JPS6127468A - 湖上氷山等の簡易製造方法及びその装置 - Google Patents

湖上氷山等の簡易製造方法及びその装置

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JPS6127468A
JPS6127468A JP14777784A JP14777784A JPS6127468A JP S6127468 A JPS6127468 A JP S6127468A JP 14777784 A JP14777784 A JP 14777784A JP 14777784 A JP14777784 A JP 14777784A JP S6127468 A JPS6127468 A JP S6127468A
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icebergs
lakes
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新見 正
新見 正彰
新見 正則
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的1 産1」二01」Lγ■一 本発明は、湖の水面上に水盤や氷山等を簡易に製造する
方法及びその装置に関するものである。
技術の背景 我が国に於いて、自然に結氷する湖水が非常に少ない理
由は、深い火山湖が多いからである。富士近側を例にと
ると、海抜981 mの高さにあって水深13mの出中
湖が常時結氷し、氷上スケートやワカサギの穴釣りがで
きるのであるが、河口側は水深が14mと出中湖と同じ
程度であるにも拘わらず、海抜が831mではもはや自
然に結氷しない。また、海抜900Iの本栖湖は、水深
が121+nと深いのでこれ又結氷しない。
その理由は第1図に示すごとく、自然結氷が期待される
温帯側の水温は夏期にその表面水温は上昇して最高20
℃前後となるが湖底は10℃以下である。それが冬期は
表面水温が0℃に近くなるが湖底は4℃で、その中間に
夏期でも冬期でも水温が変化するある巾の層があってこ
れを躍層Jと呼んでいる。該躍層Jの深さは、湖の大き
さと関係があるが小さい湖では水深20II1前後の位
置にある。
第1図(B)は2月(F)と11月(N)の水温の分右
図の一例であって、斜線で示す部分が夏期中に側内に貯
留された総熱量であるから、それが表面から4℃にまで
冷却される迄は対流を発生するので深いほどなかなか冷
却されない。全層について4℃になると表面水層のみそ
れ以下に冷却され、ついに結氷する。4℃が一番比重が
重く、それより低温でも高温でも比重が軽い原理によっ
て起こる自然現象である。浅い湖水の場合に結氷するの
は、水面から冷却放熱する量より側内に貯留されでいる
総熱量の方が小さいからである。
一方、結氷後の氷上の利用法は、氷の厚さが10c+n
以上にならないと危険であるので浅い湖沼でも年によっ
てワカサギの穴釣りが出来ない場合も生ずる。精進側は
数年に一度17か穴釣りやスケートが出来ない。又、稀
にできる年があってもその期間が非常に短いので観光的
には不満足な場合が多い。通常、寒冷地の深い湖沼は水
質的にも美観的にも素晴しく美しいので、はとんどの場
合交通機関や宿泊施設が整備された観光の重要拠点とな
っている。ところが残念ながら冬期の観光資源を欠いて
いるので、若し人工的に簡易に結氷を促進したり、氷山
が製造し得れば、全く新しい客寄せの名案が組み立て得
ることになる。
第2図は不凍側を簡易に結氷させる原理図であって、水
深の浅い部分Cが存在している場合と水深が深い部分り
で、いずれも浮子(イ)と合成樹脂膜(ロ)によって他
の湖水塊と区別しているのが特徴である。
このような構造であると躍層Jの位置とか湖の深さとは
関係なく合成樹脂膜(ロ)で区画された氷塊の量と、結
氷面からの放熱量との関係で結氷の時期が定まるのであ
る。一度数cmの厚さに結氷し、自然の風とか波とか水
位の変動で水面が破砕されない程度になり又水面水温が
4℃以下になると浮子(イ)や合成樹脂膜(ロ)を必要
とせず、第3図に示すように結氷厚さを簡易に増加させ
る手段としての散水装置(ハ)に期待するのである。
はぼ12i未頃に予想される結氷の時期になると、湖水
の表面水温は4°C以下で夜間の気温は一10℃以下と
なり、晴天の場合は一夜で7II1mから10m111
の厚さで結氷する。自然の結氷増加に期待が持てないの
は氷の熱伝達量が小さいのと、冷気との熱交換が水面の
みでは小さい理由による。
その対策として小型ポンプ(ニ)による結氷面上での散
水装置(ハ)に期待するのである。
要点は微小水滴とするほど冷却率は高いのであるが、一
方でノズルの先端での凍結防止技術という問題点を解決
しなければならない。又小型ポンプでないと一定空間で
の冷却熱がほぼ一定であるので無駄な散水量という結果
にもなりかねない。
小量であるとパイプ内での凍結問題も発生する。
しかし、はぼ計算で定め得るまでには研究が進んでいる
のでさほど困難な問題はない。この発想は自然に結氷す
る湖沼に適用すれば結氷時期を長くするとか結氷厚を大
きくするなど実用性は大きい。
明が  しようとする問題点 本発明の目的とするところは、極めて簡易な方法及び装
置により湖上に水盤あるいは氷山等を効果的に遣ること
にある。
[発明の構成1 1皿1を  するための 本発明の特徴とするところは、湖水の表面水層を他の湖
水から遮断し、該表面水層の冷却を促進して結氷せしめ
て湖上に氷山等を簡易に製造するものであり、該表面水
層の冷却を促進して結氷せしめながら散水して結氷厚又
は結氷高を増加せしめる方法にあり、また湖水の表面水
層を他の湖水から遮断する遮断膜と、氷結中の表面水層
上に散水して結氷厚又は結氷高を増加せしめるための散
水装置から成る湖上氷山等の簡易製造装置にある。
及1九 第4図は本発明の発想を湖上氷山製造方法として具体化
したものである。(1)は湖水面、(2)は(3)の発
泡樹脂廃棄物を入れた適当な大きさの網、(4)は散水
機、(5)は凍結防止対策を施した揚水パイプ、(6)
は微小水滴、(7)は水滴落下後に結氷し逐次増大する
厚い氷、(8)は樹枝、ハリがネ等を基質とする造形美
化された人工の結氷、ツララ、樹氷、雪などの芸術作品
、(9)はそれを支持する支柱で、氷(7)の結氷時に
固定されたものである。単なる氷山であると水面下に9
0%の氷が沈んでいるので美観も目標とする氷山として
は適当ではない。(3)の水より軽い発泡樹脂廃棄物の
量次第で相当規模までの氷山の簡易な製造が可能となる
のである。又(3)は水より軽い資材であれば発泡コン
クリート、板、ソサライト等なんでもよい。氷より比重
の軽い雪での造形物とすれば尚、水面」二の規模は大型
に小米る。
第5図はそのような発想を企業とが生活での実用に生か
したものであり、(A)はワカサギの穴釣り用の水飴を
示すものであって、(10)は細長い網のなかに発泡樹
脂を入れた枠、(11)は穴をあけた発泡コンクリート
、板、発泡樹脂板、(13)は動力、(B)の場合は結
氷橋である。
いずれも結氷厚が一定となり浮力よりも網入り発泡樹脂
とか、板を結合させるのに役立つ程度で強度の保持に特
に重点を置いたものである。この発想は単に湖沼のみで
なく寒冷地ダム、河川、にも役立つ実用性の高いもので
ある。船については行政手続きを必要とする場合がある
。しかし、ワカサギ用の釣り水飴ということになればボ
ートや一般の船よりも遥かに観光釣り船としては呼び物
となり、非常に広い範囲の湖沼で用いられるであろう。
曲皿1 対象となる湖沼は南から並べると富士近側、芦の湖、中
禅寺湖、猪苗代湖、田沢湖、十和田側及び北海道路側で
ある。それらは日本の代表的観光地であるにもかかわら
ずスキー場もなく冬期の観光客は非常に少ない。それに
対してスケート場、氷上ヨツトを含め釣り客など観光資
源を提供するものであるが、人造湖の観光開発を含めれ
ばその対象数は1000例にも及ぶほどである。特にワ
カサギの釣り船に便所を附したり、台所を設は寒さを防
ぐ施設を設けるなどすれば結氷は単に発泡性廃棄物を結
合する機能を付するのみで足りるので相当広い範囲の湖
沼に活用可能である。
湖上氷山的観光資源の開発は造形美を刻々変化させ得る
点で雪祭りなどとは異なる非常に長い期間の観光客誘致
に用い得るのも特徴の1つである。
世界で初めでの発想で、1度も結氷した事のない湖沼に
湖上氷山が登場するなど、話題とする点も観光にとって
は非常に有効である。
[発明の効果1 湖水の表面水層を他の湖水から遮断することにより、湖
水の対流を無くして表面水層の冷却氷結を効果的に促進
し得るものであり、また結氷上に散水することにより簡
易に氷の厚みや高さを増加させることが小米る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は深い寒冷地の湖が結氷しない理由を説明
するための概略説明図、(B)はその水温垂直分布を示
す図、第2図は合成樹脂膜などで湖上に浅い水面を構成
させ結氷を可能とした原理図、第3図は結氷厚さを簡易
に増加させる手段として結氷表面に散水装置を付加した
説明図、第4図は水より軽い物質を湖水面に浮かせてそ
の上に任意な造形、美化構造の気質となる樹枝、ハリ〃
ネ等を配置し、夜間微小水滴を吹き付ける事によって美
術品的氷山を造る模式図、第5図(A)は氷の船、(B
)は氷の橋を示す平面図である。 1・・・湖水面、2・・・網、3・・・発泡O(脂廃棄
物、4・・・散水磯、5・・・揚水パイプ、6・・・微
小水滴、7・・・氷、8・・・樹枝、9・・・支柱、1
0・・・枠、11・・・発泡#イ脂板、12・・・動力
、イ・・・浮子、口・・・合成樹脂膜、ハ・・・散水装
置、二・・・小型ポンプ、J・・・躍層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)湖水の表面水層を他の湖水から遮断し、該表面水
    層の冷却を促進して結氷せしめることを特徴とする湖上
    氷山等の簡易製造方法。
  2. (2)湖水の表面水層を他の湖水から遮断し、該表面水
    層の冷却を促進して結氷せしめながら散水して結氷厚又
    は結氷高を増加せしめることを特徴とする湖上氷山等の
    簡易製造方法。
  3. (3)湖水の表面水層を他の湖水から遮断する遮断膜と
    、氷結中の表面水層上に散水して結氷厚又は結氷高を増
    加せしめるための散水装置から成ることを特徴とする湖
    上氷山等の簡易製造装置。
JP14777784A 1984-07-17 1984-07-17 湖上氷山等の簡易製造方法及びその装置 Pending JPS6127468A (ja)

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JP14777784A JPS6127468A (ja) 1984-07-17 1984-07-17 湖上氷山等の簡易製造方法及びその装置

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JP14777784A Pending JPS6127468A (ja) 1984-07-17 1984-07-17 湖上氷山等の簡易製造方法及びその装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059703A (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 Nkk Corp チタン材の表面硬化処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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