JPS61272622A - ベルト張力検出装置 - Google Patents

ベルト張力検出装置

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JPS61272622A
JPS61272622A JP60115096A JP11509685A JPS61272622A JP S61272622 A JPS61272622 A JP S61272622A JP 60115096 A JP60115096 A JP 60115096A JP 11509685 A JP11509685 A JP 11509685A JP S61272622 A JPS61272622 A JP S61272622A
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JP
Japan
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belt
tension
tensile force
sensor
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP60115096A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kanayama
金山 斎
Masaatsu Ito
正篤 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数のブーり間に張設されたベルトの張力異常
を検出する装置で、特に自動車エンジンのタイミングベ
ルトの張力異常を検出するのに好適である。
(従来の技術) 近年自動車エンジンではタイミングベルトによる伝動機
構が使用されており、ウォータポンプやオイルポンプを
駆動する他、ピストン往復運動とカム軸によって駆動さ
れる吸・排気弁の開閉時期とのタイミングを合致させる
という重要な役割を持っている。このタイミングベルト
の張力は低過ぎるとベルト歯のずれが生じ上記ピストン
と吸・排気弁のタイミングを狂わせ、高過ぎるとベルト
歯破損の原因となるため、張力に異常が生じた場合それ
を検出し、正常の張力に調整することが必要となってい
る。
従来この種のベルト異常を検出する方法としてタイミン
グベルトの張力低下により起こるベルト飛び上がり現象
をベルトに近接した位置に設置された変位計で検知する
もの(実開昭55−62819号公報)や、エンジン回
転と駆動ベルトを介して駆動される装置の回転を電気的
に検出する装置を設り2つの電気信号を比較して、異常
を検出しようとするもの(実開昭56−161550号
公報)等がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記公報のものは、いずれも張力が低下してベ
ルトの飛び上がり現象や駆動プーリと従動ブーりの回転
異常という、エンジンにとって重大な欠陥が生しなけれ
ば張力の異常を検知できない。
本願本発明はベルト張力を正確に検出することにより、
張力が低下し過ぎて上記ベルトの飛び上がり現象、プー
リの回転異常が起こる以前に、張力低下を検知できるば
かりでなく、ベルト歯破撰の原因となる張力過剰をも常
に検知できるようにすることを技術的課題とする。
(問題点を解決するだめの手段) そこで本発明は、−に記技術的課題を達成するために複
数のプーリ間に張設されたベルトの張力を検出する装置
であって、 前記複数のプーリのいずれかを固定部材に支持する支持
部材と、この支持部材に設i−1られ、この支持部材に
かかる荷重に応した信号を出力する荷重センサと、この
荷重センサからの出力信号に基づいて前記ベルトの張力
を演算する演算手段とを具備するという技術手段を採用
する。
(作 用) 本発明では、上記技術手段を採用するため、次の如き作
用が得られる。ベルトの張力の変動に応じて、ベルトを
支持するブーりにかかる荷重も変化する。この荷重の変
化は荷重センサによって検知され、演算手段はこの荷重
変化に基づいて、その都度のベルトの張力を検出するた
め、ヘル1への張力低下時から張力過剰時まで、正確な
張力が検出できる。したがってベルトの張力が実際に異
常状態になる直前の張力を検出できる。
また、本発明では、ベルトをたわませるごとなく、すな
わちベルト外部から力を加えることなく張力検出ができ
るため、−・ルトにかかる張力の値を止血に検出できる
(実施例) 以下本発明を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明の概略構成を示し、ベルト4は、複数
のブーU 2.3.5.6.7.8により支持されてい
る。このベルト4の張力は、プーリ7にかかる荷重を荷
重センサ10で検出され、この検出信号を検出回路10
0により求め、張力が所定値の範囲を越えると、これを
表示器80に表示し、使用者に張力の調整をうながす構
成となっている。
以下に第1図の外部の構成を詳細に説明する。
その際、本実施例では、本発明を自動車エンジンにおり
るタイミングベルトの張力検出に適用した場合について
説明する。
自動車エンジンにおけるタイミングヘル1、とそれを張
設するプーリは、エンジン本体1に第2図の様に配置さ
れている。この第2図において符号2はカムシャフトタ
イミンクプーリ、3がクランクシャフトタイミングプー
リであり、タイミング−・ルト4によりクランクの回転
と吸・排気弁を駆動するカムの回転のタイミングが合致
される。5はオイルポンププーリ、6はウォータポンプ
プーリ、7はアイFラプーリである。タイミングベルト
4の張力ば8のテンショナプーリによって調節される。
この種のタイミングベルト4はウォータポンプやオイル
ポンプを駆動する他、ピストン往復運動とカム軸によゲ
て駆動される吸・排気弁の開閉時期とのタイミングを合
致させるという重要な役割を持っている。このタイミン
グベルト4の張力は、低過ぎるとベルト歯のずれが生し
、上記ピストン往復運動と吸・排気弁の開閉時期のタイ
ミングを狂わせ、高過ぎるとベルト歯破損の原因となる
ため、張力に異常が生じた場合それを検出し、正常の張
力に調整することが必要となっている。
/Ct ここで、アイドラブーU 7には第1図中X(水平)方
向及びY(垂直)方向の荷重を測定できる荷重センサ1
0が設置されている。
この荷物センサ10の平面図を第3図に、また第3図の
rll −Ill断面図を第4図に示す。この荷重セン
→ノー10のハウシング22の中央には、第4図Z方向
に取付用の貫通穴22aが設げられており、またハウジ
ング22内部には、貫通穴22aを囲むように、4枚の
輪形の水晶板21が取付けられている。ハウジング22
のAB面に第4図のごとく剪断力もが加えられると4枚
の輪形水晶結晶板21はひずめを生じ加えられた剪断力
に比例した電荷を生じる。4枚の水晶結晶板21の内2
枚は第3図中X方向のめの剪断力に他の2つはY方向の
めのり引析力により電荷を生じるよう構成されている。
ハウジング22にあらかじめ第4図中Z方向に十分な力
が加えられ固定されていればハウジング22の/B面に
加えられるX方向、Y方向の剪断力に比例した電荷が各
結晶板のひずのにより生じ、電極23を通ってプラグコ
ネクタ24に導びかれ、第1図に示ずアンプ13.14
を介して荷重に応じた電圧を生じさせる様になっている
第5図は、上記の如く構成された荷重センサ110の具
体的な取付り状態を示し、荷重センサ10は、エンジン
本体1とアイドラブーリフの間に、ボルト11およびリ
ング9a、9bによって取イ1けられている。ボルト1
1は、荷重センサ10の貫通穴22aを貫通しているが
貫通穴には接触せず、荷重センサはボルト11の圧縮力
(第4図におけるZ方向の力に相当)によってのみ固定
されており、アイドラブーI77にかかる荷重はリング
9bを介して荷重センサに剪断力として加わることにな
る。
また、この荷重センサ10のハウジング22外面には、
張力検出の際エンジン作動中の振動による影響を補正す
るため、Gセンサ12が固着されている。
次に、第1図の検出回路100の構成および作用につい
て説明する。
まずアイドラプーリ7とウォータポンププーリ6間の張
力Tの方向と、アイドラプーリ7とクランクシャフトプ
ーリ3間の張力Tの方向が成す角をθ1 とし、アイド
ラブーIJ 7がベルト4から受げる力WとWのY方向
成分が成す角をθ2とすると張力Tは ′r=Wy / (2・CO3(θ1/2)・CaSO
2)・・・・・・(11で表わされる。
ここでCOS (θ、/2)はエンジンレイアウトから
簡単に求められるが、CaSO2は2方向センザの取り
付は方向が違えば変化するため以下の方法で求める。す
なわち2方向センサを取りイ]げた後、WのX方向成分
出力W+to、 Y方向成分出力WVoを測定し、その
WXO% Wy(1の値から次の式でCaSO3は求め
られる。
CaSO2=WYO/ (?了Wvo” ) −f21
」二記の方法によりfi1式中の2・CO3(θ1/2
)・CaSO3は定数で表わされ、2・C05(θ1/
2)・COSθz=1/Ksの値が求められる。よって
(1)式は、 T−KsW7・・・・・・(3) で表わされる。よって増幅器30の増幅度はこれに基づ
いてに8に設定される。
一方荷重センサ10はエンジン振動に伴うアイ[、ラブ
−リフ及びセンサ自体の振動の影響を受ける。その力は
エンジンの加速度に比例するため荷重センサ10にGセ
ンサ12を接着し、Y方向の加速度を測定し、荷重セン
サ10の出力を補正する。比例定数KGは、アイドラプ
ーリ7及び荷重センサ10をベルト4から力を受けない
エンジン部分に固定し、エンジン回転中の荷重センサ1
0出力とGセンサ出力12の比から求められる。すなわ
ちエンジン振動を考慮した場合」二記(3)式はGセン
サ12の出力をGsとすると次の様に表わされる。
T−Ks −WY−に6 ・G、・・・・・・(4)よ
って、増幅器40の増幅度はこれに基づいてKGに設定
される。
荷重センサ10のY方向出力信号はアンプ13によって
検出信号W7に応じた電圧値に変換され、増幅器2でに
8倍され減算器50に入力される。
またGセン1す12の出力信号はアンプ20によって検
出信号G5に応した電圧値に変換され、増幅器4でに5
倍され減算器5に入力される。減算器50では両者の差
ずなわらKs−WV−に、−G。
が出力される。その出力ずなわら張力信号はコンパレー
タ60で一]−眼張力力侶号STOと、−1ンパレータ
70て下限張力信号5tLlと比較され、張力が上限値
または下限値を越えろ場合には表示部80で表示される
。なお」−叩張力信号S、。および下限張力信号S 1
.1、は、実際にベルト4が異常状態になる前の値に設
定しておくことば言うまでもない。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第1図におiJるアイ1′ラブ−リフにがかる力Wの方
向と荷重センサ10の測定する荷重の方向を幾何学的に
求めることにより、アイドラプーリ7の回転軸に対して
1方向の荷重たり測定すれば概略の張力が求まるので、
■方向の荷重センサでも張力を測定し異常の検出ができ
る。その場合、第1図におけるθ2は定数となる。従っ
て第6図に示す様にひずみケージを用いても良い。ずな
わちエンジン本体1にスタットボルト ベルト4から力を受番ノることによるスタソトホルI・
25のひずめが測定できる方向にひずめケージ26、2
7を接着し、アイ1″ラブ−リフをスタットボルト ヘル14からアイドラプーリ7に与える力はスタットボ
ルト25をひずませそのひずメ量をひずみゲージ26、
27により測定し、張力に換算し張力異常の検出ができ
る。
張力を測定するために荷重センサ10やひずめゲージ等
26、27を取りイ」りるプーリば、アイドラプーリ7
に限らず、テンショナプーリ8等のプーリにかかる1−
ルクが必要とする測定精度に対して無視できるプーリに
取り伺りることができる。
またこのー・ルト張力検出装置は、自動車エンジンのタ
イミングベルト4の張力検出に限らず、荷重センサ10
、ひずみゲージ26、27が第5図及び第6図の様に取
りイ」けることができれば、コンプレソリ°、発電機等
、他のベル1〜駆動機構についても使用できる。さらに
比較的エンジンの振動が緩やかであるアイドリング時等
に張力検知を行なうものとすれば、エンジン振動がセン
サ出力に与える影響は無視できる程度になるため、Gセ
ンサは不要となり演算回路も簡略化される。
(発明の効果) 以上jホへたように、本発明によれば、ベルトに外力を
加えることなく、ベルトにかかるそのままの張力を正確
に検出できるという効果がある。
また、本発明によれば、ベルトの張力が買常状態になる
前の張力の状態を検出できるため、ヘルFのI員傷を未
然に防止し、安全性を同士さ・lるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略構成図、第2図は第1図に図示さ
れたベルトの具体的な取(=t hJ状態を示す斜視図
、第3図は荷重センサの平面図、第4図は第3図のII
I − Tll断面図、第5図は荷重七ンーリ〜の取付
は状態を示す断面図、第6図は本発明の荷物車センサの
他の実施例を示す断面図である。 4・・・タイミングベルト、7・・・アイ1−ラプーリ
、10・・・荷重センサ、12・・・Gセンサ゛、16
・・・表示器、21・・・水晶結晶板、26、27・・
・歪ケージ、100・・・検出回路、30、40・・・
増幅器、50・・・減算器、60、70・・・コンパレ
ータ。 代理人弁理士  岡 部   隆 第4図 第5図 926へ 第6図 3午づ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  複数のプーリ間に張設されたベルトへの張力を検出す
    る装置であって、 前記複数のプーリのいずれかを固定部材に支持する支持
    部材と、この支持部材に設けられ、この支持部材にかか
    る荷重に応じた信号を出力する荷重センサと、この荷重
    センサからの出力信号に基づいて前記ベルトの張力を演
    算する演算手段とを具備することを特徴とするベルト張
    力検出装置。
JP60115096A 1985-05-28 1985-05-28 ベルト張力検出装置 Pending JPS61272622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60115096A JPS61272622A (ja) 1985-05-28 1985-05-28 ベルト張力検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60115096A JPS61272622A (ja) 1985-05-28 1985-05-28 ベルト張力検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61272622A true JPS61272622A (ja) 1986-12-02

Family

ID=14654106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60115096A Pending JPS61272622A (ja) 1985-05-28 1985-05-28 ベルト張力検出装置

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JP (1) JPS61272622A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6085053A (en) * 1997-11-26 2000-07-04 Nec Corporation Recording device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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