイルと、前記第1および第2送信用コイルに励振
電流を出力する高周波発振回路と、前記第1受信用コイ
ルで受信された受信電流を、前記第2車線に対応する受
信電流と前記第3車線に対応する受信電流とに分割して
出力する分割手段と、前記第1および第2受信用コイル
それぞれの受信電流のレベル変化に応答して車線ごとの
車両感知信号を出力する出力回路とを備えて構成する。
この構成によれば、高周波発振回路から第1送信用コイ
ルと第2送信用コイルとに励振電流が出力されると、励
振電流が出力された第1送信用コイルと第2受信用コイ
ル、第1送信用コイルおよび第2送信用コイルそれぞれ
と第1受信用コイルとにわたって磁界が形成され、この
磁界により、受信用コイルでは電流が誘起される。磁界
に車両が接近すると、車両内を磁束が通うて受信用コイ
ル側の磁気抵抗が下がり、受信用コイルを鎖交する磁束
の密度が増大してその受信電流が増加するか、あるいは
、うず電流損により受信用コイルの受信電流が減少する
かによりレベル変化を生じ、いずれにしても、車両が接
近していない場合に比べて、受信電流のレベルが変化す
る。この受信電流のうち第1車線に対応する受信電流が
第2受信用コイルから取り出され、そして、第1受信用
コイルからの受信電流は、時分割や周波数分割などの分
割手段により分割されて、第2および第3車線それぞれ
に対応した受信電流が取り出され、それぞれのレベル変
化に基づいて第1、第2および第3車線それぞれにおけ
る車両の接近を検出できる。
したがって、第1および第2送信用コイルそれぞれと第
1および第2受信用コイルそれぞれとの間で磁界を形成
するようにするから、第1および第2送信用コイルなら
びに第1および第2受信用コイルそれぞれとしては、従
来のループコイルに比べて十分に小さくて済み、それら
を中央分離帯や路側に設置し、感知器本体を一箇所に設
置する場合であれば、コイルと感知器本体を繋ぐケーブ
ルを路面下に埋設するだけで良く、また、たとえコイル
のすべてを埋設する場合でも、その埋設スペースが小さ
いもので良く、道路に対するカッティング工事を簡略化
でき、設置工事を手間少なく行なえて通行規制の期間が
短くて済むとともに、工事費が安価になった。
また、超音波式の場合のようにボールを立設しないから
、美観を損なうことなく設置できる。
更に、3車線上の車両を感知するのに、境界部に設置し
た第1送信用コイルでは、第1および第2車線の車両感
知に兼用し、かつ、第1受信用コイルでは、第2および
第3車線の車両感知に兼用するから、車線ごとに送信用
コイルと受信用コイルの一対を一組として設置する場合
、両コイルそれぞれ3個づつで全体として6個必要とす
るのに比べて、送信用コイルと受信用コイルそれぞれを
1細巾なくでき、全体として2個のコイルを少なくでき
、3車線の車両感知を、構成部材少なくしてより一層安
価に行な疼るようになった。
(実施例の説明) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図は、本発明の実施例に係る多車線対応形車
両感知器の概略構成図、第2図は設置状態を示す概略平
面図、第3図は回路図である。これらの図において、■
は第1送信用コイル、2は第2送信用コイルであり、そ
れぞれフェライトなどの磁性体1a、2aを磁心として
、それに巻回されている。3は第1受信用コイル、4は
第2受信用コイルであり、それぞれフェライトなどの磁
性体3a、4aを磁心として、それに巻回されている。
第1車線R4と第2車線R2と第3車線R3の3本の車
線を有する道路において、前記第1送信用コイルlは、
第1車線R,と第2車線R9との第1境界部R1tに埋
設され、前記第1受信用コイル3は、第2車線R3と第
3車線R3との第2境界部Rt、に埋設されている。ま
た、前記第2受信用コイル4は、第1車線R8の第1境
界部RIffiとは反対側の路側に、そして、第2送信
用コイル2は、第3車線R8の第2境界部R23とは反
対側の路側にそれぞれ埋設されている。これらの第1お
よび第2送信用コイル1.2ならびに第1および第2受
信用コイル3,4それぞれは路面上に固定設置しても良
い。
5は、電気回路部を収納した感知器本体であり、この感
知器本体5と前記第1および第2送信用コイル1,2と
第1および第2受信用コイル3.4とが、路面下に埋設
した送電ケーブル5aを介して接続されている。
前記第1送信用コイル1および第2送信用コイル2には
、励振電流を出力する高周波発振回路6とその励振電流
を増幅する増幅回路7とから成る励振手段8が接続され
ている。
前記第1受信用コイル3および第2受信用コイル4には
、受信電流のレベル変化に応答して車両感知信号を出力
する出力回路9が接続されている。
この出力回路9は、第1および第2受信用コイル3.4
それぞれに対して、増幅器10とバンドパスフィルタ1
1と検波回路12とを有し、かつ、第1判定部13aと
第2判定部13bと第3判定部13cとを有し、受信用
コイル3からの受信電流を増幅した後にバンドパスフィ
ルタ11によりノイズ成分を除去し、検波回路12で検
波して第1ないし第3判定部13a、13b、13cに
入力するようになっている。第1ないし第3判定部+3
a。
+3b、13cそれぞれには、スイッチ回路14と、こ
のスイッチ回路14の第1接点に接続された第1コンデ
ンサ15と、スイッチ回路14の第2接点に接続された
第2コンデンサ16と、第1および第2コンデンサ15
.16それぞれの正極端子に接続された差動増幅回路1
7と、差動増幅回路17の出力端子に接続されたコンパ
レータ18と、前記コンパレータ18のスレッショルド
電圧Vrefを決めるための定電圧電源19と、前記ス
イッチ回路14にスイッチ切換用のパルス信号を出力す
るタイミング回路20とが備えられている。
前記タイミング回路20は、コンパレータ18の出力が
“L”レベルのときには、スイッチ回路14にパルス信
号を出力し、コンパレータ18の出力が“H”レベルの
ときには、パルス信号の出力を停止するようになってい
る。また、スイッチ回路14は、タイミング回路20か
らのパルス信号が“H″レベルときに検波回路12を第
1コンデンサ15に接続し、逆に、パルス信号が″L″
レベルのときに検波回路12を第2コンデンサ16に接
続するように構成されている。
前記第1および第2送信用コイル1,2と励振手段8と
の間に送信切換回路21が介装されるとともに、この送
信切換回路21が切換コントロール信号発生回路22か
らの切換用パルス信号により設定時間ごとに切換えられ
るように構成されている。即ち、切換用パルス信号が“
H”レベルのときに励振手段8に第1送信用コイル1が
接続され、逆に、切換用パルス信号が“L”レベルのと
きに励振手段8が第2送信用コイル2に接続されるよう
になっている。
また、前記検波回路12と第2および第3判定部13b
、+3cとの間に受信切換回路23が介装され、前記切
換コントロール信号発生回路22からの切換用パルス信
号が″H″レベルのときに検波回路12が第2判定部1
3bに接続され、切換用パルス信号が′L”レベルのと
きに検波回路12が第3判定部13cに接続されるよう
になっている。
ll− これらの第2および第3車線R! 、 Rsそれぞれに
対して背反的かつ時分割で車両を感知するために、送信
切換回路21と切換コントロール信号発生回路22と受
信切換回路23とから構成されるものをして、分割手段
としての切換手段と称する。
24は、第2および第3判定部13b、13cそれぞれ
の受信切換回路23とスイッチ回路14との間に介装さ
れた第3コンデンサであり、受信切換回路23が他方側
に切換えられたときでも、その切換前のレベルに信号レ
ベルを保持するためのものである。
なお第1判定部13aの構成は、第2判定部13bと同
じであり、同一番号を付しておく。また、第3判定部1
3cも第2判定部13bと同一であり、図面上は省略す
る。
次に、この実施例の動作を第4図のタイムチャートに−
づいて説明する。
高周波発振回路6からの励振電流を増幅回路7で増幅し
、この励振電流を前記切換コン゛トロール信号□発生回
路22からの切換コントロール信号aに応答して第1送
信用コイル1と第2送信用コイル2とに背反的かつ時分
割で出力し、それら励振電流す、cに応じて第1および
第2送信用コイルl。
2それぞれを励振し、第1送信用コイルlあるいは第2
送信用コイル2と第1受信用コイル3との間に磁界を形
成する。
第1受信用コイル3によって受信された受信電流は、増
幅器10で増幅された後、バンドパスフィルタ11によ
りノイズ成分が除去され、その信号dが検波回路12に
より検波されて信号eとなる。
この検波回路12からの信号eが、前記切換コントロー
ル信号発生回路22からの切換コントロ−ル信号aに応
答して、第2判定部13bと第3判定部13cとに背反
的かつ時分割で交互に出力される。
第2判定部13bに出力された信号fについて見てみれ
ば、第2車線R3上で車両が走行してきて磁界に達する
と、その磁界に到達した時刻t、から微少時間が経過し
た時刻t、までは、タイミング回路20からスイッチ回
路]4に□パルス信号gが出力されてスイッチ回路14
のスイッチングが繰り返される。第1コンデンサ15は
、パルス信号gが“H”レベルのときの入力信号りによ
って充電され、第2コンデンザ16は、パルス信号gが
L”レベルのときの入力信号1によって充電される。
これらの入力信号り、iは受信切換回路23からの出力
信号fと同一レベルである。第1および第2コンデンサ
+ 5.16は、いずれもスイッチング動作に応答して
交互に充放電を繰り返すため、第1コンデンサ15の充
電電圧vlと第2コンデンサ16の充電電圧V、とは、
通常、実質的に等しい状態を保つ。
ところで、車両が磁界に達するに伴ない、車両の金属部
分に磁束が集中し、第1送信用コイルIと受信用コイル
3との相互インダクタンスが変化する。即ち、バンドパ
スフィルタ11の出力信号dの振幅が増加し始め、それ
に伴なって検波回路I2の出力信号eおよび受信切換回
路23からの出力信号fのレベルも上昇し始める。この
とき、時刻1+においてパルス信号gの立上りがあって
受信切換回路23が第1コンデンサ15に接続されてい
ると、第1コンデンサ15への入力信号りのレベルは、
受信切換回路からの出力信号fの上昇分だけ上昇し、こ
れに応じて差動増幅回路17の出力信号jのレベルが微
少量だけ上昇する。しかしながら、出力信号jの上昇分
が微少量であるため、その出力信号jがコンパレータ1
8のスレッショルド電圧V refよりも低く、コンパ
レータ18の出力信号kがI、”レベルを維持し、車両
感知信号S、は出力されない。
時刻t、においてパルス信号gの立下りがあって、受信
切換回路23が第2コンデンサ16に接続されると、こ
のときには、車両が磁界に大きく入り込んでおり、受信
切換回路23からの出力信号fのレベルも時刻tIから
時刻t2に至る場合よりも大きく上昇しているため、第
2コンデンサ16への入力信号iのレベルは、前記第1
コンデンサ15への人力信号りの上昇分よりも十分に大
きく上昇する。したがって、第1コンデンサ15では、
その充電電圧■1が一定に維持されるが、第2コンI5
− デンサ16では、その充電電圧■、が、そこへの人力信
号iのレベル、即ち、受信切換回路23からの出力信号
fのレベル変化に応じて上昇変化する。この結果、差動
増幅回路17の出力信号jも上昇して、そのレベルがス
レッショルド電圧V refを超え、コンパレータlB
の出力信号kが“H”レベルとなる。これにより、車両
感知信号S、が外部装置(図示せず)に出力され、更に
、その“H“レベルの出力信号kがタイミング回路20
に入力されて、タイミング回路20からのパルス信号g
の出力が停止される。
車両が磁界を通過していくと、それに伴なって、受信切
換回路23からの出力信号fのレベルが低下していく。
その結果、差動増幅回路17の出力信号jのレベルがス
レッショルド電圧V refよりも低くなると、コンパ
レータlBからの出力信号kが″し”レベルになり、車
両感知信号S、は出力されなくなる。また、上記出力信
号kが“L”レベルになる結果、タイミング回路20か
らパルス信号gがスイッチ回路14に出力されてスイッ
チングが再開される。その結果、第1および第2コンデ
ンサ15.16それぞれへの入力信号り、iのレベルが
受信切換回路23からの出力信号rのレベルに対応した
低いものとなり、差動増幅回路17からの出力信号jも
“L”レベルに安定する。
前記第2受信用コイル4では、第2車線R8に対するの
と同じタイミングで受信電流が誘起され、その受信電流
を前記第1判定部13aに人力し、受信電流のレベル変
化に応じて、第1車線R3に対する車両感知信号S1が
出力される。また、第3車線R3に対しては、第2車線
R9に対するのと背反的なタイミングで受信電流が誘起
され、その受信電流を前記第3判定部13cに入力し、
受信電流のレベル変化に応じて1、第3車線R1に対す
る車両感知信号S3が出力される。
このようにして、第1、第2および第3車線R1、Rt
 、 Rsそれぞれにおいて車両を感知するのである。
(別実施例) 第5図は、別実施例の回路図であり、これらの図におい
て、第1および第2送信用コイル1,2、ならびに、第
1および第2受信用コイル3,4それぞれの構成は上記
実施例と同一であり、同一番号を付し、その説明は省略
する。また、出力回路9aにおいて、第1、第2および
第3判定部13a。
13b、13cそれぞれも、第3コンデンサ24が無い
こと以外は同一であり、同一番号を付しておく。このよ
うな構成に加えて、この別実施例では、前記第1送信用
コイル1には、第1固有周波数f。
の励振電流を出力する第1高周波発振回路6aと、その
励振電流を増幅する第1増幅回路7aとから成る第1励
振手段8aが接続され、第2送信用コイル2には、第2
固有周波数r、の励振電流を出力する第2高周波発振回
路6bと、その励振電流を増幅する第2増幅回路7bと
から成る第2励振手段8bが接続されている。
前記第1および第2受信用コイル3.4には、受信電流
のレベル変化に応答して車両感知信号を出力する出力回
路9aが接続されている。第1受信用コイル3に対して
増幅器10aが接続され、この増幅器10aに、前記第
1固有周波数11で受信電流を分割して第1受信電流を
出力する第1バンドパスフイルタllaと前記第2固有
周波数f2、で受信電流を分割して第2受信電流を出力
する第2バンドパスフイルタllbとから成る周波数分
割手段25が接続され、更に、第1および第2バンドパ
スフィルタlla、flbに、第1および第2受信電流
それぞれに対する検波回路12a、+2bが接続され、
これら検波回路12a、12bからの受信電流それぞれ
が第2および第3判定部13b。
13cに入力されるように構成され、第1受信用コイル
3からの受信電流を増幅した後に、第1および第2バン
ドパスフィルタIla、llbそれぞれによりノイズ成
分を除去するとともに第1受信電流と第2受信電流とに
分割し、検波回路12a。
12bで検波して第2および第3判定部+3b、+3c
に入力するようになっている。
第2受信用コイル4には、増幅器Jobが接続され、こ
の増幅器10bに第3バンドパスフイルタllcが接続
され、更に第3バンドパスフィルタllcに検波回路1
2cが接続され、この検波回路12cからの受信電流が
第1判定部+3aに入力されるように構成され、第2受
信用コイル4からの受信電流を増幅した後に、第3バン
ドパスフイルタllcによりノイズ成分を除去するとと
もに前記第1固有周波数flの励振電流に対応する受信
電流を取り出し、その受信電流を検波回路12cで検波
して第1判定部13aに入力するようになっている。
この別実施例における第2および第3判定部13b、1
3cそれぞれのタイミング回路20は、コンパレータ1
8の出力が“L“レベルのときには、スイッチ回路14
にパルス信号を出力し、コンパレータ18の出力が“H
″レベルときには、パルス信号の出力を停止するよ゛う
になっている。まh1スイッチ回路14は、タイミング
回路20からのパルス信号が“H”レベルのときに検波
回路12a(12b)を第1コンデンサ15に接続し、
逆に、パルス信号が“L”レベルのときに検波回路1’
2’a(12b)を第2コンデンサ16′に接続するよ
うに構成されている。
次に、この実施例の動作を第6図のタイムチャートに基
づいて説明す□る。
第1および第2高周波発振回路6 a、 6 bからの
第1および第2固有周波数f、、f、の励振電流を第1
および第2増幅回路7 a、 7 bで増幅し、この励
振電流を第1送信用コイルlと第2送信用コイル2それ
ぞれに出力し、それら励振電流により第1および第2送
信用コイル1,2去れぞれを励振し、第1送信用コイル
1あるいは第2送信用コイル2と第1受信用コイル3と
の間、ならびに、第1送信用コイル1と第2受信用コイ
ル4との間それぞれに磁界を形成する。なお、第1判定
部13aにおける動作は、第2判定部13bと同一であ
り、説明は省略する。
第1受信用コイル3によって受信された受信電流は、増
幅器lOで増幅された後□、分割手段25によりノイズ
成分が除去されるとともに、第1固有周波数f1の第1
受信電流と第2固有周波数f、の第2受信電流とに分割
される。
第1および第2受信電流いずれも同じ動作によって処理
されるため、以下では、第1受信電流aについて説明す
る。第1受信電流aは検波回路12aにより検波されて
信号すとなる。
この検波回路12aからの信号すが第1判定部13aに
出力される。
この信号すは、車線上で車両が走行してきて磁界に達す
ると、その磁界に到達した時刻t1から微少時間が経過
した時刻t2までは、タイミング回路20からスイッチ
回路14にパルス信号Cが出力されてスイッチ回路14
のスイッチングが繰り返される。第1コンデンサ15は
、パルス信号Cが“H”レベルのときの入力信号によっ
て充電され、第2コンデンサ16は、パルス信号CがL
”レベルのときの入力信号eによって充電される。これ
らの入力信号d、eは検波回路12aからの出力信号す
と同一レベルである。第1および第2コンデンサ15.
16は、いずれもスイッチング動作に応答して交互に充
放電を繰り返すため、第1コンデンサ15の充電電圧v
1と第2コンデンサ16の充電電圧■2とは、通常、実
質的に等しい状態を保つ。
ところで、車両が磁界に達するに伴ない、車両の金属部
分に磁束が集中し、第1送信用コイルlと第2受信用コ
イル3との相互インダクタンスが変化する。即ち、第1
バンドパスフイルタllaの出力信号aの振幅が増加し
始め、それに伴なって検波回路12aの出力信号すのレ
ベルも上昇し始める。このとき、時刻tIにおいてパル
ス信号Cの立上りがあって検波回路12aが第1コンデ
ンサ15に接続されていると、第1コンデンサ15への
入力信号dのレベルは、検波回路12aからの出力信号
すの上昇分だけ上昇し、これに応じて差動増幅回路17
の出力信号fのレベルが微少量だけ上昇する。しかしな
がら、出力信号fの上昇分が微少量であるため、その出
力信号fがコンパレータ18のスレッショルド電圧V 
refよりも低く、コンパレータ18の出力信号gが”
L″レベル維持し、第2車線R3に対する車両感知信号
S2は出力されない。
t6一 時刻t、においてパルス信号Cの立下りがあって、検波
回路12aが第2コンデンサ16に接続されると、この
ときには、車両が磁界に大きく入り込んでおり、検波回
路12aからの出力信号すのレベルも時刻1+から時刻
t、に至る場合よりも大きく上昇しているため、第2コ
ンデンサ16への入力信号eのレベルは、前記第1コン
デンサ15への入力信号dの上昇分よりも十分に大きく
上昇する。
したがって、第1コンデンサ15では、その充電電圧V
1が一定に維持されるが、第2コンデンサ16では、そ
の充電電圧■、が、そこへの入力信号eのレベル、即ち
、検波回路12aからの出力信号すのレベル変化に応じ
て上昇変化する。この結果、差動増幅回路17の出力信
号fも上昇して、そのレベルがスレッショルド電圧V 
refを超え、コンパレータ18の出力信号gが“H”
レベルとなる。
これにより、第2車線R8に対する車両感知信号S、が
外部装置(図示せず)ζこ出力され、更に、その“H”
レベルの出力信号gがタイミング回路20に入力されて
、タイミング回路20からのパルス信号Cの出力が停止
される。
車両が磁界を通過していくと、それに伴なって、検波回
路12aからの出力信号すのレベルが低下していく。そ
の結果、差動増幅回路17の出力信号fのレベルがスレ
ッショルド電圧V refよりも低くなると、コンパレ
ータ18からの出力信号gが“L”レベルになり、第2
車線R3に対する車両感知信号S、は出力されなくなる
。また、上記出力信号gが“L”レベルになる結果、タ
イミング回路20からパルス信号Cがスイッチ回路14
に出力されてスイッチングが再開される。その結果、第
1および第2コンデンサ15.16それぞれへの入力信
号d、eのレベルが検波回路12aからの出力信号すの
レベルに対応した低いものとなり、差動増幅回路17か
らの出力信号fも“L”レベルに安定する。
第3判定部13cからも同様に、第2受信電流のレベル
変化に応答して第3車線R3に対する車両感知信号S3
が出力される。また、第1判定部璽3aからも同様に、
その受信電流のレベル変化に応答して第1車線R8に対
する車両感知信号S、が出力される。
本発明では、これらの感知装置を車両進行方向に設定圧
離隔てて設置し、その感知時間差を設定距離で割り算し
て、車両の走行速度を計測できるようにしても良い。
本発明によれば、第1および第2送信用コイル1.2そ
れぞれ自体が磁界を発生するアクティブ形であるため、
鉄骨製の建造物などの外部からの影響を受けにくい利点
があり、また、車両に交信用の通信機を搭載し、その通
信機との間で交信を行なうような場合にも対処しやすい
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の多車線対応形車両感知器の
概略構成図、第2図は設置状態を示す概略平面図、第3
図は回路図、第4図はタイムチャート、第5図は別実施
例の回路図、第6図はそのタイムチャートである。 l・・・第1送信用コイル、1a・・・第1送信用コイ
ルの磁性体、2・・・第2送信用コイル、2a・・・第
2送信用コイルの磁性体、3・・・第1受信用コイル、
3a・・・第1受信用コイルの磁性体、4・・・第2受
信用コイル、4a・・第2受信用コイルの磁性体、6.
6a、6b・・・高周波発振回路、9.9a・・・出力
回路、2.1.22.23・・・分割手段としての切換
手段、25・・・分割手段としての周波数分割手段、R
1・・・第1車線、R7・・・第2車線、R3・・・第
3車線、RI2・・・第1車線と第2車線との境界部、
R83・・・第2車線と第3車線との境界部、S 1.
 S t 、 S 3・・・車両感知信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1車線と第2車線との境界部に配置された磁性
    体を磁心とする第1送信用コイルと、 前記第2車線と第3車線との境界部に配置された磁性体
    を磁心とする第1受信用コイルと、前記第3車線の前記
    第1受信用コイル設置側とは反対側の側部に配置された
    磁性体を磁心とする第2送信用コイルと、 前記第1車線の前記第1送信用コイル設置側とは反対側
    の側部に配置された磁性体を磁心とする第2受信用コイ
    ルと、 前記第1および第2送信用コイルに励振電流を出力する
    高周波発振回路と、 前記第1受信用コイルで受信された受信電流を、前記第
    2車線に対応する受信電流と前記第3車線に対応する受
    信電流とに分割して出力する分割手段と、 前記第1および第2受信用コイルそれぞれの受信電流の
    レベル変化に応答して車線ごとの車両感知信号を出力す
    る出力回路とを備えた多車線対応形車両感知器。
  2. (2)前記分割手段が、 前記第1送信用コイルと第2送信用コイルとに背反的か
    つ時分割で励振電流を出力させる切換手段である特許請
    求の範囲第1項に記載の多車線対応形車両感知器。
  3. (3)前記分割手段が、 前記第1送信用コイルおよび第2送信用コイルに、それ
    ぞれ固有周波数の励振電流を出力し、かつ、前記第1受
    信用コイルの受信電流を前記固有周波数それぞれで分割
    するものである特許請求の範囲第1項に記載の多車線対
    応形車両感知器。
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