JPS6127248A - 炭素−炭素複合材料物品 - Google Patents

炭素−炭素複合材料物品

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JPS6127248A
JPS6127248A JP14850184A JP14850184A JPS6127248A JP S6127248 A JPS6127248 A JP S6127248A JP 14850184 A JP14850184 A JP 14850184A JP 14850184 A JP14850184 A JP 14850184A JP S6127248 A JPS6127248 A JP S6127248A
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carbon
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carbon composite
thickness
layer
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リチヤード・ダニエル・ヴエルトリ
フランシス・サルバトア・ギヤラツソ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、炭素をベースとする材料のための被覆に係り
、−更に詳細には炭素−炭素複合材料のための複層被覆
、即ち複合被覆に係る。    ゛背景技術 炭素−炭素複合材料は、特にi%湯温度於ける種々の特
性により航空機の種々の用途に適したユニークな材料の
一つである。炭素−炭素複合材料はその全ての要素が炭
素の種々の同素体よりなっているが複合材料で漬る。、
炭素−炭素複合材料はポリアクリロニトリル、レーヨン
、又はピッチの如き有機プレカーサ繊維を出発原料とし
て製造される。かかる繊維は一般に押出し法により束(
ヤーン)の状態にて製造される。プレカーサ繊維はそれ
らを熱分解又は炭化させるべく不活性雰囲気中にて加熱
され、次いで黒鉛繊維を形成すべくより一層^い温度(
例えば4000″F (2204℃))に加熱される。
かかる炭素sue又は黒鉛繊維は次いでID、20,3
0構造などと呼ばれる構造体(ここにDは次元を示して
おり、例えば2D構造に於ては繊維は二方向(通常直交
方向)に積層される)を形成すべく、互に1層きれ、平
面的に織られ、又は立体的に織られる。
次いでこれらの構造体はピッチ又は樹脂材料にて含浸さ
れ、ピッチ又は樹脂材料は炭素に転換され、次いで黒鉛
に転換される。このプロセスに於ては稠密な構造体を得
るべくホットプレスも採用される。また密度を向上させ
るべく含浸工程が繰返し行われてよい。
他の一つの処理法は熱分解性の黒鉛マトリックスを付着
させるべく化学蒸着法(CVD)を使用することである
完成した製品は90%以上が炭素であるが、繊維の整合
及び稠密化の如き他の製法上の点から、他の炭素材料に
比して非常に優れた機械的性質を有している。この場合
機械的性質は実質的に一定又は4000丁(2204℃
)までの温度に於てはIlr!!、の上昇と共に僅かに
増大する。かかる温度能力により炭素−炭素複合@料は
ガスタービン:[ンジンを含む航空機の種々の用途に特
に適した材料である。但し炭素−炭素複合材料の明白な
欠点は酸化を受は易いということである。本発明は少な
くとも2500’F(1371℃) 、tテ17)温f
lHc於ける急激な酸化より炭素−炭素複合材料を保護
する被覆に関するものである。
従来技術に於ては、炭素−炭素複合材料の如き炭素をベ
ースとする材料を保護づべく、SiC転換被覆を使用す
ることが知られている。かかる被覆は被覆されるべき物
品の表面がそれをケイ素と反応させることによりSiC
に転換されるので、転換被覆とげばれている。この場合
パック拡散被覆法が一般に採用されている。炭素物品は
加熱されるとケイ素又はケイ素化合物の蒸気を発生する
パック材料中に埋設され加熱される。米国特許第2.9
72,556号及び同第2.992,127号にはパッ
ク拡散法以外の方法により形成されたSiC被覆上にs
+ 11 N4を着装することが提案されている。
本発明の一つの目的は、炭素をベースとする基体を保護
するための改良された複層被覆を提供することである。
発明の開示 炭素−炭素複合材料はそれに高温度に於ける耐酸化性を
付与すべく被覆される。炭素をベースとする基体内にケ
イ素を拡散させることによりSICの第一の層、即ち内
層が形成される。この層の厚さは約0.5〜301i1
  (12,7〜762μ)である。次いで約5〜25
sil  (127〜635μ)の厚さを有する8is
Nsの第二の層、即ち外層が化学蒸着により着装される
。かかる複合被覆は基体に非常に優れた耐酸化性を付与
する。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
発明を実施するための最良の形態 本発明によれば、炭素−炭素複合材料の露呈面に複合保
護被覆、即ち複層保護被覆を施すことにより、炭素−炭
素複合材料に非常に優れた耐高温酸化性が与えられる。
本発明の複合被覆は二つの必須の部分、即ち最初のSI
C転換被覆(例えばパック拡散により施された被[)と
訪SiC転換′被覆上に化学蒸着された3i llN4
被覆とを含んでいる。
上述の如き二つの被覆を有する炭素−炭素複合材料は、
2500下(1371℃)までの高温度に500時間以
上曝された後にも、該高温度に於ける酸化に対し実質上
十分な耐性を示した。
最初のSiC転換被覆の厚さは0.5〜3011  (
12,7〜762μ)であり、好ましくは1〜10m1
l  (25,4〜254μ)である。この被覆は、被
覆されるべき物品を10%Alpha 、60%Si 
C,30%3iなる公称組成を有するパック粉末混合物
にて覆い、それを約1600℃に2〜10時間加熱する
ことによって形成され得る。パック粉末混合物に0.1
〜3%(好ましくは0.3〜1.5%)のホウ素が含ま
れている場合に優れたSiC転換被覆が得られる。この
ことが本願発明者であるギャラッソ及びヴエルトリによ
り出願され本願出願人と同一の譲受人に譲渡された米国
特許出願(発明の名称r Deposition of
[5proved S(CQoatings on  
Carbon Ba5e MaterialsJ )に
記載されている。
炭素−炭素複合材料にSiC転換被覆が施されると、該
転換被覆上に化学蒸着によりS! s N4のアウタ被
覆が着装される。かかる方法の一例とじて本願出願人と
同一の譲受人に譲渡された米国特許第3,226.19
4号に記載された方法がある。この方法は基体を高温度
、例えば1500℃に雑持し、該基体上にSt F4を
含有1−る混合ガスを通すことにより、基体上に熱分解
性の窒化ケイ素を着装する方法である。易の場合混合ガ
スは約75%のアンモニアを含有し、反応ガスの分圧が
水銀柱約100+u以下に維持されることが好ましい。
アモルファス3i3N4被覆又はα3i3N4被覆を形
成すべく、高温の基体表面に於てSiF4、他のハロゲ
ン化ケイ素、又はシランがアンモニア又は窒素と反応さ
れてよい。フッ化ケイ素とアンモニアとの反応は140
0〜1600℃に於て最も良好に行われ、シランと窒素
含有ガスとの反応は比較的低いwA度に於ても生じる。
既に形成されたSiC転換被覆を有する炭素−炭素複合
材料に窒化ケイ素を、11装するためにこれらの反応を
容易に利用することができる。本発明の目的から窒化ケ
イ素被覆の厚さは約3〜30sil  (76゜、2〜
762μ)、好ましくは10〜20m+1  (254
〜508μ)とされる。かくして被覆された物品は厳し
い条件下に於ける酸化にも耐え得る。
場合によっては追加の被II要素として、SiC転換被
覆が施される前に炭素−炭素複合材料に熱分解性黒鉛の
予備的な層が着装されてよい。炭素−炭素複合材料の表
面が10〜25 T orrの圧力に維持された反応室
内に於て約1800℃に加熱された状態にて、該表面上
に混合ガス(4:1の比のメタンとアルゴン)を流すこ
とにより、厚さ1〜5mil  (25,4〜127μ
)の熱分解性黒鉛の層が形成される。
かかる熱分解性黒鉛の被覆は、100%の密度を有さず
且熱分解性黒鉛のマトリックスを有しない基体であって
、正の熱膨張係数を有する基体とのm*で特に有用であ
る。この黒鉛の層は均一な品質のSiC転換被覆が出発
原料の相違を最小限に抑えつつ形成され得るよう、一様
な表面性状を与える。炭素−炭素複合材料を被覆する場
合に先ず熱分解性黒鉛の層を使用する概念は、本願発明
者であるヴエルトリ及びギャラツソにより出願され本願
出願人と同一の譲受人に譲渡された米国特許出願(発明
の名称rPVrolytic  Qraphite P
retreatsent  for  Carbon 
 −Carbon  Cogaposite3」)に記
載されている。
或いはまた、上述のパック拡散法によりSiC転換被覆
を施すに先立ち、CVDSi C(化学蒸着によるSi
 C)の薄い層が最初の層として着装されてもよい。か
かる層は負の熱膨張係数を有する基体を被覆する場合に
実質的な利点を与える。
炭素−炭素複合材料の表面上にCVDSi Cの層を着
装するための好ましい条件は、基体を2〜20Torr
の圧力0減外された減圧室内1配置5・該基体の表面上
にメタンと水素とメチルジクロロシランとの混合ガスを
流しつつ、基体を1000〜1200℃の温度に加熱す
ることである。メタン:水素:メチルジクロロシアンの
好ましい比は約100:100:14(約60〜140
 : 60〜140:10〜20の比であってもよい)
。減圧室が内径が21nch(5,08cm) t’あ
り長さが41nch (10、2cm) Fア8小すイ
減圧室テアル場合には、100cc/sinのメタン及
び水素と13、6cc/sinのメチルジクロ0シラン
が所望の。
被覆を形成すべく減圧室内に流された。上述の条件下に
於ては約1〜4時間のうちに0.1〜511  (2,
54〜127μ)、好ましくは0.5〜3m1l  (
12,7〜76.2μ)の被覆が形成され得る。熱分解
性黒鉛の予備層の場合の如く、その後論されるSiC転
換被覆の厚さはCVDSiC層の厚さよりも大きいこと
が好ましい。
予備的なCVDSi C被覆を使用することは、本願発
明者であるギャラッソ及びヴエルトリにより出願され本
願出願人と同一の譲受人に譲渡された米国特許出願(発
明の名称rcVD  Si CPretreatmen
t  in   the  Coatino   of
   Car’bon−Carbon  Compos
ites J )の主題である。  ”第1図は種々の
被覆より得られる性能上の効果を示している。単純なC
VDSi 8N4被覆は200下(1093℃)に於け
る酸化を低減する点に於て比較的効果に乏しく、1時間
のうらに5゜8%の垂邑損が生じた。CVDSiεN4
被覆を着装する前にパックSiC被覆を施すことにより
基体に対する保護性能が実質的に改善され、2000丁
(1093℃)に47時間露呈された後に於ても重量損
は約5.3%であった。予備的な熱分解性黒鉛の層を追
加することにより基体に対する保護性能が更に増大され
、2000下(1093℃)に165時間露呈された後
に於ても重量損は5.5%であった。
第2図乃至第4図は被覆されず酸化抑制剤が添加されて
いない炭素−炭素複合材料の標本の酸化挙動・を示す曲
線と共に、種々の被覆を有し酸化抑制剤が添加された炭
素−炭素複合材料の標本の酸化挙動を示すグラフである
。酸化抑制剤が添加された炭素−炭素複合材料は、標本
の固有の酸化速度を低減する添加剤を含有している。第
2図乃至第4図に酸化挙動が示された材料は)−I I
 T C0Corp、により製造される専売材料(HI
TCOT−300>であり、その主要な酸化抑制剤はタ
ングステン及び/又はホウ素であると考えられる。
第2図乃至第4図はそれぞれ1200丁(649℃)、
2000丁(1093℃)、2200°F及び2500
°F(1204℃及び1371℃)に於ける酸化挙動を
示している。各図には被覆されず酸化抑制剤が添加され
ていない標本(A)についての曲線、被覆されず酸化抑
制剤が添加された標本(B)についての曲線、成る特許
に係る現状の被覆(パック被覆と考えられる)を有し酸
化抑制剤が添加された標本(C)についての曲線、本発
明による被覆が施され酸化抑制剤が添加された標本(D
>についての曲線が含まれている。本発明の被覆の詳細
は以下の如くである。先ず最初の工程に於て厚さ1〜2
+eil  (25,4〜50.8μ)の熱分解性黒鉛
の最初の層が着装された。次いでパック拡散法を使用し
て厚さ3〜5sil  (76゜2〜127μ)のSi
C層が形成され、最終的に厚さ5〜10mil(127
〜254μ)の5f3N4#!がCvDにより着装され
た。第2図乃至第4図より、全ての場合に於て本発明の
被覆は試験された他の何れの被覆よりも優れていること
が解る。湯境が高くなればなるほど本発明の被覆の優位
性が顕著になる。特に従来の被覆は2000″F(10
93℃)よりも2200下(1204℃)に於て実質的
により大きな酸化による重量損を受けることに留意され
たい。更に従来の被覆は2200下(1204℃)に於
て試験されたのに対し、本発明の被覆は2500下(1
371℃)に於て試験されたことに留意されたい。
第5図は酸化抑制剤が添加された種類の異なる炭素−炭
素複合材料基体が採用された点を除き第4図と同様のグ
ラフである。この第5図に於て、本発明の被−覆は25
00下(1371℃)に於て先例のない650時間に厘
り試験されたが、大きな重量損の兆候は見られなかった
ことに留意されたい。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であること
は当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は炭素−炭素複合材料に施された種々の被覆の組
合せ及びその後の酸化挙動を示すフローチャートである
。 第2図乃至第5図は本発明に従って被覆され酸化抑制剤
が添加された炭素−炭素複合材料の酸化挙動を他の炭素
−炭素複合材料の酸化挙動と共に示すグラフである。 特許出願人  ユナイテッド・デクノロシーズ・コーポ
レイション 代  理  人   弁  理  士     明  
石  昌  毅図面の浄書(内容に変更なし) FIG、/ 2000°F (1093@す Flに、、;p       1200 ’F (u’
/°c/)”’      2000’F (+o’i
3°LJ)蒔閉 時間 (方式)(自 発) 手続補正歯 1、事件の表示 昭和59年特許願第148b01号2
、発明の名称 炭素−炭素複合材料物品 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  アメリカ合衆国コネチカット州、ハートフォ
ード、フィナンシ11ル・プラグ 1 名 称  ユナイテッド・チクノロシーズ・コーポレイ
ション4、代理人

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高温度に放ける環境劣化に対する耐性を有する炭
    素−炭素複合材料物品にして、 炭素−炭素複合材料の基体と、 前記基体の表面と一体をなし実質的に0.5〜30mi
    l(12.7〜762μ)の厚さを有するパック拡散S
    iC被覆と、 実質的に3〜30mil(76.2〜762μ)の厚さ
    を有し化学蒸着により前記SiC被覆の外面上に着装さ
    れたSi_3N_4層と、 を含む炭素−炭素複合材料物品。
  2. (2)高温度に於ける環境劣化に対する耐性を有する炭
    素−炭素複合材料物品にして、 炭素−炭素複合材料の基体と、 実質的に1〜5mil(25.4〜127μ)の厚さを
    有する熱分解性黒鉛の層と、 前記基体の表面と一体をなし実質的に0.5〜30mi
    l(12.7〜762μ)の厚さを有するパック拡散さ
    れたSiC被覆と、 実質的に3〜30mil(76.2〜762μ)の厚さ
    を有し前記SiC被覆の外面上に化学蒸着により着装さ
    れたSi_3N_4層と、 を含む炭素−炭素複合材料物品。
  3. (3)高温度に於ける環境劣化に対する耐性を有する炭
    素−炭素複合材料物品にして、 炭素−炭素複合材料の基体と、 実質的に0.5〜5mil(12.7〜127μ)の厚
    さを有する化学蒸着により着装されたSiC層と、 前記基体の表面と一体をなし実質的に0.5〜30mi
    l(12.7〜762μ)の厚さを有するパック拡散さ
    れたSiC被覆と、 実質的に3〜30mil(76.2〜762μ)の厚さ
    を有し前記SiC層の外面上に化学蒸着により着装され
    たSi_3N_4層と、 を含む炭素−炭素複合材料物品。
JP14850184A 1984-07-16 1984-07-16 炭素−炭素複合材料物品 Granted JPS6127248A (ja)

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JPS6127248A true JPS6127248A (ja) 1986-02-06
JPH0254778B2 JPH0254778B2 (ja) 1990-11-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5556072A (en) * 1978-10-18 1980-04-24 Toshiba Ceramics Co Refractory material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5556072A (en) * 1978-10-18 1980-04-24 Toshiba Ceramics Co Refractory material

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