JPS61250348A - ロ−タリピストンエンジンのサイドハウジング - Google Patents
ロ−タリピストンエンジンのサイドハウジングInfo
- Publication number
- JPS61250348A JPS61250348A JP9096885A JP9096885A JPS61250348A JP S61250348 A JPS61250348 A JP S61250348A JP 9096885 A JP9096885 A JP 9096885A JP 9096885 A JP9096885 A JP 9096885A JP S61250348 A JPS61250348 A JP S61250348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding surface
- main body
- constituent material
- aluminum alloy
- side housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B55/00—Internal-combustion aspects of rotary pistons; Outer members for co-operation with rotary pistons
- F02B55/08—Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はロータリピストンエンジンのサイドハウジング
に関するものである。
に関するものである。
(従来技術)
ロータリピストンエンジンにおいては、ロータが収納さ
れるケーシングが、ロータハウジングと一対のサイドハ
ウジングとにより構成されている。そして、近時は、軽
量化等のためこのケーシングを、アルミニウム合金によ
り形成することが考えられている。
れるケーシングが、ロータハウジングと一対のサイドハ
ウジングとにより構成されている。そして、近時は、軽
量化等のためこのケーシングを、アルミニウム合金によ
り形成することが考えられている。
このようなケーシングのうち、サイドハウジングは、ロ
ータに対向するその内側面が、ロータに設けたシール部
材が摺動する摺動面を構成する関係上、当該内側面に耐
摩耗性が要求される。このため従来は、アルミニウム合
金そのものでは十分な耐摩耗性が得られないので、アル
ミニウム合金からなるサイドハウジング本体の上記内側
面に対して実公昭46−20083号公報に開示されて
いるようなMoあるいは0.8C−Fe等の耐摩耗性に
優れた金属を溶射して、この溶射により得られたコーテ
ィング層を摺動面とするようにしていた。
ータに対向するその内側面が、ロータに設けたシール部
材が摺動する摺動面を構成する関係上、当該内側面に耐
摩耗性が要求される。このため従来は、アルミニウム合
金そのものでは十分な耐摩耗性が得られないので、アル
ミニウム合金からなるサイドハウジング本体の上記内側
面に対して実公昭46−20083号公報に開示されて
いるようなMoあるいは0.8C−Fe等の耐摩耗性に
優れた金属を溶射して、この溶射により得られたコーテ
ィング層を摺動面とするようにしていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来のものでは、アルミニウム合金
からなる本体と、この本体の内側面に溶射されることに
よりなるコーティング層との密着強度が十分でなく、こ
のコーティング層が剥離し易く、耐久佳の点で問題があ
った。
からなる本体と、この本体の内側面に溶射されることに
よりなるコーティング層との密着強度が十分でなく、こ
のコーティング層が剥離し易く、耐久佳の点で問題があ
った。
したがって、本発明の目的は、アルミニウム合金からな
るサイドハウジング本体の内側面に対して、長期の使用
に渡っても同等支承のない耐久性に優れた耐摩耗性を有
するロータリピストンエンジンのサイドハウジングを提
供することにある。
るサイドハウジング本体の内側面に対して、長期の使用
に渡っても同等支承のない耐久性に優れた耐摩耗性を有
するロータリピストンエンジンのサイドハウジングを提
供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため1本発明にあっては、次のような構成としで
ある。すなわち、ロータに対向する内側面に、該ロータ
に設けたシール部材が摺動される摺動面を有するロータ
リピストンエンジンのサイドハウジングにおいて、アル
ミニウム合金により形成され、前記摺動面に相当する部
分が凹部として形成された本体と、耐摩耗性に優れかつ
前記本体を構成するアルミニウム合金よりも熱膨張係数
の小さいアルミニウム複合材により形成され、前記凹部
に嵌合された摺動面構成材と、 からなり、前記本体と摺動面構成材とは、前記内側面に
露出する部分で互いに溶融接合されると共に、残りの部
分で拡散接合されている、ような構成としである。
成するため1本発明にあっては、次のような構成としで
ある。すなわち、ロータに対向する内側面に、該ロータ
に設けたシール部材が摺動される摺動面を有するロータ
リピストンエンジンのサイドハウジングにおいて、アル
ミニウム合金により形成され、前記摺動面に相当する部
分が凹部として形成された本体と、耐摩耗性に優れかつ
前記本体を構成するアルミニウム合金よりも熱膨張係数
の小さいアルミニウム複合材により形成され、前記凹部
に嵌合された摺動面構成材と、 からなり、前記本体と摺動面構成材とは、前記内側面に
露出する部分で互いに溶融接合されると共に、残りの部
分で拡散接合されている、ような構成としである。
このように、サイドハウジングの摺動面を構成する摺動
面構成材は、本体に対して嵌合関係を有するので、シー
ル部材が摺動することに伴う外力すなわち摺動面を掃過
するような外力に対して機械的に十分に対抗する他、溶
融接合と拡散接合とにより本体に対して接合されている
ので、全体として本体と摺動面構成材とが強固に一体化
される。
面構成材は、本体に対して嵌合関係を有するので、シー
ル部材が摺動することに伴う外力すなわち摺動面を掃過
するような外力に対して機械的に十分に対抗する他、溶
融接合と拡散接合とにより本体に対して接合されている
ので、全体として本体と摺動面構成材とが強固に一体化
される。
また、複雑な形状をした本体はアルミニウム合金で形成
するので、この本体を鋳造により製造す ′ることに格
別の支承もない。
するので、この本体を鋳造により製造す ′ることに格
別の支承もない。
さらに、サイドハウジングは、かなりの高熱を受けるこ
とになるが、熱膨張係数を摺動面構成材の方が本体より
も小さくしであるので、この摺動面構成材が本体の外周
囲より圧縮されるような熱応力を受けること、すなわち
摺動面構成材がロータ側へ向けて凸となるようなことは
なく、シール部材が摺動する摺動面を平担面なものに維
持できて、シール性の上でも同等支承のないものとなる
。
とになるが、熱膨張係数を摺動面構成材の方が本体より
も小さくしであるので、この摺動面構成材が本体の外周
囲より圧縮されるような熱応力を受けること、すなわち
摺動面構成材がロータ側へ向けて凸となるようなことは
なく、シール部材が摺動する摺動面を平担面なものに維
持できて、シール性の上でも同等支承のないものとなる
。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
。
。
第1図。第2図において、サイドハウジングSは1本体
lと摺動面構成材2とから構成されている。この本体l
は、アルミニウム合金により鋳造されており、出力軸の
挿通口3.ウォータジャケット4、吸気ボート5が形成
されている。このような本体1には、本発明ではさらに
、ロータ(2点鎖線で示す)に対向するその内側面1a
部分において、当該ロータに設けたシール部材(図示略
)の摺動面となる位置に対応させて、前記挿通口3を取
り巻く環状の凹部6が形成されている。なお、この凹部
6の深さは、2mm前後とされている。
lと摺動面構成材2とから構成されている。この本体l
は、アルミニウム合金により鋳造されており、出力軸の
挿通口3.ウォータジャケット4、吸気ボート5が形成
されている。このような本体1には、本発明ではさらに
、ロータ(2点鎖線で示す)に対向するその内側面1a
部分において、当該ロータに設けたシール部材(図示略
)の摺動面となる位置に対応させて、前記挿通口3を取
り巻く環状の凹部6が形成されている。なお、この凹部
6の深さは、2mm前後とされている。
前記摺動面構成材2は、第3図に示すように、前記凹部
6の形状に対応した形状に形成されて、当該凹部6に嵌
合されている。この摺動面構成材2は、凹部2の深さと
同一の厚さの平板状とされ、その板面には、四部2に嵌
合された状態で本体1の吸気ポート5に相当する位置に
、当該吸気ボート5と連通ずる吸気ポート7が形成され
ている。このような摺動面構成材2は、耐摩耗性に優れ
たアルミニウム複合材、例えばアルシル合金やSiCを
主成分とするセラミックの粉末や繊維を含有するものに
より形成され、その熱膨張係数は、本体lを構成するア
ルミニウム合金の熱膨張係数よりも小さいものが選択さ
れている。勿論、この摺動面構成材2のうち、内側面l
a側に露出した面が、ロータに設けたシール部材の摺動
面2aを構成するものである。 □ 前述のような本体lと摺動面構成材2とは、その嵌合部
位のうち内側面1aに露出した部分、すなわち摺動面構
成材2の内外周全周縁部分において溶融接合(溶接)さ
れ、この溶融接合部分を第1図、第2図符号αで示しで
ある。また、この溶融接合部分α以外の他の部分、特に
凹部6の底面すなわち摺動面構成材2の摺動面2aとは
反対側の裏面2b部分が、互いに拡散接合され、この拡
散接合部分を第1図、第2図符号βで示しである。
6の形状に対応した形状に形成されて、当該凹部6に嵌
合されている。この摺動面構成材2は、凹部2の深さと
同一の厚さの平板状とされ、その板面には、四部2に嵌
合された状態で本体1の吸気ポート5に相当する位置に
、当該吸気ボート5と連通ずる吸気ポート7が形成され
ている。このような摺動面構成材2は、耐摩耗性に優れ
たアルミニウム複合材、例えばアルシル合金やSiCを
主成分とするセラミックの粉末や繊維を含有するものに
より形成され、その熱膨張係数は、本体lを構成するア
ルミニウム合金の熱膨張係数よりも小さいものが選択さ
れている。勿論、この摺動面構成材2のうち、内側面l
a側に露出した面が、ロータに設けたシール部材の摺動
面2aを構成するものである。 □ 前述のような本体lと摺動面構成材2とは、その嵌合部
位のうち内側面1aに露出した部分、すなわち摺動面構
成材2の内外周全周縁部分において溶融接合(溶接)さ
れ、この溶融接合部分を第1図、第2図符号αで示しで
ある。また、この溶融接合部分α以外の他の部分、特に
凹部6の底面すなわち摺動面構成材2の摺動面2aとは
反対側の裏面2b部分が、互いに拡散接合され、この拡
散接合部分を第1図、第2図符号βで示しである。
次に、上述したようなサイドハウジングSを得る一方法
例について、第4図〜第8図を参照しつつ説明する。な
お、第4図〜第7図は第2図矢印X部分に相当する部分
を簡略して示し、また第8図は全体的な工程順を示して
いる。
例について、第4図〜第8図を参照しつつ説明する。な
お、第4図〜第7図は第2図矢印X部分に相当する部分
を簡略して示し、また第8図は全体的な工程順を示して
いる。
先ず、第4図において、本体1は、アルミニウム合金を
鋳造することにより所定形状の素材として形成され(工
程11)、その内側面1aに対して、機械加工により凹
部6が形成される(工程12)、このような本体1の製
造と並行して、アルミニウム複合材により凹部6の深さ
と同一の厚さとされた平板状の素材(工程13)を、上
記凹部6の形状と合同な形状に機械加工することにより
、摺動面構成材2が形成される。
鋳造することにより所定形状の素材として形成され(工
程11)、その内側面1aに対して、機械加工により凹
部6が形成される(工程12)、このような本体1の製
造と並行して、アルミニウム複合材により凹部6の深さ
と同一の厚さとされた平板状の素材(工程13)を、上
記凹部6の形状と合同な形状に機械加工することにより
、摺動面構成材2が形成される。
前述のように形成された本体lと摺動面構成材2とは、
アルカリ溶剤中に浸漬した状態で超音波が加えられるこ
とによりその表面が洗浄されて、酸化物、汚れが除去さ
れる(工程15)。
アルカリ溶剤中に浸漬した状態で超音波が加えられるこ
とによりその表面が洗浄されて、酸化物、汚れが除去さ
れる(工程15)。
この後、第5図に示すように、本体lの凹部6に対して
、摺動面構成材2が嵌合される(工程16)、このとき
、摺動面構成材2を軽く押圧することにより、凹部6に
摺動面構成材2がきっちりと嵌合するような寸法関係と
なるように、前工程12.14での加工が行われている
。
、摺動面構成材2が嵌合される(工程16)、このとき
、摺動面構成材2を軽く押圧することにより、凹部6に
摺動面構成材2がきっちりと嵌合するような寸法関係と
なるように、前工程12.14での加工が行われている
。
上記のような嵌合間係とされた本体1と摺動面構成材2
とは、その合せ部のうち外部に露出する部分、すなわち
摺動面構成材2の外周部分に形成される本体lと摺動面
構成材2との微少間隙のうち、本体lの内側面la側に
開口する部分全周囲が、ビーム溶接すなわち溶融接合さ
れる(工程17)。このビーム溶接は、非酸化雰囲気中
、例えば真空状態あるいは不活性ガス雰囲気下で、第6
図に示すように、例えば電子ビーム溶接あるいはレーザ
ビーム溶接などのビーム溶接機8によって、ビーム状と
された高密度エネルギを溶接すべき箇所にのみ集中させ
ることにより行われる。このようにビーム溶接された溶
融接合部を第6図生得号αで示すが、この溶融接合部α
によって、本体1と摺動面構成材2との嵌合部位間に形
成される空間(微少隙間)が、外気に対して完全に遮断
(密封)された一種の封孔処理がなされることになる。
とは、その合せ部のうち外部に露出する部分、すなわち
摺動面構成材2の外周部分に形成される本体lと摺動面
構成材2との微少間隙のうち、本体lの内側面la側に
開口する部分全周囲が、ビーム溶接すなわち溶融接合さ
れる(工程17)。このビーム溶接は、非酸化雰囲気中
、例えば真空状態あるいは不活性ガス雰囲気下で、第6
図に示すように、例えば電子ビーム溶接あるいはレーザ
ビーム溶接などのビーム溶接機8によって、ビーム状と
された高密度エネルギを溶接すべき箇所にのみ集中させ
ることにより行われる。このようにビーム溶接された溶
融接合部を第6図生得号αで示すが、この溶融接合部α
によって、本体1と摺動面構成材2との嵌合部位間に形
成される空間(微少隙間)が、外気に対して完全に遮断
(密封)された一種の封孔処理がなされることになる。
上記ビーム溶接後は、本体lと摺動面構成材2とを、少
くともその嵌合方向(第4図〜第7図上下方向)の押圧
力を加えつつ加熱することにより、本体lと摺動面構成
材2とが拡散接合され(工程18)、この拡散接合部を
第7図生得号βで示しである。この拡散接合は、例えば
HIP処理により、すなわち、密閉容器内に、ビーム溶
接された本体1と摺動面構成材2とを収納して、この密
閉容器内に加圧ガスを供給しつつ加熱することにより行
われる。このように、HIP処理を行えば、摺動面構成
材2が全体的に均一な圧力で本体lに対して加圧される
ので、拡散接合を良好に行う点で好ましいものとなる。
くともその嵌合方向(第4図〜第7図上下方向)の押圧
力を加えつつ加熱することにより、本体lと摺動面構成
材2とが拡散接合され(工程18)、この拡散接合部を
第7図生得号βで示しである。この拡散接合は、例えば
HIP処理により、すなわち、密閉容器内に、ビーム溶
接された本体1と摺動面構成材2とを収納して、この密
閉容器内に加圧ガスを供給しつつ加熱することにより行
われる。このように、HIP処理を行えば、摺動面構成
材2が全体的に均一な圧力で本体lに対して加圧される
ので、拡散接合を良好に行う点で好ましいものとなる。
なお、この拡散接合は、主として四部6の底面すなわち
摺動面構成材2の裏面2aに相当する部分で行われる。
摺動面構成材2の裏面2aに相当する部分で行われる。
HIP処理の条件としては、加熱温度450〜550℃
、加熱保持時間30分〜3時間および圧力°200〜1
500Kgf/cm2の範囲が好ましい。
、加熱保持時間30分〜3時間および圧力°200〜1
500Kgf/cm2の範囲が好ましい。
この後は、アルミニウム合金製の機械的構造品に対して
一般に行われている硬化処理、すなわちT6処理を行っ
た後(工程19)、摺動面構成材2が露出する側の本体
lの内側面1aを、所望の寸法に機械仕上げ加工すれば
(工程20)、最終製品としてのサイドハウジングSが
得られる。なお、上記仕上げ加工の際、本体lに対して
は通常の切削により容易に加工し得、また摺動面構成材
2に対しては研削を行うようにすればよい。
一般に行われている硬化処理、すなわちT6処理を行っ
た後(工程19)、摺動面構成材2が露出する側の本体
lの内側面1aを、所望の寸法に機械仕上げ加工すれば
(工程20)、最終製品としてのサイドハウジングSが
得られる。なお、上記仕上げ加工の際、本体lに対して
は通常の切削により容易に加工し得、また摺動面構成材
2に対しては研削を行うようにすればよい。
ここで、上述した方法により得られた本発明にヨルサイ
ドハウジングSについての具体的製造例、および実際の
ロータリピストンエンジンに組込んで行った実機テスト
について、以下に詳述することとする。試験条件は次の
とおりである。
ドハウジングSについての具体的製造例、および実際の
ロータリピストンエンジンに組込んで行った実機テスト
について、以下に詳述することとする。試験条件は次の
とおりである。
■製造例の条件
(1)本体l
材質: AC4A
:熱膨張率21〜23X10/’0
形状:第1図、第2図に示すとおり。
(2)摺動面構成材?
材質:アルジル合金(A390)
熱膨張率17〜18X10/”0
(組成:5i16〜18%、Cu4〜
5%、Mn0.1%、Mg0.45
〜0.65%、Zn0.1%、Ti
062%、残部Al)
形状:第3図に示すとおりであり、その長径りは250
mm、短径文は193 mm、厚さ2mmである。
mm、短径文は193 mm、厚さ2mmである。
′(3)凹部6
外周形状および深さは摺動面構成材2の外周形状および
厚さに対応。
厚さに対応。
(0工程15(洗浄)
弱アルカリ洗浄液中で、超音波を加えながら10分洗浄
。
。
(5)工程17(溶融接合)
ビーム溶接により行う。
非酸化雰囲気:真空状態(5X 10−2Torr)ビ
ーム溶接 :電子ビーム溶接で、加速電圧60KV、ビ
ーム電流16m A、溶接速度1.0m/分 (8)工程18(拡散接合) HIP処理により行う。
ーム溶接 :電子ビーム溶接で、加速電圧60KV、ビ
ーム電流16m A、溶接速度1.0m/分 (8)工程18(拡散接合) HIP処理により行う。
雰 囲 −気:Arガス
保温温度、 時間=500℃×1時間
保 持 圧 カニ 1000kgf/ cm2
処理パターン:昇温先行型 (7)工程19(硬化処理) T6処理により行う。
処理パターン:昇温先行型 (7)工程19(硬化処理) T6処理により行う。
溶体化 :500℃×3時間
(水焼入れ)
焼もどし:180℃×6時間
(空冷)
以上のような条件により、工程19(T6処理)後のも
のを調べたところ、本体1および摺動面構成材3に対し
て「ひび」や「割れ」は同等発生しないことを確認した
。
のを調べたところ、本体1および摺動面構成材3に対し
て「ひび」や「割れ」は同等発生しないことを確認した
。
■実機テスト
上記製造条件Iで製造されたサイドハウジングSを、実
際にロータリピストンエンジンに組込んで、次のような
順序での運転を1サイクルとし、これを5oooサイク
ル行った。
際にロータリピストンエンジンに組込んで、次のような
順序での運転を1サイクルとし、これを5oooサイク
ル行った。
(1)1500rpmの無負荷運転を20秒。
(2)アクセル全開、全負荷、7000rpmでの運転
を85秒。
を85秒。
(3)アクセル全開、無負荷、1500rpmを20秒
。
。
上述の実機テストの結果でも、本体lや摺動面構成材2
の「ひび」や「割れ」は勿論のこと、本体1からの摺動
面構成材2の剥離、さらには摺動面構成材2(の摺動面
2a)に対するひっかき傷等は生ぜず、圧縮比のダウン
も無かった。
の「ひび」や「割れ」は勿論のこと、本体1からの摺動
面構成材2の剥離、さらには摺動面構成材2(の摺動面
2a)に対するひっかき傷等は生ぜず、圧縮比のダウン
も無かった。
以上のことは、摺動面構成材2として、30重量%S
1−AfL合金複合材および15容量%5iC8!維−
A立複合材(熱膨張率:14〜15×10/℃)を使用
して行った場合にも同様であった。なお、このような摺
動面構成材2を形成する上記アルミニウム複合材は、本
体lを構成して機械的構造品用として一般的なアルミニ
ウム合金であるAC4Aに比して、熱膨張係数も小さく
、かつ十分な耐摩耗性を有するものである。すなわち、
同一条件下での摩耗量で比較するならば、アルミニウム
合金としてのAC4AあるいはAC8Aなどの摩耗量(
摩耗深さ)に比して、上述したアルミニウム複合材の摩
耗量は174〜1/7と小さいものである。
1−AfL合金複合材および15容量%5iC8!維−
A立複合材(熱膨張率:14〜15×10/℃)を使用
して行った場合にも同様であった。なお、このような摺
動面構成材2を形成する上記アルミニウム複合材は、本
体lを構成して機械的構造品用として一般的なアルミニ
ウム合金であるAC4Aに比して、熱膨張係数も小さく
、かつ十分な耐摩耗性を有するものである。すなわち、
同一条件下での摩耗量で比較するならば、アルミニウム
合金としてのAC4AあるいはAC8Aなどの摩耗量(
摩耗深さ)に比して、上述したアルミニウム複合材の摩
耗量は174〜1/7と小さいものである。
(発明の効果)
本発明は以上述べたことから明らかなように、全体的に
軽量化を得つつ、良好かつ耐久性あるシール部材用摺動
面を備えたサイドハウジングを得ることができ、このサ
イドハウジングのアルミニウム化を促進する上で極めて
効果的である。
軽量化を得つつ、良好かつ耐久性あるシール部材用摺動
面を備えたサイドハウジングを得ることができ、このサ
イドハウジングのアルミニウム化を促進する上で極めて
効果的である。
第1図は本発明によるサイドハウジングの一例を示す正
面図。 第2図は第1図■−■線断面図。 第3図は第1図、第2図に用いた摺動面構成材の正面図
。 第4図〜第7図は本発明によるサイドハウジングの一製
造例をにおける主要工程での断面図。 第8図は本発明によるサイドハウジングの一製造例にお
ける工程順を示す全体ブロック図。 S:サイドハウジング α:溶融接合 β:拡散接合 に本体 la:内側面 2:摺動面構成材 2a:摺動面 6:凹部 〜 の1 沫 ; 〜 第4図 第5図 第8図
面図。 第2図は第1図■−■線断面図。 第3図は第1図、第2図に用いた摺動面構成材の正面図
。 第4図〜第7図は本発明によるサイドハウジングの一製
造例をにおける主要工程での断面図。 第8図は本発明によるサイドハウジングの一製造例にお
ける工程順を示す全体ブロック図。 S:サイドハウジング α:溶融接合 β:拡散接合 に本体 la:内側面 2:摺動面構成材 2a:摺動面 6:凹部 〜 の1 沫 ; 〜 第4図 第5図 第8図
Claims (1)
- (1)ロータに対向する内側面に、該ロータに設けたシ
ール部材が摺動される摺動面を有するロータリピストン
エンジンのサイドハウジングにおいて、アルミニウム合
金により形成され、前記摺動面に相当する部分が凹部と
して形成された本体と、耐摩耗性に優れかつ前記本体を
構成するアルミニウム合金よりも熱膨張係数の小さいア
ルミニウム複合材により形成され、前記凹部に嵌合され
た摺動面構成材と、 からなり、前記本体と摺動面構成材とは、前記内側面に
露出する部分で互いに溶融接合されると共に、残りの部
分で拡散接合されている、 ことを特徴とするロータリピストンエンジンのサイドハ
ウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9096885A JPS61250348A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | ロ−タリピストンエンジンのサイドハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9096885A JPS61250348A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | ロ−タリピストンエンジンのサイドハウジング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61250348A true JPS61250348A (ja) | 1986-11-07 |
Family
ID=14013295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9096885A Pending JPS61250348A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | ロ−タリピストンエンジンのサイドハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61250348A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2017101231C4 (en) * | 2016-08-22 | 2019-06-13 | Billet Inco Pty Ltd | A Rotary Engine with Wear Plate |
AU2017218976B2 (en) * | 2016-08-22 | 2019-11-14 | Billet Inco Pty Ltd | A Rotary Engine with Wear Plate |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP9096885A patent/JPS61250348A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2017101231C4 (en) * | 2016-08-22 | 2019-06-13 | Billet Inco Pty Ltd | A Rotary Engine with Wear Plate |
AU2017218976B2 (en) * | 2016-08-22 | 2019-11-14 | Billet Inco Pty Ltd | A Rotary Engine with Wear Plate |
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