JPS61263805A - 空気入りタイヤとその成形機 - Google Patents

空気入りタイヤとその成形機

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JPS61263805A
JPS61263805A JP60106715A JP10671585A JPS61263805A JP S61263805 A JPS61263805 A JP S61263805A JP 60106715 A JP60106715 A JP 60106715A JP 10671585 A JP10671585 A JP 10671585A JP S61263805 A JPS61263805 A JP S61263805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord angle
tire
cord
angle
carcass
Prior art date
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Pending
Application number
JP60106715A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Sakai
啓司 酒井
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Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車に用いられる空気入りタイヤとその成形
機に間するものである。
従来の空気入りタイヤの成形方法では図1に示すように
、成形ドラム5の上でバイアスファブリックのコード角
度を部分的に変えて成形する方法は用いられなかった。
それ故、成形ドラム5上に張付けられたファブリックコ
ード2の角度は一様であり、それから造られたタイヤの
カーカスコード角度は特定の値をなしている。すなわち
、従来から生産されているバイアスブライタイヤ、ラジ
アルブライタイヤ、およびベルテッドバイアスタイヤの
カーカス上の半径Rの点におけるセクション断面方向に
対するコード角度Aは、成形ドラムの半径をRd、成形
ドラム上におけるコード角度Ad(以後コード角度とは
セクション断面方向に対する角度とする)によってきま
り、近似的に次式で与えられる。
Rd sin A = Rsin Ad     (1
)又、タイヤカーカスのクラウン部の中心の半径をRO
、コード角度をAoとすればサイドウオール部の角度A
も同様に次式で与えられる。
Ro sin A = Rsin Ao     (2
)本発明によるタイヤは成形中にバイアスファブリック
のコード角度を部分的に変えることによって、完成後の
タイヤのコード角度を(2)式で示される値よりも5度
以上異ったものとなし、必用な個所に適切なコード角度
をもたせて、タイヤ各部の剛性を変えることにより、コ
ーナリング特性、振動、乗心地特性などを改善すること
を目的とするものである。
従来のラジアルブライタイヤの構造は第2図に示すよう
にカーカス2とベルト状ブレーカ3およびゴム層4によ
り構成されている。そのうちカーカスは偶数枚のバイア
スブライから成り、クラウン部でのコード角度は20度
以内である。又、クラウン部にあるベルト状ベレー力は
コード角度が50〜70度のベルト状バイアスブライを
偶数枚コードが交差するように張り合わせられている。
従来のベルテッドバイアスタイヤの構造は第3図に示す
ように、カーカス2とベルト状ブレーカ3およびゴム層
4より構成されていることはラジアルブライタイヤと同
じであるが、主に異なる点はクラウン部でのカーカスコ
ード角度Aoが30〜50度の範囲内にあることである
。このベルテッドバイアスタイヤの特徴はラジアルタイ
ヤに較べてカーカスコード角度が大きいので、カーカス
部の横剛性、周方向の剛性が大きいことなどであ名。
これに対し本発明によるタイヤの実施例を第4図に示す
、このタイヤもカーカス2とベルト状ブレーカ3、およ
びゴム層4より構成されていることは従来のラジアルタ
イヤと同じであ・るが、主に異なる点はクラウン部での
コード角度がラジアルブライタイヤのそれに近いのに対
し、サイドウオール部のコード角度Aはベルテッドバイ
アスタイヤのそれに近いという点である。このタイヤの
特徴はラジアルブライタイヤに較べてカーカス部の横剛
性および周方向の剛性が大きいのでコーナリングフォー
スの応答性が早くなり、タイヤの共振振動数が高くなる
ことなどである。
次に本発明によるタイヤの第2の実施例を第5図に示す
。このタイヤの主に異なる点はクラウン部でのコード角
度Aoがベルテッドバイアスタイヤのそれに近いのに対
し、サイドウオール部のコード角度がラジアルブライタ
イヤのそれに近いことなどである。又、ベルト状ブレー
カは一本のコードを周方向に幅広く巻き付けた構造とな
っている。
このタイヤの特徴は従来のラジアルブライタイヤに較べ
て構造が簡素化されており、ベルト状ブレーカが一枚で
あっても大きなコード角度をもつカーカスと合わせるこ
とにより、大きなきな横曲げ剛性をもち、十分なコーナ
リングを得ることができる点にある。
本発明によるタイヤの欠点は、コード角度を部分的に変
えているため、本発明の実施例ではクラウン部とサイド
ウオール部との間にコードが屈曲している部分があり、
この部分ではブライ問にせん断応力が発生するのでタイ
ヤの耐久性が劣化するおそれがある。それ故、コードの
屈曲を緩やかにすると共に、コードの強度とゴムとコー
ドの接着力を増すこと、耐久性の良いゴムを使用するこ
と、プライ数を増加させることなどの対策が必用である
。本発明によるタイヤの製造工程の中で、加硫工程は通
常のタイヤと同じであるので省略し、生カバーを成形す
る工程のうち、カーカス部を成形する工程について説明
する。
第6図は本発明によるタイヤのカーカス部の成    
形に用いる成形機の一例であり、その断面図である0図
に示すように両側に金属製円筒状ドラム5.6があり、
その間には軸方向のコード(糸)によって補強されたゴ
ム製のセンタードラム7が接続されている。これらのド
ラムは同じ回転軸廻りに回転することができ、センター
ドラムの内側は金属製ドラム6によって支えられている
。センタードラムはゴム製であるので回転軸廻りのねじ
り変形が可能であるが、ドラム軸方向のコード8によっ
て拘束されているので、ドラム5とドラム6の間隔は両
ドラム閏の回転偏角(ねじり角)によって決る。
本発明によるタイヤの第一の実施例におけるカーカス部
の成形は、先ず第7図に示すように、成形ドラムの両側
のドラムに回転偏角を与えることによってセンタードラ
ムのコード角が所定の角度Bを持つように設定して固定
する。
次に第8図に示すように、コード角度がBになるように
裁断(バイアスカット)された一枚のゴム引きファブリ
ック10を成形ドラムの周りに張り付ける。この張り付
けは通常のタイヤの成形工程と同じである。
次に第9図に示すように、一枚目のファブリックを張り
付けた状態で、両側のドラムの外周をバンド9によって
押え付けながら、両側のドラムを最初にねじた方向とは
反対の方向にねじることによって、センタードラム上の
ファブリックプライのコード角度が−Bになるように両
側のドラム間に回転偏角を付けて固定する。
次に第10図に示すように、一枚目のファブリックプラ
イとは角度が反対(−B)になるように裁断された二枚
口のファブリックプライ11を一枚目のファブリックプ
ライ上に張り合わせて接着させる。
最後に第11図に示すように、両側のドラムの外周をバ
ンド9で押えながら、両側のドラムの偏角を元にもどす
ことによってカーカス部の成形は完了する。なおこの図
の場合、センタードラム上の部分が完成タイヤのカーカ
スのクラウン部になり、両側のドラム上の部分がサイド
ウオール部になる。
これ以後の成形工程としてはと一ドワイヤ付け、チュー
ブ状エアパックの挿入、ドーナツ状への変形、ブレーカ
の張り付け、トレッドゴムの張り付けなどが残されてい
るが、これらは総て通常のタイヤの成形工程と同じであ
るので省略する。又、本発明のタイヤの第二の実施例に
ついても同じような成形ドラムを用いて成形することが
できる。
又、本成形工程は原理を解かりやすく説明したものであ
り、第11図に示した図はセンタードラムと両側のドラ
ムとの境界線上においてコードが折線状に屈曲している
が、加硫中にコードに張力を加えることにより、第4図
に示すようにコードの屈曲を緩やかにすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は成形ドラム上におけるコード角度とカーカスコ
ード角度の関係。第2図は従来のラジアルブライタイヤ
。第3図は従来のベルテッドバイアスタイヤ。第4図は
本発明によるタイヤの第一の実施例。第5図は本発明に
よるタイヤの第二の実施例を示す。 第6図以下は本発明によるタイヤの成形過程を示す図で
あり、第6図はカーカス部の成形ドラムの断面図。第7
図は成形ドラムの両側のドラムに回転偏角を与えた図。 第8図は第7図の成形ドラムに所定のコード角度にバイ
アスカットされた一枚目のファブリックを張り付けた図
。第9図は第8図の状態の成形ドラムの両側に第7図と
は反対の回転偏角を与えた図。第10図は第9図の状態
の成形ドラム上にバイアスコード角度が反対の二枚口の
ファブリックプライを張り付けた図。第11図は両側の
ドラムの回転偏角を元にもどしたものでカーカス部の成
形が完了した図を示す。 第jrEJ 第グ図 第 t 図 N11’  図 第 9 図 第 //  rill

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通常のタイヤではサイドウォール上の半径Rの点
    におけるカーカスコードのセクション断面方向に対する
    コード角度Aは、クラウン部の中心の半径をRo、コー
    ド角度をAoとすれば次式で与えられる。 Ro sin A=R sin Ao 本発明によるタイヤは成形ドラム上でバイアスコード角
    度を部分的に変えることによつて、サイドウォール部の
    コード角度として上式で示される値よりも5度以上小さ
    い値、または5度以上大きい値をもたせることを特徴と
    する空気入りタイヤ。
  2. (2)同軸上に複数個の円筒状ドラムを持つた成形ドラ
    ム上に、所定のコード角度に栽断されたファブリックプ
    ライを張付けた後、円筒状ドラム間に所定の回転偏角を
    与えることによつて、ファブリックのコード角度を部分
    的に変えてタイヤの生カバーを成形することを特徴とす
    る空気入りタイヤ成形機。
JP60106715A 1985-05-18 1985-05-18 空気入りタイヤとその成形機 Pending JPS61263805A (ja)

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JPS61263805A true JPS61263805A (ja) 1986-11-21

Family

ID=14440651

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JP60106715A Pending JPS61263805A (ja) 1985-05-18 1985-05-18 空気入りタイヤとその成形機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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