JPS6127699B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6127699B2 JPS6127699B2 JP57223147A JP22314782A JPS6127699B2 JP S6127699 B2 JPS6127699 B2 JP S6127699B2 JP 57223147 A JP57223147 A JP 57223147A JP 22314782 A JP22314782 A JP 22314782A JP S6127699 B2 JPS6127699 B2 JP S6127699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- rotor
- leakage
- region
- passage
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 14
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 9
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 9
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
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- 238000013517 stratification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D17/00—Regulating or controlling by varying flow
- F01D17/02—Arrangement of sensing elements
- F01D17/08—Arrangement of sensing elements responsive to condition of working-fluid, e.g. pressure
- F01D17/085—Arrangement of sensing elements responsive to condition of working-fluid, e.g. pressure to temperature
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般にタービンの温度検出技術に関
し、より詳細には、段間の空所の温度検出に関す
るものである。
し、より詳細には、段間の空所の温度検出に関す
るものである。
ガスタービンのいろいろの箇所の温度を検出す
ることは周知であり、一例として、米国特許第
2741919号、第3167960号、第3348414号及第
3788143号明細書に開示されている。ターピンの
温度を検出するいろいろの箇所のうちで、上記米
国特許第3788143号明細書のみに、タービン段間
の空所温度を検出することが記載されている。こ
の米国特許第3788143号明細書には、ガスタービ
ンの最も臨界的な要素の1つは、高温及び高遠心
応力を受けるロータであることが記載されている
が、この記載は適切である。従つて、ロータ円板
を形成する金属の温度を常に脂示することが望ま
しい。そのため上記米国特許第3788143号明細書
は、円板の金属の温度を反映する段間の空所の流
体温度検出装置に向けられている。この米国特許
による温度プローブ組体は、第1図に示すよう
に、シールハウジング構造体22の下流側と対向
ロータ円板16との間に形成された下流側領域2
4bに温度検出素子2を案内し、その領域におけ
る温度を測定している。しかし、このような段間
空所の領域24bに半径方向から直接に接近する
ことは容易ではないため、上記米国特許の温度プ
ローブ組体1は、可撓性金属管3や、湾曲管4
や、温度検出素子2を囲むための遮蔽部5等を含
む複雑な構造にならざるを得ないだけでなく、こ
のように複雑な温度プローブ組体1をケーシング
10の外側から出し入れすることも非常に難し
い。しかも、上記領域24bは下流側のロータ円
板16を冷却させるために気体状の冷却材が通過
する部分であるが、領域24b内では流れの速度
が遅く、ロータ円板16との間の熱伝達が十分に
行なわれないため、また、熱伝達が行なわれたと
しても領域24b内の流体温度は均一にはならな
いため、領域24b内の流体温度はロータ円板1
6の温度十分に反映しているは言い難い。
ることは周知であり、一例として、米国特許第
2741919号、第3167960号、第3348414号及第
3788143号明細書に開示されている。ターピンの
温度を検出するいろいろの箇所のうちで、上記米
国特許第3788143号明細書のみに、タービン段間
の空所温度を検出することが記載されている。こ
の米国特許第3788143号明細書には、ガスタービ
ンの最も臨界的な要素の1つは、高温及び高遠心
応力を受けるロータであることが記載されている
が、この記載は適切である。従つて、ロータ円板
を形成する金属の温度を常に脂示することが望ま
しい。そのため上記米国特許第3788143号明細書
は、円板の金属の温度を反映する段間の空所の流
体温度検出装置に向けられている。この米国特許
による温度プローブ組体は、第1図に示すよう
に、シールハウジング構造体22の下流側と対向
ロータ円板16との間に形成された下流側領域2
4bに温度検出素子2を案内し、その領域におけ
る温度を測定している。しかし、このような段間
空所の領域24bに半径方向から直接に接近する
ことは容易ではないため、上記米国特許の温度プ
ローブ組体1は、可撓性金属管3や、湾曲管4
や、温度検出素子2を囲むための遮蔽部5等を含
む複雑な構造にならざるを得ないだけでなく、こ
のように複雑な温度プローブ組体1をケーシング
10の外側から出し入れすることも非常に難し
い。しかも、上記領域24bは下流側のロータ円
板16を冷却させるために気体状の冷却材が通過
する部分であるが、領域24b内では流れの速度
が遅く、ロータ円板16との間の熱伝達が十分に
行なわれないため、また、熱伝達が行なわれたと
しても領域24b内の流体温度は均一にはならな
いため、領域24b内の流体温度はロータ円板1
6の温度十分に反映しているは言い難い。
従つて本発明は、上記米国特許の上述した欠点
を解消する温度検出装置を提供することを目的と
するものである。
を解消する温度検出装置を提供することを目的と
するものである。
この目的から本発明は、広義には、互に隣接し
段間に空所を画定するロータ円板を有するロータ
を備えたタービンにおいて、該空所中の温度を検
出する温度検出装置であつて、該空所の上流側領
域をその下流側領域から分離するように該空所に
配設したシールハウジング構造体を有し、該シー
ルハウジング構造体は、上記上流側領域と下流側
領域との間の流体漏れ通路を、上記ロータの径方
向外面と協同して画定する。径方向内面を含み、
更に、該漏れ通路を通る流体の漏れの程度を制限
するために上記漏れ通路中にあるシール装置と、
上記漏れ通路の中間位置から上記下流側領域に至
る前記シールハウジング構造体内のベンド通路
と、上記ベンド通路に配設されそこを通る漏れ流
体の温度を測定する温度検出素子と、を有する温
度検出装置を対象としている。本発明の好ましい
実施態様によれば、温度検出素子を構成する直線
状の温度プローブ組体は、その内端に温度検出端
子を有し、その内端はシールハウジング構造体中
の径方向通孔中にあり、流体はその内端を通つ
て、シーシング構造体と対向ロータとの間の漏れ
通路に沿つた中間位置からバイパスされる。漏れ
通路は、そこを通る漏れ流を制限するシール装置
を有し、漏れ流のわずかな割合の部分が温度検出
素子を経て、段間の空所の下流側領域を径てバイ
パスされる。
段間に空所を画定するロータ円板を有するロータ
を備えたタービンにおいて、該空所中の温度を検
出する温度検出装置であつて、該空所の上流側領
域をその下流側領域から分離するように該空所に
配設したシールハウジング構造体を有し、該シー
ルハウジング構造体は、上記上流側領域と下流側
領域との間の流体漏れ通路を、上記ロータの径方
向外面と協同して画定する。径方向内面を含み、
更に、該漏れ通路を通る流体の漏れの程度を制限
するために上記漏れ通路中にあるシール装置と、
上記漏れ通路の中間位置から上記下流側領域に至
る前記シールハウジング構造体内のベンド通路
と、上記ベンド通路に配設されそこを通る漏れ流
体の温度を測定する温度検出素子と、を有する温
度検出装置を対象としている。本発明の好ましい
実施態様によれば、温度検出素子を構成する直線
状の温度プローブ組体は、その内端に温度検出端
子を有し、その内端はシールハウジング構造体中
の径方向通孔中にあり、流体はその内端を通つ
て、シーシング構造体と対向ロータとの間の漏れ
通路に沿つた中間位置からバイパスされる。漏れ
通路は、そこを通る漏れ流を制限するシール装置
を有し、漏れ流のわずかな割合の部分が温度検出
素子を経て、段間の空所の下流側領域を径てバイ
パスされる。
次に添付図面に示した本発明の好ましい実施例
を参照して更に説明する。
を参照して更に説明する。
本発明を典型的なガスターピンについて以下に
説明するが、本発明の適用を有利にする環境条件
をもつた蒸気タービン又は他の同様の構造にも、
本発明を適用することができる。
説明するが、本発明の適用を有利にする環境条件
をもつた蒸気タービン又は他の同様の構造にも、
本発明を適用することができる。
図示した主要部材は、本発明の目的のために、
ガスターピンの典型的な部材であるが、これらの
部材の他部材に対する関係並びに作用は当業者に
とつて周知であるため、これらの部材については
単に一般的な説明にとどめる。
ガスターピンの典型的な部材であるが、これらの
部材の他部材に対する関係並びに作用は当業者に
とつて周知であるため、これらの部材については
単に一般的な説明にとどめる。
第2図において、タービンの外側円彫筒体即ち
ケーシング10は、羽根輪12及び図示しない関
連構造を収容し、これらを径方向内方に、動翼1
4が環状列になつてロータ円板16の周部分に配
設してあり、ロータ円板16は中間点で互に連結
され、ロータ18の一部分を形成している。静翼
20も羽根輪12の径方向内側に環状列になつて
配設され、静翼20の内側リングは、この明細書
でシールハウジング構造体22と呼んでいるもの
と大体封止関係にあり、該シールハウジング構造
体22は、2つのロータ円板16の間に限定され
た段間の空所に配設されている。タービンを通る
流れの方向は、矢印に示す通り第2図の右側への
方向になり、従つて、領域24aは空所の上流側
領域であり、領域24bは空所の下流側領域あ
る。
ケーシング10は、羽根輪12及び図示しない関
連構造を収容し、これらを径方向内方に、動翼1
4が環状列になつてロータ円板16の周部分に配
設してあり、ロータ円板16は中間点で互に連結
され、ロータ18の一部分を形成している。静翼
20も羽根輪12の径方向内側に環状列になつて
配設され、静翼20の内側リングは、この明細書
でシールハウジング構造体22と呼んでいるもの
と大体封止関係にあり、該シールハウジング構造
体22は、2つのロータ円板16の間に限定され
た段間の空所に配設されている。タービンを通る
流れの方向は、矢印に示す通り第2図の右側への
方向になり、従つて、領域24aは空所の上流側
領域であり、領域24bは空所の下流側領域あ
る。
本発明が適用される形式のガスタービンで一般
的であるように、シールハウジング構造体22の
径方向内面26は、ロータ18の径方向外面30
の方に突出するラビリンスシール28のようなシ
ール装置を備えている。対向表面間に限定される
漏れ通路32中の該シール装置は、段間空所のよ
り高圧の上流側領域24aから段間空所のより低
圧の下流側領域24bへの流体の流量を制限す
る。
的であるように、シールハウジング構造体22の
径方向内面26は、ロータ18の径方向外面30
の方に突出するラビリンスシール28のようなシ
ール装置を備えている。対向表面間に限定される
漏れ通路32中の該シール装置は、段間空所のよ
り高圧の上流側領域24aから段間空所のより低
圧の下流側領域24bへの流体の流量を制限す
る。
本発明思想に従えば、上流側領域24a又は下
流側領域24bにおける流体温度の測定は、金属
製ロータ円板温度を妥当に反映しているとして
も、これらの領域も、複合流構造における局在化
された高温流及び低温流に基づく流体の層化の影
響を受ける本発明者の見解によれば、金属製ロー
タの温度を反映する一層正確な温度検出は漏れ通
路32の流れから得られる。その理由は、ロータ
の回転によつて流れが混合されることと、漏れ通
路32及びラビリンスシール28を通つて流体が
流れる時の絞り効果によつて流れが更に混合され
ることにある。漏れ通路32を含むこの径路中の
流れの温度は、円板シール突出部18a及び18
bによつて温度の流れについて影響を受けるた
め、測定される気体状冷却材の温度は、これらの
部分の周囲の環境を表わしている。
流側領域24bにおける流体温度の測定は、金属
製ロータ円板温度を妥当に反映しているとして
も、これらの領域も、複合流構造における局在化
された高温流及び低温流に基づく流体の層化の影
響を受ける本発明者の見解によれば、金属製ロー
タの温度を反映する一層正確な温度検出は漏れ通
路32の流れから得られる。その理由は、ロータ
の回転によつて流れが混合されることと、漏れ通
路32及びラビリンスシール28を通つて流体が
流れる時の絞り効果によつて流れが更に混合され
ることにある。漏れ通路32を含むこの径路中の
流れの温度は、円板シール突出部18a及び18
bによつて温度の流れについて影響を受けるた
め、測定される気体状冷却材の温度は、これらの
部分の周囲の環境を表わしている。
従つて本発明によれば、ハウジングシール構造
体22は、全体を符号34により示したベント通
路を有し、このベンド通路34は、漏れ通路32
に沿つた中間位置にある上流端36と、段間の空
所の下流側領域24bに開放された下流端38と
を備えている。ベンド通路34はシールハウジン
グ構造体22中において相互接続する多数の通孔
を有し、その1つは径方向に指向する通孔40で
あり、この通孔40は、径方向外端の近傍におい
て、小径の吸気オリフイス42を経て、上記ベン
ト通路34の下流端38と連通している。温度検
出素子を備えたプローブ組体44の一端46はこ
の径方向に指向する通孔40中に配設されてい
る。本発明が実施される商用タービンの場合、温
度検出素子は、比較的小径の管(一端46と同じ
符号で示す)中に配設された熱電対である。
体22は、全体を符号34により示したベント通
路を有し、このベンド通路34は、漏れ通路32
に沿つた中間位置にある上流端36と、段間の空
所の下流側領域24bに開放された下流端38と
を備えている。ベンド通路34はシールハウジン
グ構造体22中において相互接続する多数の通孔
を有し、その1つは径方向に指向する通孔40で
あり、この通孔40は、径方向外端の近傍におい
て、小径の吸気オリフイス42を経て、上記ベン
ト通路34の下流端38と連通している。温度検
出素子を備えたプローブ組体44の一端46はこ
の径方向に指向する通孔40中に配設されてい
る。本発明が実施される商用タービンの場合、温
度検出素子は、比較的小径の管(一端46と同じ
符号で示す)中に配設された熱電対である。
全体を符号44により示したブローブ組体は、
同心の管部材を有し、これらの管部材は熱電対導
線のシールドとして働らき、内側の一端46の正
確な位置決めを助けるための直線形状を備えてい
る。プローブ組体はタービンの外側から経方向内
方にタービン中に進入し、一端46を径方向に指
向した通孔40中に入れる。プローブ組体44の
一端、即ち小径管46は、大径の外管48に円錐
状結合部になつて接続されるのが好ましく、外管
48は中空の静翼20及び羽根輪12を通つてケ
ーシング10外の所定場所へ外方に延長し、圧縮
ばね50は外管48を包囲し、シール装置52を
備えた円錐状結合部を径方向通孔40の径方向外
端に強固に着座した関係とする。シール装置52
は、温度サンプリングにおける伝導、対流及び放
射による誤差を最小とするように無関係な冷却流
による通孔40中のバイパス流の汚染を防止す
る。熱電対を収容する小径管46は、比較的高に
熱伝達係数を与え、内部の熱電対による温度の読
みの伝導誤差を最小にするに足りる長さを有す
る。
同心の管部材を有し、これらの管部材は熱電対導
線のシールドとして働らき、内側の一端46の正
確な位置決めを助けるための直線形状を備えてい
る。プローブ組体はタービンの外側から経方向内
方にタービン中に進入し、一端46を径方向に指
向した通孔40中に入れる。プローブ組体44の
一端、即ち小径管46は、大径の外管48に円錐
状結合部になつて接続されるのが好ましく、外管
48は中空の静翼20及び羽根輪12を通つてケ
ーシング10外の所定場所へ外方に延長し、圧縮
ばね50は外管48を包囲し、シール装置52を
備えた円錐状結合部を径方向通孔40の径方向外
端に強固に着座した関係とする。シール装置52
は、温度サンプリングにおける伝導、対流及び放
射による誤差を最小とするように無関係な冷却流
による通孔40中のバイパス流の汚染を防止す
る。熱電対を収容する小径管46は、比較的高に
熱伝達係数を与え、内部の熱電対による温度の読
みの伝導誤差を最小にするに足りる長さを有す
る。
吸気オリフイス42の直径は、熱電対の先端に
所要の熱伝達を与えて温度測定精度を確保する適
切な最小流量を生じるように選定される。
所要の熱伝達を与えて温度測定精度を確保する適
切な最小流量を生じるように選定される。
以上の説明から明らかなように、漏れ通路では
空所の上流側及び下流側領域間の圧力差によつて
かなり速い流れが存在し、熱交換が十分に行なわ
れ、しかも漏れ通路においてはロータの径方向外
面の回転によつて流れが均一に混合されるだけで
なく、漏れ通路及びラビリンスシールを通つて流
れる時の絞り効果によつて混合が促進されるが、
本発明によれば、かかる漏れ通路の中間位置から
下流側領域に至るシールハウジング構造体内のベ
ント通路に温度検出素子を設ける構成であるか
ら、温度検出素子は、ロータ円板金属温度をより
厳密に反映する温度をもつた温検出素子囲繞環境
の温度を測定することができる。また、温度検出
素子が下流側領域ではなく上記ベント通路に配設
されるので、プローブ組体は線状の形態になり、
その製造が安価且つ容易であり、しかも、いかな
る基本的なタービン要素を取外す必要もなく交換
ないし点検のために容易に外側から出し入れする
ことができる。
空所の上流側及び下流側領域間の圧力差によつて
かなり速い流れが存在し、熱交換が十分に行なわ
れ、しかも漏れ通路においてはロータの径方向外
面の回転によつて流れが均一に混合されるだけで
なく、漏れ通路及びラビリンスシールを通つて流
れる時の絞り効果によつて混合が促進されるが、
本発明によれば、かかる漏れ通路の中間位置から
下流側領域に至るシールハウジング構造体内のベ
ント通路に温度検出素子を設ける構成であるか
ら、温度検出素子は、ロータ円板金属温度をより
厳密に反映する温度をもつた温検出素子囲繞環境
の温度を測定することができる。また、温度検出
素子が下流側領域ではなく上記ベント通路に配設
されるので、プローブ組体は線状の形態になり、
その製造が安価且つ容易であり、しかも、いかな
る基本的なタービン要素を取外す必要もなく交換
ないし点検のために容易に外側から出し入れする
ことができる。
第1図は温度検出素子を段間空所の下流側領域
に備えた従来のガスタービンを一部破断し、一部
断面で示す図、第2図は本発明による温度検出装
置を備えたガスタービンの第1図に相当する図で
ある。 図中、16はロータ円板、18はロータ、22
はシールハウジング構造体、24aは上流側領
域、24bは下流側領域、26はシールハウジン
グ構造体の径方向内面、28はラビリンスシール
(シール装置)、30はロータの径方向外面、32
は漏れ通路、34はベント通路、44はプローブ
組体(温度検出装置)である。
に備えた従来のガスタービンを一部破断し、一部
断面で示す図、第2図は本発明による温度検出装
置を備えたガスタービンの第1図に相当する図で
ある。 図中、16はロータ円板、18はロータ、22
はシールハウジング構造体、24aは上流側領
域、24bは下流側領域、26はシールハウジン
グ構造体の径方向内面、28はラビリンスシール
(シール装置)、30はロータの径方向外面、32
は漏れ通路、34はベント通路、44はプローブ
組体(温度検出装置)である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互に隣接し段間に空所を画定するロータ円板
を有するロータを備えたタービンにおいて、該空
所中の温度を検出する温度検出装置であつて 該空所の上流領域をその下流側領域から分離す
るように該空所に配設したシールハウジング構造
体を有し、該シールハウジング構造体は、上記上
流側領域と下流側領との間の流体漏れ通路を、上
記ロータの径方向外面と協同して画定する、径方
向内面を含み、更に、 該漏れ通路を通る流体の漏れの程度を制限する
ために上記漏れ通路中にあるシール装置と、 上記漏れ通路の中間位置から上記下流側領域に
至る前記シールハウジング構造体のベント通路
と、 上記ベント通路に配設されそこを通る漏れ流体
の温度を測定する温度検出素子と、 を有する温度検出装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/333,545 US4426161A (en) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | Turbine disc cavity temperature sensing arrangement |
US333545 | 1994-11-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58113824A JPS58113824A (ja) | 1983-07-06 |
JPS6127699B2 true JPS6127699B2 (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=23303252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57223147A Granted JPS58113824A (ja) | 1981-12-22 | 1982-12-21 | タ−ビン円板空所の温度検出装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4426161A (ja) |
JP (1) | JPS58113824A (ja) |
AR (1) | AR230756A1 (ja) |
BE (1) | BE895420A (ja) |
BR (1) | BR8207172A (ja) |
CA (1) | CA1199815A (ja) |
GB (1) | GB2112079B (ja) |
IT (1) | IT1155032B (ja) |
MX (1) | MX159075A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4948264A (en) * | 1986-07-07 | 1990-08-14 | Hook Jr Richard B | Apparatus for indirectly determining the temperature of a fluid |
US5185996A (en) * | 1990-12-21 | 1993-02-16 | Allied-Signal Inc. | Gas turbine engine sensor probe |
GB0317055D0 (en) * | 2003-07-22 | 2003-08-27 | Cross Mfg Co 1938 Ltd | Improvements relating to aspirating face seals and thrust bearings |
US20120297792A1 (en) * | 2011-05-27 | 2012-11-29 | General Electric Company | Thermocouple well for a turbomachine |
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