JPS61252195A - オフセツト印刷用不感脂化処理液 - Google Patents
オフセツト印刷用不感脂化処理液Info
- Publication number
- JPS61252195A JPS61252195A JP9389685A JP9389685A JPS61252195A JP S61252195 A JPS61252195 A JP S61252195A JP 9389685 A JP9389685 A JP 9389685A JP 9389685 A JP9389685 A JP 9389685A JP S61252195 A JPS61252195 A JP S61252195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydroxyacetic acid
- desensitizing
- acid
- printing
- salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N3/00—Preparing for use and conserving printing surfaces
- B41N3/08—Damping; Neutralising or similar differentiation treatments for lithographic printing formes; Gumming or finishing solutions, fountain solutions, correction or deletion fluids, or on-press development
Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、オフセット印刷用不感脂化処理液に関するも
のである。
のである。
［従来の技術］
オフセット印刷は、通常、紙またはプラスチックの−Ｈ
に光導電性の酸化亜鉛粉末、樹脂粘結剤および導電性樹
脂からなる感光層を塗布し、その表面に電子写真方式に
よるトナーの付着、タイプによる印字などにより画線部
を形成したオフセット印刷用原版を、不感脂化処理液で
表面処理して非画線部を親水化し、インキと水を印刷用
原版に接触させたときに、油性のインキのみを画線部ト
付着させることを利用している。
に光導電性の酸化亜鉛粉末、樹脂粘結剤および導電性樹
脂からなる感光層を塗布し、その表面に電子写真方式に
よるトナーの付着、タイプによる印字などにより画線部
を形成したオフセット印刷用原版を、不感脂化処理液で
表面処理して非画線部を親水化し、インキと水を印刷用
原版に接触させたときに、油性のインキのみを画線部ト
付着させることを利用している。
不感脂化処理液として、従来フェロシアン化合物、フェ
リシアン化合物またはクロム酸化合物を主成分とするも
のが提案され、一般にフェロシアン化合物を主成分とす
る水溶液が使用されているまた、有機醜、無機酸および
それらの塩等を主成分とするものも提案されている。
リシアン化合物またはクロム酸化合物を主成分とするも
のが提案され、一般にフェロシアン化合物を主成分とす
る水溶液が使用されているまた、有機醜、無機酸および
それらの塩等を主成分とするものも提案されている。
［発明が解決しようとする問題点コ
不感脂化処理液として従来使用されているフェロシアン
化合物、フェリシアン化合物またはクロム酸化合物は、
不感脂化力は強いが、排水中にシアンイオン、クロム酸
イオンなどの検出が認られ公害上の問題があるとともに
、フェロシアン化合物、フェリシアン化合物を主とした
不感脂化処理液を使用すると、印刷物の長期保存中に青
味を帯る現象、いわゆるブルーイングが起る。
化合物、フェリシアン化合物またはクロム酸化合物は、
不感脂化力は強いが、排水中にシアンイオン、クロム酸
イオンなどの検出が認られ公害上の問題があるとともに
、フェロシアン化合物、フェリシアン化合物を主とした
不感脂化処理液を使用すると、印刷物の長期保存中に青
味を帯る現象、いわゆるブルーイングが起る。
また、有機酸、無機酸およびそれらの塩等を主成分とす
るもは、不感脂化力が弱く、印刷中の地汚れが著しい。
るもは、不感脂化力が弱く、印刷中の地汚れが著しい。
本発明は、従来の不感脂化処理液の問題点を解決し、安
全でかつ不感脂化力が強く、印刷中の地汚れが生じない
オフセット印刷用不感脂化処理液を提供するものである
。
全でかつ不感脂化力が強く、印刷中の地汚れが生じない
オフセット印刷用不感脂化処理液を提供するものである
。
［問題点を解決するための手段］
本発明はヒドロキシ酢酸およびヒドロキシ酢酸とキレー
ト化合物をつくり、かつ、亜鉛と置換しうる金属の単塩
または複塩とを含む水溶液でＰＨを２．０ないし７．５
に調整したオフセット印刷用不感脂化処理液である。
ト化合物をつくり、かつ、亜鉛と置換しうる金属の単塩
または複塩とを含む水溶液でＰＨを２．０ないし７．５
に調整したオフセット印刷用不感脂化処理液である。
ヒドロキシ酢酸単独でも不惑脂化は可能であるが、その
能力が強すぎて画線部も不感脂化してしまう。そこで、
適切な不感脂化力とするためヒドロキシ酢酸と水溶液中
で配位し、かつ配位した状態で水溶性である金属塩と併
用する。
能力が強すぎて画線部も不感脂化してしまう。そこで、
適切な不感脂化力とするためヒドロキシ酢酸と水溶液中
で配位し、かつ配位した状態で水溶性である金属塩と併
用する。
このために使用する金属としては、ヒドロキシ酢酸とキ
レート結合をつくり、ＰＨが２．０ないし７．５の水溶
液中で安定であり、印刷原版に含まれる亜鉛と置換でき
るものならよく、鉄、マグネシウム、モリブデン、タン
グステン、カルシウム、コバルト、ニッケルが好適であ
る。これらの金属の金属塩としては、硝酸塩、硫酸塩、
塩酸塩などの無機塩または酢醜塩、シュウ酸塩などの有
機塩と水溶性の塩であればよい。
レート結合をつくり、ＰＨが２．０ないし７．５の水溶
液中で安定であり、印刷原版に含まれる亜鉛と置換でき
るものならよく、鉄、マグネシウム、モリブデン、タン
グステン、カルシウム、コバルト、ニッケルが好適であ
る。これらの金属の金属塩としては、硝酸塩、硫酸塩、
塩酸塩などの無機塩または酢醜塩、シュウ酸塩などの有
機塩と水溶性の塩であればよい。
また、あらかじめこれらの金属塩とヒドロキシ酢酸との
反応物を単離した形でも使用できる。
反応物を単離した形でも使用できる。
金属塩とヒドロキシ酢酸との配合割合は、ヒドロキシ酢
酸１モルに対し、金属塩０．１ないし２．０モル（金属
塩単独または２種以上の金属塩の組合せの合計）の範囲
で使用できる。
酸１モルに対し、金属塩０．１ないし２．０モル（金属
塩単独または２種以上の金属塩の組合せの合計）の範囲
で使用できる。
水溶液中、ヒドロキシ酢酸の含有量は、０．０５ないし
５．０重量％の範囲で使用でき、あらかじめ濃縮物を作
っておき、使用時に水で希釈して上記の範囲に調整でき
る。
５．０重量％の範囲で使用でき、あらかじめ濃縮物を作
っておき、使用時に水で希釈して上記の範囲に調整でき
る。
ＰＨは２．０ないし７．５の範囲が望ましい。
［作用］
ヒドロキシ酢酸単独では不感脂化能力が強すぎて画線部
も不感脂化してしまうので、ヒドロキシ酢酸と水溶液中
で配位し、かつ配位した状態で水溶性である金属塩と併
用することにより、適切な不略脂化力とする。水溶液の
ＰＨが２より小さい酸性側では実用性に乏しく、また、
ＰＨが７．５を越えるとインキ付着が強くなりすぎ、地
汚れを生じ易くなる。
も不感脂化してしまうので、ヒドロキシ酢酸と水溶液中
で配位し、かつ配位した状態で水溶性である金属塩と併
用することにより、適切な不略脂化力とする。水溶液の
ＰＨが２より小さい酸性側では実用性に乏しく、また、
ＰＨが７．５を越えるとインキ付着が強くなりすぎ、地
汚れを生じ易くなる。
［実施例］
ヒドロキシ酢酸およびヒドロキシ酢酸とキレート化合物
をつくり、かつ、亜鉛と置換しうる金属の単塩または複
塩とを含む水溶液で不感脂化能力は十分であるが、更に
その能力を高めるために、次の（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）
から選ばれる単塩または２以上の組合わせからなる塩を
添加して使用することができる。
をつくり、かつ、亜鉛と置換しうる金属の単塩または複
塩とを含む水溶液で不感脂化能力は十分であるが、更に
その能力を高めるために、次の（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）
から選ばれる単塩または２以上の組合わせからなる塩を
添加して使用することができる。
ＣＡ）第２リン酸、次亜リン酸、ヘキサメタリン酸、硫
醇、硝酸などの無機酸のアルカリまたはアルカリ土類金
属塩。
醇、硝酸などの無機酸のアルカリまたはアルカリ土類金
属塩。
（Ｂ）酢酸、シュウ酸、リンゴ酸、マロン酸、コへ 六
融 −Ｉ□ ノ −ノ憂ｋ Ｍ ＋１．
、ｂ ＋１．蟲ｋ 頗 ≦ム ｈ ！ リ
醜、酒石酸のような有機酸のアルカリまたはアルカリ土
類金属塩。
融 −Ｉ□ ノ −ノ憂ｋ Ｍ ＋１．
、ｂ ＋１．蟲ｋ 頗 ≦ム ｈ ！ リ
醜、酒石酸のような有機酸のアルカリまたはアルカリ土
類金属塩。
（Ｃ）ポリマレイン酸、カルボキシメチルセルローズ、
アラビアゴム、ポリアクリル酸などの高分子化合物また
はこれらのアルカリまたはアルカリ土類金属塩。
アラビアゴム、ポリアクリル酸などの高分子化合物また
はこれらのアルカリまたはアルカリ土類金属塩。
更に、公知のキレート化合物、例えば、エチレンジアミ
ン四酢酸ナトリウム、イノジットヘキサリン酸エステル
を使用することもでＳる。
ン四酢酸ナトリウム、イノジットヘキサリン酸エステル
を使用することもでＳる。
また、印刷時に印刷原版に適当な保水性、浸透性、即反
応性を付与するため、エチルアルコール、グリセリン、
イソプロピルアルコール、アミノアルコール、アミノ酸
、トリエチルホスフェートなどの添加剤も使用できる。
応性を付与するため、エチルアルコール、グリセリン、
イソプロピルアルコール、アミノアルコール、アミノ酸
、トリエチルホスフェートなどの添加剤も使用できる。
なお、本発明の不感脂化処理液は、これを水で希釈して
湿し液としても使用できる。
湿し液としても使用できる。
次に本発明の処理液の実施例を示す。
いずれも水で１リツトルとし、１規定苛性ソーダでｐＨ
１２ｇ１整したものである。
１２ｇ１整したものである。
実施例１
ヒドロキシ酢酸 １０ｇ
塩化第二鉄 ２０ｇ
第ニリン酸ナトリウム ５０ｇ
ＰＨを３．０に調整
実施例２
ヒドロキシ酢酸 １０ｇ
硫酸マグネシウム ４０ｇ
Ｎ−β−７ミノエチルエタノールアミン １ｇへキサメ
タリン酸ナトリウム ３５ｇＰＨを５．０に調
整 実施例３ ヒドロキシ酢酸 １５ｇ 塩化マグネシウム ３０ｇ イノジットヘキサリン酸２ｇ 酒石酸カリウム ５０ｇ ＰＨを４．３＋、：ｒＡ整 実施例４ ヒドロキシ酢酸 ２０ｇ硝酸ニッケル
５０ｇエチレンジアミン四酢酸ナ
トリウム ２ｇポリアクリル酸ナトリウム ３５
ｇＰＨを６，０にＩ整 実施例５ ヒドロキシ酢酸 Ｌｏｇ 硝酊コバルト ２０ｇ イノジットヘキサリン酸 ２ｇ 第ユニリン酸ナトリウム ３５ｇ カルボキシメチルセルロース ５ｇ グリセリン ０．１ｇＰＨを４．５に
調整 次に本発明の処理液と比較するための比較液を示す。
タリン酸ナトリウム ３５ｇＰＨを５．０に調
整 実施例３ ヒドロキシ酢酸 １５ｇ 塩化マグネシウム ３０ｇ イノジットヘキサリン酸２ｇ 酒石酸カリウム ５０ｇ ＰＨを４．３＋、：ｒＡ整 実施例４ ヒドロキシ酢酸 ２０ｇ硝酸ニッケル
５０ｇエチレンジアミン四酢酸ナ
トリウム ２ｇポリアクリル酸ナトリウム ３５
ｇＰＨを６，０にＩ整 実施例５ ヒドロキシ酢酸 Ｌｏｇ 硝酊コバルト ２０ｇ イノジットヘキサリン酸 ２ｇ 第ユニリン酸ナトリウム ３５ｇ カルボキシメチルセルロース ５ｇ グリセリン ０．１ｇＰＨを４．５に
調整 次に本発明の処理液と比較するための比較液を示す。
比較例１
ヒドロキシ酢酸 １０ｇ
０ｇ第二リントリウム ３５ｇ
５ｇポリアクリル酸ナトリウム ５ｇ
イソプロピルアルコール ０．１ｇ水で１リツト
ルとし、１規定苛性ソーダでＰＨを５．０に調整 比較例２ 硫酸マグネシウム １０ｇカルボキシ
メチルでルロース ５ｇアチレンジアミン四酢
酸ナトリウム １５ｇ木で１リツトルとし、リン酸で ＰＨを３．５に調整 市販の酸化亜鉛と樹脂からなる電子写真感光材料に常法
により画像を形成後、上記の各処理液で日動エツチング
処理を行い、湿し水に各処理液を水で１０倍に希釈した
ものを用いてオフセット印刷を行った結果を次表に示す
。
ルとし、１規定苛性ソーダでＰＨを５．０に調整 比較例２ 硫酸マグネシウム １０ｇカルボキシ
メチルでルロース ５ｇアチレンジアミン四酢
酸ナトリウム １５ｇ木で１リツトルとし、リン酸で ＰＨを３．５に調整 市販の酸化亜鉛と樹脂からなる電子写真感光材料に常法
により画像を形成後、上記の各処理液で日動エツチング
処理を行い、湿し水に各処理液を水で１０倍に希釈した
ものを用いてオフセット印刷を行った結果を次表に示す
。
印刷原版 崎通信機株式会社製 ニレファックスマスタ
ーＭ、ＬＲ２Ｂ４版 画像形成装置 岩崎通信機株式会社製ニレファックスＰ
Ｍ−３１３ 印刷機 ゲステラトナ−３２９ＦＤ 表中 ■は優、０は良、Ｘは不良を示す。
ーＭ、ＬＲ２Ｂ４版 画像形成装置 岩崎通信機株式会社製ニレファックスＰ
Ｍ−３１３ 印刷機 ゲステラトナ−３２９ＦＤ 表中 ■は優、０は良、Ｘは不良を示す。
なお、実施例工ないし５の処理液を使用した場合、印刷
時の結晶析出がみられず、印刷物は４ケ月経過してもブ
ルーイングの現象はみられなかった。
時の結晶析出がみられず、印刷物は４ケ月経過してもブ
ルーイングの現象はみられなかった。
［発明の効果］
本発明は、安全でかつ不惑脂化力が強く、印刷中の地汚
れが生じないとともに、細かい画線部及び大きな画線部
に対して均一にインキが付着し、また、印刷時にプロセ
ッサー、印刷機、インキローラ、などに結晶物が発生し
ないオフセット印刷用不感脂化処理液が提供できる。
れが生じないとともに、細かい画線部及び大きな画線部
に対して均一にインキが付着し、また、印刷時にプロセ
ッサー、印刷機、インキローラ、などに結晶物が発生し
ないオフセット印刷用不感脂化処理液が提供できる。
Claims (1)
- ヒドロキシ酢酸およびヒドロキシ酢酸とキレート化合物
をつくり、かつ、亜鉛と置換しうる金属の単塩または複
塩とを含む水溶液でＰＨを２．０ないし７．５に調整し
たことを特徴とするオフセット印刷用不感脂化処理液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9389685A JPS61252195A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | オフセツト印刷用不感脂化処理液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9389685A JPS61252195A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | オフセツト印刷用不感脂化処理液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61252195A true JPS61252195A (ja) | 1986-11-10 |
Family
ID=14095243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9389685A Pending JPS61252195A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | オフセツト印刷用不感脂化処理液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61252195A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106585071A (zh) * | 2015-10-14 | 2017-04-26 | 云南卓印科技有限公司 | 一种零醇类平版印刷系统 |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP9389685A patent/JPS61252195A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106585071A (zh) * | 2015-10-14 | 2017-04-26 | 云南卓印科技有限公司 | 一种零醇类平版印刷系统 |
| CN106585071B (zh) * | 2015-10-14 | 2018-04-17 | 云南卓印科技有限公司 | 一种零醇类平版印刷系统 |
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