JPS6127582B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6127582B2 JPS6127582B2 JP7371780A JP7371780A JPS6127582B2 JP S6127582 B2 JPS6127582 B2 JP S6127582B2 JP 7371780 A JP7371780 A JP 7371780A JP 7371780 A JP7371780 A JP 7371780A JP S6127582 B2 JPS6127582 B2 JP S6127582B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- amplifier
- piezoelectric element
- output
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 32
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 32
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 11
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 11
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、圧電素子を用いたデイーゼルエン
ジンの噴射時期検出装置に関するものである。
ジンの噴射時期検出装置に関するものである。
従来の圧電型噴射時期検出装置としては、例え
ば第1図に示すようなものがある。(特公昭47−
7168号、特公昭47−28012号参照)すなわち、第
1図において、1はノズルナツトで、外周にねじ
部2を有し、先端内部にノズル3が装着される。
ノズル3は内部に中空部4が形成され、この中空
部4の先端にはテーパ5を介して燃料の噴射口6
が形成される。さらに、テーパ部5に臨んで開口
する燃料通路7が設けられる。8はノズルニード
ルで、中空部4中に摺動自在に装着され、その先
端部はノズル3のテーパ部5に合致するテーパ部
9を備えている。10はノズルホルダで、ノズル
ナツト1に螺合され、先端でノズル3を押圧固定
する。ノズル3には燃料の導入口11,流出口1
2,燃料通路13が形成され、燃料通路13はノ
ズル3の燃料通路7と連通している。14はばね
座で、コイル状のノズルスプリング15によつて
常にスプリング力が加えられ、ノズルニードル8
を押し下げるように作用する。16は開弁圧を調
整するためのシムである。ばね座14の取付側の
反対端には針弁リフトを検知するリフトセンサ1
7が取り付けられ、このリフトセンサ17には端
子棒18が設けられて、ノズルニードル8のリフ
ト量に応じた出力信号を取り出すようになつてい
る。
ば第1図に示すようなものがある。(特公昭47−
7168号、特公昭47−28012号参照)すなわち、第
1図において、1はノズルナツトで、外周にねじ
部2を有し、先端内部にノズル3が装着される。
ノズル3は内部に中空部4が形成され、この中空
部4の先端にはテーパ5を介して燃料の噴射口6
が形成される。さらに、テーパ部5に臨んで開口
する燃料通路7が設けられる。8はノズルニード
ルで、中空部4中に摺動自在に装着され、その先
端部はノズル3のテーパ部5に合致するテーパ部
9を備えている。10はノズルホルダで、ノズル
ナツト1に螺合され、先端でノズル3を押圧固定
する。ノズル3には燃料の導入口11,流出口1
2,燃料通路13が形成され、燃料通路13はノ
ズル3の燃料通路7と連通している。14はばね
座で、コイル状のノズルスプリング15によつて
常にスプリング力が加えられ、ノズルニードル8
を押し下げるように作用する。16は開弁圧を調
整するためのシムである。ばね座14の取付側の
反対端には針弁リフトを検知するリフトセンサ1
7が取り付けられ、このリフトセンサ17には端
子棒18が設けられて、ノズルニードル8のリフ
ト量に応じた出力信号を取り出すようになつてい
る。
第2図aは第1図のリフトセンサ17部分の詳
細を示す部分拡大断面図である。この図におい
て、19は圧電素子で、この圧電素子19はノズ
ルニードル8(第1図)と反対側、つまりノズル
スプリング15の外端側に装着されている。20
は導電板で、圧電素子19はこの導電板20とシ
ム16とによりはさまれ、碍子21とノズルホル
ダ10によつて上端は固定され、ノズルスプリン
グ15によつて下方より圧力が加えられている。
また、導電板20は絶縁物22によつてノズルホ
ルダ10と絶縁され端子棒18に導通しており、
圧電素子19で発生した電荷を端子棒18を介し
て外部に導くようになつている。そして、圧電素
子19の下端はシム16,ノズルスプリング15
を介してノズルホルダ10と導通し接地されてい
る。
細を示す部分拡大断面図である。この図におい
て、19は圧電素子で、この圧電素子19はノズ
ルニードル8(第1図)と反対側、つまりノズル
スプリング15の外端側に装着されている。20
は導電板で、圧電素子19はこの導電板20とシ
ム16とによりはさまれ、碍子21とノズルホル
ダ10によつて上端は固定され、ノズルスプリン
グ15によつて下方より圧力が加えられている。
また、導電板20は絶縁物22によつてノズルホ
ルダ10と絶縁され端子棒18に導通しており、
圧電素子19で発生した電荷を端子棒18を介し
て外部に導くようになつている。そして、圧電素
子19の下端はシム16,ノズルスプリング15
を介してノズルホルダ10と導通し接地されてい
る。
端子棒18はガラス等の絶縁体からなる碍子2
1により絶縁状態に維持されると同時にノズルホ
ルダ10との間はオイルシール23と、また、端
子棒18との間は接着剤などで燃料が外部に漏出
することのないように油密されている。
1により絶縁状態に維持されると同時にノズルホ
ルダ10との間はオイルシール23と、また、端
子棒18との間は接着剤などで燃料が外部に漏出
することのないように油密されている。
ここで、圧電素子19は極性を区別する必要が
あるので、第2図bに示すように切欠きを設けた
り、印をつけたりしておくと組立時に非常に便利
である。
あるので、第2図bに示すように切欠きを設けた
り、印をつけたりしておくと組立時に非常に便利
である。
次に作用について説明する。燃料が噴射され、
ノズルニードル8がリフトすると、ばね座14が
ノズルスプリング15を圧縮し、シム16を介し
て圧電素子19の圧力荷重を増加させる。したが
つて、圧電素子19にはその圧力変化による電圧
が発生し、その電圧は端子棒18より測定するこ
とができる。この時、圧電素子19は端子棒18
に正の電圧を発生するような向きに設置されてい
るとする。
ノズルニードル8がリフトすると、ばね座14が
ノズルスプリング15を圧縮し、シム16を介し
て圧電素子19の圧力荷重を増加させる。したが
つて、圧電素子19にはその圧力変化による電圧
が発生し、その電圧は端子棒18より測定するこ
とができる。この時、圧電素子19は端子棒18
に正の電圧を発生するような向きに設置されてい
るとする。
逆にノズルニードル8が噴射を終了して下降す
ると、ノズルスプリング15は伸長し、圧電素子
19への圧力荷重を減少させる。したがつて、圧
電素子19にはその圧力変化による電圧が、ノズ
ルニードル8がリフトする時とは逆向きに発生
し、その電圧は端子棒18より測定できる。
ると、ノズルスプリング15は伸長し、圧電素子
19への圧力荷重を減少させる。したがつて、圧
電素子19にはその圧力変化による電圧が、ノズ
ルニードル8がリフトする時とは逆向きに発生
し、その電圧は端子棒18より測定できる。
噴射が完全に終了しても、ノズルスプリング1
5には若干のハウジングやスプリングの振動が残
るので、第3図に示すように噴射終了時点tE以
後もしばらくの間圧電素子19には振幅が減衰す
る振動電圧が発生している。第3図のtSは噴射
開始時点を示す。
5には若干のハウジングやスプリングの振動が残
るので、第3図に示すように噴射終了時点tE以
後もしばらくの間圧電素子19には振幅が減衰す
る振動電圧が発生している。第3図のtSは噴射
開始時点を示す。
なお、圧電素子19は裏返しにすると発生する
電圧の極性は逆になる。
電圧の極性は逆になる。
しかしながら、このような従来の圧電型の噴射
時期検出装置にあつては、圧電素子19の出力を
そのまま観察し、もつぱら単に噴射時期をオシロ
スコープ等で目視するか、ストロボスコープのト
リガとして用いるかしていたため、波長が見に
くい、噴射圧力変化の大きさによつて圧電素子
19の出力が大幅に変化する、出力をそのまま
他の制御回路等の電子回路に入力することができ
ない、等の問題点があつた。
時期検出装置にあつては、圧電素子19の出力を
そのまま観察し、もつぱら単に噴射時期をオシロ
スコープ等で目視するか、ストロボスコープのト
リガとして用いるかしていたため、波長が見に
くい、噴射圧力変化の大きさによつて圧電素子
19の出力が大幅に変化する、出力をそのまま
他の制御回路等の電子回路に入力することができ
ない、等の問題点があつた。
この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、圧電素子の発生電荷を吸収
し、かつ平滑する手段と、増幅・インピーダンス
調整用の増幅器と、この平滑された電圧を増幅す
る増幅器と、この増幅器の出力電圧が所定の状態
であるか否かを判別する判別装置を設けることに
より、上記問題点を解決することを目的としてい
る。
てなされたもので、圧電素子の発生電荷を吸収
し、かつ平滑する手段と、増幅・インピーダンス
調整用の増幅器と、この平滑された電圧を増幅す
る増幅器と、この増幅器の出力電圧が所定の状態
であるか否かを判別する判別装置を設けることに
より、上記問題点を解決することを目的としてい
る。
以下、この発明を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第4図はこの発明の一実施例を示す回路図であ
る。まず、構成を説明する。第2図の端子棒18
へ出力された圧電素子19の出力電圧は、導線も
しくはシールド線にてセンサ出力の入力端子Tio
に入力される。抵抗器R1およびコンデンサC1は
圧電素子19と並列に接続されている。オペアン
プOP1はボルテージホロワである。オペアンプ
OP2はコンパレータであり、その+端子にはOP1
の出力が、一端子には分圧抵抗器VRによる電圧
が入力されている。なお、第4図の回路は片電源
のオペアンプで構成したものであり、R2〜R6.Rf
は低抗器、Cfはコンデンサ、Tputは出力端子で
ある。
る。まず、構成を説明する。第2図の端子棒18
へ出力された圧電素子19の出力電圧は、導線も
しくはシールド線にてセンサ出力の入力端子Tio
に入力される。抵抗器R1およびコンデンサC1は
圧電素子19と並列に接続されている。オペアン
プOP1はボルテージホロワである。オペアンプ
OP2はコンパレータであり、その+端子にはOP1
の出力が、一端子には分圧抵抗器VRによる電圧
が入力されている。なお、第4図の回路は片電源
のオペアンプで構成したものであり、R2〜R6.Rf
は低抗器、Cfはコンデンサ、Tputは出力端子で
ある。
次に作用について説明する。圧電素子19の出
力電圧は、並列に接続された抵抗器R1とコンデ
ンサC1によつて電荷が吸収され、かつ平滑さ
れ、これらがないときにくらべて大幅に減少す
る。例えば第4図のように低抗器R1とコンデン
サC1の定数を100KΩ,0.047μFに選べば、その
電圧は最大でも数100mV程度である。オペアン
プOP1はボルテージホロワであり、上記電圧を
1:1で増幅し、出力インピーダンスをほぼ0と
する。また、オペアンプOP1において、コンデン
サCfにより点電圧は第5図の波形のように
なる。コンパレータのオペアンプOP2は点電圧
と分圧抵抗器VRによつて調節された点電圧
(第5図の波形)とを比較し、点電圧>点
電圧となつた時のみ、点に正の飽和電圧を発生
させる。その波形は第5図に示したような見やす
い矩形波となる。
力電圧は、並列に接続された抵抗器R1とコンデ
ンサC1によつて電荷が吸収され、かつ平滑さ
れ、これらがないときにくらべて大幅に減少す
る。例えば第4図のように低抗器R1とコンデン
サC1の定数を100KΩ,0.047μFに選べば、その
電圧は最大でも数100mV程度である。オペアン
プOP1はボルテージホロワであり、上記電圧を
1:1で増幅し、出力インピーダンスをほぼ0と
する。また、オペアンプOP1において、コンデン
サCfにより点電圧は第5図の波形のように
なる。コンパレータのオペアンプOP2は点電圧
と分圧抵抗器VRによつて調節された点電圧
(第5図の波形)とを比較し、点電圧>点
電圧となつた時のみ、点に正の飽和電圧を発生
させる。その波形は第5図に示したような見やす
い矩形波となる。
第6図はこの発明の第2の実施例を示す回路図
である。この実施例は、コンパレータのオペアン
プOP2の+端子へ入力される比較電圧を抵抗器R5
を通してボルテージホロワのオペアンプOP3に加
え、その出力を抵抗器R8とコンデンサC2で積分
することによつて作つたものであり、R7は抵抗
器、C2.Csはコンデンサである。この比較電圧を
オペアンプOP2で比較し、点に出力電圧を発生
させる。ただし、この場合積分の時定数を適切な
値に選ばないと、点電圧が噴射時に0まで減衰
して比較電圧の役目を果さない場合がある。点
と点の電圧の概略波形を第7図に示す。この実
施例によれば、オペアンプOP2の比較電圧がオペ
アンプOP3の出力の平滑値になつているので、比
較電圧をいちいち調整する必要がない。なお、コ
ンデンサCsはオペアンプOP1の出力に微小振動
がある場合、それを平滑するために設けてあり、
このため圧電素子出力の微小振動の影響がなくな
るという効果がある。
である。この実施例は、コンパレータのオペアン
プOP2の+端子へ入力される比較電圧を抵抗器R5
を通してボルテージホロワのオペアンプOP3に加
え、その出力を抵抗器R8とコンデンサC2で積分
することによつて作つたものであり、R7は抵抗
器、C2.Csはコンデンサである。この比較電圧を
オペアンプOP2で比較し、点に出力電圧を発生
させる。ただし、この場合積分の時定数を適切な
値に選ばないと、点電圧が噴射時に0まで減衰
して比較電圧の役目を果さない場合がある。点
と点の電圧の概略波形を第7図に示す。この実
施例によれば、オペアンプOP2の比較電圧がオペ
アンプOP3の出力の平滑値になつているので、比
較電圧をいちいち調整する必要がない。なお、コ
ンデンサCsはオペアンプOP1の出力に微小振動
がある場合、それを平滑するために設けてあり、
このため圧電素子出力の微小振動の影響がなくな
るという効果がある。
第8図はこの発明の第3の実施例を示す回路図
である。この実施例は、オペアンプOP5および
OP6によつて全波整流回路を構成し、この発明の
リフトセンサに組み込んだものである。オペアン
プOP1はボルテージホロワ・オペアンプOP4はゲ
インが1+(Rf/R4)で決まる非反転増幅器であ
り、R9〜R17は抵抗器、D1.D2はダイオードであ
る。また、オペアンプOP5は点電圧の正値(第
9図a)のみ反転(第9図b)して出力し、負値
はカツトする反転の理想的ダイオードである。オ
ペアンプOP6は加算の反転増幅器である。
である。この実施例は、オペアンプOP5および
OP6によつて全波整流回路を構成し、この発明の
リフトセンサに組み込んだものである。オペアン
プOP1はボルテージホロワ・オペアンプOP4はゲ
インが1+(Rf/R4)で決まる非反転増幅器であ
り、R9〜R17は抵抗器、D1.D2はダイオードであ
る。また、オペアンプOP5は点電圧の正値(第
9図a)のみ反転(第9図b)して出力し、負値
はカツトする反転の理想的ダイオードである。オ
ペアンプOP6は加算の反転増幅器である。
ここで、(R11/R10)=(R12/R13)とすれば、
点には点の電圧から点の電圧の2倍をひいた
電圧の絶対値の電圧が発生する(第9図c,d,
e)。点の電圧は抵抗器R15およびコンデンサ
C3によつて多少平滑され、コンパレータのオペ
アンプOP2の+端子に入力される。これがオペア
ンプOP2で比較され点に出力電圧を発生する。
点には点の電圧から点の電圧の2倍をひいた
電圧の絶対値の電圧が発生する(第9図c,d,
e)。点の電圧は抵抗器R15およびコンデンサ
C3によつて多少平滑され、コンパレータのオペ
アンプOP2の+端子に入力される。これがオペア
ンプOP2で比較され点に出力電圧を発生する。
上記第3の実施例においては、全波整流回路を
設けたので、圧電素子の出力電圧の向きにかかわ
りなく、噴射始めで立上り、噴射終りで立下る出
力波形が得られる。また圧電素子は逆向きに設置
すると、噴射始めで負の電圧が立上り、正の電圧
は噴射後半から立上る。したがつて、上記第4図
および第6図の実施例の回路を用いる場合は、噴
射始めが遅れて検知されることになる。しかし、
この第8図の実施例によれば、圧電素子の表裏を
考慮することなく、噴射始めでどちらの向きに電
圧が生じても必ず正の電圧となるので、噴射始め
があやまることなく観測できる。
設けたので、圧電素子の出力電圧の向きにかかわ
りなく、噴射始めで立上り、噴射終りで立下る出
力波形が得られる。また圧電素子は逆向きに設置
すると、噴射始めで負の電圧が立上り、正の電圧
は噴射後半から立上る。したがつて、上記第4図
および第6図の実施例の回路を用いる場合は、噴
射始めが遅れて検知されることになる。しかし、
この第8図の実施例によれば、圧電素子の表裏を
考慮することなく、噴射始めでどちらの向きに電
圧が生じても必ず正の電圧となるので、噴射始め
があやまることなく観測できる。
第10図はこの発明の第4の実施例を示す回路
図である。この実施例は、オペアンプOP1の入力
とアース間にツエナーダイオードZ1およびZ2を接
続したものである。これによれば、オペアンプ
OP1にはツエナーダイオードZ1およびZ2で定めら
れる電圧以上は入力しない。したがつて、過大な
入力電圧によつて回路が破壊されることはない。
図である。この実施例は、オペアンプOP1の入力
とアース間にツエナーダイオードZ1およびZ2を接
続したものである。これによれば、オペアンプ
OP1にはツエナーダイオードZ1およびZ2で定めら
れる電圧以上は入力しない。したがつて、過大な
入力電圧によつて回路が破壊されることはない。
なお、特許請求の範囲と実施例との関係を示す
と下記のようになる。
と下記のようになる。
特許請求の範囲記載の第1項に関しては、圧電
素子からの出力電圧を平滑する手段とは、第4図
等に示されるコンデンサC1と抵抗器R1であり、
同じく平滑された電圧を増幅する増幅器とは、第
4図等に示されるオペアンプOP1であり、同じく
判別装置とは、第4図等に示されるオペアンプ
OP2である。このオペアンプOP2は特許請求の範
囲第2項のコンパレータでもある。さらに特許請
求の範囲第3項の増幅器出力を平滑して作られた
電圧とは、第6図の点の電圧を伝う。また、特
許請求の範囲第4項の全波整流されてコンパレー
タに印加されるとは、第8図の点の電圧を伝
い、さらに特許請求の範囲第5項のリミツタと
は、第10図のツエナーダイオードZ1およびZ2を
いう。
素子からの出力電圧を平滑する手段とは、第4図
等に示されるコンデンサC1と抵抗器R1であり、
同じく平滑された電圧を増幅する増幅器とは、第
4図等に示されるオペアンプOP1であり、同じく
判別装置とは、第4図等に示されるオペアンプ
OP2である。このオペアンプOP2は特許請求の範
囲第2項のコンパレータでもある。さらに特許請
求の範囲第3項の増幅器出力を平滑して作られた
電圧とは、第6図の点の電圧を伝う。また、特
許請求の範囲第4項の全波整流されてコンパレー
タに印加されるとは、第8図の点の電圧を伝
い、さらに特許請求の範囲第5項のリミツタと
は、第10図のツエナーダイオードZ1およびZ2を
いう。
以上説明したように、この発明は、圧電素子を
用いたリフトセンサを設け、このリフトセンサ内
に圧電素子を平滑する手段と、この平滑された電
圧を増幅する増幅器と、この増幅器の出力電圧が
所定の状態であるか否かを判別する判別装置とを
設けたので、出力波形が方形波となり、立上り、
立下りが非常に見やすい。また、燃料の噴射圧力
の大きさにかかわらず、検出回路の出力波形の波
高値が一定である。さらに、出力が方形波である
ので、他の電子制御回路へそのまま入力させるこ
とができる。
用いたリフトセンサを設け、このリフトセンサ内
に圧電素子を平滑する手段と、この平滑された電
圧を増幅する増幅器と、この増幅器の出力電圧が
所定の状態であるか否かを判別する判別装置とを
設けたので、出力波形が方形波となり、立上り、
立下りが非常に見やすい。また、燃料の噴射圧力
の大きさにかかわらず、検出回路の出力波形の波
高値が一定である。さらに、出力が方形波である
ので、他の電子制御回路へそのまま入力させるこ
とができる。
また、基準電圧を増幅器の出力を平滑して作る
ようにしたものは、基準電圧が増幅器出力の平滑
値になつているので、従来のように比較電圧(基
準電圧)をいちいち調整する必要がない。
ようにしたものは、基準電圧が増幅器出力の平滑
値になつているので、従来のように比較電圧(基
準電圧)をいちいち調整する必要がない。
さらに、全波整流回路を設けたのは、圧電素子
の出力電圧の向きにかかわりなく、噴射始めで立
上り、噴射終りで立下る出力波形が得られる。
の出力電圧の向きにかかわりなく、噴射始めで立
上り、噴射終りで立下る出力波形が得られる。
また、増幅器の入力部分に過電圧保護用のリミ
ツタを有するものは、過大な入力電圧によつて回
路が破壊されることがない等の利点がある。
ツタを有するものは、過大な入力電圧によつて回
路が破壊されることがない等の利点がある。
第1図は圧電素子を用いた従来の噴射時期検出
ノズルの断面図、第2図aは第1図の圧電素子部
分の拡大断面図、第2図bは他の実施例の拡大断
面図、第3図は圧電素子の出力電圧の波形図、第
4図はこの発明の第1の実施例を示す回路図、第
5図は第4図の回路の各出力波形図、第6図はこ
の発明の第2の実施例を示す回路図、第7図は第
6図の出力波形図、第8図はこの発明の第3の実
施例を示す回路図、第9図は第8図の回路の各出
力波形図、第10図はこの発明の第4の実施例を
示す回路図である。 図中、15はノズルスプリング、16はシム、
17はリフトセンサ、18は端子棒、19は圧電
素子、20は導電板、21は碍子、22は絶縁
物、OP1〜OP6はオペアンプ、C1・C2はコンデン
サ、R1〜R17は抵抗器、VRは分圧抵抗器である。
ノズルの断面図、第2図aは第1図の圧電素子部
分の拡大断面図、第2図bは他の実施例の拡大断
面図、第3図は圧電素子の出力電圧の波形図、第
4図はこの発明の第1の実施例を示す回路図、第
5図は第4図の回路の各出力波形図、第6図はこ
の発明の第2の実施例を示す回路図、第7図は第
6図の出力波形図、第8図はこの発明の第3の実
施例を示す回路図、第9図は第8図の回路の各出
力波形図、第10図はこの発明の第4の実施例を
示す回路図である。 図中、15はノズルスプリング、16はシム、
17はリフトセンサ、18は端子棒、19は圧電
素子、20は導電板、21は碍子、22は絶縁
物、OP1〜OP6はオペアンプ、C1・C2はコンデン
サ、R1〜R17は抵抗器、VRは分圧抵抗器である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 燃料噴射弁の針弁の動きを圧電素子を用いて
検出するようにしたデイーゼルエンジンの噴射時
期検出装置において、前記圧電素子からの出力電
圧を平滑し、噴射終了後の出力電圧を減衰させる
平滑手段と、この平滑された電圧を増幅する増幅
器と、この増幅器の出力電圧と基準電圧とを比較
し、出力電圧が基準電圧以上となつたときにトリ
ガ信号を出力する判別装置とを設け、前記トリガ
信号の立上りから噴射開始時点を検出するように
構成したことを特徴とする噴射時期検出装置。 2 判別装置が増幅器の出力電圧と基準電圧とを
比較するコンパレータであることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の噴射時期検出装置。 3 基準電圧は、増幅器出力を平滑して作られた
電圧であることを特徴とする特許請求の範囲第2
項記載の噴射時期検出装置。 4 増幅器の出力は、全波整流されてコンパレー
タに印加されることを特徴とする特許請求の範囲
第2項または第3項いずれかに記載の噴射時期検
出装置。 5 増幅器は、入力部分に過電圧保護のためのリ
ミツタを有することを特徴とする特許請求の範囲
第1項または第2項いずれかに記載の噴射時期検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7371780A JPS57355A (en) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | Injection timing detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7371780A JPS57355A (en) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | Injection timing detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57355A JPS57355A (en) | 1982-01-05 |
JPS6127582B2 true JPS6127582B2 (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=13526245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7371780A Granted JPS57355A (en) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | Injection timing detector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57355A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58133472A (ja) * | 1982-02-04 | 1983-08-09 | Nissan Motor Co Ltd | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期測定装置 |
JPS5941615A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-07 | Japan Electronic Control Syst Co Ltd | 内燃機関用燃料噴射弁のリフト検出装置 |
JPS5956375U (ja) * | 1982-10-07 | 1984-04-12 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 燃料噴射弁 |
JPS5956374U (ja) * | 1982-10-07 | 1984-04-12 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 燃料噴射弁 |
JPS5970083U (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-12 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 燃料噴射弁 |
GB8521871D0 (en) * | 1985-09-03 | 1985-10-09 | Raychem Gmbh | Monitoring injection of fuel |
JP2548563B2 (ja) * | 1987-04-25 | 1996-10-30 | 株式会社ゼクセル | 針弁リフト検出信号弁別回路 |
JPH0342066U (ja) * | 1989-09-04 | 1991-04-22 | ||
DE102009000741A1 (de) * | 2009-02-10 | 2010-08-12 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Bestimmen eines Nadelschließens |
-
1980
- 1980-06-03 JP JP7371780A patent/JPS57355A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57355A (en) | 1982-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4719428A (en) | Storage battery condition tester utilizing low load current | |
CA1067716A (en) | Engine knock signal generating apparatus with noise channel inhibiting feedback | |
EP0146668A2 (en) | Engine knock control apparatus | |
JPS6127582B2 (ja) | ||
JPS6359451B2 (ja) | ||
US20010052337A1 (en) | Signal processing device for piezoelectric sensor | |
KR890013470A (ko) | 내연기관의 실린더내 압력검출장치 | |
US4135381A (en) | Oxygen sensor temperature monitor for an engine exhaust monitoring system | |
US3238765A (en) | Apparatus for determining the combustion quality of a fuel | |
GB2098326A (en) | Engine knock detection | |
US4337641A (en) | Device for detecting engine knock | |
GB2066894A (en) | Knocking detector for an internal combustion engine | |
JPH0627074A (ja) | 燃料センサシステム | |
US6985080B2 (en) | Flame sense circuit and method with analog output | |
US5510715A (en) | Apparatus for determining the ignition characteristic of an internal combustion engine | |
US6861850B2 (en) | Device for measuring the internal resistance of a linear lambda probe | |
US4337650A (en) | Diesel engine start of fuel injection detecting system | |
US4423624A (en) | Diesel timing light | |
US4046113A (en) | Internal combustion engine fuel injection control system | |
US4045687A (en) | Circuit arrangement for evaluating the electrical output signals of a detector for thickness changes in a fuel injection line | |
US4541271A (en) | Measuring arrangement for continuous monitoring operating parameters of an internal combustion engine | |
EP0825343A1 (fr) | Procédé et dispositif de diagnostic de l'allumage d'un moteur thermique par mesure de l'impédance d'ionisation | |
US5220821A (en) | Method of detecting knock in internal combustion engines | |
US4454750A (en) | Apparatus for generating a knock signal for use with an internal combustion engine | |
EP0384436A3 (en) | Ignition detecting device of ignition apparatus |