JPS61268878A - 密閉形圧縮機のポ−ルジヨイントピストン - Google Patents
密閉形圧縮機のポ−ルジヨイントピストンInfo
- Publication number
- JPS61268878A JPS61268878A JP11050685A JP11050685A JPS61268878A JP S61268878 A JPS61268878 A JP S61268878A JP 11050685 A JP11050685 A JP 11050685A JP 11050685 A JP11050685 A JP 11050685A JP S61268878 A JPS61268878 A JP S61268878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- spherical seat
- spherical
- ball joint
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、耐久性が向上した密閉形圧縮機のボールジョ
イントピストンに関する。
イントピストンに関する。
冷凍サイクルに用いられる圧縮機におけるシリンダ内の
ピストンとこのピストンを往復動させるピストンロッド
との連結方式としては種々の方式があるが、その一つの
方式としてボールジ冒インド方式がある。
ピストンとこのピストンを往復動させるピストンロッド
との連結方式としては種々の方式があるが、その一つの
方式としてボールジ冒インド方式がある。
第４図及び第５図はピストンとボールロッドとの連結方
式としてポールジ曹インド方式を採用した密閉形圧縮機
の圧縮機構部の構成を示したもので１図中（１）はシリ
ンダ、（２）はピストン、（３）ハクランク軸（４）の
偏心回転によりて前記ピストン（２）を往復動させるボ
ールロッドであシ、前記ピストン（２）はボールロッド
（３）とポールジ１インドを介して連結されるボールジ
ヨイントピストンとなっている。
式としてポールジ曹インド方式を採用した密閉形圧縮機
の圧縮機構部の構成を示したもので１図中（１）はシリ
ンダ、（２）はピストン、（３）ハクランク軸（４）の
偏心回転によりて前記ピストン（２）を往復動させるボ
ールロッドであシ、前記ピストン（２）はボールロッド
（３）とポールジ１インドを介して連結されるボールジ
ヨイントピストンとなっている。
前記ボールジ四インドは、ボールロッド（３）の先端に
設けられた球体（５）と、ピストン（２）に形成された
球面座（６）とからなるもので、前記球体（５）は球面
座（６）に回動自在に嵌合されている。
設けられた球体（５）と、ピストン（２）に形成された
球面座（６）とからなるもので、前記球体（５）は球面
座（６）に回動自在に嵌合されている。
この圧縮機構は、前記クランク軸（４）の偏心回転によ
シボールロッド（３）を介してシリンダ（１）内のピス
トン（２）を往復動させてシリンダ（１）内で冷媒ガス
の吸入、圧縮、吐出の動作を打力わせるもので。
シボールロッド（３）を介してシリンダ（１）内のピス
トン（２）を往復動させてシリンダ（１）内で冷媒ガス
の吸入、圧縮、吐出の動作を打力わせるもので。
ボールロッド（３）は、第５図に破線矢印で示すように
変位するクランク軸（４）の偏心回転にともなって球体
（５）がピストン（２）の球面座（６）内において回動
することにより１球体（５）の中心を揺動中心として揺
動しながらピストン（２）を往復動させるようになって
いる。
変位するクランク軸（４）の偏心回転にともなって球体
（５）がピストン（２）の球面座（６）内において回動
することにより１球体（５）の中心を揺動中心として揺
動しながらピストン（２）を往復動させるようになって
いる。
ところで、前記ピストン（２）がシリンダ（１）内で冷
媒ガスを圧縮する行程において１球体（５）と球面座（
６）との接触部分は、圧縮荷重を受けながら摺動する。
媒ガスを圧縮する行程において１球体（５）と球面座（
６）との接触部分は、圧縮荷重を受けながら摺動する。
接触部分の位置は不適正だと長期に使用すると、この部
分の摩耗が進行して、場合によっては摩耗が大きくなる
と、正常な運転ができなくなる。
分の摩耗が進行して、場合によっては摩耗が大きくなる
と、正常な運転ができなくなる。
第６図に示すように、従来は１球面座（６）を球体（５
）の径よシやや大きな球面で形成していた。しかして、
この場合においては球体（５）と球面座（６）は球面底
ａで接触することになυ、その部分で冷媒ガス圧縮の力
Ｆ０をすべて受けなくてはならず、Ｆｏを接触面積人で
割った接触面圧ｐは非常に大きなものになシ、しかもこ
の球面底ａは潤滑されにぐいため摩耗が大きいという欠
点があった。
）の径よシやや大きな球面で形成していた。しかして、
この場合においては球体（５）と球面座（６）は球面底
ａで接触することになυ、その部分で冷媒ガス圧縮の力
Ｆ０をすべて受けなくてはならず、Ｆｏを接触面積人で
割った接触面圧ｐは非常に大きなものになシ、しかもこ
の球面底ａは潤滑されにぐいため摩耗が大きいという欠
点があった。
本発明は、上記事情を顧慮してなされたもので。
使用中の球面座の摩耗量を少なくすることができる密閉
形圧縮機のボールジョイントピストンを提供することを
目的とする。
形圧縮機のボールジョイントピストンを提供することを
目的とする。
ボールロッドの球体のピストンの球面座に対する接触位
置を接触面圧が最小になシ、かつ潤滑が円滑に行われる
位置に設定するようにしたものである。
置を接触面圧が最小になシ、かつ潤滑が円滑に行われる
位置に設定するようにしたものである。
以下１本発明の一実施例を図面を参照して詳述する。な
お、この実施例においては、上記従来技術の説明に用い
た部分と同一個所には同一記号を付し、詳細な説明を省
略する。
お、この実施例においては、上記従来技術の説明に用い
た部分と同一個所には同一記号を付し、詳細な説明を省
略する。
第１図は、この実施例におけるボールジ１インドピスト
ンを示している。すなわち、このピスト／において、ボ
ールロッド（３）の先端に設けられた球体（５）は、ピ
ストン（２）と一体で冷間鍛造によって形成された球面
座ＱＩＫ挿入され１球面座α〔の上部側壁συをかしめ
ることによシ１回転揺動自在【組立てられる。球体（５
）と球面座Ｑ０の接触部分すは球体中心Ｏより軸心ｃ
ｃ’からの角度αは４５°カいし５５°の範囲に定めら
れている。このため本実施例では球面座α１の断面形状
を球体中心０よシ同じ位置ｘ、ｙにずらした中心０１，
０．の２円弧孔で形成されている。このように角度を定
めた理由について以下に示す。つまり、ピストン（２）
の圧縮行程における冷媒ガス圧縮力Ｆ０とすると接触面
での面圧ｐは、第２図に示すように球面座ａ〔の円周面
上（１３に球体中心Ｏを頂点とする円錐面上ａ４に幻っ
て分布する。このときの面圧ｐと冷媒ガス圧縮力Ｆ。と
の間には、ボールロッドの揺動角ψのときには力のつシ
合いから。
ンを示している。すなわち、このピスト／において、ボ
ールロッド（３）の先端に設けられた球体（５）は、ピ
ストン（２）と一体で冷間鍛造によって形成された球面
座ＱＩＫ挿入され１球面座α〔の上部側壁συをかしめ
ることによシ１回転揺動自在【組立てられる。球体（５
）と球面座Ｑ０の接触部分すは球体中心Ｏより軸心ｃ
ｃ’からの角度αは４５°カいし５５°の範囲に定めら
れている。このため本実施例では球面座α１の断面形状
を球体中心０よシ同じ位置ｘ、ｙにずらした中心０１，
０．の２円弧孔で形成されている。このように角度を定
めた理由について以下に示す。つまり、ピストン（２）
の圧縮行程における冷媒ガス圧縮力Ｆ０とすると接触面
での面圧ｐは、第２図に示すように球面座ａ〔の円周面
上（１３に球体中心Ｏを頂点とする円錐面上ａ４に幻っ
て分布する。このときの面圧ｐと冷媒ガス圧縮力Ｆ。と
の間には、ボールロッドの揺動角ψのときには力のつシ
合いから。
Ｆｏ ＝５ ｐ”ｃｌｄｋ 、 Ｆ０ｔａｎψ＝＝
ｆｐａｉｎαｄＡと表わされる。これよシｐの分布を
線形と仮定し。
ｆｐａｉｎαｄＡと表わされる。これよシｐの分布を
線形と仮定し。
これを解くとｐの最大値ｐｍａｘは、
となる。ここで、 ｒｌ）は１球体（５）の半径を、ｂ
は接触幅を示す。したがって＊ ｐｍａｘは角度αの関
数になシ、これをグラフで示すと第３図のようになる。
は接触幅を示す。したがって＊ ｐｍａｘは角度αの関
数になシ、これをグラフで示すと第３図のようになる。
これからｐｍａｘを最小にするαを求めると５０’付近
にあることがわかる。
にあることがわかる。
以上のように、ボールロット責３）の球体（５）とピス
トン（２）の球面座αＱの接触部分を設定すると、接触
面圧の最大値ｐｍａｘが最小になシ、シかも、第１図に
示すように球面座底部に油留住邊が形成されるため、接
触部分すの潤滑が行なわれやすく、大幅に耐摩耗性が向
上する。また、この球面座αＱを有するピストン（２）
を形成するには、ピストン（２）と一体で冷間鍛造で高
能率に作ることができる。
トン（２）の球面座αＱの接触部分を設定すると、接触
面圧の最大値ｐｍａｘが最小になシ、シかも、第１図に
示すように球面座底部に油留住邊が形成されるため、接
触部分すの潤滑が行なわれやすく、大幅に耐摩耗性が向
上する。また、この球面座αＱを有するピストン（２）
を形成するには、ピストン（２）と一体で冷間鍛造で高
能率に作ることができる。
なお１以上の実施例は１球面座の断面形状を中心をずら
した２円弧で形成したが、この他に断面形状を楕円にし
たものでも接触位置を角度αが５０゜付近になるように
定めると同様の効果が得られる。
した２円弧で形成したが、この他に断面形状を楕円にし
たものでも接触位置を角度αが５０゜付近になるように
定めると同様の効果が得られる。
さらに、上記実施例のように、ピストン（２）と球面座
顛とを一体成形することなく、それぞれ独立に成形した
のち１球面座（ＩＩをピストン（２）に連結するようＫ
してもよい。
顛とを一体成形することなく、それぞれ独立に成形した
のち１球面座（ＩＩをピストン（２）に連結するようＫ
してもよい。
本発明は、ボールロッドの球体のピストンの球面座に対
する接触面圧が最小になシ、シかも球面座底部に油溜が
形成されるので、接触部分の潤滑が円滑に行われるので
、耐摩耗性が大幅に向上する。よりて、このボールジヨ
イントピストンを用いた密閉形圧ｍ機は、その性能及び
耐久性を向上させることができる。
する接触面圧が最小になシ、シかも球面座底部に油溜が
形成されるので、接触部分の潤滑が円滑に行われるので
、耐摩耗性が大幅に向上する。よりて、このボールジヨ
イントピストンを用いた密閉形圧ｍ機は、その性能及び
耐久性を向上させることができる。
第１図は本発明の一実施例の密閉形圧縮機のボールジヨ
イントピストンの断面図、第２図は第１図における接触
面における接触面圧の分布を示す図、第３図は接触位置
と接触面圧との関係を示すグラフ、第４図はポールジ１
インドピストン方式を採用した密閉形圧縮機の構成図、
＠５図は第４図の作動説明図、第６図は従来のボールジ
ヨイントピストンの断面図である。 （２）：ｋ”ス）ン（ボールジヨイントピストン）。 （３）：ボールロッド、 （５）：球 体。 α１：球面座。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 （ほか１名）
イントピストンの断面図、第２図は第１図における接触
面における接触面圧の分布を示す図、第３図は接触位置
と接触面圧との関係を示すグラフ、第４図はポールジ１
インドピストン方式を採用した密閉形圧縮機の構成図、
＠５図は第４図の作動説明図、第６図は従来のボールジ
ヨイントピストンの断面図である。 （２）：ｋ”ス）ン（ボールジヨイントピストン）。 （３）：ボールロッド、 （５）：球 体。 α１：球面座。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 （ほか１名）
Claims (3)
- （１）棒状のボールロッドの先端に設けられた球体に回
転自在に嵌合する球面座を有し、上記球体を介して上記
ボールロッドに連結される密閉形圧縮のボールジョイン
トピストンにおいて，上記球体と上記球面座の接触位置
は，上記ボールジョイントピストンの軸心から上記球体
の球心を中心として４５度から５５度の角度の範囲に設
定されていることを特徴とする密閉形圧縮機のボールジ
ョイントピストン。 - （２）球面座のボールジョイントピストン軸心を含む面
での断面形状を中心をずらした２円弧にて形成したこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の密閉形圧縮機
のボールジョイントピストン。 - （３）球面座のボールジョイントピストン軸心を含む面
での断面形状を楕円にて形成したことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の密閉形圧縮機のボールジョイン
トピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11050685A JPS61268878A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 密閉形圧縮機のポ−ルジヨイントピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11050685A JPS61268878A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 密閉形圧縮機のポ−ルジヨイントピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61268878A true JPS61268878A (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=14537497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11050685A Pending JPS61268878A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 密閉形圧縮機のポ−ルジヨイントピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61268878A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103821694A (zh) * | 2012-10-15 | 2014-05-28 | 日立空调·家用电器株式会社 | 密闭型往复运动压缩机以及使用了该压缩机的冰箱 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5515374B2 (ja) * | 1976-10-19 | 1980-04-23 |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP11050685A patent/JPS61268878A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5515374B2 (ja) * | 1976-10-19 | 1980-04-23 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103821694A (zh) * | 2012-10-15 | 2014-05-28 | 日立空调·家用电器株式会社 | 密闭型往复运动压缩机以及使用了该压缩机的冰箱 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4848213A (en) | Reciprocating piston compressor with offset cylinder | |
| JP2004092638A (ja) | 低減された全高を有するガス状媒体のための往復ピストン圧縮機 | |
| JPS6339432Y2 (ja) | ||
| JPH10318129A (ja) | 斜板式圧縮機のピストン | |
| JP3958420B2 (ja) | 斜板式コンプレッサー用シュー及び斜板式コンプレッサー用ピストンジョイント | |
| US4420986A (en) | Sliding shoe for a rotatable swash-plate type refrigerant gas compressor | |
| JP3550707B2 (ja) | 揺動斜板式圧縮機におけるピストン | |
| JP3550708B2 (ja) | 揺動斜板式圧縮機におけるピストン | |
| JPS63205473A (ja) | 斜板式可変容量圧縮機 | |
| JPS61268878A (ja) | 密閉形圧縮機のポ−ルジヨイントピストン | |
| JP2005090385A (ja) | 圧縮機用シュー及びその製造方法 | |
| JPH0299729A (ja) | 往復型ピストンエンジンのピストン連結構造 | |
| EP0849470B1 (en) | Swash-plate compressor capable of insuring sufficient lubrication between a piston and a shoe slidably interposed between the piston and a swash plate | |
| EP1055817A2 (en) | Swash plate type compressor wherein piston head has inner sliding portion for reducing local wear | |
| JP2003035373A (ja) | 軸封装置及び該軸封装置を備えた圧縮機、軸封方法 | |
| JP2000320455A (ja) | 斜板式圧縮機及びラジアル転がり軸受け | |
| JP4434448B2 (ja) | 斜板式コンプレッサー用シュー | |
| KR100931261B1 (ko) | 사판식 압축기 | |
| JP2001304105A (ja) | 可変容量型斜板式圧縮機 | |
| US7455009B2 (en) | Hinge for a variable displacement compressor | |
| JP2000356185A (ja) | 斜板式圧縮機用ピストン | |
| GB2198482A (en) | Piston drive transmission structure in a rotary compressor | |
| JPH0421026Y2 (ja) | ||
| CN207879557U (zh) | 汽车空调压缩机活塞及汽车空调压缩机 | |
| JP2001003858A (ja) | 斜板式圧縮機 |