JPS6125106A - 屈折率分布形ロツドレンズ体およびその製造方法 - Google Patents

屈折率分布形ロツドレンズ体およびその製造方法

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JPS6125106A
JPS6125106A JP14593984A JP14593984A JPS6125106A JP S6125106 A JPS6125106 A JP S6125106A JP 14593984 A JP14593984 A JP 14593984A JP 14593984 A JP14593984 A JP 14593984A JP S6125106 A JPS6125106 A JP S6125106A
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JP
Japan
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axis
rod lens
refractive index
glass plate
lens body
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Pending
Application number
JP14593984A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sakai
裕之 坂井
Yoshiyuki Asahara
浅原 慶之
Shigeaki Omi
成明 近江
Seiichi Aragaki
新垣 誠一
Shin Nakayama
伸 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光伝送用ファイバーと半導体レーザー光源
との光結合等に使用する高開口の屈折率分布形[1ラド
レンズ体およびその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 光フアイバー通信システムにおける光ビーム制御技術の
一つとして光源である半導体レーザー(+−D )や発
光ダイオード(+−E D )の出力光を、伝送路であ
る光ファイバーに効率良く結合させる光源−光フアイバ
ー結合技術は、光通信の信頼性を向上させる上で重要な
技術である。一般には光源からの出力光をレンズ等の光
学素子を用いて集束し光ファイバーへの結合効率を高め
る構成が考えられ、光学素子としては球レンズや屈折率
分布形ロッドレンズあるいは平板上に形成された半球状
の平板マイクロレンズ等が用いられて来ている。
ところで、これらの光学素子のうち、従来の屈折率分布
型ローラドレンズは、T72等の高屈折イオンを含有す
る円柱状のガラス板表面を高温で溶融塩槽内に浸漬する
ことによってガラスロンド内の高屈折イオンをロッド外
に拡散させる方法で作製されている。この方法で作製さ
れたロッドレンズ1の屈折率分布は、第1図内6に示す
ように中心からの距離とともに減少する分布で、はぼ次
式に従った分布となる。
n (r)’ =no2 (1−G’ r2”)−・・
−・(11しかし屈折率差は最大O,Oa程度であって
0.1を越えることはない。このためレンズの開[]数
は0.6を最高にして通常は0.35 = 0.46で
あって半導体レーザーからの光放出角の50〜60°(
HAo、11〜0.87 )を補正するには小さすぎる
という問題点があった。
一方、平板ガラス上に形成されたマイクロレンズは、第
2図−第4図式B)に示すようにガラス基板2上にフA
トリソゲラフイーの手法によって円形の開口部3aを有
するマスク3を形成し、この開口部3aを通してガラス
基板2内にドーパントイオンを選択的に注入し、レンズ
作用を持つ三次元分布屈折率形(jN4図四〇)の半球
状レンズ部゛分4とすることで作製できることが知られ
ている。
このように基板表面からのドーパントイオンの拡散移入
によって得られるマイクロレンズ体は、中心部と周辺部
の屈折率差が0.2前後と大きいものの、単レンズとし
ての開口数は最大0.30程度であって、2個以上組合
わせない限り0.5を越えることはなく、このマイクロ
レンズにあっても前記と同様に半導一体レーザーからの
光放出角の補正用等としては開口数が小さすぎるという
問題点があった。
[発明の目的1 この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、表面からのイオン拡散移入法によるとガラス
体内に比較的屈折率差の大きいレンズ作用部分が得られ
ることを利用して開口数の大きな屈折率分布形ロッドレ
ンズ体を製造する方法および当該レンズ体を提供するこ
とを目的としている。
[問題点を解決するための手段] この発明はガラス板の表面上の直線を軸とし、この軸に
直交する面内で当該軸からそのガラス板内にとった径の
増加にしたがって屈折率が減少する半円柱状レンズ部分
を有する当該ガラス板の2枚を、前記直線を互いに一致
させて対接し、この一致させた直線を光軸とすることを
特徴としている。
またこのようなロッドレンズ体の製造方法としてガラス
板の表面にスリット状の開口部を有するマスクを付けた
のち、これを^屈折率を生ずるイオンを含む溶g&塩中
に浸漬し、開口部を通じて当該イオンをガラス板内に拡
散し、ガラス板表面におけるスリット状開口部の中心部
直線を軸としてこの軸に直交する面内で当該軸からガラ
ス板内にとった径の増加にしたがって屈折率が減少する
半円柱状のレンズ部分を形成し、この半円柱状レンズ部
分を有するガラス板の2枚を当該軸のそれぞれを一致さ
せて対接し、この一致させた軸を光軸とするロッドレン
ズ体を成形することも特徴としている。
以下、この発明を第5図以下の図面を参照して゛具体的
に説明する。
屈折率分布形ロッドレンズ体の構成を、その製造法とと
もに説明すると、まず第5図に示すようにガラス板5の
表面に所要幅のスリット状の開口al16aを有するマ
スク6を付着させる。マスク6はイオンに対して不透性
のTi膜等を用いて形成する。次いでこれをTll、A
Q等の高屈折をもたらすイオンの硝酸塩、硫酸塩あるい
はこれらの塩とアルカリイオンの塩との混合物からなる
溶融塩に浸漬し、開口部6aを通じてガラス基板5内に
イオンを拡散させる。この拡散処理によりスリット(開
口部6a)の中心にそった直線7を軸としてこれと直交
する方向にとった距離とともに放射状に変化する屈折率
分布を有する細長い半円柱状のレンズ部分8aを形成す
ることができる。拡散分布は直線軸7を中心として放射
状に減少することとなり、第5図に示す2方向とX方向
はほぼ第4図式6と類似の屈折率分布を有するが直線軸
7にそっては屈折率は変化しない。拡散処理ののち、マ
スク6を除去し、第6図に示すように、第5図のレンズ
体8aの一対を互いに直線軸7が一致するように半円柱
状のレンズ部分8aの面を重ね合せることによって第7
図に示すようなロッドレンズ体8を作製することができ
る。
この9ラドレンズ体8の屈折率分布は、第8図に示すよ
うに2方向とX方向とがほぼ類似し、直線軸7を中心と
した回転対称の屈折率分布となり、直線軸7を光軸とす
る屈折率分布形ロッドレンズ体8を形成することができ
る。
[発明の効果] このようにして得られたロッドレンズは、表面からのイ
オン拡散移入法によって得られるレンズ体の特徴である
高屈折率差をそのまま利用できるので開口数の極めて大
きなロッドレンズとすることができる。したがって半導
体レーザーや発光ダイオードの出力光を伝送路である光
ファイバーに効率良く結合させるための光学系素子等と
して極めて有用なロッドレンズを提供することができる
また直線軸に直交する面内で適宜に切断するこによって
、レンズ長の調整も自由になるばかりか、屈折率分布形
ロッドレンズを使用して分波器やスターカプラーを作成
する際にも、ロッドレンズそのものを切断する必要はな
く、あらかじめ半円柱状のレンズ体の時点でその端面に
所要の表面加工を施すことによってその後の加工工程を
はふくことができる。このように極めて取扱い易いロッ
ドレンズを提供することができる。
[実施例1] TiF6と称される光学ガラス(1,1%でP2O54
7,9%、N820 19.8%、Aj22033.7
%、K207.7%、TiO215,4%、その他1.
6%)からなる20x 20x 5 amのガラス板の
表面に0.2mm幅のスリット状開口部を有する厚さ2
μ−のTi躾のマスクを着けた。次いでこれを40Ag
N0360KNO3(重量%)の混塩を350℃に加熱
した溶融塩中に浸漬し、48時間処理した。
このあとその表面を研磨し、Ti1lを除去した結果、
9半径が0.56a+mの半円柱状のレンズ部分を有す
るガラス板を得た。この板を形成された半円柱レンズの
軸に垂直に切断した後、そのうちの2枚 4゜を、その
半円柱レンズの軸が一致するように第6図に示す如く重
ね合せた。この結果得られたロッド状のレンズ体は、円
柱軸を光軸とした場合、前記1式の屈折率分布に従って
近似すれば0の値はほぼ1.0mm−1で、開口数は0
.9以−ヒであった。2[実施例2] 前記と同様のTiF6と称する光学ガラスからなる20
X 20X 5 Imのガラス板の表面に0.35gn
の幅のスリット状開口部を設けた厚さ2μmの「i膜マ
スクを形成したのち、これを実施例1と同様の条件C処
理して作られた屈折率分布形ロッド状レンズ体は、半径
が0.60++nで1式に従ったレンズ特性はQ値が0
.88−1−1で、開口数は0.9以上であった。
なお、上記各実施例におけるロッド状レンズ体の製造工
程においてマスク側を陽極に、反対側を陰極にして直流
電界を印加すれば、イオンの拡散を速めて屈折率分布の
改良に効果のあることは云。
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図向は従来のロッドレンズを示す斜視図、第1図6
は同上ロッドレンズの屈折率分布を示す特性図、第2図
は従来の半球状平板マイクロレンズの製造法を示す斜視
図、第3図は同上平板マイクロレンズの縦断面図、第4
図式6は同上平板マイクロレンズの屈折率分布を示す特
性図、第5図〜第8図t/JBIはこの発明に係る屈折
率分布形ロッドレンズ体の実施例を示すもので、第5図
は製造]〕程においてガラス板上にマスクを付けた状態
を示す斜視図、第6図は半円柱状のレンズ部分を有する
ガラス板の2枚を対接することによってロッドレンズ体
を作製した状態を示す斜視図、第7図はロッドレンズ体
の斜視図、第8図(ホ)(13)は同上ロッドレンズ体
の屈折率分布を示す特性図である。 5・・・ガラス板、6・・・マスク、6a・・・スリッ
ト状の間口部、7・・・半円柱状レンズ部分の円柱中心
軸、8・・・ロッドレンズ体、8a・・・半円柱状レン
ズ部分出 願 人  株式会社 保谷硝子 式  理  人     朝  倉  正  幸第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガラス板の表面上の直線を軸とし、この軸に直交す
    る面内で当該軸からガラス板内にとった径の増加にした
    がって屈折率が減少する半円柱状レンズ部分を有する当
    該ガラス板の2枚を、前記直線を互いに一致させて対接
    し、この一致させた直線を光軸とすることを特徴とする
    屈折率分布形ロッドレンズ体。 2 ガラス板の表面にスリット状の開口部を有するマス
    クを付けたのち、これを高屈折率を生ずるイオンを含む
    溶融塩中に浸漬し、前記開口部を通じて当該高屈折率を
    生ずるイオンをガラス板内に拡散し、該ガラス板表面に
    おける前記スリット状開口部の中心直線を軸としてこの
    軸に直交する面内で当該軸からガラス板内にとった径の
    増加にしたがって屈折率が減少する半円柱状レンズ部分
    を形成し、この半円柱状レンズ部分を有するガラス板の
    2枚を、当該軸のそれぞれを互いに一致させて対接し、
    この一致させた軸を光軸とするロッドレンズ体を形成す
    ることを特徴とする屈折率分布形ロッドレンズ体の製造
    方法。 3 半円柱状レンズ部分を有するガラス板の2枚は、半
    円柱状レンズ部分を有する単一のガラス板を軸にほぼ直
    交する面方向に切断して2枚としたものである特許請求
    の範囲第2項記載の屈折率分布形ロッドレンズ体の製造
    方法。
JP14593984A 1984-07-16 1984-07-16 屈折率分布形ロツドレンズ体およびその製造方法 Pending JPS6125106A (ja)

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JPS6125106A true JPS6125106A (ja) 1986-02-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132201A (ja) * 1982-02-01 1983-08-06 Nippon Sheet Glass Co Ltd 平面レンズ及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132201A (ja) * 1982-02-01 1983-08-06 Nippon Sheet Glass Co Ltd 平面レンズ及びその製造方法

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