JPS61252992A

JPS61252992A - 管状部材の急速連結取付け装置

Info

Publication number: JPS61252992A
Application number: JP61097049A
Authority: JP
Inventors: デイヴイド、エイ、ハラツク
Original assignee: Dana Inc
Current assignee: Dana Inc
Priority date: 1985-04-29
Filing date: 1986-04-28
Publication date: 1986-11-10
Also published as: GB8609868D0; GB2174468A; BR8601917A; DE3612689A1; AU5635786A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】イ）産業上の利用分野この発明は、プラスチック及びその他の合成樹脂で作っ
た管状部材用の、急速連結取付は装置に関するものであ
る。更に詳細には、軸線方向の荷重を受ける弾性管状部
材用の押込み又は差込み型連結取付は装置の改良に関す
るものと云うことができる。

（ロ）背景技術従来使われている多くの差込み型又は押込み型の管状部
材連結取付は装置は、これに挿入した弾性管状部材をつ
かみ且つ保持するように配置したコレットを持っている
。このような装置は又、管状部材を通って運ばれるガス
及び液体の漏洩を防止するための密封媒体又は手段を持
っている。しかし従来の取付装置は、弾性管状部材取付
装置に軸線方向の荷重がかかった場合、これと連携する
密封部材の漏洩に対抗する充分な安全装置を備えていな
い。このような弾性管状部材が軸線方向の力を受けると
、該管状部材は、瞬間的に壁厚の弾性的減少又は収縮即
ち普通云われるネッキング・ダウン現象を受は易い。こ
のような壁の厚さの減少に対してこれを補償する要素が
ない限りは、密封媒体の回りに漏洩が生じ易く、このこ
とは事情によっては経費のかかる結果を招きかねない。

？場発明の概要この発明は、弾性管状部材が軸線方向の引張り力を受け
た場合に起るネッキング・ダウン現象に対する内蔵的又
は作り付は的補償を提供するものである。

この発明は、好適な形としては、コレットとエラストマ
質の密封部材との中間に配置した環状ピストンを備え、
このピストンには、密封材即ちシールに対してこれと接
触し押圧するように配置した半径方向の面を持たせる。

このピストンには又、カム受は面又は当たり面を持たせ
この面をコレットの同様な対をなす面と係合させ得るよ
うにし、このようにして管状部材に軸線方向の引張り力
がかかった場合、コレットがピストンに向って当たす、
代ってピストンがシールを押圧しシールが管状部材の本
体内に膨出するようにする。又この好適す形として、ピ
ストン及びシールは共に連結取付装置内の数個の段付き
穴のうちの単一の穴内で案内されるようにして、シール
が常時ピストンと同じ穴内に周辺に沼って保持され、よ
り大きな効果が得られるようにする。

又別の好適な形として、コレットにこのコレットの内面
の回りに周辺に沿って互に隔てた複数の一体の歯を持た
せる。これらの各歯は、内方に突出し半円形の平坦面に
終る軸線方向に向けた放物線形の歯本体を形成する。こ
れらの歯の各平坦面は、管状部材の挿入の方向に面する
ようにし管状部材を連結取付は装置から取り外すそうと
する力に逆らい対抗させる。成る好適な形としては、こ
れらの平坦面は少くとも２つの平面内に配置しである。

に）実施例以下この発明をその実施例について添付図面を用いて詳
細に説明する。

第１図に押込み又は差込み型の急速連結取付は装置（以
下単に「連結装置」とも云う）（１０）の概要を示す。

この連結装置は第１の環状体（１２）及びこれとはまり
合う第２の環状体（１４）を備えている。この実施例に
於ては、第２の環状体（１４）は第１の環状体（１２）
とねじで係合するナツトを形成している。本体（１２，
）及びナラ）　（１４）は、図示のように共通の中心線
ａ−ａを共有し、管状部材（１６）を差込む前の連結装
置（１ｏ）の状態を図の上半分に描き差込み後の状態を
図の下半分に描くために、切開、いである。管状部材（
１６）はなるべくはプラスチック又はその他の合成樹脂
のような弾性物質で作るのがよい。急速連結取付は装置
（１ｏ）には従来使われているアイレッ）　（１８）を
組入れ、このアイレットにはその最も内方の挿入最端部
（２１）を形成するベル（１９）を持たせる。又この連
結装置（１ｏ）にはコレット（２０）を持たせ、コレッ
トにはこのコレットと一体にした軸線方向に向く前歯（
２２）及び後歯（２４）を持たせる。第１の環状体（１
２）には４個の個々の穴（ａｏ　）　（３２）　（３４
）　（３６）を形成する多段付き穴を持たせ、これらの
穴は最外位置の穴（３０）から最内位置の穴（３６）ま
で順々に直径を小さくする。最外方の穴（３０）にはエ
ラストマ質のＯ−リングシール及び環状ピストン（２８
）を入れ、後者はコレラｌ−（２０）及びシール（２６
）間の中間位置に置く。

穴（３０）と穴（３２）との境界面は第１の肩部（３８
）を持ち、この肩部（３８）に向ってピストン（２８）
の挿入制限が行なわれる。穴（３２）　（３４）はそれ
らの境界面に第２の肩部（４０）を持ち、コレラ）　（
２０）が当って静止する端部壁を提供する。

関連技術者には第１図の上半分からよく判るよう（二、
管状部材（１６）は、Ａ方向への挿入に際しては、第２
の環状体であるナツト（１４）を通りアイレット（１８
）上をシール（２６）を通過し、ピストン（２８）を越
え、歯（２２）　（２４）の外側に面する部分の上方を
、滑動する。しかし、管状部材（１６）に方向Ａと反対
の軸線方向の力を加えると、歯（２２）（２４）の半円
形平坦面（，５β）（第２図）が管状部材（１６）の外
表面に喰い込み管状部材（１６）の軸線方向の力に逆ら
う。

更に、このような力はコレット（２０）を外方に、即ち
内方向Ａとは反対方向に、引張り勝ちであり、この場合
環状ピストン（２８）の内周を形成する対をなすカム面
（５２）がコレットの外周のカム面（５４）と係合し、
コレットがピストンに当たり、ピストンの半径方向面（
５０）を駆り立て又は促して０−リングシール（２６）
に接触してこれを押圧させ、このシールをナツト（１４
）の内方に向く内壁（４８）に向って圧縮する。第１図
の下半分に関連して述べると、管状部材（１６）の挿入
後Ｏ−リングの膨張に対して使い得る膨張容積がなくな
るまでは、０−リングは弾性管状部材（１６）の外壁に
向って半径方向にふくれざるを得ない。その正味の結果
は、管状部材（１６）を急速連結装置（１０）から引張
ろうとする与えられた軸線方向の力に対して、コレット
及びピストンが協力して働いてシール（２６）の正比例
的のふくらみをもたらし、ネッキング・ダウン現象の間
更に有効に管状部材を密封する、と云うことである。こ
のことは、弾性管状部材に対する、周期的軸線方向引張
り力を受けて漏洩し易くなる従来の連結取付は装置と、
大きな対照又は対比をなしている。

第１図の下半部は又、ステンレス鋼又はその他の不活性
材料で作ることのできる任意の座金保持材（４２）を示
している。この座金保持材（４２）は、端壁（４０）及
びコレラ）　（２０）間に置かれ、選択されたヘビーデ
ユーティ用コレット（２０）の歯（２２）（２４）によ
って得られる手段以上の任意追加的保持手段を提供する
。座金保持材（４２）は、好適とされる形では、Ａ方向
に対して角度を付けて配置した半径方向内向きに延びる
指状部（４３）を備えている。

第２、第３図に、コレット（２０）の好適例を詳細に示
す。コレラ）　（２０）は、前歯（２４）及び後歯（２
２）が延び出る円周方向に延びる内ＷＪ（６０）を備え
た環状の本体を持つ。第２、第３図に示す例では歯（２
２）　（２４）はコレット本体の一体部分であり、この
コレット本体は強靭な合成樹脂材料で作る。第３図に見
られるように、各歯は隣接する歯から円周に沿って互に
隔てられ、半径方向内向きに突出しく第２図）半円形の
平坦面（５６）に終る軸線方向に向く放物線形本体を形
成する。前述のように、歯の内方に向く平坦面（５６）
は２つの別個の平面（６２）　（６４）　（第３図）内
に配列され、後歯（２４）は平面（６２）に隣接させ、
前歯（２２）は平面（６４）に隣接させる。又前述のよ
うに、半円形の平坦面は内方又はＡ方向に面するように
し、管状部材（１６）を連結装置（１０）から取外すよ
うに働く軸線方向の力に逆らうため該部材（１６）の外
面に有効に喰い込ませる。

コレット（第２図）には、好適形状としては、最外方か
ら次の穴（３２）と緊密に係合するように寸法を定める
ことを可能ならしめる間隙（５８）を持たせる。ピスト
ン（２８）も又任意的に割目のある構造のものにするこ
ともできるが、この実施例ではそのようにしてない。

最も内方の穴（３６）と次の穴（３４）との間の境界面
には、アイレット（１８）の最端部（２１）の挿人限度
を１、アイレットのベル（１９）に対してパイロット面
を設けることによって定める第３の肩部（４４）を持た
せる。連結装置（１０）は又、例えば空気ブレーキ制御
弁装置などのような操作用部材（図示してない）と連結
するためのねじ付き外面を持つ連結装置左端部にニップ
ル（４６）を持つ。

第４図は急速連結装置（１０’）の別の好適実施例を示
し、第１の環状体（１２’）にはまり合うようにした第
２の環状体（１４’）を備えている。第２の環状体（１
４’）は、第１図の場合の従来のねじ取付型ナツト（１
４）の代りにクリップ取付型にしである。

このクリップ取付型の環状体（１４’）には複数のさか
とげ（７０）を設け、これをその回りに周辺方向に延ば
し、これと対をなす環状体（１２’）内の複数のへこみ
（７２）内にクリップ付けする。このクリップ取付型環
状体（１４’）は、スタンピングによる黄銅又は鋼で作
り、これに第１図の場合の内壁（４８）と類似の内壁（
４８’）を持たせる。

連結装置（ｉｏ’）は又、第１図の機械加工又は鋳造に
よるピストン（２８）と類似のスタンピングによる黄銅
又は鋼製の環状ピストン（２８’）を持つ。

同様に、環状ピストン（２８’）はカム面（５２’）を
持ち、このカム面に対してコレット（２０’）が当たり
ピストンをＯ−リングシール（２６’）内に駆りたて追
いやる。その他の点では第４図の実施例は第１図のもの
と同様である。

以上この発明を実施例について詳細に説明したが、これ
らの実施例はこの発明の精神を逸脱することなく、種々
の変化変型をなし得ることは云うまでもない。

【図面の簡単な説明】

Ｗ、１図はこの発明による急速連結取付は装置の好適実
施例の縦断面図、第２図は第１図の実施例で使う環状コ
レットの全体端面図、第３図は第２図の３−３線に沿う
コレット断面図、第４図は別の好適実施例の縦断面図で
ある。ｌＯ・・・急速連結取付は装置、１２（１４）・・・１
０の第１（第２）の環状体、１６・・・管状部材、１８
・・・アイレット、１９・・・１８のベル、２０・・・
コレット、２１・・・１８の最内方挿入最端部、２２　
（２４）・・・２０の前（後）歯、２６・・・０−　Ｉ
Ｊソングール、２８・・・環状ピストン、３０，３２゜
３４　、３６・・・１２の穴、３８・・・第１肩部、４
０　（４４）・・・第２（第３）肩部、４２・・・座金
保持材、４３・・・４２の指状部、４６・・・ニップル
、４８・・・１４の内面壁、５０・・・２８の半径方向
面、５２　、５４・・・カム面、５６・・・２０の半円
形平坦面、５８・・・間隙、６０・・・コレット内面、
６２．６４・・・平面。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）弾性管状部材の一端部の挿入をロックするための
押込み型の管状部材連結取付け装置に於て、この装置に
、環状の本体、この本体内に配置したアイレツト、半径
方向に延びる内壁を備え前記本体とねじで噛み合わせる
ことのできるナツト、弾性管状部材を該装置内に保持す
るための手段を備えたコレツト、及び前記内壁に向けて
支えたエラストマ質の環状シールを持たせた場合、環状
ピストンをコレツトとシールとの間に配置しこのピスト
ンに前記シールに向つて押圧力を加えるため配置した半
径方向面を持たせると共に前記コレツトの対をなすカム
当り面と係合することのできるカム当り面を持たせ、こ
れによって前記管状部材がこれを該装置から取外そうと
する軸線方向の力を受けたとき前記コレツトが前記ピス
トンに向つて当たりピストンの前記半径方向面を前記シ
ール向つて駆り立ててこのシールを前記ピストン及び前
記ナツト内壁間に押圧し、このようにして前記シールを
、前記管状部材に向つて半径方向内向きに、前記軸線方
向の力の大きさに正比例する半径方向の力で、変位させ
るように改良した管状部材連結取付け装置。
（２）環状の本体に多段付き貫通穴を持たせ、ピストン
及びシールの両者をこれらの穴のうちの単一の穴内に於
て案内するようにした特許請求の範囲第（１）項記載の
連結取付け装置。
（３）各穴を管状部材の挿入方向に向つて小さくしピス
トン及びシールが案内される単一の穴を本体内に於ける
最大で最外方の穴とし、最外方の穴及び次の隣接穴によ
つてその境界面に肩部を形成しこの肩部をピストンの最
内方の軸線方向の挿入限度とした特許請求の範囲第（２
）項記載の連結取付け装置。
（４）管状部材を保持する手段をコレツトの内方周辺の
回りに互に隔てた複数の歯とし、これらの歯により個々
の軸線方向に延びる放物線形の突出部を形成し、これら
の突出部を半径方向内向きに延ばすと共に挿入方向に面
する半円形平坦面で終らせるようにした特許請求の範囲
第（３）項記載の連結取付け装置。
（５）管状部材を可撓性樹脂材料で形成した特許請求の
範囲第（４）項記載の連結取付け装置。
（６）放物線形突出部をコレツト内で少くとも２つの平
面内に配置した特許請求の範囲第（５）項記載の連結取
付け装置。
（７）コレツトにその環状本体の１つの部分に間隙を形
成した特許請求の範囲第（６）項記載の連結取付け装置
。
（８）多段付き貫通穴を備えた第１の環状の本体と、こ
の環状本体の第１の穴内で案内されるアイレツトと、前
記第１の環状本体の第２の穴内に位置し弾性管状部材を
保持する手段を備えた保持コレツトと、半径方向に延び
る内壁を備え前記第１の環状本体に強固に取付けた第２
の環状本体と、前記内壁に向けて支えたエラストマ質環
状シールと、前記コレツト及びシールの中間に配置した
環状ピストンとを備え、前記シール及びピストンに第１
の環状本体の第３の穴を共有させ、前記ピストンに前記
シールに向つて押圧するために配置した半径方向面を持
たせ、又前記ピストンに前記コレツトの対をなすカム当
り面と係合することのできるカム当り面を持たせ、前記
コレツトの第２の穴及び前記ピストンの第３の穴に前記
管状部材の挿入方向に於ける前記ピストンの軸線方向の
移動を制限するのに有効な肩部を形成する境界面を持た
せるようにした、弾性管状部材の一端部の挿入をロツク
するために配置した管状部材連結取付け装置。
（９）コレツトの第２の穴に端壁を持たせ、連結取付け
装置に更に、管状部材の挿入方向に角度を付けて配置し
た半径方向内向きに延びる指状部を持つ座金保持材を、
前記コレツト及び端壁の中間に持たせた特許請求の範囲
第（８）項記載の連結取付け装置。
（１０）管状部材を弾性合成樹脂材料で構成した特許請
求の範囲第（９）項記載の連結取付け装置。
（１１）コレツトにその本体を通つて半径方向に延びる
間隙を設けた特許請求の範囲第（１０）項記載の連結取
付け装置。
（１２）コレツトにより、このコレツトの内径の回りに
周辺に沿つて配置した軸線方向に延びる複数の放物線形
突出部を形成し、各突出部を半径方向内向きに延ばし管
状部材の挿入方向に面する半円形平坦面に終らせるよう
にした特許請求の範囲第（１１）項記載の連結取付け装
置。
（１３）弾性管状部材の一端部の挿入をロツクするため
の押込み型の管状部材連結取付け装置に於て、この装置
に環状の本体と、この本体内に配置したアイレツトと、
半径方向に延びる内壁を備え前記本体とねじで噛み合わ
せることのできるナツトと、前記内壁に向けて支えたエ
ラストマ質の環状シールとを持たせた場合、アイレツト
の回りに周辺に沿つて配置した、前記管状部材を該取付
け装置内に保持する装置と、前記シールを前記内壁に向
つて押圧するために該シールに当たるように前記管状部
材保持装置と協力させ、このようにして前記シールを、
前記管状部材に向つて半径方向内向きに、この管状部材
を該取付け装置から取外そうとする傾向を持つ軸線方向
の力に正比例する力で以つて、変位させる装置とを該取
付け装置に持たせた、押込み型の管状部材連結取付け装
置。
（１４）第１の環状の本体と、この第１の環状の本体と
噛合い係合するようにした第２の環状の本体とを備え、
前記第１の環状の本体にはコレツトを持たせ、このコレ
ツトにはその内方部の回りに互に円周方向に隔てた複数
の一体歯を持たせ、これらの各歯により内方に突出し半
円形の平坦面に終る軸線方向に向けた放物線形本体を形
成させた、弾性管状部材の一端部の挿入をロツクするた
めに配置した管状部材を連結取付け装置。
（１５）歯をコレツト内で少くとも２つの平面内に配置
した特許請求の範囲第（１４）項記載の連結取付け装置
。
（１６）コレツトを合成樹脂材料で構成した特許請求の
範囲第（１５）項記載の連結取付け装置。
（１７）コレツトがその一部分を通つて半径方向に延び
る間隙を形成するようにした特許請求の範囲第（１６）
項記載の連結取付け装置。