JPS61257543A - スクレ−パ・ロ−ダ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、スクレーパ・ローダー装置に関し、この装置
は、地面の上を牽引車で引かれるようにされた車輪及び
本装置が引かれるその地面の一部を削るための前部ブレ
ード組立体を備えたフレームと、独立した輸送車両に削
土を積込むための搬送手段とを有している。

（従来の技術） スクレーパ・ローダー装置は、既に公知であり、これら
の装置は、例えば、大きな公共土木工事として飛行場あ
るいは主要道路を作るのに、特に用いられる。しかし、
前記装置を利用した場合、その作業効率が悪いために、
コスト高になる。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の目的は、主に、この欠点を治癒することであっ
て、これを成すために、本発明は、改良された前述した
ような装置を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） これは、削土の搬送手段が、フレームに沿って長手方向
に配置され１、ブレード組立体から予め決められた高さ
まで、削土をフレームの後部に搬送するエレベータ装置
と、このエレベータ装置の頂端部から削土を選択的に受
入れるためにフレームの両側に横向きに配置され、かつ
本装置の側方に配置された輸送車両の受入れバケツの上
に削土を運搬するための２つのコンベヤ装置とから成る
ことを木質的な特徴としている。

２つのコンベヤ装置を交互に作動させることにより、第
１の車両に積荷されている間、他方の側に第２の車両を
配置することができる。かくして、無駄時間を、完全に
削減することができ、これによりスクレーパ・ローダー
装置の作業効率をかなり改善し、結果として、低い総経
費でのスクレーパ拳ローダー装置の利用を可能にするこ
とができる。

１つの好ましい構成では、２つのコンベヤ装置のそれぞ
れは、制御ジヤツキにより調節自在な傾きを与えること
により垂直面で枢動できるように、フレームに取り付け
られている。

かくして、削土の自由落下、乃至それによって生じる砂
ぼこりの量を抑制するために、コンベヤ装置を輸送車両
の高さに適合させることができる。

さらに、コンベヤ装置は、中間部に関節部を備え、その
結果、各コンベヤ装置の関節部から外方への突出部分は
、使用していないときには、略垂直に折り下げることが
できる。

かくして、公道上を簡単に輸送することができると共に
、スクレーパ・ローダー装置の扱いにくさ、を減じるこ
とができる。

（実施例） 本発明の特定の実施例では、エレベータ装置およびコン
ベヤ装置は、横の矢はず模様状の横材を備えたフレキシ
ブルな細長い帯片で構成され、かつ、その断面は、傾斜
した支持ローラにより樋状の形を有している。

変形例では、エレベータ装置は、エンドレス・チェーン
で構成することができ、この上にベースプレートと協働
するエラストマのスクレーパが取り付けられている。

このタイプのエレベータ装置を用いれば、実際に如何な
るタイプの物でもコンベヤ装置の高さにまで搬送するこ
とができる。

フレームの前端部が牽引車に固定され、かつコンベヤ装
置の下方のフレーム後部に配置された一対の低圧タイヤ
を介して地面に置かれたフレームを有することは有益で
ある。

かくして、地面に作用する圧力を減じることができ、そ
して、このスクレーパ・ローダー装置は、これまでのス
クレーパ・ローダー装置では通常は達成し得ない軟質上
上での作業を可能ならしめる。

本発明の幾つかの実施例が、例示として、添付図面に関
連して以下に記載される。

第１図乃至第３図に示されている公共土木工事用の装置
は、スクレーパ・ローダー装置である。

該装置は、主フレーム（１）で構成されており、この主
フレームは牽引車（２）によって地面上を引っ張られる
ようにされている。

溶接された型材で構成されたフレーム（１）には、スク
レーパ・ローダー装置が引かれる地面上を削るブレード
組立体（３）が予め配設されている。このフレームは、
また、トラック（４）の受入れバケツに削土を積込むた
めの搬送手段をも備えている。

スクレーパ・ローダー装置は、ボール（５）によって牽
引車両（２）に接続され、このボールは、関節部（６）
によってフレーム１に取り付けられている。２つの水圧
ジヤツキ（７）は、ボール（５）とフレーム（りとの間
に配置されている。

牽引車の例えば水圧回路により駆動されるこれらのジヤ
ツキは、削土端部での機構の底部の調節を鋭敏にするた
めに、地面に関して、削る深さおよびブレード組立体の
傾斜を変化させる。

後部では、フレーム（１）が、低圧タイプの単一対タイ
ヤを介して地面に置かれており、これは、地面上に与え
る圧力を減じるものである。

第２図に示される如く、ブレード組立体（３）は、側板
部（ｌＯ）を備え、かつ、例えばボルトによってフレー
ムｌと一体的に作られている厚いシートメタルのブレー
ド保持板（９）を備えている。前部ブレード組立体それ
自身は、この板（８）に取り付けられており、これは、
実際上、３つの別々の要素（１１）、（１２）および（
１３）で構成されている。これらの３つのブレード要素
は、ボルト（１８によって板（８）に取りはずし自在に
取り付けられており、したがって、ブレード要素がすり
切れた後は容易に取り替えることができる。２つの側面
ブレード（１５）は、また、側板（１８）の内側にボル
ト締めされる。

本発明によれば、削土を搬送する手段は、まず始めに、
ブレード組立体（３）からある高さにまで、削土をフレ
ームの後部に移送するために、例えば、機構の底部から
約４ｍ上方まで移送するたメニ、フレーム（１）に沿っ
て長手方向に配置されたエレベータ装置（１８）を備え
ている。後部のそらせ板（１７）により、削土は、第１
図に示されているように、フレーム（１）に対し垂直に
配置された２つのコンベヤ装置（１８）および（１９）
のいずれか一方により、右側か左側の、トラック（４）
の受け入れバケツに放出される。

ここで記載された特定の実施例では、エレベータ装置（
１８）とコンベヤ装置（１８）および（１８）は、それ
ぞれ、硫化された矢はず模様状の横材を備えたエンドレ
スのフレキシブルな帯から構成されている。さらに、こ
れらの帯の頂部断面は、傾斜した支持ローラ（２０）に
より、断面形状が樋状である。

このように構成されたエレベータ装置は、容易に、測定
可能な塑性指数を有する物を運ぶことができる。

第４図および第５図に示されている実施例では、エレベ
ータ装置（１８）は、−組のスクレーパで構成されてい
る。それは、第５図でより一層明確に見ることができ、
ここでは、この組は、溝付きローラ（２２）によって支
持されたある数の、記載されている例では３＠の、エン
ドレス・チェーン（２１）を備えている。横のエラスト
マのスクレーパ（２０は、金属ブラケット（２３）によ
ってこれらのチェーン（２１）に取り付けられている。

ブラケット（２３）のそれぞれは、２箇所でチェーン（
２１）に取り付けられており、そのうちの１つ（２５）
は固定であるが、しかし、他方は、エレベータ装置の２
つの端部へのスクレーパ（２０の通過を容易にするため
に、リング（２８）と共に摺動することができる。

横のスクレーパ（２０は、エレベータ装置の底部で、ベ
ースプレート（２８）と協働し、かくして、塑性指数が
どんなものであれ、如何なるタイプの物でも所望の高さ
に引き上げることができる。必要ならば、変形例におい
て、測定することができない塑性指数を有する物のため
にチェーン及びカップ付きの従来のエレベータ装置を使
用することもできる。

本発明の他の特徴によれば、２つのコンベヤ装置（１８
）および（１９）は、フレーム（１）に枢動可能に取り
付けられている。枢軸（２ｓ）は、底部ドラム（３０）
の軸上に位置し、この底部ドラムはモータのドラムでも
ある。かくして、帯状コンベヤ装置のそれぞれは、トラ
ック（２）の高さに適合するように、水圧制御ジヤツキ
（３１）により傾きを可変にすることができる。この配
置は、削土のトラックへの自由落下およびそれによって
生じる砂ぼこりの発生を最大限抑制することができる。

帯状コンベヤおよびエレベータ装置（１８）は、図示し
ない暖められたモータを動力源とする、図示しない、油
圧あるいは電気モータにより駆動され、該モータは、エ
レベータ装置の下のスクレーパ・ローダー上に載置され
ている。さらに、２つのコンベヤ装置（１８）および（
１９）は選択的に動作するので、これらの両方のコンベ
ヤ装置に対して、ただ１つの駆動モータだけを、適当な
径違い継手をもって、配設することができる。

その上、各コンベヤ装置（１８）および（！９）のフレ
ームは、中間に関節部（３２）を備えている。この関節
部から外方に突出している部分は、したがって、第３図
の左側に示されているように、垂直に折り下げることが
できる。これにより、スクレーパ・ローダー装置の幅の
取り扱いにくさが軽減され、該装置の、適当な車両によ
る主要道路での移送が容易になる。

コンベヤ装置の折りたたみあるいは展開の運動は、２つ
の油圧ジヤツキ（３３）によって制御され、これらのジ
ヤツキは、それぞれ、フレームの２つの半分部分に係合
する。これらのジヤツキ（３３）および傾斜制御ジヤツ
キ（３１）は、ブレード調整ジヤツキ（７）と同様に、
牽引車（２）の油圧回路を動力源とすることができる。

本発明による公共土木工事用の装置は、大きな柔軟性の
ある用途をもたらす、その２つのコンベヤ装置は選択的
に作動するので、削土のトラックへの移動における無駄
時間は、完全に削減される。実際、１つのトラックが、
例えば右側で積荷されている間、他の空のトラックを、
左側の最初のトラックが満載されたときに、空のトラッ
クが取る正確な位置に予め配置することができる。かく
して、スクレーパ・ローダーの作業効率は、かなり改善
され、このことは、低コストでの利用を可能にする。

さらに、地面への圧力を減じているので、このスクレー
パ・ローダー装置は、従来の装置のタイプでは通常達成
し得なかった軟地形を含む、全てのタイプの地形に、実
際に用いることができる。

さらに、このスクレーパ・ローダー装置は、１つの作業
位置から他の作業位置まで主要道路上を、迅速に移動す
ることができる。即ち、このスクレーパ・ローダー装置
は、タイヤを取り付けており、かつコンベヤ装置が、一
端、折りた、たまれると、その幅の取り扱いにくさが規
定され標準を超元ないためである。

（発明の効果） 以上の説明から明らかな如く、本発明は交互に作動する
２つのコンベヤ装置を有することにより、第１の車両が
積荷されている間、他方の側面に第２の車両を配置する
ことができるので、無駄時間が削減され、スクレーパ・
ローダー装置の作業効率を改善し、さらに低い経費でス
クレーパ・ローダー装置の利用を可能にする。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるスクレーパ・ローダー装置の作
動を示す斜視図である。 第２図は、同装置の平面図である。 第３図は、背面図である。 第４図は、スクレーパー付エレベータ装置を備えた、本
発明の変形実施例の簡略側面図である。 第５図は、このスクレーパー付エレベータ装置の詳細斜
視図である。 ｌ・・・フレーム ２・・・牽引車両 ３・・・ブレード組立体 ４・・・輸送車両 ８・・・タイヤ １８・・・エレベータ装置 １８．１９・・・コンベヤ装置 ２０・・・支持ローラ ２１・・・エンドレスチェーン ２４・・・スクレーパ ２７・・・枢軸 ３２・・・関節部 ３８・・・ベースプレート

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）牽引車両（２）によって地面上を引かれるようにさ
   れた車輪（８）及び本装置が引っ張られるその地面の一
   部を削るための前部ブレード組立体（３）を備えたフレ
   ーム（１）と、独立した輸送車両（４）に削土を積込む
   ための搬送手段とを有するスクレーパ・ローダー装置で
   あって、削土の搬送手段が、フレーム（１）の長手方向
   に配置されて、ブレード組立体（３）から予め決められ
   た高さまで、削土をフレーム（１）の後部に搬送するエ
   レベータ装置（１８）と、このエレベータ装置（１８）
   の頂端部から削土を選択的に受け入れ、かつ前記スクレ
   ーパ・ローダー装置の側方に配置された輸送車両（４）
   の受け入れバケツの上に削土を運搬するために、フレー
   ムの両側に横向きに配置された２つのコンベヤ装置（１
   ８、１９）とから成ることを特徴とするスクレーパ・ロ
   ーダー装置。 ２）前記２つのコンベヤ装置（１８、１９）のそれぞれ
   が、制御ジャッキ（３１）により調節可能に傾くことに
   よって、垂直平面上で枢動できるようにフレームに取り
   付けられていることを特徴とする、特許請求の範囲第１
   項に記載のスクレーパ・ローダー装置。 ３）前記コンベヤ装置（１８、１９）は、中間部に関節
   部（３２）を備え、その結果、それぞれの関節部から外
   方に突出した部分は、使用しないときには、略垂直に折
   り下げることができることを特徴とする、特許請求の範
   囲第１項に記載のスクレーパ・ローダー装置。 ４）前記エレベータ装置（１８）およびコンベヤ装置（
   １８、１９）は矢はず模様状の横材を配設したフレキシ
   ブルな帯片で構成され、かつその断面は、傾斜した支持
   ローラ（２０）により樋状の形を有していることを特徴
   とする、特許請求の範囲第１項に記載のスクレーパ・ロ
   ーダー装置。 ５）前記エレベータ装置（１８）は、エンドレスチェー
   ン（２１）で構成され、この上に、ベースプレート（２
   ８）と協働するエラストマのスクレーパが取り付けられ
   ていることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載
   のスクレーパ・ローダー装置。 ６）前記フレーム（１）は、その前端部が牽引車両（２
   ）に取り付けられ、かつコンベヤ装置（１８、１９）の
   下方のフレーム後部に配置された一対の低圧タイヤ（８
   ）を介し地面に置かれていることを特徴とする、特許請
   求の範囲第１項に記載のスクレーパ・ローダー装置。