JPS61283307A - スパイラル型膜エレメント - Google Patents
スパイラル型膜エレメントInfo
- Publication number
- JPS61283307A JPS61283307A JP12424985A JP12424985A JPS61283307A JP S61283307 A JPS61283307 A JP S61283307A JP 12424985 A JP12424985 A JP 12424985A JP 12424985 A JP12424985 A JP 12424985A JP S61283307 A JPS61283307 A JP S61283307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane element
- spiral
- membrane
- leaf
- channel material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は種々の液体の濃縮又はI過処理に利用されるス
パイラル型膜エレメントに関し、さらに詳しくは、比較
的低圧下で操作される限外清適や精密濾過用のスパイラ
ル型膜エレメントに関する。
パイラル型膜エレメントに関し、さらに詳しくは、比較
的低圧下で操作される限外清適や精密濾過用のスパイラ
ル型膜エレメントに関する。
従来、半透膜を用いて液体の分離・濃縮を行なう液体分
離用の膜エレメントには種々のもQが公知になっている
が、その代表的なものの1つにスパイラル型膜エレメン
トがある。
離用の膜エレメントには種々のもQが公知になっている
が、その代表的なものの1つにスパイラル型膜エレメン
トがある。
このスバ、イラル型膜エレメントは、第3図にその断面
を示すように、中空管1の囲りに半透膜2゜2′とその
間の透過水流路材3から成るリーフ旦を原水流路材4を
介して螺旋状に巻きつけたものである。原水8は第4図
に示すように、中空管1に平行に原水流路材4によって
形成された原采流路を流れるもの(図中矢印a)と中空
管1に垂直に流れるもの(図中矢印b)とがある、透膜
水9は透過水流路材4の形成する透膜水流路を中空管1
に向かつてなかれる。ここで、透膜水が得られる駆動力
は、膜を介した原水と透膜水の圧力差による0通常、逆
浸透の場合は20〜60 ()cg/a#)、限外清適
で3〜5 (kg/a#) 、精密済過て1〜3 (k
g/J)の圧力差を必要とする。したがって。
を示すように、中空管1の囲りに半透膜2゜2′とその
間の透過水流路材3から成るリーフ旦を原水流路材4を
介して螺旋状に巻きつけたものである。原水8は第4図
に示すように、中空管1に平行に原水流路材4によって
形成された原采流路を流れるもの(図中矢印a)と中空
管1に垂直に流れるもの(図中矢印b)とがある、透膜
水9は透過水流路材4の形成する透膜水流路を中空管1
に向かつてなかれる。ここで、透膜水が得られる駆動力
は、膜を介した原水と透膜水の圧力差による0通常、逆
浸透の場合は20〜60 ()cg/a#)、限外清適
で3〜5 (kg/a#) 、精密済過て1〜3 (k
g/J)の圧力差を必要とする。したがって。
リーフ旦は外側から加圧されるため、透過水流路を形成
する透過水流路材3を押しつぶす力がかかる。そこで透
過水流路材3はつぶされないように流路材自体を剛直化
させて、その力に耐えられるようにしている。
する透過水流路材3を押しつぶす力がかかる。そこで透
過水流路材3はつぶされないように流路材自体を剛直化
させて、その力に耐えられるようにしている。
この透過水流路材3には、従来から織物などの多孔性で
かつ水の流れ易い溝を持つ布が用いられており、特に布
表面に溝を持つものが多く用いられている。そして、透
膜水はその溝に沿って流れるわけである。しかし、織物
だけでは、原水の圧力によって容易に変形してしまうた
め、メラミン樹脂などを含浸させることで剛直化させ、
変形しない様にしている。このように、メラミン樹脂に
よって剛直化されたトリコットが透過水流路材3として
使用されたおり、その溝幅(ピッチ)は0 、1 wn
〜0 、5 m、厚み0.15+mw〜0.5mのも
のが使われていた。
かつ水の流れ易い溝を持つ布が用いられており、特に布
表面に溝を持つものが多く用いられている。そして、透
膜水はその溝に沿って流れるわけである。しかし、織物
だけでは、原水の圧力によって容易に変形してしまうた
め、メラミン樹脂などを含浸させることで剛直化させ、
変形しない様にしている。このように、メラミン樹脂に
よって剛直化されたトリコットが透過水流路材3として
使用されたおり、その溝幅(ピッチ)は0 、1 wn
〜0 、5 m、厚み0.15+mw〜0.5mのも
のが使われていた。
このように作られたトリコット製の流路材を用いて、逆
浸透、限外濾過、精密濾過用のスパイラル型膜エレメン
トが作られ、多くの用途に用いられて来た。しかし、こ
の樹脂によって剛直化されたトリコットの流路材は、通
水抵抗(圧損)が大きいという欠点があった。逆浸透の
ように20〜60 (kg/d)の圧力がかかる場合は
、1〜2(kg/cd)の圧損は問題にならないが、限
外済過や精密清適に使用する場合にこれだけの圧損が生
じると、透過水量に大きく影響を与えるばかりでなく透
過水流路の中に透膜水が得られず、死水域が生じ、透膜
水の二次汚染という問題も生じてくる。
浸透、限外濾過、精密濾過用のスパイラル型膜エレメン
トが作られ、多くの用途に用いられて来た。しかし、こ
の樹脂によって剛直化されたトリコットの流路材は、通
水抵抗(圧損)が大きいという欠点があった。逆浸透の
ように20〜60 (kg/d)の圧力がかかる場合は
、1〜2(kg/cd)の圧損は問題にならないが、限
外済過や精密清適に使用する場合にこれだけの圧損が生
じると、透過水量に大きく影響を与えるばかりでなく透
過水流路の中に透膜水が得られず、死水域が生じ、透膜
水の二次汚染という問題も生じてくる。
本発明者等の検討によれば、上記圧損のため限外濾過膜
を使用したスパイラル型膜エレメントでは、膜の持つ能
力の半分程度しか透腹水量が得られていないことを突き
とめた。
を使用したスパイラル型膜エレメントでは、膜の持つ能
力の半分程度しか透腹水量が得られていないことを突き
とめた。
なお、この種のエレメントに関連する技術としては、例
えば、特開昭54−17383号が挙げられる。
えば、特開昭54−17383号が挙げられる。
本発明の目的は、上記の如き欠点を取り除き、透過水流
路における圧損を小さくすることで透過水量が大きく、
かつ、透過水流路において、液滞留のない、比較的低圧
下で操作される限外濾過や精密が通用のスパイラル型膜
エレメントを提供することにある。
路における圧損を小さくすることで透過水量が大きく、
かつ、透過水流路において、液滞留のない、比較的低圧
下で操作される限外濾過や精密が通用のスパイラル型膜
エレメントを提供することにある。
本発明は1次の構成からなる。
すなわち、多数の小孔を持つ中空管と該中空管の囲りに
、半透膜、原水流路材、透過水流路材から成る積層体を
螺旋状に巻きつけたスパイラル型膜エレメントにおいて
、そのリーフの型状が膜の縦横比(リーフの径方向の長
さ/リーフの軸方向の長さ)が0.2〜0.35の範囲
に含まれることを特徴とするスパイラル型膜エレメント
である。
、半透膜、原水流路材、透過水流路材から成る積層体を
螺旋状に巻きつけたスパイラル型膜エレメントにおいて
、そのリーフの型状が膜の縦横比(リーフの径方向の長
さ/リーフの軸方向の長さ)が0.2〜0.35の範囲
に含まれることを特徴とするスパイラル型膜エレメント
である。
以下、本発明の実施例を第1図、第2図、第5図を用い
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
第1図は本発明に係るスパイラル型膜エレメントの断面
図、第2図は第1@の展開図、そして、第5図は本発明
に係るスパイラル型膜エレメントの性能予想図である。
図、第2図は第1@の展開図、そして、第5図は本発明
に係るスパイラル型膜エレメントの性能予想図である。
第1図および第2図に示すスパイラル型膜エレメント且
は、多数の小孔15を持つ中空管lの囲りに、数枚のり
−フ旦とその間に原水流路材4を挟んで、螺旋状に巻き
つけたものである。リーフ−6−は2枚の半透膜2,2
′の間に透過水流路材3を挟み、その中空管1側を除く
3方の接着部7を接着し、1つの袋状にしたものである
0本発明に係るスパイラル型膜エレメントでは、リーフ
の縦横比が0.2〜0.35の範囲に含まれている。
は、多数の小孔15を持つ中空管lの囲りに、数枚のり
−フ旦とその間に原水流路材4を挟んで、螺旋状に巻き
つけたものである。リーフ−6−は2枚の半透膜2,2
′の間に透過水流路材3を挟み、その中空管1側を除く
3方の接着部7を接着し、1つの袋状にしたものである
0本発明に係るスパイラル型膜エレメントでは、リーフ
の縦横比が0.2〜0.35の範囲に含まれている。
従って従来型のエレメントにおけるリーフ1枚と本発明
°に係るエレメントでのリーフ1枚とでは。
°に係るエレメントでのリーフ1枚とでは。
軸方向の長さが同じ時には、本発明に係るエレメントの
リーフの方が、有効膜面積が小さくなる。
リーフの方が、有効膜面積が小さくなる。
そのため、中空管1に接続されるリーフ旦の枚数は、同
一膜面積を得るためには増加する。
一膜面積を得るためには増加する。
第5図は、スパイラル型膜エレメントの各リーフの縦横
比を変化させた場合の透過量と透過水流路における圧力
損失を、縦横比が0.44(現存するエレメント)の場
合を規準に検討した結果を示す、この際、リーフの軸方
向の長さは一定で行なった。この結果、リーフの縦横比
を小さくするほど透過水流路における圧力損失は小さく
なることがわかる。しかし、透過量は膜の縦横比を小さ
くして行くと増大する傾向はあるものの、ある所まで増
大するとまた減少し始める。これは、同一膜面積でエレ
メントを作ると、前記した通りにリーフ且の枚数が増加
し、それに伴ってリーフ且作成のための接着部7のしめ
る面積も増大し、有効膜面積が減少するために起こると
考えられる。
比を変化させた場合の透過量と透過水流路における圧力
損失を、縦横比が0.44(現存するエレメント)の場
合を規準に検討した結果を示す、この際、リーフの軸方
向の長さは一定で行なった。この結果、リーフの縦横比
を小さくするほど透過水流路における圧力損失は小さく
なることがわかる。しかし、透過量は膜の縦横比を小さ
くして行くと増大する傾向はあるものの、ある所まで増
大するとまた減少し始める。これは、同一膜面積でエレ
メントを作ると、前記した通りにリーフ且の枚数が増加
し、それに伴ってリーフ且作成のための接着部7のしめ
る面積も増大し、有効膜面積が減少するために起こると
考えられる。
この結果、膜の縦横比の値には最適値が存在することが
わかる、本実施例においてはリーフの縦横比が0.2の
所が最適となったが、この値は操作条件や膜の大きさ、
等の影響を受けて変化する。
わかる、本実施例においてはリーフの縦横比が0.2の
所が最適となったが、この値は操作条件や膜の大きさ、
等の影響を受けて変化する。
ただし、低圧力(1〜、5kg/a#)で操作されるエ
レメントについては、はぼ0.2〜0.35の範囲に含
まれる。
レメントについては、はぼ0.2〜0.35の範囲に含
まれる。
以下のように、本発明による実施例により、透膜水流路
における圧力損失が174〜175程度低減することが
可能となり、透過水量を20〜30%増大することがで
きる。
における圧力損失が174〜175程度低減することが
可能となり、透過水量を20〜30%増大することがで
きる。
本発明におけるスパイラル型膜エレメントによれば、透
過水流路における圧損を小さくできることから、透過量
が増大すると同時に、膜の各部分における透過速度がよ
り均一になって、透過水流路での液滞留等を防止するこ
とができる。
過水流路における圧損を小さくできることから、透過量
が増大すると同時に、膜の各部分における透過速度がよ
り均一になって、透過水流路での液滞留等を防止するこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例のスパイラル型膜エレメント
の断面図、第2図は第1図の展開図、第3図は従来型の
スパイラル型膜エレメントの断面図、第4図は第3図の
展開図、第5図は本発明に係るスパイラル型膜エレメン
トの性能予想線図である。 1:中空管、2:半透膜、3:透膜水流路材、4:原水
流路材、旦:リーフ、旦:スパイラル型膜エレメント。
の断面図、第2図は第1図の展開図、第3図は従来型の
スパイラル型膜エレメントの断面図、第4図は第3図の
展開図、第5図は本発明に係るスパイラル型膜エレメン
トの性能予想線図である。 1:中空管、2:半透膜、3:透膜水流路材、4:原水
流路材、旦:リーフ、旦:スパイラル型膜エレメント。
Claims (1)
- 1、多数の小孔を持つ中空管と該中空管の囲りに半透膜
、原水流路材、透過水流路材から成る積層体を螺旋状に
巻きつけたスパイル型膜エレメントにおいて、1枚のリ
ーフの形状が縦横比0.2〜0.35の範囲に含まれる
ことを特徴とするスパイラル型膜エレメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12424985A JPS61283307A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | スパイラル型膜エレメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12424985A JPS61283307A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | スパイラル型膜エレメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61283307A true JPS61283307A (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=14880658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12424985A Pending JPS61283307A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | スパイラル型膜エレメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61283307A (ja) |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP12424985A patent/JPS61283307A/ja active Pending
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