JPS6125117Y2 - - Google Patents

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JPS6125117Y2
JPS6125117Y2 JP13947584U JP13947584U JPS6125117Y2 JP S6125117 Y2 JPS6125117 Y2 JP S6125117Y2 JP 13947584 U JP13947584 U JP 13947584U JP 13947584 U JP13947584 U JP 13947584U JP S6125117 Y2 JPS6125117 Y2 JP S6125117Y2
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transistor
signal
low
row
node
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は半導体集積回路および特には非選択ロ
ー(row)・ラインを積極的に接地状態に保持し
その結果これに近接する選択ロー・ラインから受
ける蓄電器的カツプリング効果を減少させた半導
体メモリに関する。
背景技術 半導体メモリにおいては、各メモリセルのアク
セスは、アドレス先のメモリセルのアクセストラ
ンジスタをドライブするロー・ラインに、高電圧
レベルを与えることにより行われる。このロー・
ラインはマルチビツトメモリアドレス信号により
ドライブされるデコーダ回路により活性化され
る。アドレスにより選択されたロー・ラインは前
記デコーダ回路により高レベルへとドライブされ
る。これまでは、デコーダによりある1つのロ
ー・ラインが選択されたとき、選択されなかつた
ロー・ラインはフロート状態のままにしておくこ
とが通常であつた。しかしながら近来メモリ回路
が格段に密なものとなつてきているので、近接す
るロー・ライン間により大きい蓄電器的カツプリ
ングが生成する可能性がある。ある1個のロー・
ラインをチヤージまたはデイスチヤージすると
き、近接するフロート状態のロー・ラインにある
程度の電圧が蓄電器的にカツプリングし、このカ
ツプリングした電圧がそのフロート状態のロー・
ラインとメモリセルとを結ぶアクセストランジス
タをオンにすることがある。このようなメモリセ
ルの誤つた活性化はそこに記憶させたデータ状態
を破壊してしまうことがある。最も危険なカツプ
リングは直に隣接するロー・ライン間に起る。こ
うしてこのようなメモリセルは後にアクセスされ
るとそこから誤つたデータが読出されることにな
る。
この問題に鑑みれば、メモリアドレスによつて
選択されたロー・ラインをドライブしてそのロ
ー・ラインを通つてメモリセルへとアクセスする
のと同時に、選択されなかつた近接ロー・ライン
を積極的に接地状態に保持して、非選択ロー・ラ
インが蓄電器的カツプリングによりチヤージされ
ることを防ぐような回路が必要である。
考案の開示 ロー・ラインのアレイをもつ半導体メモリにお
いて、デコーダ回路はメモリ中のロー・ライン各
各についてロー・ドライバ・トランジスタをもつ
ている。アドレス信号を復号し選択されたロー・
ドライバ・トランジスタを導通状態とするそして
選択されたロー・ドライバ・トランジスタに相当
するロー・ラインの両側に近接するロー・ライン
のロー・ドライバ・トランジスタを導通状態とす
る回路手段を設けてある。前記の選択ロー・トラ
ンジスタを通して伝達されその選択ロー・ライン
をチヤージする第1のロー・ライン信号を発生す
る回路手段を設けてある。さらに、前記の近接ロ
ー・ラインのロー・ドライバ・トランジスタを通
して伝達されその近接ローラインを低電圧状態に
積極的に保持する第2のロー・ライン信号を発生
する回路手段を設けてある。
考案を実施するための最良の形態 第1図に本考案によるデコーダ回路を示してあ
る。この回路10は複数個の入力トランジスタ1
4−22から成るデコーダOR回路12を含む。
各入力トランジスタはドレン端子をもち、このド
レン端子はパワー端子24に接続してあり、この
パワー端子はさらにパワー源(Vcc)に接続して
ある。入力トランジスタ14−22上のソース端
子はノード(node)26に接続してある。アド
レスビツトA1−A5はトランジスタ14−22の
ゲート端子に各各加える。
プレチヤージトランジスタ28は、ノード26
に接続したドレン端子と、共通の接地ノード30
に接続したソース端子と、プレチヤージ信号Pを
受取るように接続したゲート端子とをもつ。プレ
チヤージ信号を受取るとトランジスタ28は導通
状態となり、これによつてノード26は接地ノー
ド30へとデイスチヤージされる。プレチヤージ
信号が終了するとトランジスタ28は非導通状態
となり、これによつてノード26は接地ポテンシ
ヤルにおいてフロート状態に置かれる。
ノード26は、共通のノード30に接続したソ
ース端子をもつトランジスタ32のゲート端子に
接続してある。トランジスタ32のドレン端子は
ノード34に接続してある。
プレチヤージトランジスタ36は、ノード34
に接続したソース端子と、パワー端子24に接続
したドレン端子と、プレチヤージ信号Pを受取る
ように接続したゲート端子とをもつ。
ノード34はパストランジスタ38のドレン端
子に接続してあり、そしてパストランジスタ38
のソース端子はノード40にそのゲート端子は信
号CT0を受取るようにライン42に接続してあ
る。
ノード34はさらにトランジスタ44のドレン
端子に接続してあり、そしてトランジスタ44の
ソース端子はノード46にそのゲート端子は信号
CT1を受取るようにライン48に接続してあ
る。
ノード40はロー・ドライバ・トランジスタ5
4のゲート端子に接続してあり、そしてロー・ド
ライバ・トランジスタ54のソース端子はロー・
ライン56にそのドレン端子はロー・ドライバ信
号RD0を受取るライン58に接続してある。ロ
ー・ライン56には、データ状態をビツト・ライ
ン62へとまたはビツト・ライン62から移行さ
せる複数個のメモリセルたとえばセル60が接続
してある。
ノード46はロー・ドライバ・トランジスタ6
4のゲート端子に接続してあり、そしてロー・ド
ライバ・トランジスタ64のソース端子はロー・
ライン66にそのドレン端子はロー・ドライバ信
号RD1を受取るライン68に接続してある。ロ
ー・ライン66には、データ状態をビツト・ライ
ン62へとまたはビツト・ライン62から移行さ
せる複数個のメモリセルたとえばセル67が接続
してある。
半導体メモリ回路内において、回路10はメモ
リ内のロー・ライン対各各について設けてある。
回路10よりも図面上方にある回路に相当するロ
ー・ラインに符号70,72を付してある。回路
10よりも図面下方にある回路に相当するロー・
ライン符号74,76を付してある。ロー・ライ
56,66,70,72,74,76は半導体メ
モリ中でアレイの形に広げられている。密なメモ
リ回路中においては、ロー・ラインは互いに接近
して並べられているので、あるロー・ラインがチ
ヤージまたはデイスチヤージされると、ある程度
の電圧が直に隣接するロー・ラインへと蓄電器的
にカツプリングすることがある。
複数個の回路10をもつ半導体メモリにおいて
は、ロー・ラインのアレイ中の1方の交番する
(1個置きの)ロー・ラインに信号RD0が、そし
て他方の交番する(他方の1個置きの)ロー・ラ
インに信号RD1が連結してある。
第2図にロー・ドライバ信号RD0およびRD1
を発生する回路を示してある。メモリアドレスビ
ツトA0をトランジスタ82のゲート端子に与え
る。トランジスタ82のソース端子はノード84
にドレン端子はパワー端子24に接続してある。
プレチヤージ信号Pをトランジスタ86のゲート
端子に与える。トランジスタ86のソース端子は
共通のノード30にドレン端子はノード84に接
続してある。
プレチヤージ信号Pをトランジスタ88のゲー
ト端子に与える。トランジスタ88のソース端子
はノード90にドレン端子はパワー端子24に接
続してある。
ノード84はトランジスタ92のゲート端子に
接続してある。トランジスタ92のソース端子は
共通のノード30にドレン端子は結合子90に接
続してある。
結合子90はトランジスタ94のゲート端子に
接続してある。トランジスタ94のドレン端子は
ロー・ドライバ・クロツク信号RDを受取るよう
に接続してある。トランジスタ94のソース端子
においてロー・ドライバ信号RD0が発生しライ
ン58を通つて伝達される。
前記したと同様の回路においてアドレスビツト
A0の補数(complement)をトランジスタ96の
入力端子に加える。トランジスタ96のソース端
子はノード98にドレン端子はパワー端子24に
接続してある。プレチヤージ信号Pをトランジス
タ100のゲート端子に与える。トランジスタ1
00のソース端子は共通のノード30に、ドレン
端子はノード98に接続してある。プレチヤージ
信号Pをトランジスタ101のゲート端子にも与
える。トランジスタ101のソース端子はノード
102にドレン端子はパワー端子24に接続して
ある。ノード98はさらにトランジスタ104の
ゲート端子に接続してある。トランジスタ104
のソース端子は共通の接地ノード30にドレン端
子はノード102に接続してある。
ノード102はトランジスタ106のゲート端
子に接続してある。トランジスタ106のソース
端子はライン68にドレン端子はロー・ドライ
バ・クロツク信号RDを受取るように接続してあ
る。トランジスタ106のソース端子においてロ
ー・ドライバ・信号RD1が発生しライン68を
通つて伝達される。
ロー・ドライバ信号RD0およびRD1はトラン
ジスタ108および110によつて交差結合して
ある。トランジスタ108のゲート端子はライン
68にそしてトランジスタ110のゲート端子は
ライン58に接続してある。トランジスタ108
のドレン端子はライン58にそしてトランジスタ
110のドレン端子はライン68に接続してあ
る。トランジスタ108および110のソース端
子はいずれも共通の接地ノード30に接続してあ
る。信号RD0が高電圧レベルであるとき、トラ
ンジスタ110がオンとなりそれによつて信号
RD1は接地に落とされる。同様にして信号RD1
が高電圧レベルであるとき、トランジスタ108
がオンとなりそれによつて信号RD0は接地に落
とされる。すなわち信号RD0またはRD1のいず
れか1方が高レベルにドライブされると他方のロ
ー・ドライバ信号は接地に落とされる。
第3図に示した回路により信号CT0が発生さ
れる。プレチヤージ信号Pをトランジスタ112
のゲート端子に与える。トランジスタ112はソ
ース端子をライン42にドレン端子をパワー端子
24に接続してある。アドレスビツトA0をトラ
ンジスタ114のゲート端子に与える。トランジ
スタ114のソース端子は共通の接地ノード30
にドレン端子はライン42に接続してある。信号
CT0はライン42において発生される。プレチ
ヤージ信号Pが高状態になるとき、トランジスタ
112がオンとなりそれによつてライン42がプ
レチヤージされ信号CT0が高状態にドライブさ
れる。アドレスビツトA0が高状態であるとき、
トランジスタ114がオンとなりそれによつてラ
イン42はデイスチヤージされ信号CT0は低電
圧状態へと落とされる。
第4図に信号CT1を発生する回路を示してあ
る。プレチヤージ信号Pをトランジスタ116の
ゲート端子に与える。トランジスタ116のソー
ス端子はライン48にドレン端子はパワー端子2
4に接続してある。アドレスビツトA0の補数を
トランジスタ118のゲート端子に与える。トラ
ンジスタ118のソース端子は共通の接地ノード
30にドレン端子はライン48に接続してある。
信号CT1はライン48上に発生される。プレチ
ヤージ信号Pが高状態になるとき、トランジスタ
116がオンとなりそれによつてライン48がプ
レチヤージされ信号CT1が高状態にドライブさ
れる。アドレスビツトA0の補数が高電圧レベル
になるとき、トランジスタ118がオンとなりそ
れによつてライン48はデイスチヤージされ信号
CT1は低電圧レベルへと落とされる。
信号RD0およびRD1を発生する回路の作用を
第2図を参照して以下説明する。プレチヤージ信
号Pを受取ると、トランジスタ86,88は導通
状態とされる。ノード84はトランジスタ86に
より接地ポテンシヤルに落とされ、ノード90は
トランジスタ88により高電圧ポテンシヤルにチ
ヤージされる。プレチヤージ信号が低レベルとな
るとき、ノード84はアドレスビツトA0が低レ
ベルでありそしてトランジスタ82がオフである
ので接地ポテンシヤルにおいてフロート状態に置
かれる。プレチヤージ信号が高レベルとなると
き、ノード84の接地ポテンシヤルがトランジス
タ92をオフとするので、ノード90は高ポテン
シヤルにおいてフロート状態に置かれる。
アドレスビツトA0が高レベルとなるとき、ト
ランジスタ82がオンとなりそれによつてノード
84は高ポテンシヤルにチヤージされる。ノード
84がこうしてチヤージされると、トランジスタ
92が導通状態となりノード90がデイスチヤー
ジされトランジスタ94がオフとなる。トランジ
スタ94がオフであると、ロー・ドライバ・クロ
ツク信号RDをライン58へと伝達することはで
きない。
アドレスビツトA0を低レベルで受取るとき、
トランジスタ82は非導通状態に保持されノード
84,90のチヤージ状態は変化しない。トラン
ジスタ94はノード90上の高電圧状態により導
通状態となり、ロー・ドライバ・クロツク信号
RDはライン58に伝達されて信号RD0を発生す
る。
信号RD1は信号RD0と同様にして第2図の下
方半分の回路により発生される。
以上の説明から理解されるように、信号RD0
と信号RD1とはトランジスタ108,110に
より交差結合され、これら信号の1方が高レベル
にドライブされると他方は接地ポテンシヤルに落
とされる。
本発明の回路の作用を第1図を参照して以下説
明する。プレチヤージ信号がトランジスタ28を
オンとしノード26をデイスチヤージする。次い
でこの信号はトランジスタ28をオフとしノード
26を接地ポテンシヤルにおいてフロート状態に
置く。デコーダ回路12はアドレスビツトA1
A5の種類の組合せを受取る。アドレスビツトA1
−A5のいずれか1個でも高レベルになれば、相
当する入力トランジスタがオンとなりそれによつ
てノード26は高電圧状態にチヤージされる。ア
ドレスビツトA1−A5がいずれも高レベルになら
ないとき、ノード26は接地ポテンシヤルに保持
される。
プレチヤージ信号Pはトランジスタ36をオン
としノード34を高電圧状態にプレチヤージす
る。これは各メモリサイクルが開始する前に行わ
れる。アドレスビツトA1−A5がデコーダ回路1
2を選択しないとき、ノード26は高電圧状態に
引上げられトランジスタ32がオンとなりそれに
よつてノード34は接地状態にデイスチヤージさ
れる。こうしてノード34はアドレスビツトA1
−A5がデコーダ12を選択するとき高電圧状態
に保持されるが、これらアドレスビツトがデコー
ダ12を選択しないときデイスチヤージされる。
ノード34がプレチヤージされるとき信号CT
0およびCT1もまた高レベルにプレチヤージさ
れるのでそれによつてパストランジスタ38,4
4がオンとなる。すなわちノード34がチヤージ
されるとノード40,46も同様にチヤージされ
る。結合子40が高電圧状態にあるときトランジ
スタ54が導通状態となり、ノード46が高電圧
状態にあるときトランジスタ64が同様に導通状
態となる。トランジスタ54,64がオンとなる
とき、相当するロー・ドライブ信号RD0および
RD1はロー・ドライバ・トランジスタによりロ
ー・ライン56,66へと各各カツプリングされ
る。
信号CT0またはCT1はノード34がデイスチ
ヤージされうるより前に低電圧状態へとドライブ
される。トランジスタ114または118は、ア
ドレスビツトA0またはその補数が1スレツシヨ
ールド電圧レベルに達するとき、導通状態とな
る。しかしノード34は、アドレスビツトA1
A5の1つが少くとも2スレツシヨールド電圧に
まで上つて初めてデイスチヤージされる。その入
力トランジスタの1個をオンとするのに1スレツ
シヨールド電圧が必要でありそしてトランジスタ
32をオンとするのにノード26を少なくとも1
スレツシヨールド電圧にまでドライブすることが
必要であるためである。こうしてトランジスタ3
8,44はいずれもノード34がデイスチヤージ
されうるより前にオフとされる。
アドレスビツトA0は信号RD0と信号RD1との
どちらが高電圧状態にドライブされるかを決め
る。この高電圧状態はロー・ライン56または6
6の1方を高状態にチヤージしてそれによりロ
ー・ラインに連結されたメモリ−セルをアクセス
することに役立つ。ロー・ドライバ信号の1方が
選択されて高状態にドライブされるとき、他方の
ロー・ドライバ信号は接地状態に落とされ、この
接地状態が導通状態のロー・ドライバ・トランジ
スタを通つて相当するロー・ラインへと伝達さ
れ、それによつてそのロー・ラインを接地状態に
保持する。このようにして接地状態に保持されて
いるロー・ラインに対しては、蓄電器的にカツプ
リングするチヤージがあつても、そのチヤージは
接地へとデイスチヤージされる。
第1図を参照して記憶サイクルシーケンスを説
明する。最初にノード34をトランジスタ36に
より高電圧状態にチヤージする。このとき信号
CT0およびCT1は高レベルにありそれによつて
トランジスタ38および44をオンとしこれがノ
ード40および46を高レベルにプレチヤージす
ることに役立つ。この作用はメモリ中のすべての
ロー・ライン対について行われる。すなわち同じ
作用がデコーダ回路(図示してない)のためにロ
ー・ライン70および72およびロー・ライン7
4および76について行われている。
前記のようにしてノード26,34,40,4
2,46,48,84,90,98,102をプ
レチヤージした後にアドレスビツトA0を低状態
で受取ると、次の作用が起る。第2図においてノ
ード84は接地状態にあるのでトランジスタ92
は普通状態でなくそしてノード90は高のままで
ある。制御信号RDが高となると、信号RD0は信
号RDの高に従う。トランジスタ94が導通状態
であるからである。ビツトA0が低であるとビツ
ト0は高であり従つてノード98がトランジス
タ96により高とされる。これによつてトランジ
スタ104がオンとなりノード102がデイスチ
ヤージされてトランジスタ106がオフとなる。
トランジスタ106がオフであると、信号RD1
は信号RDの高に従わない。さらに、信号RD0が
高となるとき、トランジスタ110を通る導通の
ために、信号RD1は接地状態に保持される。
第3図においてビツトA0が低であるとき、信
号CT0は高のままである。第4図においてビツ
ト0が高であるとき、信号CT1は速やかに接地
にデイスチヤージされる。信号CT1はビツト0
が1スレツシヨールド電圧に達すると接地にデイ
スチヤージされる。このとき残りのアドレスビツ
トは接地状態のままである(第1図)かまたは1
スレツシヨールド電圧であるにすぎない。すなわ
ちノード26は立上り始めたばかりでありトラン
ジスタ32は未だ導通状態となつていない。アド
レスビツトA1−A5の1個または複数個が高とな
つたとしても、信号CT1はノード34がデイス
チヤージされるよりも早くデイスチヤージされる
ので、結合子46は高レベルのままで遊離する。
ノード46が高のままで置かれると、トランジス
タ64は導通状態でありロー・ライン66からノ
ード68への導通路を与える。信号A0が低であ
るとき信号RD1は接地状態に保持されるので、
ロー・ライン66には積極的なホールドダウンが
が与えられる。さらに、ノード68には交番ロ
ー・ラインもすべて連結されているので、相当す
る交番ロー・ラインのすべてが接地状態に保持さ
れる。信号A0が低である場合、ロー・ライン6
6に加えてロー・ライン72および76が接地状
態に保持される。選択されたロー・ラインは、そ
れがどこにあるにしても、いずれも接地状態に保
持された2個のロー・ライン間にあるに違いな
い。
第1図に戻つて、アドレスビツトA1−A5のい
ずれも高とならないとき、ノード26は接地状態
のままであり従つてトランジスタ32はオフのま
ままである。従つてノード34は高のままであり
ノード40も高のままである。ここで信号RD0
が高となると、トランジスタ54は導通状態とな
り、ロー・ライン56は信号RD0の高に従う。
これが選択されたローの場合に相当する。他方、
アドレスビツトA1−A5の1個または複数個が高
となるとき、ノード26は高電圧状態にドライブ
されそしてトランジスタ32はノード34をデイ
スチヤージする。信号CT0は高のままであるの
で結合子40もまたデイスチヤージされ従つてト
ランジスタ54は導通状態でない。信号RD0が
高となると、ロー・ライン56は接地状態に保持
されるというのではなくむしろフロート状態にあ
るのであるが接地状態のままである。
こうしてアドレスビツトのいずれの組合せに対
しても、メモリ回路中のロー・ラインの1/2は積
極的に接地状態に保持されることがわかる。これ
は選択されたロー・ラインの両側のロー・ライン
について行われる。
第1図においては、デイスチヤージノード34
を選択するためにメモリアドレスのアドレスビツ
ト5個を使い、また残りのアドレスビツトA0
ロー・ライン56または66の1方を選択するた
めに使つている。1組のロー・ラインの中の1個
のロー・ラインを選択するためにアドレスビツト
何個を使おうとも、それは本考案の技術範囲に属
する。たとえば1組のロー・ラインの中から選択
するためにアドレスビツト2個を使うのであれ
ば、その1組にはロー・ライン4個を含めること
ができそして少くともロー・ラインに隣接するロ
ー・ラインは接地状態に落とされる。
以上本考案をその1実施態様について添付の図
面を参照しつつ詳細に説明したが、本考案は決し
てこの実施態様にのみ限られるものではなく、種
種の変化変形を本考案の技術範囲内にあるものと
して含むものである。
【図面の簡単な説明】
本考案およびその利点のより完全な理解のため
に、添付の図面に関連して以下説明する。第1図
は半導体メモリ中の選択ロー・ラインを活性化し
非選択ロー・ラインの数個(近接ロー・ラインを
含む)を接地状態に保持するデコーダ回路の線図
的説明図である。第2図は第1図の回路で使う信
号RD0および信号RD1を発生する回路の線図的
説明図である。第3図は第1図の回路で使う信号
CT0を発生する回路の線図的説明図である。第
4図は第1図の回路で使う信号CT1を発生する
回路の線図的説明図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ロー・ラインのアレイをもつ半導体メモリに
    おける、 ロー・ラインの各各に対するロー・ドライ
    バ・トランジスタと、 アドレス信号を復号してロー・ドライバ・ト
    ランジスタの選択された1個を導通状態とする
    復号手段と、 前記アドレス信号に応答して、前記の選択さ
    れたロー・ドライバ・トランジスタの両側にあ
    るロー・ドライバ・トランジスタを含むように
    前記アレイ中のロー・ドライバ・トランジスタ
    を1つおきに導通状態とする手段と、 前記アドレス信号に応答して、前記の選択ロ
    ー・ドライバ・トランジスタを通して伝達され
    その選択ロー・ラインをチヤージする第1のロ
    ー・ドライバ信号を発生する手段と、 前記アドレス信号に応答して、前記の1つお
    きのロー・ドライバ・トランジスタを通して伝
    達されこれに連結されているロー・ラインを低
    電圧状態に積極的に保持する第2のロー・ドラ
    イバ信号を発生する手段と、 から成る、デコーダ回路。 (2) 復号手段として、 ORゲートであつて、アドレスビツトから選
    択された第1のセツトのアドレスビツトを各各
    受取るように連結した複数個の入力端子をも
    ち、そしてこのORゲートが前記アドレスビツ
    ト第1セツトにより選択されなかつたときには
    高電圧状態にドライブされそしてこのORゲー
    トが前記アドレスビツト第1セツトにより選択
    されたときには低電圧状態に保持される出力端
    子をもつ、ORゲートと、 入力端子と出力端子とをもち、その入力端子
    を前記ORゲートの出力端子に接続してあるイ
    ンバータと、 前記インバータの出力端子と相当するロー・
    ドライバ・トランジスタとに接続してある、ロ
    ー・ドライバ・トランジスタ各各用のパストラ
    ンジスタと、 第2のセツトのアドレスビツトを復号して、
    このアドレスビツト第2セツトにより選択され
    たロー・ドライバ・トランジスタに連結してあ
    るパストランジスタを導通状態とするアドレス
    ビツト第2セツト復号手段と、 から成るものを含む前項(1)に記載のデコーダ回
    路。 (3) 導通状態手段として、 前記ロー・ドライバ・トランジスタのゲート
    端子の各各を高電圧状態にプレチヤージする手
    段と、 前記アドレス信号に応答して、このアドレス
    信号により選択されたロー・ドライバ・トラン
    ジスタの両側にあるロー・ドライバ・トランジ
    スタを含むように前記アレイ中のロー・ドライ
    バ・トランジスタを1つおきにゲート端子上高
    圧状態からトラツプする手段と、 から成るものを含む前項(1)に記載のデコーダ回
    路。
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