JPS61281602A - Mg合金製導波管の製造方法 - Google Patents

Mg合金製導波管の製造方法

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JPS61281602A
JPS61281602A JP12341285A JP12341285A JPS61281602A JP S61281602 A JPS61281602 A JP S61281602A JP 12341285 A JP12341285 A JP 12341285A JP 12341285 A JP12341285 A JP 12341285A JP S61281602 A JPS61281602 A JP S61281602A
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JP
Japan
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waveguide
alloy
wire
hollow extruded
hollow
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JP12341285A
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English (en)
Inventor
Tomiharu Matsushita
富春 松下
Suguru Motonishi
本西 英
Kazuo Arimura
有村 和男
Tadaharu Yamauchi
山内 忠晴
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明はMg合金製導波管の製造方法に関する。
[発明の背景] 導波管は、その内表面で電磁波を反射させながら電磁波
を電送するための管である。導波管における電送可能な
周波数範囲はその断面寸法によって著しく異なってくる
。また、断面寸法の精度が悪かったり、内表面の粗度が
大きいと、導波管の中に高次の姿態が併存し、損失が増
加したりインピーダンスが不良になったりしてしまう。
従って、導波管の断面寸法には厳格な精度が要求される
とともに、内表面には小さな粗度が要求される。
ところで、一般的に航空宇宙機器に対しては軽量化が要
求される。特に通信衛星等に搭載される航空宇宙機器に
対してはこの要求は一段と強い。
航空宇宙機器の一つとして通信機器があり、この通信機
器には各種の導波管が使用されている。
従って、かかる通信機器を軽量化するためには、導波管
をも軽量化しなければならない。
軽量化を目的とした導波管として現在A1合金製の導波
管が多用されている。しかし、通信衛星等に搭載するこ
とを考えるとこれよりも一層軽量の導波管が望ましい、
そのためにはA1合金より軽量のMg合金により導波管
を製造すればよい。
そこで、Mg合金製導波管の製造方法につき以下に述べ
るように数々の検討を加えた。
■冷開成形法 Mg合金は脆いため、冷間成形法によりMg合合金金製
導波管製造することはほとんど不可能である。
■熱間成形法 熱間成形法によれば加工は可能ではある。しかし、この
方法では導波管に要求される寸法精度を満足する導波管
を製造することはできない。
■スロッタ切削加工法 本方法として、内寸法4.28s■×8.6層鵬、長さ
300■■、肉厚1+ne tの導波管の製造を試みた
しかし、本方法においては、加工用バイトは4ms+X
4■層以下で長さが300■■以上となり、剛性がなく
、安定した切削ができず、切削により発生する切屑をか
みやすい、その結果1寸法精度、表面粗度が悪くなって
しまう、また、被切削物には切削力が加わり、被切削物
はヤング率の低いMg合金製であるので、この切削力の
ため被切削物は肉厚方向に変形してしまう。
また、切削中に発生する切屑には発火の危険性があり、
工業的には十分な注意が要求される。
■ブローチ切削加工法 スロッタ切削加工法で行なったのと同様の導波管の製造
をブローチ切削加工法で試みたところ、工具の剛性が低
く安定な切削を行なえないこと、切屑の排除を十分には
行なえないため表面粗度、寸法精度が悪いこと、肉厚方
向の変形が生じること等の問題があった。 また、切削
中に発生する切屑には発火の危険性があり、工業的には
十分な注意が要求されることも同様である。
また、■、■のいずれの切削法においても、切削を行な
うと内部に存在する鋳造欠陥が内表面に露出し、これが
内表面の粗度を大にし、導波管としての特性を著しく劣
化せしめてしまう。
このように■〜■の方法では十分な特性を有したMg合
金製導波管を製造することは困難であった。
一方、放電加工法は電極と被加工材との間に放電し、微
小部分の融解により加工する方法であるので切削加工の
ような切削力が被加工物に働くことはない、従って、M
g合金のような脆い材料で薄肉材を製造するにはよい方
法である。放電加工性の目安として熱加工性が用いられ
る。熱加工性は熱伝導率λと融点θ■との積で示され、
この値が大きい程加工に要する最低エネルギー密度が高
く、この値が最低エネルギー密度以下であれば材料の温
度のみが上昇し、加工はできないことになる。第1表に
Mg合金、銅、鋼等の熱加工性を示す、Mg合金の熱加
工性は鋼の約172であり、放電加工によりMg合金を
加工すれば少ないエネルギーで加工することができるこ
とを意味する。
このような利点を考慮してもMg合金製の導波管の製造
方法として放電加工法が適していることがわかる。
かかる観点から、表面粗度、寸法精度に優れたMg合金
製導波管を放電加工により製造する方法を模索した結果
本発明をなすにいたった。
第1表 各種材料の熱加工性 [発明の目的] 本発明は、従来品に比べ約60%軽量で、かつ、表面粗
度と寸法精度に優れたMg合金製導波管を、発火等の心
配をすることなく製造することができるMg合金製導波
管の製造方法を提供することを目的とする。
[発明の概要] 上記目的は1Mg合金からなる素材の中心部に熱間押出
により貫通穴を作成した後、放電加工により所要形状に
成形することを特徴とするMg合金製導波管の製造方法
によって達成される。
Mg合金は熱間押出が可能で、比重が小さいものならば
その組成には限定されない、たとえば、Mg−A l系
合金、M g −M n系合金、Mg−Zn系合金ある
いはM g −Z n系合金にZrを添加した合金等が
用いられる。
熱間押出法としては各種のものが知られているが、どの
方法によってもよい、熱間静水圧押出法が好ましい、押
出に際しては1表面クラックが生じないように、Mg合
金の組成に応じて、素材加熱温度、押出速度等を適宜選
択すればよい、熱間押出により成形される中立押出棒の
中立部の断面形状は任意である。この熱間押出により素
材に存在する内部空隙間は圧着してしまう。
押出加工後、放電加工により所要の導波管形状に成形す
る。放電加工はワイヤカット放電加工、形彫り放電加工
(電極放電加工)のどちらでもよい。
導波管の形状は、電送可能な周波数範囲を考慮して、断
面形状をたとえば、円形、方形(短形、正方形等)、凹
形、だ円形等にすればよい。
[発明の実施例] 以下に本発明の詳細な説明する。
(第1実施例) Z n : 5.4重量%、 Z r : 0.45重
量%、Mg:残部の化学成分よりなるMg合金製素材を
鋳造により作成した。この成分の素材を押出すに際して
の素材加熱温度を決定するため各種断面の中空押出棒を
種々の条件で押出した。その結果を第2表及び第3表に
示す。
第2表 Mg合金の熱間押出し実験結果第2表 Mg合
金の熱間押出し実験結果・ビレット外径67層層φ、・
ビレット内径10層■φ・押出速度(ステム速度) 1
0mm/sea・製品形状  外径22麿■φ 内径3■層φ 第3表 Mg合金の熱間押出し実験結果・ビレット外径
87層■φ、・ビレット内径lO鳳腸φ・押出速度(ス
テム速度)10層濡/sec・製品形状  外径22.
5+++■X 22.5m■内径3.5腸■ ×7.5
腸層 本例においては熱間押出を、230〜300℃で行なっ
た。すなわち、第1図に示すように230〜300℃に
おいて、素材4とコンテナlOとの間及び素材4とマン
ドレル6との間に圧媒を介在させて熱間静水圧押出しを
行ない、40φX100の中空押出丸棒2を成形した。
この中空押出丸棒の密度は成分に対応する理論密度を有
しており。
鋳造時Ω内部空隙は圧着していることが明らかとなった
この中空押出丸棒をNCワイヤーカット放電加工機によ
りワイヤカット放電加工し、外形23mmX23■■(
肉厚0.7■腸)の導波管を成形した。中空押出丸棒は
中心が中空となっているのでワイヤカット放電加工がが
きわめて容易となる。
同様の方法で中空断面方形の導波管を成形し、この導波
管の適宜な断面における寸法を測定した。測定は2ケ所
で行なった。その結果を第2図に示す、肉厚は0.7m
sであるが、第1の断面■における最小寸法は0668
8■■、最大寸法は0.715s+nでありバラツキ量
は28JLであった。一方断面■における最小寸法は(
L702層層、最大寸法は0.725薦腸でありバラツ
キ量は23ILであった。結局、要求精度が7±0.0
5腸腸であるのに対し、十〇。025〜−0.011 
amの精度が得られた。なお、この導波管の内部コーナ
はRo、21〜R0−32の丸みを有し、また、外部コ
ーナーも丸みを有し、シャープエッヂとはなっていなか
った。また、鋳造欠陥が内表面に露出することはなかっ
た。
一方、第3図に示すように表面粗度は、荒加工で約20
〜30gR層a!、その後任と加工をすればIOJLR
maxに仕上げることが可能である。もちろん表面粗度
をよりよくするためには3カツト、4カツトと行なえば
よい。
(第2実施例) 本例においては第1実施例に使用したワイヤカット放電
に代え、形彫り放電(電極棒法)を行なった。放電加T
の対象物である中空押出丸棒はその中心に中空部を有す
るので切屑の排出が良好となり、仕とり表面の表面粗度
1寸法精度も良いものとなる。
本例により作成した2つの導波管の寸法精度を第4図及
び第5図に示す、本例においても要求精度を十分に満た
している。
[発明の効果] 本発明によれば、従来品に比べ約60%軽量で、かつ、
表面粗度と寸法精度の優れたMg合金製導波管を、発火
等の心配をすることなく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例を説明するための断面図である。第
2図は第1実施例により製造した導波管の寸法精度を示
すための左右側面図及び部分拡大図である。第3図は第
1実施例により製造した導波管の表面粗度を示すグラフ
である。第′4図は第2実施例により製造した導波管の
寸法精度を示すための左右側面図及び正面図である。第
5図は第2実施例により製造した導波管の寸法精度を示
すための正面図及び正面図のx−x断面図、Y−Y断面
図である。 2・・・・・・中空押出棒(中空押出丸棒)、4・・・
・・・素材、6・・・・・・マンドレル、8・・・・・
・圧媒、10・・・・・・コンテナ。 第1図 第3図 放電加工後の面あらさくJ波管) X1000.  XI!OA 0.1 (仕上加工) 第4図 第5図 (al

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  Mg合金からなる素材を熱間押出しをすることにより
    中空押出棒成形をし、次いで、該中空押出棒を放電加工
    により所要の導波管形状に成形することを特徴とするM
    g合金製導波管の製造方法。
JP12341285A 1985-06-06 1985-06-06 Mg合金製導波管の製造方法 Pending JPS61281602A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003074748A1 (fr) * 2002-03-04 2003-09-12 Sumitomo (Sei) Steel Wire Corp. Tube en alliage a base de magnesium et son procede de fabrication
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JP2018004262A (ja) * 2016-06-27 2018-01-11 富士フイルム株式会社 放射線検出カセッテの筐体の製造方法
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