JPS61270520A - 回転軸の軸受装置 - Google Patents

回転軸の軸受装置

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JPS61270520A
JPS61270520A JP61099659A JP9965986A JPS61270520A JP S61270520 A JPS61270520 A JP S61270520A JP 61099659 A JP61099659 A JP 61099659A JP 9965986 A JP9965986 A JP 9965986A JP S61270520 A JPS61270520 A JP S61270520A
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JP
Japan
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magnet
rotating shaft
oil
bearing
hole
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JP61099659A
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Inventor
Fuminari Saito
斎藤 文成
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特にすべり軸受にて回転自在に支持される回転
軸の回転性能の向上を図った回転軸の軸受装置に関する
従来の技術 従来、いわゆる一般消費者を対象とした音響製品や映像
関係製品あるいは一般家庭電気製品等ε」その商品の性
格l二、消費者が購入した後にはその性能を維持するた
めの保守が期待できない。特に摩耗・劣化の激しい回転
軸とその軸受部分は製品の性能や寿命までも決定すると
いう1■要な要素であるにもかかわらず、出来るだけ安
価にまた小型に製品を作らなければならないという強い
要求のために、高価な設備や装置に用いられているよう
な静圧軸受や強制潤滑などの方法は採用されていす、一
般には多孔質含油軸受を用いて内部に含まれた含浸油の
みによる潤滑やフェル1−等の油含浸材を用いて部分的
に給油を行っている。
発明が解決しようとする問題点 ト述した従来の軸受装置は確かにコスト的な要求を満た
ずものではあった。しかしながら、多孔質含油軸受に含
まれる油は極めて少量であるし、蒸発などで失われる油
量も考慮すれば、長期の性能保証には大きな不安があっ
た。また、フェル]・を用いた場合には回転軸と軸受の
間隙にフェル1〜の繊維が入り込め、これが回転負荷に
なるという至るまで常にi1■心の注意を払わなければ
ならないものであった。
本発明はこのような状況に鑑めてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は多孔質含油すべり軸受部材と、この軸受部材に
支持される磁性体よりなる軸と、軸方向に着磁され、こ
の軸と同心状にかつ前記軸受部材の端面に密着して設け
たリング状マグネソ1−とを備え、このリング状マグネ
ットを前記軸の間に満たしている。
作用 本発明は上記構成でマグネットと輔の間で磁性流体を効
率的に保持し、軸受部Hの潤滑油の漏れ、蒸発を防止す
ることにより、軸受装置の性能を特別な保守を加えるこ
となく長期間にわたって維持したい場合に好適な構造を
提供する。
実施例 以下図面を参照しながら本発明の一実施例について説明
する。
第1図は本発明の一実施例の主要断面図であり、第2図
は同要部断面拡大図である。また第3図は本発明を構成
する主要部の他の実施例を示している。
第1図において1は回転軸であり、例えば5US420
あるいばSK材などの磁性材料により作られている。2
はハウジングであって、アルミダイキャストや合成樹脂
などの非磁性体材料で作られている。3ば底板であって
、回転軸】の下方向の動きを規制する規制部材4が俄り
つりられている。
5はロータで、回転軸1にビス11により固定され、回
転軸1と一体的に回転する。なお回転軸1あるいはロー
タ5はモータ(図示せず)等の駆動手段により伝達手段
を介しであるいは直接的に回転駆動される。
6は軸受手段であり、本実施例においては3個の多孔質
含油軸受部材6a、6b、6cをハウジング2に圧入固
定した構成からなっている。これら3個の多孔質含油軸
受部材6a、6b、6cのうち、両端部にあたる2個の
含油軸受部材6a。
6bの内径は適当な軸受負荷容量を得るように回転軸1
とのクリアランスが決定されるが、中央部の含油軸受部
材6Cの内径は両端部に軸受部材5a、5bの内径より
も大きくなっており、その回転軸1との間隙10には潤
滑油が満たされている。また含油軸受部材5a、5bの
含油率は体積表示で一般的な20%前後に設定されてい
るが、中央部の含油軸受部材6Cは出来るだけ大きな含
油率となるように設定され、本実施例では35〜40%
が選ばれ、より多くの潤滑油を含浸するようになってい
る。
7a、7bばリング状のマグネットで、第1図および第
2図に示すように厚さ方向に着磁されている。このマグ
ネット7a、7bには回転軸1の外径よりもやや大きい
穴8a、8bが設けられていると共に、この穴3a、3
bと回転軸1が略同心となっている。前記マグネソ17
a、7bは、その端面をそれぞれ多孔質含油軸受部1J
6a、6b     ・の端部に接着等の方法により密
着させて取り付けられており、このため含油軸受部材6
a、6bの端部の大部分がマグ不ノl”7a、7bに覆
われ、外部に露出している部分は極めて少なくなってい
る。さらにこの部分の構成を説明するために第2図に要
部を拡大して示している。この第2図で点線を用いて示
しであるのはマグネノh 7 aの穴8aの端部からの
磁束の流れである。マグネット7aの子端N極より出た
(15f束は(5i性体である回転軸1の内部を通り、
再びマグネノ1−7aの下端S極に戻るというループを
形成するのである。従って回転軸]とマグ不ソ17a、
7bの穴8a、8bの間隙に例えばケロシンに酸化鉄の
微粉子をケロイド状に分散した磁性流体12a、]、2
bを満たせば前記した磁束によりこの磁性流体12a。
12bは保持されることになる。
第3図に示した例は、磁性流体の保持をさらに効果的に
行おうとするものである。即ち第2図に示した例では磁
性流体12a、12bの保持はマグ不ソ1〜7a、7h
の穴8a、8bの端綿部の漏れ磁束を利用したに過ぎな
いが、第3図の例ではマグネット7Cの穴部16の断面
を略く字状としてそのマグネソ+−7,Cの厚さ方向の
上端部および下端部の内径d2を中央部の内径D2より
も小さくしたものである。これにより上端部15a、下
端部15bが突起状となり、厚さ方向に着磁を行うなら
ば上端部15a、下端部15bに磁束が集中し、より高
い磁束密度が得られ、より効果的に磁性流体を保持でき
ることになる。なお第3図においてマグネソ1−7Cを
上部マグネット7dと下部マグネソ]・7eに2分割し
ているのは製造上の問題であって、穴部16のアンダー
カット部の存在に対処し、作りやすくするために分割し
たものである。
再び第1図において、9は厚さ方向に着磁され、その極
方向がマグネット7aにより吸引される方向、即ち図に
おいてS極がマグネット7aに対向しているリング状マ
グネットであり、ロータ5の下面に接着等の手段によっ
てマグネソI−72の上面と略平行に、かつ穴14と回
転軸】とが略同心となるように固定されている。このた
めロータ5がマグネソt・7 aと9との吸引力により
図において下方向に吸引されることになり、回転軸1ば
前記した規制部材4へ押圧されることになる。またマグ
ネソ1−9の穴14の内径D1はマグネット7aの穴8
aの内径d1よりも大きく設定されている。これはマグ
ネソt・9の影響により前記したマグ矛ソト7aの磁束
の流れが乱され、磁性流体12aの保持に悪影響をおよ
ばれないようにしたためである。
なお、第1図に示した実施例ではマグネット9を設けて
回転軸】を下方向へ付勢しているが、マグネット9のか
わりに磁性体を設けてもよいし、ロータ自体を磁性体と
し、マグネソl□ 1 aとの間に吸引力を発生させて
も同様の効果が得られることは明らかである。
発明の効果 以上実施例に基づいた説明から明らかなように、本発明
はハウジング内に固定した多孔質含油軸受部材の端部に
密着して厚さ方向に着磁したリング状マグネットと磁性
体よりなる回転軸により磁性流体を保持し、さらに軸受
と回転軸の潤滑油を封するようにしているので、極めて
簡単で低コストの構造で磁性流体を保持することが出来
、また潤滑油を効果的に軸受内に封し込めているので寿
命的にも優れた軸受構造を実現し得るものである。
また軸受部材に多孔質含油軸受部材を用いることにより
その端部に前記マグネソi〜が密着しているために外部
に露出した部分が極めて少なく、従って潤滑油の軸受部
材端部からの蒸発あるいは漏れを有効に防ぐことが可能
になり、含油多孔質材に含まれた潤滑油を有効に利用す
ることができる。
そしてマグネットと軸受部材を同一のハウジング内に固
定することで組立性、精度をも向上し得る。
また前記マグネットの穴部の断面形状を略く字状として
磁束密度を向」ニさせればコス1〜の上昇を招くことな
く磁性流体の保持力が向上し、より確実な潤滑油の封じ
込めが行われ、さらに軸受手段の中央部の内径を両端部
内径よりも大とすることにより軸受と回転軸の接触長さ
が短くなり、回転負荷が小さくなると共に潤滑油をより
多く封入できるものである。一方、軸受の負荷容量の点
で大きくは関与しない中央部の含油率を大きくすること
により潤滑油をより多く保持でき、また中央部の内径を
大きくして内径のザイジング等の仕上げにも影響がなく
なり、軸受手段の両端部の仕上げを精密に行うことが出
来るものである。このように本発明によれば、極めて安
価で簡単な構成により、長寿命で低負荷さらに高精度な
回転がほとんど保守の必要もなく実現できるという大き
な効果が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は同要部断
面図、第3図は他の実施例の要部断面図である。 1・・・・・・軸、2・・・・・・ハウジング、6a、
6b、6c・・・・・・軸受部材、12a、12b・・
・・・・磁性流体。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名/−−−幀

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングと、このハウジング内に多孔質すべり
    含油軸受部材を少なくとも1個以上固定した軸受手段と
    、この軸受手段を貫通し回転自在に支持された磁性体よ
    りなる回転軸と、軸方向に着磁されていると共に、前記
    回転軸の外径よりも大きな径の穴が設けられているリン
    グ状のマグネットとを具備し、このマグネットを前記多
    孔質含油軸受部材の少なくとも1つの端面に密着させる
    と共に前記回転軸と前記マグネットの穴とが略同心状に
    なるように設け、前記マグネットの前記穴の内面と前記
    回転軸との間隙に磁性流体が満たされていることを特徴
    とする回転軸の軸受装置。
  2. (2)ハウジングに多孔質含油軸受部材を固定する穴と
    リング状マグネットの外径が嵌合する穴とを同軸的に設
    け、この穴に前記マグネットを固定することによりマグ
    ネットの穴と軸とが略同心状となるようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の回転軸の軸受
    装置。
  3. (3)マグネットの穴部の断面形状を略く字状となし、
    その厚さ方向の上端部および下端部の内径を中央部の内
    径に比して小となしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の回転軸の軸受装置。
  4. (4)軸受手段の中央部内径をその軸受手段の両端部の
    内径に比して大となすと共に、この中央部の含油率を両
    端部軸受部分の含油率に比して大となしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の回転軸の軸受装置
JP61099659A 1986-04-30 1986-04-30 回転軸の軸受装置 Granted JPS61270520A (ja)

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