JPS61270580A - 給排水移送管 - Google Patents
給排水移送管Info
- Publication number
- JPS61270580A JPS61270580A JP60111903A JP11190385A JPS61270580A JP S61270580 A JPS61270580 A JP S61270580A JP 60111903 A JP60111903 A JP 60111903A JP 11190385 A JP11190385 A JP 11190385A JP S61270580 A JPS61270580 A JP S61270580A
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- JP
- Japan
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- carbon black
- water
- polyethylene
- ppm
- concentration
- Prior art date
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- Granted
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、耐ハロゲン水性の改良された給排水移送管に
関する。
関する。
(従来の技術)
高圧法(ラジカル重合)ポリエチレンは加工が容易で柔
軟性を有するので上水道給水管として永年使用きれてき
た。ところが、殺菌を目的として添加されているハロゲ
ン(多くは塩素)の為、長期間使用すると水との接触面
に水泡が発生し極端な場合には30〜70μの層状に剥
離する例も発見された。これを受けてJISK6762
が制定され品質管理されることとなった。この評価法で
は塩素濃度2000ppmにおいて耐塩素水性を評価す
るものである。この規格に照らしポリエチレンを比較す
ると高圧法ポリエチレンよりも中低圧法ポリエチレンの
方が優れ規格に合格することが判明し市場では順次材料
切替が行われている。
軟性を有するので上水道給水管として永年使用きれてき
た。ところが、殺菌を目的として添加されているハロゲ
ン(多くは塩素)の為、長期間使用すると水との接触面
に水泡が発生し極端な場合には30〜70μの層状に剥
離する例も発見された。これを受けてJISK6762
が制定され品質管理されることとなった。この評価法で
は塩素濃度2000ppmにおいて耐塩素水性を評価す
るものである。この規格に照らしポリエチレンを比較す
ると高圧法ポリエチレンよりも中低圧法ポリエチレンの
方が優れ規格に合格することが判明し市場では順次材料
切替が行われている。
しかし、上水、給湯、下水に供する管は各れも一度施工
すると容易には補修できないだけに、より信頼性のある
材料が要求されている。ハロゲンし 水により水泡蓋くは剥離する原因は現在不明であるが、
管を紫外線劣化から保護する目的で添加されているカー
ボンブラックが起因している事が判明している。この為
、水と接触する内層を自然色ポリエチレン、外層にカー
ボンブラックを含有するポリエチレンを使用する考えも
出ている(実公昭58−51487、特開昭56−80
458)。
すると容易には補修できないだけに、より信頼性のある
材料が要求されている。ハロゲンし 水により水泡蓋くは剥離する原因は現在不明であるが、
管を紫外線劣化から保護する目的で添加されているカー
ボンブラックが起因している事が判明している。この為
、水と接触する内層を自然色ポリエチレン、外層にカー
ボンブラックを含有するポリエチレンを使用する考えも
出ている(実公昭58−51487、特開昭56−80
458)。
しかしながら、この方法では押出機は2台必要である。
−万、カーボンブラックを選択したものとして、粒径を
35〜500μと粗くする事によってJISK6762
の高濃度(2000ppm)塩素水での耐塩素水性が改
良される事が特開昭57−33286に示きれている。
35〜500μと粗くする事によってJISK6762
の高濃度(2000ppm)塩素水での耐塩素水性が改
良される事が特開昭57−33286に示きれている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、本発明者らの実験では同じ製造メーカー
のカーボンブラックでは粒径の粗い方が2000 pp
mの高濃度で練耐塩素水性が良くなる傾向にはあるが、
同じカーボンブラックで$かでも異なる製造メーカーの
ものでは粒径の小きいカーボンブラックであってもより
優れる場合があり、単に粒径のみでは耐塩素水性の改良
につながらない事が判明した。更に、この様に探し出し
得た高濃度(2000ppm)塩素水での最適カーボン
ブラックでも実用水のハロゲン濃度である50ppm以
下の塩素濃度の水では意外にも効果が全く発揮されない
ケースが多い事を見い出した。かかる状況から、水のハ
ロゲン濃度によりポリエチレン管における水泡発生若し
くは内層剥離のメカニズムが全く異なるとの観点で実用
水のハロゲン濃度である50ppm以下ハロゲン濃度の
水での最適カーボンブラックの検討を鋭意実施した。そ
の結果、水における耐ハロゲン水性とに良い相関が存在
する事を見い出し本発明を完成した。
のカーボンブラックでは粒径の粗い方が2000 pp
mの高濃度で練耐塩素水性が良くなる傾向にはあるが、
同じカーボンブラックで$かでも異なる製造メーカーの
ものでは粒径の小きいカーボンブラックであってもより
優れる場合があり、単に粒径のみでは耐塩素水性の改良
につながらない事が判明した。更に、この様に探し出し
得た高濃度(2000ppm)塩素水での最適カーボン
ブラックでも実用水のハロゲン濃度である50ppm以
下の塩素濃度の水では意外にも効果が全く発揮されない
ケースが多い事を見い出した。かかる状況から、水のハ
ロゲン濃度によりポリエチレン管における水泡発生若し
くは内層剥離のメカニズムが全く異なるとの観点で実用
水のハロゲン濃度である50ppm以下ハロゲン濃度の
水での最適カーボンブラックの検討を鋭意実施した。そ
の結果、水における耐ハロゲン水性とに良い相関が存在
する事を見い出し本発明を完成した。
(問題点を解決するための手段)
即ち、本発明は、「ポリエチレン95〜99.5重量%
およびカーボンブラック5〜0.5重t%から実質的に
なる管において、該カーボンブラックとして比表面積と
電子スピン密度との積がlXl×1022スピン・m2
/g2以下のカーボンブラックを用いることを特徴とす
る給排水移送管」である。
およびカーボンブラック5〜0.5重t%から実質的に
なる管において、該カーボンブラックとして比表面積と
電子スピン密度との積がlXl×1022スピン・m2
/g2以下のカーボンブラックを用いることを特徴とす
る給排水移送管」である。
(作用)
本発明で用いるポリエチレンは、高圧法ポリエチレンに
も適用し得るが機械的強度、耐環境応力亀裂性、耐熱性
等優れている線状ポリエチレンの方が効果が大きい。か
かる線状ポリエチレンはチーグラー型触媒またはフィリ
ップス型触媒等を使用して得られるエチレン−αオレフ
ィン共重合体であり、好ましい密度0.900〜0.9
35り/ cA、より好ましくは0.915〜0.93
0 y /cd、また、好ましいMFRo、01〜5y
710分、より好ましくは0.05〜2.0y/10分
のものである。αオレフィンとしてはプロピレン、ブテ
ン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1,4メチルペンテ
ン−1、オクテン−1等の炭素数3〜20程度の1−オ
レフィンが挙げられる。好ましい1−オレフィンはブテ
ン−1、ヘキセン−1,4メチルペンテン−1、オクテ
ン−1である。これらエチレンとαオレフィン(通常の
含量は3〜15重量%)との共重合は気相法、溶液法、
スラリー法、高圧法等により製造する事が出来る。また
、このポリエチレンには線状ポリエチレン同志のブレン
ド若しくは30重量%以内での高圧法ポリエチレンのブ
レンドも含まれる。
も適用し得るが機械的強度、耐環境応力亀裂性、耐熱性
等優れている線状ポリエチレンの方が効果が大きい。か
かる線状ポリエチレンはチーグラー型触媒またはフィリ
ップス型触媒等を使用して得られるエチレン−αオレフ
ィン共重合体であり、好ましい密度0.900〜0.9
35り/ cA、より好ましくは0.915〜0.93
0 y /cd、また、好ましいMFRo、01〜5y
710分、より好ましくは0.05〜2.0y/10分
のものである。αオレフィンとしてはプロピレン、ブテ
ン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1,4メチルペンテ
ン−1、オクテン−1等の炭素数3〜20程度の1−オ
レフィンが挙げられる。好ましい1−オレフィンはブテ
ン−1、ヘキセン−1,4メチルペンテン−1、オクテ
ン−1である。これらエチレンとαオレフィン(通常の
含量は3〜15重量%)との共重合は気相法、溶液法、
スラリー法、高圧法等により製造する事が出来る。また
、このポリエチレンには線状ポリエチレン同志のブレン
ド若しくは30重量%以内での高圧法ポリエチレンのブ
レンドも含まれる。
一方、本発明で用いるカーボンブラックは、比表面積(
rr?/y )と電子スピン密度(スピン/y)との積
がlXl×1022スピン・tr? / y″以下好ま
しくは7 X 1×1022スピン・−/グ以下のもの
である。
rr?/y )と電子スピン密度(スピン/y)との積
がlXl×1022スピン・tr? / y″以下好ま
しくは7 X 1×1022スピン・−/グ以下のもの
である。
これ以外のカーボンブラックでは十分な耐ハロゲン水性
(ハロゲン50 ppm以下)が得られない。
(ハロゲン50 ppm以下)が得られない。
数値の下限については一般に3X1020スピン奉イ/
グ程度である。ここで、比表面積の測定法は、窒素によ
るBET法によって求めた値である。また、電子スピン
密度の測定法は次の方法によって求めた値である。
グ程度である。ここで、比表面積の測定法は、窒素によ
るBET法によって求めた値である。また、電子スピン
密度の測定法は次の方法によって求めた値である。
即ち、測定に供するカーボンブラックを薬包紙中にはさ
み、すりつぶす。次にこの粉砕試料の10〜40■を内
径0.5 wnのガラス管に充填し10mHyに減圧脱
気し電子スピン共鳴スペクトル(ESRスペクトル)を
測定する。ESRスペクトルはJEOL JES−F
EIX ESRスペクトロメーターを用い測定したが
、不対電子濃度が正しく測定出来る方法であれば測定機
、測定条件は限定しない。本発明においては、マイクロ
波パワー1mW、変調周波数100にヘルツ、変調幅6
,3ガウスの条件下で3300±2500ガウスの範囲
で測定した。試料のマイクロ波吸収に基づく感度(Q値
)の低下はカーボンブラックと同時にすべ−6= ての試料を通じて一定条件で測定するMn+ン〃O標準
試料のスペクトル強度を比較する事により補正する。吸
収面積強度は上記の方法で得られる一次微分型のESR
スペクトルを3300±2000ガウスの範囲で2回積
分し求める。電子スピン密度はカーボンブラックと同一
条件で不対電子濃度が既知の標準試料のESRスペクト
ルを測定し、それぞれの吸収面積強度と試料重量から求
める。
み、すりつぶす。次にこの粉砕試料の10〜40■を内
径0.5 wnのガラス管に充填し10mHyに減圧脱
気し電子スピン共鳴スペクトル(ESRスペクトル)を
測定する。ESRスペクトルはJEOL JES−F
EIX ESRスペクトロメーターを用い測定したが
、不対電子濃度が正しく測定出来る方法であれば測定機
、測定条件は限定しない。本発明においては、マイクロ
波パワー1mW、変調周波数100にヘルツ、変調幅6
,3ガウスの条件下で3300±2500ガウスの範囲
で測定した。試料のマイクロ波吸収に基づく感度(Q値
)の低下はカーボンブラックと同時にすべ−6= ての試料を通じて一定条件で測定するMn+ン〃O標準
試料のスペクトル強度を比較する事により補正する。吸
収面積強度は上記の方法で得られる一次微分型のESR
スペクトルを3300±2000ガウスの範囲で2回積
分し求める。電子スピン密度はカーボンブラックと同一
条件で不対電子濃度が既知の標準試料のESRスペクト
ルを測定し、それぞれの吸収面積強度と試料重量から求
める。
かかるカーボンブラックとしては、その製法を問わず、
例えば、ファーネスブラック、サーマルブラック、チャ
ネルブラック、アセチレンブラック等の中から適宜選ぶ
ことができるが、特にアセチレンブラックが好ましい。
例えば、ファーネスブラック、サーマルブラック、チャ
ネルブラック、アセチレンブラック等の中から適宜選ぶ
ことができるが、特にアセチレンブラックが好ましい。
しかし、一般には、アセチレンブラック以外のものは、
800〜1500℃等の高温度で焼成し揮発分を除去し
、不活性化しアルゴン等不活性ガス雰囲気で冷却しとり
出した、いわゆる還元カーボンが該当する。また、これ
らのカーボンブラックは一種のみならず二種以上のカー
ボンブラックを混合しても良い。この事は高価なアセチ
レンブラックまたは還元カーボンブラックに安価なカー
ボンブラックを混合しうる事をも意味するので工業的意
義は非常に大きいといえる。
800〜1500℃等の高温度で焼成し揮発分を除去し
、不活性化しアルゴン等不活性ガス雰囲気で冷却しとり
出した、いわゆる還元カーボンが該当する。また、これ
らのカーボンブラックは一種のみならず二種以上のカー
ボンブラックを混合しても良い。この事は高価なアセチ
レンブラックまたは還元カーボンブラックに安価なカー
ボンブラックを混合しうる事をも意味するので工業的意
義は非常に大きいといえる。
ポリエチレンと上記のカーボンブラックとの配合割合は
、ポリエチレン95〜99.5重量%、好ましくl−1
:97〜98重量%およびカーボンブラック5〜0.5
重量%、好ましくは3〜2重量%である。
、ポリエチレン95〜99.5重量%、好ましくl−1
:97〜98重量%およびカーボンブラック5〜0.5
重量%、好ましくは3〜2重量%である。
ポリエチレンが上記範囲未満、即ち、カーボンブラック
が上記範囲超過では機械的強度が低下し、一方、ポリエ
チレンが上記範囲超過では耐候性が低下するので好まし
くない。
が上記範囲超過では機械的強度が低下し、一方、ポリエ
チレンが上記範囲超過では耐候性が低下するので好まし
くない。
本発明では、これら必須2成分の外に、他の樹脂、充填
剤、安定剤、着色剤、滑剤等の付加的成分を発明の効果
を著しく損なわない範囲で適宜配合することができる。
剤、安定剤、着色剤、滑剤等の付加的成分を発明の効果
を著しく損なわない範囲で適宜配合することができる。
管の製造は通常の成形法により行われる。
即ち、例えば、外径24.5mm、ギャップ3.6間の
ストレートダイを有する40纒単軸押出機からポリエチ
レンとカーボンブラックの配合物を樹脂温度140〜1
80℃で押し出し、プレートサイジングにより口径を制
御しつつ冷却して呼び径13A(外径21.5、内径1
4.5、肉厚3.5各閣)パイプを引き取る。
ストレートダイを有する40纒単軸押出機からポリエチ
レンとカーボンブラックの配合物を樹脂温度140〜1
80℃で押し出し、プレートサイジングにより口径を制
御しつつ冷却して呼び径13A(外径21.5、内径1
4.5、肉厚3.5各閣)パイプを引き取る。
(実施例)
実施例1
三菱油化社製線状ポリエチレン(ユカロンLL−M4o
F:MFRo、7y/l o分、密度0.922f/l
:d、ブテン−1含量7.5重量%)に電気化学工業社
製アセチレンブラックを2,5重量%添加し、JISK
6762に規定される13Aバイブを成形した。
F:MFRo、7y/l o分、密度0.922f/l
:d、ブテン−1含量7.5重量%)に電気化学工業社
製アセチレンブラックを2,5重量%添加し、JISK
6762に規定される13Aバイブを成形した。
このカーボンブラックの比表面積×電子スピン密度は2
.01 X 1×1022スピン・m2/g2であった
。
.01 X 1×1022スピン・m2/g2であった
。
このパイプをJISK6762に準拠し塩素濃度200
0 pprnの水中に浸せきし水泡発生の評価を実施し
だところ、規格の72時間には合格するものの360時
間経過後の水泡の程度は7級(0・ 級:発生せず〜1
0級:全面に激く発生)と極めて悪かった。
0 pprnの水中に浸せきし水泡発生の評価を実施し
だところ、規格の72時間には合格するものの360時
間経過後の水泡の程度は7級(0・ 級:発生せず〜1
0級:全面に激く発生)と極めて悪かった。
ところが、塩素濃度s o ppmの水で通水テストを
した結果では300日通水経過後でも内層剥離を起こざ
なかった。
した結果では300日通水経過後でも内層剥離を起こざ
なかった。
この塩素濃度50 ppmの通水テストは次の方法で行
った。
った。
まず、成形したパイプから長さ50crnを切り取抄、
これを低濃度塩素通水テスト装置にセットした。この装
置は塩素濃度が0.1〜100 ppmの範囲で精度良
く調節され、水圧I H/l:rl、流量0.45m”
/hrでパイプに通水する事が出来る(温度は平均15
℃)。
これを低濃度塩素通水テスト装置にセットした。この装
置は塩素濃度が0.1〜100 ppmの範囲で精度良
く調節され、水圧I H/l:rl、流量0.45m”
/hrでパイプに通水する事が出来る(温度は平均15
℃)。
一定時間通水したパイプから都度20順長さに輪切りし
てサンプリングし、次いで固定盤上で直径の70%に圧
縮変形させ、この状態で全周を固定盤に接触させながら
回転させた。この回転操作を繰返し20回実施してパイ
プ内層の剥離の有無を評価した。
てサンプリングし、次いで固定盤上で直径の70%に圧
縮変形させ、この状態で全周を固定盤に接触させながら
回転させた。この回転操作を繰返し20回実施してパイ
プ内層の剥離の有無を評価した。
この評価結果から明らかな通り、本発明のパイプはハロ
ゲン濃度50 ppm以下の水に対して初めて有効であ
り、塩素濃度が0.1〜ippm程度の飲−1〇− 用上水または下水用の用途として極めて有意義なもので
あることが理解でれる。
ゲン濃度50 ppm以下の水に対して初めて有効であ
り、塩素濃度が0.1〜ippm程度の飲−1〇− 用上水または下水用の用途として極めて有意義なもので
あることが理解でれる。
壕だ、この成形パイプを四日市市東邦町1番地三菱油化
社工場内に布設し、塩素濃度平均0.3ppmの上水配
管に供しているが、300日経過後も水泡および層状剥
離は観測されていない。
社工場内に布設し、塩素濃度平均0.3ppmの上水配
管に供しているが、300日経過後も水泡および層状剥
離は観測されていない。
実施例2
アルゴン雰囲気下1600℃、5分間焼成し、その後0
.1wHy減圧下で室温まで冷却して得た還元カーボン
ブラックに替えて実施例1と同様の実験を行った。この
カーボンの比表面積×電子スピン密度は1.04 X
1×1022スピン・m2//と小さい値であった。s
o ppm塩素濃度通水テストでは300日を経過し
てもパイプ内層は剥離しなかった。
.1wHy減圧下で室温まで冷却して得た還元カーボン
ブラックに替えて実施例1と同様の実験を行った。この
カーボンの比表面積×電子スピン密度は1.04 X
1×1022スピン・m2//と小さい値であった。s
o ppm塩素濃度通水テストでは300日を経過し
てもパイプ内層は剥離しなかった。
なお、2000ppm塩素水浸せきテストでは4級であ
つ〆。これはこのカーボンブラックの粒径が20μであ
って実施例1で使用したアセチレンブラックの粒径40
μより細いにもかかわらず耐塩素水性が良く、必ずしも
粗粒子の方が良いとは限らない事が判明した例でもある
。
つ〆。これはこのカーボンブラックの粒径が20μであ
って実施例1で使用したアセチレンブラックの粒径40
μより細いにもかかわらず耐塩素水性が良く、必ずしも
粗粒子の方が良いとは限らない事が判明した例でもある
。
実施例3
カーボンブラックに実施例1で使用したアセチレンブラ
シ250重量係と東海カーボン社製ファーネスカーボン
ブラック(ジーストKM)50重量係の混合物を使用し
、実施例1と同様の実験を行った。このカーボンブラッ
クの比表面積×電子スピン密度は9.I X 1×10
22スピン・m2/g2であった。50 ppm低塩素
濃度通水テスト結果は230日で57μの厚さの層状剥
離が観測され、後述の比較例1に見る如くジーストKn
のみでの90日に比較し格段に改良されている。
シ250重量係と東海カーボン社製ファーネスカーボン
ブラック(ジーストKM)50重量係の混合物を使用し
、実施例1と同様の実験を行った。このカーボンブラッ
クの比表面積×電子スピン密度は9.I X 1×10
22スピン・m2/g2であった。50 ppm低塩素
濃度通水テスト結果は230日で57μの厚さの層状剥
離が観測され、後述の比較例1に見る如くジーストKn
のみでの90日に比較し格段に改良されている。
比較例1
カーボンブラックに実施例3で使用したファーネスブラ
ックのジーストKHのみを用いてテストを実施した。こ
のカーボンの比表面積X電子スピン密度1は1.60
X l 022スピン・靜/y2であった。
ックのジーストKHのみを用いてテストを実施した。こ
のカーボンの比表面積X電子スピン密度1は1.60
X l 022スピン・靜/y2であった。
2000 ppm塩素濃度では3級と最も良いが、逆に
50 ppm低濃度通水テストでは90日で65μの層
状剥離が観測きれた。
50 ppm低濃度通水テストでは90日で65μの層
状剥離が観測きれた。
比較例2
カーポンプシックに三菱化成社製ファーネスカーボンブ
ラック33を使用して実施例1と同様にテストした。こ
れの比表面積×電子スピン密度は2.86 X 102
2スピン、 ” / y2であった。50ppm低塩
素濃度通水テストでは70日で69μの層状剥離が見ら
れ非常に悪いレベルであった。
ラック33を使用して実施例1と同様にテストした。こ
れの比表面積×電子スピン密度は2.86 X 102
2スピン、 ” / y2であった。50ppm低塩
素濃度通水テストでは70日で69μの層状剥離が見ら
れ非常に悪いレベルであった。
Claims (1)
- ポリエチレン95〜99.5重量%およびカーボンブラ
ック5〜0.5重量%から実質的になる管において、該
カーボンブラックとして比表面積と電子スピン密度との
積が1×10^2^2スピン・m^2/g^2以下のカ
ーボンブラックを用いることを特徴とする給排水移送管
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60111903A JPS61270580A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 給排水移送管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60111903A JPS61270580A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 給排水移送管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61270580A true JPS61270580A (ja) | 1986-11-29 |
JPH0310836B2 JPH0310836B2 (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=14573013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60111903A Granted JPS61270580A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 給排水移送管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61270580A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140074887A (ko) * | 2011-09-09 | 2014-06-18 | 셰브론 필립스 케미컬 컴퍼니 엘피 | 폴리에틸렌 첨가제 조성물 및 이로부터 제조되는 물품 |
JP2014198783A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 大日精化工業株式会社 | 配水管用着色樹脂組成物及び配水管 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5786686A (en) * | 1980-11-20 | 1982-05-29 | Mitsubishi Plastics Ind | Polyethylen tube for water service |
JPS57115438A (en) * | 1981-01-07 | 1982-07-17 | Sumitomo Chem Co Ltd | Polyethylene pipe resistant to water containing halogen |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP60111903A patent/JPS61270580A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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JPS57115438A (en) * | 1981-01-07 | 1982-07-17 | Sumitomo Chem Co Ltd | Polyethylene pipe resistant to water containing halogen |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140074887A (ko) * | 2011-09-09 | 2014-06-18 | 셰브론 필립스 케미컬 컴퍼니 엘피 | 폴리에틸렌 첨가제 조성물 및 이로부터 제조되는 물품 |
JP2014198783A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 大日精化工業株式会社 | 配水管用着色樹脂組成物及び配水管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0310836B2 (ja) | 1991-02-14 |
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