JPS61254922A - クリ−ニング材 - Google Patents

クリ−ニング材

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Publication number
JPS61254922A
JPS61254922A JP9563385A JP9563385A JPS61254922A JP S61254922 A JPS61254922 A JP S61254922A JP 9563385 A JP9563385 A JP 9563385A JP 9563385 A JP9563385 A JP 9563385A JP S61254922 A JPS61254922 A JP S61254922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
properties
cleaning
cleaning material
surface active
Prior art date
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Pending
Application number
JP9563385A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Urano
占野 尚之
Akinori Noda
野田 明徳
Nobuyuki Yamagishi
展幸 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP9563385A priority Critical patent/JPS61254922A/ja
Publication of JPS61254922A publication Critical patent/JPS61254922A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レンズの表面を払拭して清浄化するクリーニ
ング材に関するものである。
〔従来の技術〕
レンズの表面に付着した塵埃、水滴、油滴、その他の汚
物は、例えば眼鏡レンズにおいては視野を損なわせたシ
、不快感を与え、またカメラレンズ、顕微鏡レンズ、望
遠鏡レンズ、などにおいては結像のボケの原因となって
、レンズの有する特有の機能を損なわせる。特に、環境
温度や湿度の急激な変化によって曇シを生じたシ、塵埃
粒子の付着によって帯電されるなどの問題がある。
レンズの表面に付着した塵埃は、柔い紙片や綿布によっ
て拭い取シ、クリーニングすることができるが、多くの
場合、力を強く入れた繰返しの払拭を必要として、これ
が帯電を生じさせるととKなシ、完全なりリーニングを
よυ困難なものとし、レンズの表面に傷を生じさせる原
因ともなっている。また、水滴、油滴は払拭によって、
それらの被膜を形成させることにもなり、完全なりリー
ニングは容易では々い。
これらを改曳するために、薄葉紙や柔いビロード状布を
シリコーン化合物あるいは非フツ素系界面活性剤によっ
て加工処理したクリーニング紙やクリーニング布が実用
化されている。一方、液状のクリーナーも提案されてい
て、例えば、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン
、ノニオン系界面活性剤を主成分とした水溶液からなる
クリーナー(特開昭57−168218号公報)、ある
いはアルキルアリル・オキシエチレン・ポリマーと有機
シリコーンからなる非イオン系洗浄剤、炭酸ジグリコー
ル・モノマーなどを組成とする洗浄剤水溶液(特開昭5
8−100119号公報)などが開示されている。
〔発明の解決しようとする問題点〕
前記のクリーニング紙やクリーニング布は適度な清浄性
、即ちクリーニング性を有してはいるが、多くの場合、
レンズの表面に傷をつけないように、塵埃をよく落とし
てから使用する配慮が必要とされている。特に、クリー
ニング紙やクリーニング布による払拭によってレンズの
表面はクリーニングされるとしても、それによって、防
曇性あるいは帯電防止性を付与することはできない。
一方、液状のクリーナーは、その一部に防曇性、クリー
ニング性あるいは塵埃の非付着性に効果を有するものも
あるが、特に優れたものではない。而して液状のクリー
ナーはレンズの表面に塗布して使用することから、塗布
後は、柔い紙片、例えばティッシュペーパーなどによる
払拭が必要であって、クリーニングに手間がかかり、ま
た、液状のクリーナーは常時携行するという点において
は不便であることから利用者には好まれてはいない。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、携
行に便利なりリーニング紙やクリーニング布などにおい
て、クリーニング性はもとよシ、払拭によって、防曇性
及び帯電防止性を付与し得て、しかも、かかる特性の持
続性に優れたクリーニング材を新規に提供するととを目
的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、レンズを払拭して清浄化するクリーニング材
において、上記クリーニング材は基材にフッ素系界面活
性剤が担持されてなることを特徴とするクリーニング材
である。
てはそれらのいずれであってもよく、またそれぞれが併
用されたものであってもよい。而して、防曇性の付与と
いう点では水溶性のノニオン系、カチオン系、両性のフ
ッ素系界面活性剤が好ましい。かかるフッ素系界面活性
剤を一般式で示すと次のようなものを例示し得る。
RfCOOeNH4■、  RfCONHCsHsN”
(CHs)sre。
RfCONH((4H40)ncHs。
R4C0NHCsHaN(CHs)s 。
稟 但L Rf  は炭素数4〜20のポリフルホロアルキ
ル基を示し、分岐やエーテル結合を有していてもよい。
本発明において、アニオン系、カチオン系、ノニオン系
、両性などのフッ素系界面活性剤は市販品を容易に入手
することができて、好適に使用し得るものとして例えば
鬼サーフロンt(商品名:旭硝子(株)社製品)が挙げ
られる。
基材としては、薄葉紙、例えば市販のダスパー紙、また
は綿布、ビロード、その他の織布、不織布、あるいは合
成樹脂発泡体々ど、フッ素系界面活性剤を担持し得るも
のであれば特に限定されない。かかる基材において、フ
ッ素系界面活性剤の担持性という点で好適なのは綿布で
あるが、ダスパー紙、その他の基材においてもクリーニ
ング材としての前記特性は劣ること々く変りはない。
基材へのフッ素系界面活性剤の担持量は15〜20重量
%、好ましくは1〜10重量%であって、担持量が20
重量%を越えると、粘性を有するクリーニング材となる
のでクリーニング材としての使用に不適当なものとなる
。基材への担持処理は、水または有機溶媒、あるいはそ
れらの混合溶媒によって希釈調整されたフッ素系界面活
性剤に基材を浸漬させるか、該フッ素系界面活性剤を通
常の塗布方法によって基材に塗布することによって行な
われる。而して、例えばフッ素系界面活性剤を15〜2
0重量%に希釈調整されてなる溶液に基材を浸漬させる
と、基材の重量にほぼ等しい量の該溶液が含浸され為。
有機溶媒としては水との相溶性において、アルコール類
であるのが好適である。
上記の処理後は乾燥して溶媒を蒸散させる。
乾燥温度は基材の材質、溶媒の蒸散速度、及び所望時間
などに依存するが、室温から150℃の間で任意に設定
することができる。
本発明のクリーニング材は、前記のごとき各種レンズに
特に有用であるが、他の物品に対しても同様な有用性を
有することは勿論である。
また、それらの材質としては、ガラスはもとより、透明
プラスチック、例えば、ポリ(ジエチレングリコールビ
スアリルカーボネート)、ポリメチルメタクリレート、
ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルなど
であってもよく、それらからなるレンズの表面に形成さ
れる、反射防止膜、耐擦傷性被膜の有無に係わらず、使
用することができて、それらの被膜に好ましくない影響
を与えることは全くない。
かくして、本発明における、フッ素系界面活性剤の担持
されたクリーニング材によって例えばレンズの表面が払
拭されると、フッ素系界面活性剤は自身の有する低い表
面張力によってレンズの表面全体に拡散されて、クリー
ニング効果が発現され、しかも、フッ素系界面活性剤は
強い吸着力を有することから、防曇性、帯電防止性など
の特性がレンズの表面に付与されるのである。
〔実施例〕
本発明を実施例により更に具体的に説明する。
実施例及び比較例 水溶性のフッ素系界面活性剤として下記の亀サーフロア
 z (商品名:旭硝子(株)社製品)を使用して、水
:インプロビルアルコール=50=50(重量比))る
溶媒に希釈して3チ溶液を調製した。
(1) : %サーフロンz8−113(アニオン系)
+21:    I    8−121  (カチオン
系)(3):   #   5−1ss  (両  性
)(41:    tt    8−141  (ノニ
オン系)基材として、ダスパー紙(OZUペーパー社製
)及び綿布を使用し、上記の調製溶液に浸漬した後、8
0℃に10分間保持して乾燥させて、フッ素系界面剤が
約3重量%担持されたクリーニング材NW A −Ck
を得た。
得られたクリーニング材について、試料片としてガラス
及びポリ(ジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト)製の眼鏡レンズ(直径70需、CLOOジオプトリ
ー、中心厚2. s m )によりクリーニング性、防
曇性、帯電防止性及びそれらの持続性などの試験を下記
の方法により行なった。
また、比較例として、市販のクリーニングペーパーmH
〜工及び、未処理のダスパー紙についても同様の試験を
併せて行なった。
クリーニング性 屋外に1週間放置して空気中の塵埃、水滴、油滴などに
よって汚染された試料片をクリーニング材によシ払拭し
、汚染の落ち具合を観察して下記のように評価した。
容易に除去することができる   −一一一〇除去する
ことができる      −一一一 Δ除去は困難であ
る        −一一一×防曇性 クリーニング材で払拭した試料片を沸騰水上にかざし、
発生する蒸気により曇らせて、IAシの程度を下記のよ
うに評価した。
曇らない        −一一一 〇やや曇る   
     −一一一 Δ完全に曇る        −
一一一×帯電防止性 クリーニング材で払拭した試料片を温度25℃、相対温
度40%の条件下でティッシュペーパーで30回摩擦し
、直ちにアッシュ(乾燥煙草粉)を高さ11よシ降下さ
せて、付着の程度を下記のように評価した。
アッシュの付着なし       −一一一 〇や\付
着する      −一一一 Δ全面的に付着する  
      −一一一×持続性 試料片をクリーニング材で払拭した後、温度25℃、相
対湿度80%の槽内に保持して、1日毎に防曇性及び帯
電防止性を試験し、下記のように評価した。
7日間以上持続する       −−−− 〇3〜5
日間持続する        −一一一 Δ1日で持続
性消失        −−−一×それらの結果を第1
表に示す。
〔発明の効果〕
本発明のクリーニング材は、従来の市販品に比して、ク
リーニング性、防曇性、帯電性防止性に優れた効果を有
する。
特に、本発明のクリ−ニyグ材の使用によシ、例えばレ
ンズの表面には、上記の特性が付与されて、しかも、か
かる特性が長期に亘って持続されるという特徴を有し、
優れた効果が認められるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レンズを払拭して清浄化するクリーニング材において、
    上記クリーニング材は基材にフッ素系界面活性剤が担持
    されてなることを特徴とするクリーニング材。
JP9563385A 1985-05-07 1985-05-07 クリ−ニング材 Pending JPS61254922A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9563385A JPS61254922A (ja) 1985-05-07 1985-05-07 クリ−ニング材

Applications Claiming Priority (1)

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JP9563385A JPS61254922A (ja) 1985-05-07 1985-05-07 クリ−ニング材

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Publication Number Publication Date
JPS61254922A true JPS61254922A (ja) 1986-11-12

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ID=14142922

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JP9563385A Pending JPS61254922A (ja) 1985-05-07 1985-05-07 クリ−ニング材

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239745A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Car Mate Mfg Co Ltd 洗浄剤組成物
JP2009195648A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Soft99 Corporation ドライタイプの曇り止めクロス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52150404A (en) * 1976-06-09 1977-12-14 Inoue Japax Res Inc Soap paper
JPS5785897A (en) * 1980-09-23 1982-05-28 Bristol Myers Co Hard surface cleaning composition
JPS57119999A (en) * 1981-01-20 1982-07-26 Asahi Glass Co Ltd Detergent composition

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