JPS6125730A - ダブルリツプパツキン付きピストンの製造方法 - Google Patents
ダブルリツプパツキン付きピストンの製造方法Info
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- JPS6125730A JPS6125730A JP14646584A JP14646584A JPS6125730A JP S6125730 A JPS6125730 A JP S6125730A JP 14646584 A JP14646584 A JP 14646584A JP 14646584 A JP14646584 A JP 14646584A JP S6125730 A JPS6125730 A JP S6125730A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing material
- piston
- piston body
- packing
- mold
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/328—Manufacturing methods specially adapted for elastic sealings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14336—Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
- B29C45/14344—Moulding in or through a hole in the article, e.g. outsert moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14778—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J1/00—Pistons; Trunk pistons; Plungers
- F16J1/005—Pistons; Trunk pistons; Plungers obtained by assembling several pieces
- F16J1/006—Pistons; Trunk pistons; Plungers obtained by assembling several pieces of different materials
- F16J1/008—Pistons; Trunk pistons; Plungers obtained by assembling several pieces of different materials with sealing lips
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/748—Machines or parts thereof not otherwise provided for
- B29L2031/7494—Pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はダブルリップピストンパツキンの製造方法に
関するものである。
関するものである。
従来、空気圧縮機器、水圧機器、各種計量機器（たとえ
ばガソリン等の液体燃料を始めとし、ケチャツプ、チョ
コレート、マヨネーズ等の食料品などの計量に使用する
もの）等のシリンダー内を往復動するピストンに、シリ
ンダー内面とピストン本体との密封性を良くするためピ
ストンパツキンが用いられていることはよく知られてい
る。そしてピストンパツキンの多くは、断面形状がＬ字
形もしくは１字形のものであって、ピストンの往復動の
中のいずれか一方向に対して取り付けられるか、または
、第５〜７図に示すように、２個のパツキンを背中合わ
せの状態にして、ピストンの往復動の両方間に対して取
り付けられる。第５図にはパツキン材１を座金３で押え
てピストン本体２の両面に固定する方式のものを、第６
図にはストッパー４の両面にパツキン材１を座金３で挾
みナツト６で締め付けて固定する方式のもの、さらに第
７図にはストッパー４の両面にパツキン材１を座金３で
挾み、ボルト７で固定する方式のものなどを例示したが
、これらはいずれも金属製（主としてアルミニウムや銅
の合金等）の部品による機械的な組み立て方式によるも
のである。
ばガソリン等の液体燃料を始めとし、ケチャツプ、チョ
コレート、マヨネーズ等の食料品などの計量に使用する
もの）等のシリンダー内を往復動するピストンに、シリ
ンダー内面とピストン本体との密封性を良くするためピ
ストンパツキンが用いられていることはよく知られてい
る。そしてピストンパツキンの多くは、断面形状がＬ字
形もしくは１字形のものであって、ピストンの往復動の
中のいずれか一方向に対して取り付けられるか、または
、第５〜７図に示すように、２個のパツキンを背中合わ
せの状態にして、ピストンの往復動の両方間に対して取
り付けられる。第５図にはパツキン材１を座金３で押え
てピストン本体２の両面に固定する方式のものを、第６
図にはストッパー４の両面にパツキン材１を座金３で挾
みナツト６で締め付けて固定する方式のもの、さらに第
７図にはストッパー４の両面にパツキン材１を座金３で
挾み、ボルト７で固定する方式のものなどを例示したが
、これらはいずれも金属製（主としてアルミニウムや銅
の合金等）の部品による機械的な組み立て方式によるも
のである。
前記した金属製部品によるパツキン材１の機械的組み立
て方式では、■耐薬品性や摩耗に起因する特に食品衛生
上の制約、■各構成部品の機械加工および組み立てに対
する非能率的作業性などが重大な支障となっている。し
たがって、金ｌｉこ代わって耐薬品性に優れ食品衛生上
奸才しい合成樹脂を素材としたピストン本体２をトラン
スファー成形法もしくは射出成形法によって成形し、成
形時に２枚のパツキン材１を背中合わせの状態（両者を
密着させるかまたは一定の間隔を置いて）にしてピスト
ン本体２と一体化成形を行なえば、前記■および■の問
題点は容易に解消するであろうことは当然考えつくこと
であるが、２枚のパツキン材１の正確な位置決め（たと
えば高度の同志性および平行性）の困難性（以下これを
解決すべき間質点の■とする）、さらに、そのための成
形用金型の構造の複雑性（以下これを解決すべき問題点
の■とする）などのために、実用的にはほとんど実施不
可能であった。
て方式では、■耐薬品性や摩耗に起因する特に食品衛生
上の制約、■各構成部品の機械加工および組み立てに対
する非能率的作業性などが重大な支障となっている。し
たがって、金ｌｉこ代わって耐薬品性に優れ食品衛生上
奸才しい合成樹脂を素材としたピストン本体２をトラン
スファー成形法もしくは射出成形法によって成形し、成
形時に２枚のパツキン材１を背中合わせの状態（両者を
密着させるかまたは一定の間隔を置いて）にしてピスト
ン本体２と一体化成形を行なえば、前記■および■の問
題点は容易に解消するであろうことは当然考えつくこと
であるが、２枚のパツキン材１の正確な位置決め（たと
えば高度の同志性および平行性）の困難性（以下これを
解決すべき間質点の■とする）、さらに、そのための成
形用金型の構造の複雑性（以下これを解決すべき問題点
の■とする）などのために、実用的にはほとんど実施不
可能であった。
この発明は、従来技術の前記問題点■〜■を解消するた
めに、耐熱性に優れ自己潤滑性を有する熱可塑性樹脂か
らなりピストン本体よりも外径の大きい環状板のパツキ
ン材を、ピストン本体成形用金型内の所定の位置に仮セ
ットし、この金型にピストン本体用樹脂を溶融成形して
、ピストン本体の周囲に一定幅でパツキン材が露出して
いる状態でパツキン材とピストン本体とを一体化成形し
た後、パツキン材の外周端部をローリングローラによっ
て表裏２ＪＩに分割し、断面形状が相互に逆方向にカー
ルしたダブルリップを形成することを特徴とするダブル
リップパツキン付きピストンの製造方法を提供するもの
であり、以下図面を用いながらその詳細を説明する。
めに、耐熱性に優れ自己潤滑性を有する熱可塑性樹脂か
らなりピストン本体よりも外径の大きい環状板のパツキ
ン材を、ピストン本体成形用金型内の所定の位置に仮セ
ットし、この金型にピストン本体用樹脂を溶融成形して
、ピストン本体の周囲に一定幅でパツキン材が露出して
いる状態でパツキン材とピストン本体とを一体化成形し
た後、パツキン材の外周端部をローリングローラによっ
て表裏２ＪＩに分割し、断面形状が相互に逆方向にカー
ルしたダブルリップを形成することを特徴とするダブル
リップパツキン付きピストンの製造方法を提供するもの
であり、以下図面を用いながらその詳細を説明する。
まず、第１図に示すパツキン材１は耐熱性に優れ、自己
潤滑性を有し摩擦係数の小さい熱可塑性樹脂からなるか
、具体的には耐薬品性、電気的性質、非粘着性なとも優
れているフッ素樹脂は最も好ましいものであって、フッ
素樹脂としては四フッ化エチレン単独重合体、四フッ化
エチレンーパーフロロアルキルビニルエーテル共重合体
その他任意のものを使用することができる。このような
樹脂を、後述のピストン本体２の外径よりも大きい径の
環状板（同心円の穴のあいた円板）に成形して得られる
パツキン材１はピストン本体２を形成する樹脂との親和
性を増大させるために表面を活性化処理しておくとよい
。その方法上してはケミカルエツチングまたはコロナ放
電等通常用いられている方法を挙げることができる。
潤滑性を有し摩擦係数の小さい熱可塑性樹脂からなるか
、具体的には耐薬品性、電気的性質、非粘着性なとも優
れているフッ素樹脂は最も好ましいものであって、フッ
素樹脂としては四フッ化エチレン単独重合体、四フッ化
エチレンーパーフロロアルキルビニルエーテル共重合体
その他任意のものを使用することができる。このような
樹脂を、後述のピストン本体２の外径よりも大きい径の
環状板（同心円の穴のあいた円板）に成形して得られる
パツキン材１はピストン本体２を形成する樹脂との親和
性を増大させるために表面を活性化処理しておくとよい
。その方法上してはケミカルエツチングまたはコロナ放
電等通常用いられている方法を挙げることができる。
つきに、このパツキン材１を所望のピストン本体２と同
寸法のキャビティ２′およびゲート９を有する金型１０
（割型が好都合である）の所定の位置（たとえば第２図
に示す位置）に置き、ゲート９からピストン本体２用の
樹脂をキャビティ２′内に溶融成形する。この際の樹脂
は前記パツキン材１の軟化点よりは低い温度で熱硬化ま
たは可塑化するものであり、ピストンヘッドとしての機
械的諸性質、耐熱性、耐薬品性などが目的に適合する樹
脂であって、通常のトランスファー成形または射出成形
の可能なものであれば特に限定されるものではないが、
フェノール樹脂のような熱硬化性樹脂、射出成形可能な
フッ素樹脂たとえばＦＥＰ、ＰＦＡ、 ＥＴＦＥ 等
や、一般の熱可塑性樹脂たとえばポリブチレンテレフタ
レート（ＰＢＴ）、ガラス入りナイロン、その他ポリア
リレンサルファイド重合体、ポリフェニレンサルファイ
ド樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、さらにはポリサル
ホン樹脂などを例示することができる。いずれもプリプ
レグもしくは溶融した状態で流動性のある樹脂を金型１
０のゲート９からキャビティ２′に溶融成形し、成形お
よび同化を終わって金型１０を開けば第３図に示すよう
なピストン本体２の周囲に一定幅でパツキン材１が露出
している成形体が得られる。
寸法のキャビティ２′およびゲート９を有する金型１０
（割型が好都合である）の所定の位置（たとえば第２図
に示す位置）に置き、ゲート９からピストン本体２用の
樹脂をキャビティ２′内に溶融成形する。この際の樹脂
は前記パツキン材１の軟化点よりは低い温度で熱硬化ま
たは可塑化するものであり、ピストンヘッドとしての機
械的諸性質、耐熱性、耐薬品性などが目的に適合する樹
脂であって、通常のトランスファー成形または射出成形
の可能なものであれば特に限定されるものではないが、
フェノール樹脂のような熱硬化性樹脂、射出成形可能な
フッ素樹脂たとえばＦＥＰ、ＰＦＡ、 ＥＴＦＥ 等
や、一般の熱可塑性樹脂たとえばポリブチレンテレフタ
レート（ＰＢＴ）、ガラス入りナイロン、その他ポリア
リレンサルファイド重合体、ポリフェニレンサルファイ
ド樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、さらにはポリサル
ホン樹脂などを例示することができる。いずれもプリプ
レグもしくは溶融した状態で流動性のある樹脂を金型１
０のゲート９からキャビティ２′に溶融成形し、成形お
よび同化を終わって金型１０を開けば第３図に示すよう
なピストン本体２の周囲に一定幅でパツキン材１が露出
している成形体が得られる。
そこで、この成形体を回転させながら、パツキン材１の
外周面のほぼ中央に対して実線の矢印の方向から頂点を
挾む２辺が外側に対して凹である断面形状のカッター等
を利用したローリングローラ１２による拡開加工を施す
と、第４図に示すように、パツキン材１の露出部は先端
方向から表裏２層に分割され、断面形状が相互に逆方向
にカールしたダブルリップが形成される。この際のロー
リングによる拡開加工は、たとえば破線で示すようなロ
ーラの頂部分を切刃として切り目を入れるとともに同時
に拡開していくか、パツキン材１の該当場所に予めナイ
フ、カッター等で切り目（スリット）を入れておくか、
または、ローリングの際、ローリングローラ１２の反対
位置（たとえは破線の矢印のように）にナイフ、カッタ
ー等を設置して、成形体を回転させ、切り目を入れなか
らローリングを実施するならば、操作は円滑に進み、し
かもダブルリップの出来具合も良好である。なお、第２
図のように金型１０の中心に凸部１１を設けたときは、
第３図、第４図に示すような中心軸部に穴１１’のある
成形体が得られるが、この穴１１’はピストンロッドの
連結に利用されるものであり、寸法、形状は特に限定さ
れるものではない。
外周面のほぼ中央に対して実線の矢印の方向から頂点を
挾む２辺が外側に対して凹である断面形状のカッター等
を利用したローリングローラ１２による拡開加工を施す
と、第４図に示すように、パツキン材１の露出部は先端
方向から表裏２層に分割され、断面形状が相互に逆方向
にカールしたダブルリップが形成される。この際のロー
リングによる拡開加工は、たとえば破線で示すようなロ
ーラの頂部分を切刃として切り目を入れるとともに同時
に拡開していくか、パツキン材１の該当場所に予めナイ
フ、カッター等で切り目（スリット）を入れておくか、
または、ローリングの際、ローリングローラ１２の反対
位置（たとえは破線の矢印のように）にナイフ、カッタ
ー等を設置して、成形体を回転させ、切り目を入れなか
らローリングを実施するならば、操作は円滑に進み、し
かもダブルリップの出来具合も良好である。なお、第２
図のように金型１０の中心に凸部１１を設けたときは、
第３図、第４図に示すような中心軸部に穴１１’のある
成形体が得られるが、この穴１１’はピストンロッドの
連結に利用されるものであり、寸法、形状は特に限定さ
れるものではない。
実施例１
四フッ化エチレン樹脂（洋ベア・ルーロン工業社製：／
ｌ／−０７ＬＤ）の外径４ Ｑ ｍｍ 、内径１５ｍｍ
、厚２ｍｍの環状板の両面を金属ナトリウムと液体アン
モニアで活性化処理し、第１図に示すようなパツキンＸ
材１を作製した。ついて、外径１２ｍｍの凸部１１を中
心軸とした外径３Ｑｍｍ、深さく割型金型上下合計）ｌ
Ｑｍｍのキャビティを有する金型１０の中に、第２図に
示すように仮セットし、金型温度を予め１２０〜１３０
℃に設定した後、加熱溶融された２９０〜３００℃のポ
リフェニレンサルファイド（旭硝子社製ニライト７Ｒ−
４）をゲートから１０００ ｋｇ ／ ｃｍ２の圧力で
射出成形し、第３図に示すような外径４９ ｍｍ 、内
径１２ｍｍ、高さｌＱｍｍのピストン本体２の外周面中
央部にパツキン材１が５ｍｍ幅で露出した状態の成形体
を得た。そこでこの成形体の穴１１′を旋盤に固定し、
成形体を２５００ ＴＰｍで回転させなから、パツキン
材１の外周面中央に対して、一方向（第３図の破線の矢
印方向）からカッターで切り目を入れなから、反対方間
（同図の実線の矢印方向）からローリングローラ１２（
断面の外周形状か、くの字形で、かつ、その開口角か１
２ｏ０の超硬製ローラ）によってその切り目を広げ、第
４図に示すようなパツキン材１の露出部分が表裏２分割
されて断面か相互に逆方向にカールしたダブルリップに
なった成形体が得られた。このようにして得られたダブ
ルリップパツキンを有する成形体をピストンヘッドとし
てアルミニウムシリンダー内に装着し、圧力５ ｋｇｆ
／ ｃｍ２．５００往復／分、ストローク２０ ＋ｎ
ｍ 、空気圧縮の条件下で寿命試験を試みたところ、１
０００時間後においてもパツキン材１とピストン本体２
との分離現象もまたタプルリップの亀裂や摩耗による損
傷等も全（認められなかった。
ｌ／−０７ＬＤ）の外径４ Ｑ ｍｍ 、内径１５ｍｍ
、厚２ｍｍの環状板の両面を金属ナトリウムと液体アン
モニアで活性化処理し、第１図に示すようなパツキンＸ
材１を作製した。ついて、外径１２ｍｍの凸部１１を中
心軸とした外径３Ｑｍｍ、深さく割型金型上下合計）ｌ
Ｑｍｍのキャビティを有する金型１０の中に、第２図に
示すように仮セットし、金型温度を予め１２０〜１３０
℃に設定した後、加熱溶融された２９０〜３００℃のポ
リフェニレンサルファイド（旭硝子社製ニライト７Ｒ−
４）をゲートから１０００ ｋｇ ／ ｃｍ２の圧力で
射出成形し、第３図に示すような外径４９ ｍｍ 、内
径１２ｍｍ、高さｌＱｍｍのピストン本体２の外周面中
央部にパツキン材１が５ｍｍ幅で露出した状態の成形体
を得た。そこでこの成形体の穴１１′を旋盤に固定し、
成形体を２５００ ＴＰｍで回転させなから、パツキン
材１の外周面中央に対して、一方向（第３図の破線の矢
印方向）からカッターで切り目を入れなから、反対方間
（同図の実線の矢印方向）からローリングローラ１２（
断面の外周形状か、くの字形で、かつ、その開口角か１
２ｏ０の超硬製ローラ）によってその切り目を広げ、第
４図に示すようなパツキン材１の露出部分が表裏２分割
されて断面か相互に逆方向にカールしたダブルリップに
なった成形体が得られた。このようにして得られたダブ
ルリップパツキンを有する成形体をピストンヘッドとし
てアルミニウムシリンダー内に装着し、圧力５ ｋｇｆ
／ ｃｍ２．５００往復／分、ストローク２０ ＋ｎ
ｍ 、空気圧縮の条件下で寿命試験を試みたところ、１
０００時間後においてもパツキン材１とピストン本体２
との分離現象もまたタプルリップの亀裂や摩耗による損
傷等も全（認められなかった。
実施例２
四フッ化エチレン樹脂（ダイキン工業社製：ポリ７０７
Ｍ１２）の外径３ Ｑ ｍｍ 、内径１５ｍｍ、厚１．
５ｍｍの環状板の外周面のほぼ中央部よりカッターにて
深さ４ｍｍの切割りを入れ、第１図に示すようなパツキ
ンＸ材１を加工し、実施例１と同様の成形法にて成形し
た。このとき用いた樹脂は、市販のガラス３０％入りナ
イロンを使い成形条件は、同樹脂の一般条件を採用した
。この製作ピストンは、ケチャツプ瓶詰め用に用いたか
、パツキン材１の分離、ダブルリップの亀裂や摩耗も全
く認められなかった。
Ｍ１２）の外径３ Ｑ ｍｍ 、内径１５ｍｍ、厚１．
５ｍｍの環状板の外周面のほぼ中央部よりカッターにて
深さ４ｍｍの切割りを入れ、第１図に示すようなパツキ
ンＸ材１を加工し、実施例１と同様の成形法にて成形し
た。このとき用いた樹脂は、市販のガラス３０％入りナ
イロンを使い成形条件は、同樹脂の一般条件を採用した
。この製作ピストンは、ケチャツプ瓶詰め用に用いたか
、パツキン材１の分離、ダブルリップの亀裂や摩耗も全
く認められなかった。
この発明のダブルリップピストンパツキンの製造方法に
よれは、耐薬品性や摩耗に起因する特に食品衛生上の制
約は、従来の金属製部品を使用しないことによってほと
んど解消され、また構成部品の数が激減したことによる
作業性の著しい同」二、および、ダブルリップの同窓性
、平行性に対する懸念の消滅、さらに成形用金型の構造
の簡素化など、従来技術では得られない優れた効果を現
わすことができ、製品の信頼度も高められ、この発明の
意義はきわめて大きいと言うことができる。
よれは、耐薬品性や摩耗に起因する特に食品衛生上の制
約は、従来の金属製部品を使用しないことによってほと
んど解消され、また構成部品の数が激減したことによる
作業性の著しい同」二、および、ダブルリップの同窓性
、平行性に対する懸念の消滅、さらに成形用金型の構造
の簡素化など、従来技術では得られない優れた効果を現
わすことができ、製品の信頼度も高められ、この発明の
意義はきわめて大きいと言うことができる。
第１〜４図はこの発明のダブルリップパッキン付きピス
トンの製造方法における工程を模式化して示した断面図
、第５〜７図は従来技術によるダブルリップパツキン付
きピストンの構造を例示するための模式化した断面図で
ある。 １・・・パツキン材、２・・・ピストン本体、２／・・
・−Ｍ’ビテイ、３・・・座金、４・・・ストッパー、
８・・・シリンダー、９・・・ゲート、１ｏ・・・金型
、１１・・・凸部、１１′・・・穴、１２ ・・・ロー
リングローラ特許出願人 洋ベア・ルーロン 工業株式会社 同 代理人 鎌 １）文 二 第２皿
トンの製造方法における工程を模式化して示した断面図
、第５〜７図は従来技術によるダブルリップパツキン付
きピストンの構造を例示するための模式化した断面図で
ある。 １・・・パツキン材、２・・・ピストン本体、２／・・
・−Ｍ’ビテイ、３・・・座金、４・・・ストッパー、
８・・・シリンダー、９・・・ゲート、１ｏ・・・金型
、１１・・・凸部、１１′・・・穴、１２ ・・・ロー
リングローラ特許出願人 洋ベア・ルーロン 工業株式会社 同 代理人 鎌 １）文 二 第２皿
Claims (1)
- 耐熱性に優れ自己潤滑性を有する熱可塑性樹脂からなり
ピストン本体よりも外径の大きい環状板のパッキン材を
、ピストン本体成形用金型内の所定の位置に仮セットし
、この金型にピストン本体用樹脂を溶融成形して、ピス
トン本体の周囲に一定幅でパッキン材が露出している状
態でパッキン材とピストン本体とを一体化成形した後、
パッキン材の外周端部をローリングローラによつて表裏
２層に分割し、断面形状が相互に逆方向にカールしたダ
ブルリップを形成することを特徴とするダブルリップパ
ッキン付きピストンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14646584A JPS6125730A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | ダブルリツプパツキン付きピストンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14646584A JPS6125730A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | ダブルリツプパツキン付きピストンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6125730A true JPS6125730A (ja) | 1986-02-04 |
Family
ID=15408248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14646584A Pending JPS6125730A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | ダブルリツプパツキン付きピストンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6125730A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62215166A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Taiho Kogyo Co Ltd | 複合ピストンおよびその製造方法 |
| JPH03277867A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-12-09 | Thomas Ind Inc | プラスチック製ピストンの頭部装置 |
| WO2000034681A1 (en) * | 1998-12-04 | 2000-06-15 | W.S. Shamban Europa A/S | A piston or plunger and a method for making the same |
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