JPS61259471A - 電刷子 - Google Patents
電刷子Info
- Publication number
- JPS61259471A JPS61259471A JP10086185A JP10086185A JPS61259471A JP S61259471 A JPS61259471 A JP S61259471A JP 10086185 A JP10086185 A JP 10086185A JP 10086185 A JP10086185 A JP 10086185A JP S61259471 A JPS61259471 A JP S61259471A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expanded graphite
- resistance
- electric brush
- electric
- powder
- Prior art date
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- Pending
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は回転電機の電刷子に関する。
(従来の技術)
整流の厳しい回転電機に使用される電刷子には。
短絡電流を抑制するために複数の刷子片に分割した分割
刷子、電気抵抗の相違する材料を複数の層に成形した成
層刷子等が使用され又は検討されている。
刷子、電気抵抗の相違する材料を複数の層に成形した成
層刷子等が使用され又は検討されている。
(発明の解決しようとする問題点)
しかしながら2分割刷子はコストが高くなる。
小形電刷子には製造が困難であるという問題があり、又
従来の成層刷子は異質の粉末原料を積層成形及び焼成す
るので、熱膨張率の差によって眉間剥離、キレン等を発
生する等の問題があった。
従来の成層刷子は異質の粉末原料を積層成形及び焼成す
るので、熱膨張率の差によって眉間剥離、キレン等を発
生する等の問題があった。
本発明は上記した問題点を解消し、整流の良好な電刷子
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、成層刷子における少なくとも一つの層が膨張
黒鉛からなる電刷子に関する。
黒鉛からなる電刷子に関する。
本発明において膨張黒鉛シートとは、鱗状黒鉛を濃硫酸
と濃硝酸との混液等の強酸化性の処理液で酸処理し水洗
後急速加熱して得られる膨張黒鉛をシート状に成形加工
したもので2面方向の電気抵抗が小さく厚さ方向の電気
抵抗が大きい、又厚さ方向に可撓性を有するもめである
。上記膨張黒鉛に黒鉛、二硫化モリブデン等の潤滑剤の
粉末を添加してシートとした潤滑性の向上した膨張黒鉛
シートを使用してもよい。又電刷子の強度を向上させる
ために膨張黒鉛に粉末状のフェノール樹脂。
と濃硝酸との混液等の強酸化性の処理液で酸処理し水洗
後急速加熱して得られる膨張黒鉛をシート状に成形加工
したもので2面方向の電気抵抗が小さく厚さ方向の電気
抵抗が大きい、又厚さ方向に可撓性を有するもめである
。上記膨張黒鉛に黒鉛、二硫化モリブデン等の潤滑剤の
粉末を添加してシートとした潤滑性の向上した膨張黒鉛
シートを使用してもよい。又電刷子の強度を向上させる
ために膨張黒鉛に粉末状のフェノール樹脂。
エポキシ樹脂等の結合材を加えてシート状に成形加工し
た膨張黒鉛シートを使用してもよい。
た膨張黒鉛シートを使用してもよい。
電刷子の他の材料は、電刷子にした場合の厚さ方向の電
気抵抗が膨張黒鉛シートより小となる層が形成される低
抵抗原料粉で2例えば電解銅粉と鱗状黒鉛粉との混合粉
である。
気抵抗が膨張黒鉛シートより小となる層が形成される低
抵抗原料粉で2例えば電解銅粉と鱗状黒鉛粉との混合粉
である。
積層及び成形は、膨張黒鉛シートの打抜きを兼ねるプレ
スにより、複数枚の膨張黒鉛シートをダイスの大きさに
打抜いて下パンチの上に敷き、その上に低抵抗原料粉を
流し込んで撚シ線等のIJ−ド線と一体成形する方法、
前記のようにして低抵抗原料粉を流し込んだ後この上に
再度膨張黒鉛シートを打抜いて一体成形する方法等によ
り、特に制限はない。後者の膨張黒鉛シートの代りに低
抵抗材の層よシも電気抵抗の高い例えば炭素繊維のシー
トを使用してもよい。層の数を更に増してもよいが少な
くても一つの層は膨張黒鉛シートを用いる。
スにより、複数枚の膨張黒鉛シートをダイスの大きさに
打抜いて下パンチの上に敷き、その上に低抵抗原料粉を
流し込んで撚シ線等のIJ−ド線と一体成形する方法、
前記のようにして低抵抗原料粉を流し込んだ後この上に
再度膨張黒鉛シートを打抜いて一体成形する方法等によ
り、特に制限はない。後者の膨張黒鉛シートの代りに低
抵抗材の層よシも電気抵抗の高い例えば炭素繊維のシー
トを使用してもよい。層の数を更に増してもよいが少な
くても一つの層は膨張黒鉛シートを用いる。
上記成形品は公知の方法で焼成し、電刷子とされる。
(作用)
上記のように構成すると、膨張黒鉛シートはその有する
可撓性によって熱膨張率の差による歪に対してよく追従
し、電刷子の厚さ方向に電気抵抗の高い膨張黒鉛シート
の層と加圧された低抵抗材の層との剥離又は亀裂を防止
する。又平坦な膨張黒鉛シートと接する低抵抗材の層の
各部の厚さを均一化できる。
可撓性によって熱膨張率の差による歪に対してよく追従
し、電刷子の厚さ方向に電気抵抗の高い膨張黒鉛シート
の層と加圧された低抵抗材の層との剥離又は亀裂を防止
する。又平坦な膨張黒鉛シートと接する低抵抗材の層の
各部の厚さを均一化できる。
(実施例)
次に実施例を説明する。
実施例1
粉末成形プレスの第3図に示すダイス6の上にテープ状
で厚さ1−の膨張黒鉛シート(日立化成工業型、商品名
HGP−1)7の3枚を積重ね。
で厚さ1−の膨張黒鉛シート(日立化成工業型、商品名
HGP−1)7の3枚を積重ね。
該膨張黒鉛シート7を上パンチ4により10X20■の
大きさに打抜き、上パンチ4をそのまま下降させて下パ
ンチ5の上に載置した。上パンチ4を引上げ鱗状黒鉛(
日本黒鉛工業数、商品名CB−100)30重量%及び
電解銅粉(福田金属箔粉工業製、商品名CE25)70
重i%の混合粉末からなる低抵抗原料粉8をダイス6内
に充填した後、第4図に示すように0.1■φ×100
本×7本の銅撚り線からなるリード線3を内部に挿通し
た上パンチ10を下降させ下パンチ5を上昇させて圧力
3ton/cm”でリード線3と一体成形し1次いで窒
素ガス雰囲気中で700℃で焼成し、第1図に示すリー
ド線3の埋込まれた低抵抗材の層1の下面に膨張黒鉛シ
ートの高抵抗の層9が積層された厚さ7mmX幅10柵
×長さ20mmの電刷子を得た。
大きさに打抜き、上パンチ4をそのまま下降させて下パ
ンチ5の上に載置した。上パンチ4を引上げ鱗状黒鉛(
日本黒鉛工業数、商品名CB−100)30重量%及び
電解銅粉(福田金属箔粉工業製、商品名CE25)70
重i%の混合粉末からなる低抵抗原料粉8をダイス6内
に充填した後、第4図に示すように0.1■φ×100
本×7本の銅撚り線からなるリード線3を内部に挿通し
た上パンチ10を下降させ下パンチ5を上昇させて圧力
3ton/cm”でリード線3と一体成形し1次いで窒
素ガス雰囲気中で700℃で焼成し、第1図に示すリー
ド線3の埋込まれた低抵抗材の層1の下面に膨張黒鉛シ
ートの高抵抗の層9が積層された厚さ7mmX幅10柵
×長さ20mmの電刷子を得た。
実施例2
実施例1と同様にして膨張黒鉛シート7及び低抵抗原料
粉8を充填した後、第5図に示すようにダイス6の上面
に、リード線固定部にかからないように膨張黒鉛シート
7の3枚をセットし、上下パンチにより3 ton/a
n2の圧力で加圧成形し、実施例1と同じ条件で焼成し
、第2図に示すように高抵抗の層2,9で低抵抗材の層
1を挾んだ実施例1と同じ寸法の電刷子を得た。
粉8を充填した後、第5図に示すようにダイス6の上面
に、リード線固定部にかからないように膨張黒鉛シート
7の3枚をセットし、上下パンチにより3 ton/a
n2の圧力で加圧成形し、実施例1と同じ条件で焼成し
、第2図に示すように高抵抗の層2,9で低抵抗材の層
1を挾んだ実施例1と同じ寸法の電刷子を得た。
比較例
実施例1における低抵抗原料粉だけを実施例1と同じ条
件で成形、焼成し、実施例1と同じ寸法の電刷子を得た
。
件で成形、焼成し、実施例1と同じ寸法の電刷子を得た
。
実施例1,2及び比較例で得られた電刷子を。
12V、IKWの自動車用スターターに組込み1.5秒
ON、8.5秒OFFの条件でスターターモーターの起
動サイクル試験を3万回実施して、電刷子摩耗量の測定
及び試験時の整流火花の観察を行なった。この結果を第
1表に示す。
ON、8.5秒OFFの条件でスターターモーターの起
動サイクル試験を3万回実施して、電刷子摩耗量の測定
及び試験時の整流火花の観察を行なった。この結果を第
1表に示す。
第1表
第1表から実施例の電刷子は比較例のものよシ整流火花
及び電刷子摩耗量が小さく、実施例の電刷子は整流が優
れることが示される。
及び電刷子摩耗量が小さく、実施例の電刷子は整流が優
れることが示される。
(発明の効果)
本発明の電刷子は従来の層状刷子のような眉間剥離、キ
レン等を防止し、短絡電流を小さくできるから回転電機
の整流性能が向上し、自動車用。
レン等を防止し、短絡電流を小さくできるから回転電機
の整流性能が向上し、自動車用。
家電用等の小形電動機への適用も可能となる。
第1図及び第2図は本発明の実施例になる電刷子の側面
図、第3図、第4図及び第5図は本発明の実施例になる
電刷子の成形方法を説明する断面図である。 符号の説明 1・・・低抵抗Mn/% 2・・・高抵抗材の層
3・・・リードa 4・・・上パンチ5・・
・下バンチ 6・・・ダイス7・・・膨張黒
鉛シート 8・・・低抵抗原料粉9・・・高抵抗材
の層 10・・・上バンチ7 − に勧1
1甲ねシート 草4−図 第50
図、第3図、第4図及び第5図は本発明の実施例になる
電刷子の成形方法を説明する断面図である。 符号の説明 1・・・低抵抗Mn/% 2・・・高抵抗材の層
3・・・リードa 4・・・上パンチ5・・
・下バンチ 6・・・ダイス7・・・膨張黒
鉛シート 8・・・低抵抗原料粉9・・・高抵抗材
の層 10・・・上バンチ7 − に勧1
1甲ねシート 草4−図 第50
Claims (1)
- 1、成層刷子における少なくとも一つの層が膨張黒鉛シ
ートからなる電刷子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10086185A JPS61259471A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 電刷子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10086185A JPS61259471A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 電刷子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61259471A true JPS61259471A (ja) | 1986-11-17 |
Family
ID=14285092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10086185A Pending JPS61259471A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 電刷子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61259471A (ja) |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP10086185A patent/JPS61259471A/ja active Pending
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