JPS61256083A - 油圧回路用ゴムホ−ス - Google Patents
油圧回路用ゴムホ−スInfo
- Publication number
- JPS61256083A JPS61256083A JP9574785A JP9574785A JPS61256083A JP S61256083 A JPS61256083 A JP S61256083A JP 9574785 A JP9574785 A JP 9574785A JP 9574785 A JP9574785 A JP 9574785A JP S61256083 A JPS61256083 A JP S61256083A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- hose
- compound
- hydraulic circuit
- inner tube
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- Pending
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は2石油系作動油及び含水系作動油のいずれの作
動油に対しても共用可能な耐久性に優れた油圧回路用ゴ
ムホースに関する。
動油に対しても共用可能な耐久性に優れた油圧回路用ゴ
ムホースに関する。
(従来技術)
従来、油圧回路用ゴムホースとしては、プロセス油等の
石油系油を作動油として用いる場合が多く、内管を耐油
性に優れたニトリルゴム(NB凡)配合物にて形成し、
その外面に耐圧性を確保するために金属ワイヤ又はポリ
エステル繊維等の編組補強層を設け、さらにその外面に
!耐候性に優れたゴム材料金被覆したホースが公知であ
る。
石油系油を作動油として用いる場合が多く、内管を耐油
性に優れたニトリルゴム(NB凡)配合物にて形成し、
その外面に耐圧性を確保するために金属ワイヤ又はポリ
エステル繊維等の編組補強層を設け、さらにその外面に
!耐候性に優れたゴム材料金被覆したホースが公知であ
る。
また、この種のゴムホースは、第1図に示すように、ホ
ース(10)端部に内筒金A(20)と外筒金具(30
)を取付け、外筒金A (30) ’t”ホース肉厚の
約50%程度の加締率にて加締めて連結されて、シール
性が確保されるようになっている。
ース(10)端部に内筒金A(20)と外筒金具(30
)を取付け、外筒金A (30) ’t”ホース肉厚の
約50%程度の加締率にて加締めて連結されて、シール
性が確保されるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来のゴムホースは、含水系作動油
を用いた回路に使用すると、水が内管を透過し、金属ワ
イヤを腐食させたり、あるいはボリエステル繊維等加水
分解性の繊維を分解するなど編組補強層を劣化させ、耐
圧性が早期に低下するという欠点がある。
を用いた回路に使用すると、水が内管を透過し、金属ワ
イヤを腐食させたり、あるいはボリエステル繊維等加水
分解性の繊維を分解するなど編組補強層を劣化させ、耐
圧性が早期に低下するという欠点がある。
)配合物等の耐透水性材料にて形成したホースが必要と
なシ、一部実用にも供されている。
なシ、一部実用にも供されている。
しかしながら、かかるホースは9編組補強層の劣化がな
く耐圧性の低下はないものの耐油性に劣り、到底石油系
作動油には使用し得ないという問題に加え、外筒金具に
よる加締め時及び高温雰囲気下においては内管材料の流
れが生じ、金具連結部でバルジが発生しシール性が低下
するという問題がある。ここで、「流れ」とは、金具連
結部において、連結時の加締応力又は高温時の内管材料
の熱膨張による応力増加により、内管材料が金具連結部
より逃げ出す現象のことである。
く耐圧性の低下はないものの耐油性に劣り、到底石油系
作動油には使用し得ないという問題に加え、外筒金具に
よる加締め時及び高温雰囲気下においては内管材料の流
れが生じ、金具連結部でバルジが発生しシール性が低下
するという問題がある。ここで、「流れ」とは、金具連
結部において、連結時の加締応力又は高温時の内管材料
の熱膨張による応力増加により、内管材料が金具連結部
より逃げ出す現象のことである。
本発明はかかる事情に基づいて発明されたものであって
、上記欠点のない1石油系作動油及び含水系作動油のい
ずれの作動油に対しても共用可能な優れたシール性、
+tlI圧性を具備した耐久性に優れた油圧回路用ゴム
ホースを提供することを目的とする。
、上記欠点のない1石油系作動油及び含水系作動油のい
ずれの作動油に対しても共用可能な優れたシール性、
+tlI圧性を具備した耐久性に優れた油圧回路用ゴム
ホースを提供することを目的とする。
(解決手段)
本発明の油圧回路用ゴムホース(以下「ホース」と略記
する)の特徴は、内管を耐油性ゴム配合物からなる内側
層と耐透水性ゴム配合物からなる外側層とからなる積層
構造としたことにある。
する)の特徴は、内管を耐油性ゴム配合物からなる内側
層と耐透水性ゴム配合物からなる外側層とからなる積層
構造としたことにある。
本発明の内管の内側層を構成する耐油性ゴム配合物とし
ては、ニトリルゴム(NBR)を主成分とする配合物が
用いられる。ニトリルゴムとしては、アクリロニトリル
−ブタジェン共重合体ゴム。
ては、ニトリルゴム(NBR)を主成分とする配合物が
用いられる。ニトリルゴムとしては、アクリロニトリル
−ブタジェン共重合体ゴム。
アクリロニトリル−イソプレン共重合体、アクリロニト
リル−ブタジェン−イソプレン三元共重合体等が含まれ
る。
リル−ブタジェン−イソプレン三元共重合体等が含まれ
る。
本発明の内管の外側層を構成する耐透水性ゴム配合物と
しては、エチレングロビレンジエンゴム(EPDM)、
ブチルゴム(IIR)、塩素化ブチルゴム(X−IIR
)、クロロプレンゴム(CR)、クロロスルホン化ポリ
エチVンゴム(C8M)、 塩素化ポリエチレンゴム(
OPE)のうちから選ばれたゴム配合物等が用いられる
。
しては、エチレングロビレンジエンゴム(EPDM)、
ブチルゴム(IIR)、塩素化ブチルゴム(X−IIR
)、クロロプレンゴム(CR)、クロロスルホン化ポリ
エチVンゴム(C8M)、 塩素化ポリエチレンゴム(
OPE)のうちから選ばれたゴム配合物等が用いられる
。
本発明の内管の肉厚は、特に限定するものではないが9
通常1.0〜2.5mmに形成され、且つ内側層と外(
11+71の各々の肉厚は、少なくとも0.2111m
以上に形成される。
通常1.0〜2.5mmに形成され、且つ内側層と外(
11+71の各々の肉厚は、少なくとも0.2111m
以上に形成される。
本発明の目的は、上記の如き構成により達成されるので
あって、前記内管を構成する内側層と外側層とを逆にし
て構成したり、あるいは他の材料を用いた構成では決し
て達成され得々いものである。
あって、前記内管を構成する内側層と外側層とを逆にし
て構成したり、あるいは他の材料を用いた構成では決し
て達成され得々いものである。
(実施例)
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
表−1に示す如き構成の内管(内径9mm、肉厚1.0
m M )を形成し、その外面に金属ワイヤ又はポリ
エステル繊維のブレード編組補強層(1層)を設け、さ
らにその外面にOR配合物からなる外管(肉厚1.9
m m )を被覆し、加硫成形(150℃X60分)し
所定のホースを得た。
m M )を形成し、その外面に金属ワイヤ又はポリ
エステル繊維のブレード編組補強層(1層)を設け、さ
らにその外面にOR配合物からなる外管(肉厚1.9
m m )を被覆し、加硫成形(150℃X60分)し
所定のホースを得た。
そして、これらのホースについてシール性、耐圧性等種
々の性能を調べた。その結果全表−1に併記する。
々の性能を調べた。その結果全表−1に併記する。
注1)耐石油系作動油性
石油系作動油(ダフニー◆56)をホース内に循環テス
)(120℃X25日)後、内管状態を肉眼観察した。
)(120℃X25日)後、内管状態を肉眼観察した。
O・・・膨潤、クツツク等なく異常なし×・・・膨潤、
クツツク等発生あり 注2)耐含水系作動油性 水/グリコール=50150重量%比からなる含水系作
動油をホース内に循環テスト(雰囲気120℃X25日
) 注3)補強層の劣化状況 Q・・・異常なし、Δ・・・若干劣化あり、×・・・劣
化顕著 注4)耐圧性 コIs−に6330準拠、循環テスト前の破裂圧に対す
る低下率(%)を示す。
クツツク等発生あり 注2)耐含水系作動油性 水/グリコール=50150重量%比からなる含水系作
動油をホース内に循環テスト(雰囲気120℃X25日
) 注3)補強層の劣化状況 Q・・・異常なし、Δ・・・若干劣化あり、×・・・劣
化顕著 注4)耐圧性 コIs−に6330準拠、循環テスト前の破裂圧に対す
る低下率(%)を示す。
注5)動的耐久性
JIS−に6330準拠。o=AKgf/−の動圧をl
O万万緑繰返加圧試験。Aの値は、金属ワイヤ補強の場
合140X1.3.ポリエステル繊維補強の場合35
X 1.3とし、テストに酎えたものを○、耐えないも
のを×で示した。
O万万緑繰返加圧試験。Aの値は、金属ワイヤ補強の場
合140X1.3.ポリエステル繊維補強の場合35
X 1.3とし、テストに酎えたものを○、耐えないも
のを×で示した。
注6)シール性
ホース端部に内筒金具と外筒金具を取υ付け。
外筒金具により50%の加締率にてホースを加締め、そ
の後120℃×168時間油老化後耐圧テストを行なっ
た。
の後120℃×168時間油老化後耐圧テストを行なっ
た。
使用油は、水/グリコール= 50150 重t%比か
らなる水系作動油を用いた。1#圧テストの結果は、5
00KIf/dに耐えたものを○、それ以下で油洩れの
あったものを×で示した。
らなる水系作動油を用いた。1#圧テストの結果は、5
00KIf/dに耐えたものを○、それ以下で油洩れの
あったものを×で示した。
(発明の効果)
以上説明したように9本発明の油圧回路用ゴムホースに
よれば、内管をNO几配合物等1酎耐性ゴム配合物から
なる内側層とEPDM配合物等1酎透水性ゴム配合物か
らなる外側層とからなる積層構造としたので、外筒金具
による加締時及び高温雰囲気下での内管の流れの問題が
なくシール性に優れると共に9石油系作動油及び含水系
作動油のいずれの作動油に対しても耐える構造となって
おり。
よれば、内管をNO几配合物等1酎耐性ゴム配合物から
なる内側層とEPDM配合物等1酎透水性ゴム配合物か
らなる外側層とからなる積層構造としたので、外筒金具
による加締時及び高温雰囲気下での内管の流れの問題が
なくシール性に優れると共に9石油系作動油及び含水系
作動油のいずれの作動油に対しても耐える構造となって
おり。
特に含水系作動油に用いた場合では、金属ワイヤ又はポ
リエステル繊維等加水分解性の繊a編組補強層の劣化が
防止乃至抑制され、耐圧性の早期低下もなく優れた耐久
性を有する。即ち1本発明によれば1石油系作動油及び
含水系作動油のいずれの作動油に対しても共用可能なホ
ースを提供することができる。
リエステル繊維等加水分解性の繊a編組補強層の劣化が
防止乃至抑制され、耐圧性の早期低下もなく優れた耐久
性を有する。即ち1本発明によれば1石油系作動油及び
含水系作動油のいずれの作動油に対しても共用可能なホ
ースを提供することができる。
第1図は油圧回路用ゴムホースを金具に締結した状態を
示す締結部構造の概略断面図である。 10:ホース、 12:内管、 14:補強層。
示す締結部構造の概略断面図である。 10:ホース、 12:内管、 14:補強層。
Claims (2)
- (1)内管の外面に金属ワイヤ又は繊維編組補強層を有
し、さらにその外面に外管を有してなる油圧回路用ゴム
ホースにおいて、 前記内管を耐油性ゴム配合物からなる内側層と耐透水性
ゴム配合物からなる外側層とからなる積層構造に形成し
たことを特徴とする油圧回路用ゴムホース。 - (2)耐油性ゴム配合物がニトリルゴム配合物であり、
耐透水性ゴム配合物がエチレンプロピレンジエンゴム、
ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、クロロプレンゴム、ク
ロロスルホン化ポリエチレンゴム、塩素化ポリエチレン
ゴムのうちから選ばれたゴム配合物である特許請求の範
囲第(1)項記載の油圧回路用ゴムホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9574785A JPS61256083A (ja) | 1985-05-04 | 1985-05-04 | 油圧回路用ゴムホ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9574785A JPS61256083A (ja) | 1985-05-04 | 1985-05-04 | 油圧回路用ゴムホ−ス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61256083A true JPS61256083A (ja) | 1986-11-13 |
Family
ID=14146084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9574785A Pending JPS61256083A (ja) | 1985-05-04 | 1985-05-04 | 油圧回路用ゴムホ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61256083A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410422A (en) * | 1977-06-27 | 1979-01-26 | Nissan Motor Co Ltd | Rubber hose for hydraulic circuit |
JPS552805A (en) * | 1978-06-13 | 1980-01-10 | Hitachi Cable | Hydraulic brake hose for automobile |
JPS571889A (en) * | 1981-04-23 | 1982-01-07 | Nissan Motor | Fuel rubber hose for automobile |
JPS5936158A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 瀝青系組成物 |
JPS59200886A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-14 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | 補強糸入りゴムホ−ス及びその製法 |
JPS6041232B2 (ja) * | 1978-01-12 | 1985-09-14 | 株式会社日立製作所 | スタ−タ |
-
1985
- 1985-05-04 JP JP9574785A patent/JPS61256083A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410422A (en) * | 1977-06-27 | 1979-01-26 | Nissan Motor Co Ltd | Rubber hose for hydraulic circuit |
JPS6041232B2 (ja) * | 1978-01-12 | 1985-09-14 | 株式会社日立製作所 | スタ−タ |
JPS552805A (en) * | 1978-06-13 | 1980-01-10 | Hitachi Cable | Hydraulic brake hose for automobile |
JPS571889A (en) * | 1981-04-23 | 1982-01-07 | Nissan Motor | Fuel rubber hose for automobile |
JPS5936158A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 瀝青系組成物 |
JPS59200886A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-14 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | 補強糸入りゴムホ−ス及びその製法 |
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