JPS61268429A - 熱軟化性プラスチツク整形方法及びプラスチツク複合体 - Google Patents
熱軟化性プラスチツク整形方法及びプラスチツク複合体Info
- Publication number
- JPS61268429A JPS61268429A JP60110988A JP11098885A JPS61268429A JP S61268429 A JPS61268429 A JP S61268429A JP 60110988 A JP60110988 A JP 60110988A JP 11098885 A JP11098885 A JP 11098885A JP S61268429 A JPS61268429 A JP S61268429A
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- JP
- Japan
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- plastic
- heat
- softening
- plastics
- composite
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- Pending
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は主として骨折等の場合に患部を支持するための
副子、ギブスとして有用なプラスチック複合体の整形方
法とその複合体に関するものである。
副子、ギブスとして有用なプラスチック複合体の整形方
法とその複合体に関するものである。
骨折等において患部を支持する副子、ギブスは石こうに
始まって最近ではプラスチックのものが使用されつつあ
る。
始まって最近ではプラスチックのものが使用されつつあ
る。
従来、プラスチック製の副子は、石こう製のギブス等に
比べて患部を支持するための整形が易しいとされてきた
。事実、トランスポリプロピレン製の副子は熱湯に浸漬
するとか、ドライヤー(温風器)によって容易に軟化し
て整形を可能とする。
比べて患部を支持するための整形が易しいとされてきた
。事実、トランスポリプロピレン製の副子は熱湯に浸漬
するとか、ドライヤー(温風器)によって容易に軟化し
て整形を可能とする。
しかし、固定迄の待ち時間が長くて応急処置に向かなか
ったり、処置時間の長時間化を兼う医師の中に使用をた
めらう傾向が有った。これ以外の他のプラスチックを使
用する例もみられるが、軟化のだめにオーブンやアイロ
ンによる加熱が必要とされ、軟化に至るまで複雑な手間
を要していた。
ったり、処置時間の長時間化を兼う医師の中に使用をた
めらう傾向が有った。これ以外の他のプラスチックを使
用する例もみられるが、軟化のだめにオーブンやアイロ
ンによる加熱が必要とされ、軟化に至るまで複雑な手間
を要していた。
また、最も困難な点は軟化時に高温で、しかもその時に
短時間で整形を要求されるので、特に注意を払わないと
危険があり、やけど事故もしばしば生じていた。これは
表面へ断熱層を形成することができないので、手袋をは
める等の消極的な手段でしか解決できなかった。
短時間で整形を要求されるので、特に注意を払わないと
危険があり、やけど事故もしばしば生じていた。これは
表面へ断熱層を形成することができないので、手袋をは
める等の消極的な手段でしか解決できなかった。
そこで本発明においては、安全かつ簡単なプラスチック
使用の整形方法及びその方法に使用されるプラスチック
複合体を提供するものである。
使用の整形方法及びその方法に使用されるプラスチック
複合体を提供するものである。
その特徴とする点は、熱軟化性プラスチックに対して屈
曲が可能な程度の金属材を一体化して、前記プラスチッ
クが常温で主曲げ抵抗性を有する複合体とし、その複合
体を磁場中において電磁誘導による渦電流により金属材
の発熱を促し、この発熱によるプラスチックの軟化によ
って所定の形状とするものである。
曲が可能な程度の金属材を一体化して、前記プラスチッ
クが常温で主曲げ抵抗性を有する複合体とし、その複合
体を磁場中において電磁誘導による渦電流により金属材
の発熱を促し、この発熱によるプラスチックの軟化によ
って所定の形状とするものである。
〔作 用〕
本発明の方法及びプラスチック複合体副子によると、プ
ラスチック複合体を整形して使用するに際して、渦電流
が生じる磁場(電磁誘導加熱)中へプラスチック複合材
を置(たけてプラスチックが軟化する。この軟化はプラ
スチック複合材が布や発泡樹脂の断熱材で包まれた状態
でも可能である。したがって素手で安全に整形や取扱い
ができる。熱軟化性プラスチックは、熱可塑性樹脂で得
られたほとんどのものが使用でき、例えば軟化点の低い
トランスポリイソプレンやポリ塩化ビニル、ポリプロピ
レン等は安価かつ適度な強度を有しているので都合が良
い。
ラスチック複合体を整形して使用するに際して、渦電流
が生じる磁場(電磁誘導加熱)中へプラスチック複合材
を置(たけてプラスチックが軟化する。この軟化はプラ
スチック複合材が布や発泡樹脂の断熱材で包まれた状態
でも可能である。したがって素手で安全に整形や取扱い
ができる。熱軟化性プラスチックは、熱可塑性樹脂で得
られたほとんどのものが使用でき、例えば軟化点の低い
トランスポリイソプレンやポリ塩化ビニル、ポリプロピ
レン等は安価かつ適度な強度を有しているので都合が良
い。
第1図は本発明のプラスチック複合体の一例を示す一部
破断斜視図であり、第2図は第1図中A−A断面図、第
3図は軟化操作の様子を示す斜視図であり、第4図は副
子として指に装着した様子を示す斜視図である。
破断斜視図であり、第2図は第1図中A−A断面図、第
3図は軟化操作の様子を示す斜視図であり、第4図は副
子として指に装着した様子を示す斜視図である。
本発明はこれらの図によって明らかであるが、加熱によ
って軟化するプラスチック(1)に対して金属材(2)
が一体化されている。例示したものは金属材(2)の両
面へ熱軟化性プラスチック(IHI)が一体化されてい
るが、片面でもかまわない。これらの表面はポリウレタ
ン発泡体の断熱層(3)で被覆されている。これは整形
作業を素手又は薄い手袋を装着した状態で行なうことが
できるようにするのが目的であるから、厚い手袋をはめ
て整形を行なう場合には断熱層(3)の必要がない。但
し、指へ触れる側にはクッション材として発泡体等を取
り付けるとよい。
って軟化するプラスチック(1)に対して金属材(2)
が一体化されている。例示したものは金属材(2)の両
面へ熱軟化性プラスチック(IHI)が一体化されてい
るが、片面でもかまわない。これらの表面はポリウレタ
ン発泡体の断熱層(3)で被覆されている。これは整形
作業を素手又は薄い手袋を装着した状態で行なうことが
できるようにするのが目的であるから、厚い手袋をはめ
て整形を行なう場合には断熱層(3)の必要がない。但
し、指へ触れる側にはクッション材として発泡体等を取
り付けるとよい。
金属材(2)は磁場による渦電流の生じ易い鉄製の薄板
を使用した。鉄の薄板の厚みは手で曲げることができる
範囲で、かつ熱の発生効率の最良の範らの 囲を適当に選択する。常温では外部か合曲げ力に対して
常にプラスチック(1)が抵抗を示して永久変形が不可
能である。
を使用した。鉄の薄板の厚みは手で曲げることができる
範囲で、かつ熱の発生効率の最良の範らの 囲を適当に選択する。常温では外部か合曲げ力に対して
常にプラスチック(1)が抵抗を示して永久変形が不可
能である。
このような複合体(10)は、磁場によって内部の金属
材(2)が発熱する。第3図にその様子を示したが装置
は市販の電磁誘導加熱方式の調理詐も利用できる。発熱
時に上部へ鉄板を載せると更に著しく加熱される。
材(2)が発熱する。第3図にその様子を示したが装置
は市販の電磁誘導加熱方式の調理詐も利用できる。発熱
時に上部へ鉄板を載せると更に著しく加熱される。
この発熱によって約2分程度で複合体00)は可撓性を
有したものとなる。この段階で指にあてがって整形する
。表面に断熱層(3)が設けられているので、熱くない
」二に、プラスチックの冷却が徐々に進行するので、硬
化までの時間が延びて整形作業が充分に行なえる。硬化
時間を短かくして、早い一=’6が要求される場合には
、高温で軟化するプラスチックを用いるか、又は断熱層
を薄くすることによって目的が達成される。整形後に修
正の必要が生じた場合、本発明品は患部へ装着のままで
、前記のような整形作業を行なうとよい。
有したものとなる。この段階で指にあてがって整形する
。表面に断熱層(3)が設けられているので、熱くない
」二に、プラスチックの冷却が徐々に進行するので、硬
化までの時間が延びて整形作業が充分に行なえる。硬化
時間を短かくして、早い一=’6が要求される場合には
、高温で軟化するプラスチックを用いるか、又は断熱層
を薄くすることによって目的が達成される。整形後に修
正の必要が生じた場合、本発明品は患部へ装着のままで
、前記のような整形作業を行なうとよい。
本発明によると、通常の給電設備さえ有れば、整形が可
能であるから、救急車の中とか、けがの発生現場で道ち
にプラスチック副子のあてがい作業が可能となる。また
、装着後の副子が身体にそぐわない場合も外部から包帯
等を巻いたままの状態で副子の軟化が可能であるから、
修正が容易である。整形に際して熱湯等を準備しなくて
済み、また断熱層を設けた場合素手で整形できるので、
安全かつ作業が楽である。高温で軟化するプラスチック
も容易に軟化できるので、素早(硬化させる副子が得ら
れ、作業能率、応急処置の面からも有用なものとなって
いる。副子以外のプラスチック整形品(例えばボックス
)を得るにも簡単かつ迅速に整形が可能である。このよ
うにして得られた整形品は電磁波シールド機能も槁えて
いるので有用である。
能であるから、救急車の中とか、けがの発生現場で道ち
にプラスチック副子のあてがい作業が可能となる。また
、装着後の副子が身体にそぐわない場合も外部から包帯
等を巻いたままの状態で副子の軟化が可能であるから、
修正が容易である。整形に際して熱湯等を準備しなくて
済み、また断熱層を設けた場合素手で整形できるので、
安全かつ作業が楽である。高温で軟化するプラスチック
も容易に軟化できるので、素早(硬化させる副子が得ら
れ、作業能率、応急処置の面からも有用なものとなって
いる。副子以外のプラスチック整形品(例えばボックス
)を得るにも簡単かつ迅速に整形が可能である。このよ
うにして得られた整形品は電磁波シールド機能も槁えて
いるので有用である。
第1図は本発明の実施例の一部破断斜視図であり、第2
図は第1図中A−A断面図である。第3図は軟化作業の
様子を示す斜視図である。第4図は指副子として使用し
た場合の斜視図である。
図は第1図中A−A断面図である。第3図は軟化作業の
様子を示す斜視図である。第4図は指副子として使用し
た場合の斜視図である。
Claims (3)
- (1)熱軟化性プラスチック(1)に対して屈曲が可能
な程度の金属材(2)を一体化して、前記プラスチック
が常温で主曲げ抵抗を有する複合体とし、該複合体を磁
場中において渦電流により金属材の発熱を促し、発熱に
よるプラスチックの軟化によって所定の形状とすること
を特徴とするプラスチック整形方法。 - (2)熱軟化性プラスチック(1)に屈曲可能な金属材
(2)を一体化し、常温でプラスチックが主曲げ抵抗性
を有する複合体としてなるプラスチック複合体。 - (3)熱軟化性プラスチック(1)の表面は、断熱層(
3)を有してなる特許請求の範囲第2項記載のプラスチ
ック複合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60110988A JPS61268429A (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 熱軟化性プラスチツク整形方法及びプラスチツク複合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60110988A JPS61268429A (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 熱軟化性プラスチツク整形方法及びプラスチツク複合体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268429A true JPS61268429A (ja) | 1986-11-27 |
Family
ID=14549555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60110988A Pending JPS61268429A (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 熱軟化性プラスチツク整形方法及びプラスチツク複合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61268429A (ja) |
-
1985
- 1985-05-22 JP JP60110988A patent/JPS61268429A/ja active Pending
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