JPS6128148Y2 - - Google Patents

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JPS6128148Y2
JPS6128148Y2 JP3025081U JP3025081U JPS6128148Y2 JP S6128148 Y2 JPS6128148 Y2 JP S6128148Y2 JP 3025081 U JP3025081 U JP 3025081U JP 3025081 U JP3025081 U JP 3025081U JP S6128148 Y2 JPS6128148 Y2 JP S6128148Y2
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JP
Japan
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bobbin
holder
coil
core
control valve
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JP3025081U
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JPS57143454U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本発明は、可動コイル型リニアモータにより、
バルブの開閉を制御する電磁式流量制御弁の改良
に関する。
従来この種の流量制御弁は弁体駆動コイル自体
が移動するため、弁体押圧用スプリングを通電用
導線として使用し、第3図に示すようにボビンの
端部に嵌合させたボビンホルダ上に導線を直線上
に配線することにより可動コイルの給電を行つて
いた。
しかしながらこのようなボビンホルダは、コイ
ルボビンに対して圧入されているだけであるので
両者の材質(ホルダは金属製、ボビンは合成樹脂
製)の膨張係数の差により長時間使用すると、ガ
タが生じ易く、またコイル励磁の際発生する熱お
よび移動の振動と相まつて、コイル巻き始め部お
よびコイル巻き終り部のコイル引出し部の絶縁被
覆が摩耗し絶縁不良および断線に至ることが多か
つた。
従つて本発明の目的は、可動コイル型リニアモ
ータ式の電磁式流量制御弁において、上述の如き
コイル線の絶縁不良および断線の発生を防止する
ことにある。
この目的はボビンの一端外周に絶縁性合成樹脂
製のボビンホルダをボビンと角度位置固定的に係
合して形成し、該ボビンホルダのボビン側フラン
ジにホルダ円筒外周面に連なりかつ切欠きコーナ
ー部を曲面に形成した切欠き部を設け、コイルの
リード線を切欠き面に沿つて引出しホルダ円筒外
周面上をらせん状に巻回した後スプリング固定用
端子に接続することにより達成される。
以下添附図面を参照して本考案に係る電磁式流
量制御弁装置の一実施例について説明する。第1
図は、本考案に係る電磁式流量制御弁装置10が
自動車用内燃機関の制御システムに使用された実
施例を概略的に示す。第1図に示す制御システム
においては、流量制御弁10のインレツトポート
10aは、管路90を介して吸気管80のベンチ
ユリー部81より上方に位置する大気側ポート8
2に接続され、第1アウトレツトポート10bは
管路91を介して気化器83のメイン系エアーブ
リード通路84に接続され、第2管路92を介し
て公知のEGRバルブ85のパイロツトポート8
6に接続されている。なお管92には分岐管路9
3が接続されており、分岐管路93は吸気管80
のスロツトバルブ87の近傍に位置するアドバン
スポート88に接続されている。流量制御弁10
には、自動車の運転状況に応じた電気信号が印加
され、第1アウトレツトポート10bから排出さ
れる空気量制御により空燃比を制御し、かつこれ
と同時に第2アウトレツトポート10cからの空
気流量制御によりEGR量を制御する。このよう
な制御システムにより、動力性能、燃費等の低下
を最小限としたまま、排気浄化を達成できる。
流量制御弁装置10は、第2図に詳細に示すよ
うに、インレツトポート10aを一体的に有し、
リニアモータハウジング20にシール材21を介
して気密的に取付けられた磁性体のカバー22
と、リニアモータ部30を収容するリニアモータ
ハウジング20と、スプリング40aおよび40
bを収容するスプリングハウジング41とを備え
る。
モータハウジング20内に収容された可動コイ
ル型リニアモータ30は、磁性体のコア31と、
この磁性体コア31の左端にて軸方向へ摺動可能
に磁性体コア31と同心状に嵌着したアルミ製ボ
ビン32と、このボビン32上に巻回した電磁コ
イル33と、ボビン32の右端に嵌合されたボビ
ンホルダ34と、電磁コイル33の巻線に対して
磁束が略直角に通るようにモータハウジング20
に固着された一対の永久磁石35aおよび35b
によつて構成されている。
リニアモータ30中の可動部すなわちボビン3
2、および電磁コイル33は、ボビンホルダ34
とスプリングホルダ42との間に配設された圧縮
コイルスプリング40aおよび40bによつて常
時図示左方向へ押圧される。このためボビン32
の左端はコア31とモータハウジング20との間
に固定された第1アウトレツトポート10bを構
成するスリーブ36に当接する。コイルスプリン
グ40aおよび40bは、ボビン34上の電磁コ
イル33への給電線としても使用され、図中の外
側のスプリング40aはスプリングホルダ42内
のブツシング43を貫通して陽極用リード線44
aに接続され、内側スプリング40bは、同様に
して陰極用リード線44bに接続されている。
ボビンホルダ34は、第4〜6図に詳細に示す
ように、磁性体コア31の外周に嵌合した絶縁性
合成樹脂から成る円筒体であつて一端にコイル端
子を支える小径のフランジ34aを有し、他端近
傍に径の大きなフランジ34bを有する。このホ
ルダ34の内周面には、軸方向に延長するキー3
7が設けられ、このキー37はボビン34上に設
けられた凹溝(キー溝)37aと係合するので、
ホルダ34は、ボビン32に対し角度位置固定的
に嵌合される。
小フランジ34には、コイルリード線33a引
出しのため切り欠き部38が設けられているが、
この切欠き部38のスプリング側部分は、端部に
近づくにつれて幅が広くなるような曲面R1が付
けられ、かつコイル側部分は、幅方向曲面R2
つホルダ肉厚方向に曲面R3が付けられて、切欠
き部38のコイル線当接コーナーは曲面に形成さ
れている。
大径フランジ34bには、アイレツト50を嵌
合した貫通孔51が設けられ、このアイレツト5
0をかしめることによつてスプリング40aおよ
び40bの一端がフランジ34bに固定され、ス
プリング端子を成す。上記小径フランジ34aの
曲面を付けた切欠き部38に沿つて配設されたコ
イルリード線33aはボビンホルダ34外周面上
にらせん状に巻付けられており、アイレツト50
に至つたリード線33aは、更にアイレツト50
上に巻かれた後ハンダ付けされている。
磁性体コア31の左端には、スリーブの第1ア
ウトレツトポート10bに連通する第1通路P1
設けられこの通路P1の途中には複数の第1弁孔5
0が設けられ、磁性体コア31の右端には、第2
アウトレツトポート10cに連通する第2通路P2
が設けられこの通路途中には複数の第2弁孔51
が設けられている。第2アウトレツトポート10
cを構成する管52は、磁性コア31とスプリン
グホルダ42の間に気密的に嵌合されたスリーブ
53に一体的に固定されている。
モータハウジング20のボビンホルダ34の上
方には、連通孔20aが設けられ、ハウジング2
0aおよび41と磁性体コア31との間の室R1
とインレツトポート10aとを連通している。
第1弁孔50は、ボビン32の左方内周部に一
体的に設けた環状の第1弁体32aとにより第1
制御弁V1を構成しておりインレツトポート10
aと第1通路P1(第1アウトレツトポート10
b)間の連通をリニアモータ30の作動(ボビン
32および電磁コイル33の軸方向への摺動)に
応じて制御する。一方第2弁孔51は、ボビン3
2およびボビンホルダ34の側面に設けた連通孔
(図示せず)と共に第2制御弁V2を構成してい
て、リニアモータ30の作動により、第2弁孔5
1とホルダ34の連通孔が整合した際インレツト
ポート10aと第2通路P2すなわち第2アウトレ
ツト10cが連通する。
本実施例において、電磁コイル33の除勢時に
は、ボビン32および電磁コイル33は左方へ押
圧されてボビン32の左端は、スリーブ36に当
接し第1弁孔50および第2弁孔51は全閉とさ
れる。このため、インレツトポート10aと第1
アウトレツトポート10bとの間の連通およびイ
ンレツトポート10aを第2アウトレツトポート
10cとの間の連通が共に遮断される。次に電磁
コイル33に通電されると、ボビン32および電
磁コイル33は、スプリング40aおよび40b
の押圧力に抗して右方へ摺動する。このため第1
制御弁V1および第2制御弁V2がそれぞれ同時に
開口面積を制御されながら開く。こうして、イン
レツトポート10aから流入した空気は、第1制
御弁V1、第1通路P1、第1アウトレツトポート
10bおよび管路91を通して気化器83のメイ
ン系通路84に供給されるとともに、第2制御弁
V2、第2通路P2、第2アウトレツトポート10
c、管路92を通してEGRバルブ85のパイロ
ツトポート86に供給される。
本発明に係る流量制御弁装置10は、以上の如
く作動し、可動ボビン32およびホルダ34は左
右に往復動する。このためボビンホルダ34上の
コイルリード線33aはボビン34の往復動に伴
なう振動およびコイル通電に伴なう発生熱を受け
るが、ホルダ34は、キー37と溝37aの係合
によりボビン32上に遊びを生じることなく固定
されていること、リード線33aはホルダ34の
フランジ34aの切欠き部38を付けた部分に鋭
角的な接触をすることなく密着させつホルダ34
円筒部にらせん状に巻いてあることから、コイル
リード線33aの被覆の切欠き部コーナー部にお
ける摩耗が少なく、従つて断線も少ない。またホ
ルダ34を絶縁性合成樹脂から構成したため、絶
縁不良も生じにくくなつている。コイルリード線
は、ボビンホルダ外周にラセン状に巻回されてい
るのでコイルの熱膨張によりリード線33aが引
張られても巻回し部分に吸収されるので、熱膨張
による断線は生じ難くなつている。要約すれば、
本発明に係る流量制御弁は、電気配線部分に故障
を起すことなく長時間にわたつて安定して作動す
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る流量制御弁装置を使用
した空燃比およびEGR量制御装置の一実施例を
示す概略構成図、第2図は本考案に係る流量制御
弁装置の拡大縦断側面図、第3図は従来のコイル
ホルダ上のコイルリード線の配線法を示す拡大部
分平面図、第4図は、本発明に係る流量制御弁装
置のボビンホルダ上のコイルリード線の配線法を
示す拡大部分平面図、第5図は第4図の−線
に沿う部分断面図、第6図は、第4図の−線
に沿う部分断面図。 31……磁性コア、32……ボビン、33……
コイル、33a……コイルリード線、34……ボ
ビンホルダ、34a……小径フランジ、34b…
…大径フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁性体コアと、該コア上に摺動可能に配設され
    たボビンと、該ボビン上に巻かれた電磁コイルの
    巻線に対して直角に磁束が通るように配列された
    永久磁石と、該永久磁石の磁気回路を前記コアと
    共に形成する磁性体とにより可能コイル型リニア
    モータを構成し、更に前記電磁コイルの励磁によ
    るボビンの作動に応動して前記コア上に形成され
    た、弁孔上を摺動し、弁孔開口面積を制御する弁
    体と、前記弁孔を全閉又は全開する方向に前記弁
    体を付勢しかつ前記励磁コイルに給電するスプリ
    ング手段とから成る電磁式流量制御弁装置におい
    て、上記ボビンの一端外周に絶縁性合成樹脂から
    成り該ボビンと角度位置固定的にキー溝係合した
    円筒状ボビンホルダが形成され、ホルダ円筒外周
    面に連なりかつ切欠きコーナー部を曲面に形成し
    た切欠き部が該ボビンホルダのボビン側フランジ
    に設けられ、前記コイルのリード線は上記切欠き
    面に沿つて該切欠き部から引出されホルダ円筒外
    周面上をらせん状に巻回された後該ボビンホルダ
    のスプリング側フランジ端のスプリング固定用端
    子に接続されている電磁式流量制御弁。
JP3025081U 1981-03-06 1981-03-06 Expired JPS6128148Y2 (ja)

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JP3025081U JPS6128148Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

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JP3025081U JPS6128148Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

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JPS57143454U JPS57143454U (ja) 1982-09-08
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JP3025081U Expired JPS6128148Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

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JP2006090266A (ja) 2004-09-27 2006-04-06 Keihin Corp 電磁式燃料噴射弁

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