JPS61249659A - 焼結鋳造法 - Google Patents

焼結鋳造法

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Publication number
JPS61249659A
JPS61249659A JP8898485A JP8898485A JPS61249659A JP S61249659 A JPS61249659 A JP S61249659A JP 8898485 A JP8898485 A JP 8898485A JP 8898485 A JP8898485 A JP 8898485A JP S61249659 A JPS61249659 A JP S61249659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stock
cylinder
sintering
fixed
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP8898485A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaro Hosoyama
細山 吉太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruyama Manufacturing Co Ltd
Maruyama Seisakusho KK
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Ltd
Maruyama Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Maruyama Manufacturing Co Ltd, Maruyama Seisakusho KK filed Critical Maruyama Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8898485A priority Critical patent/JPS61249659A/ja
Publication of JPS61249659A publication Critical patent/JPS61249659A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3−1  産業上の利用分野 この発明は、焼結前の粉末合成材を適量に配合したもの
を、分離しない程度4:接着剤により紙もしくは薄板状
の金属tIi、C所望の厚さに定着させて一個の素材を
形成し、この素材を鋳造すべき所望製品の鋳型内側面C
;設定した後、当該製品となるべき液体(湯)の鋳型へ
の注入で、この湯の温度により素材を、鋳造製品の内側
もしくは外側の所望個所に一体的C:焼結して耐摩耗材
を容易に付着可能とした焼結鋳造法に係るものである。
3−2 従来の技術 所望の鋳造製品たとえばエンジンのシリンダー内壁面の
摩耗を防ぐ手段の一つとして、シリンダー内壁面にスリ
ーブを圧入・密着するか、もしくは硬質のクロームメッ
キを施しているが、スリーブの圧入・密着の際には、ス
リーブが破損し、またはシリンダー内壁面C:よく密着
させる操作C二難渋するのが通例であり、さらに密着し
たか否の確認も殆ど不可能な現況にして利用者にとって
は甚だ不安であり、他方硬質のりa−ムメツキの使用C
:際しては高価であり、しかもピストンの変型なる往復
動による摺接で、部分的に剥離する惧れもあり、常時、
均一なメッキ層を保持することが困難である。また、他
の鋳造製品たとえば青銅製のプロペラにあっては、摩耗
の著しい先端の外周面に、その他の部分C二おける材質
よりも硬質な耐摩粒材たとえば硬質クロームを付着させ
ているが、青銅自体の高価に加えて硬質クロームを付着
することでさらに価格の高騰を招来することは明らかに
して利用者にとっては経済的に多大の負担となり、なお
、耐摩耗材の鋳造製品への定着に際しては、まづ製品の
鋳造を行なった後、定着という全く異なる工程の採用を
余儀なくされ、従って加工工程も煩雑である等の欠点を
有している。
3−3  本件発明が解決しようとする問題点この発明
は耐摩耗材定着時の鋳造製品ζ;おける欠点を是正する
意図のもとこ、焼結前の粉末合成材の適量に配合したも
のを、分離しない程度に接着剤により紙もしくは薄板状
の金属板に所定の厚さに定看させて一個の素材を形成し
、この素材を、鋳造すべき所望製品の鋳型内側面に設定
した後、当該製品となるべき液体(湯)の鋳型への注入
で、この湯の温度により素材を、鋳造製品の内側もしく
は外側の所望個所に一体的に焼結させて所望個所での摩
耗を防止する一方、焼結・鋳造の作業を同時に行なうこ
とで鋳造製品のより能率的な製造をなし、併せて製品価
格の徒らな高騰を招来することのない焼結鋳造法を提供
しようとするものである。
3−4  実施例 以下第1図ないし第3図についてこの発明の実施例を述
べるに、焼結前のアルミニウム、カーボン、銅、錫等の
ような粉末を適量に配合して粉末合成材aを生成し、こ
の粉末合成材Gが分離しない程度に接着剤を以て結合し
たものを、紙もしくは薄板状の金属板すに所望の厚さt
(通常0.5ないし0.7−程度が好適であるカミ、必
要に応じてそれより厚く、もしくは薄くしてもよいう 
)に定着して一個の素材1を形成する。
しかしてこの素材lを第1実施例としてたとえばシリン
ダーの内壁面に結合・一体化してピストン(図示しない
)の摺接による摩耗を防ぐ場合、予め規定されたシリン
ダーの内径di二対応する直径をもった中子2に素材1
を、粉末合成材6が外側になるように巻付けて一定位置
に接着剤を以て定着させ、ついでこの粉末合成材Gと鋳
型M11壁面との間にシリンダーの胴部の厚さに相当す
る。
だけの空所Cを存在させる。なお、湯の注入後における
収縮皺を考慮してこの空所Cの寸法を決定しておく。こ
の準備終了後、シリンダーの材料たとえば鉄の液体即ち
湯を空所Cに注入するとき、湯の温度によりこの素材1
が加熱され、しかしてこの湯の温度降下に伴う冷却・凝
固で空所Cには固体化したシリンダーの内壁面【二素材
lが焼結された状態下において定看され、中子2を取除
いたとき、耐摩耗材が内壁面に付着され、しかもシリン
ダー目体、鋳造により成形されるので、焼結と鋳造の異
なる二種類の作業が同時に行われることになり、極めて
能率的な手段が得られる。
また第2実施例として漁船、水中翼船等に広汎に利用さ
れているプロペラの先端における周縁(:耐摩耗材を付
与する場合、第3因にみるようC;、プロペラの形態を
なせる鋳型M、内でプロペラ先端に対応する位置に、銅
、錫を主成分として配合した素材lをビンもしくは接着
剤を以て定着する一方、鋳造すべきプロペラ形態の空所
lを前記鋳型間、内に形成し、ついで鉄の湯を空所!に
注入するとき、前述と同様に湯の温度により素材lが加
熱され、しかして湯の冷却・凝固C二伴い空所!と同形
態のプロペラ先端に素材lが焼結されて一体に結合し、
耐摩耗材としての機能を果たすことになる。よってこの
場合、鋳、!M、の空所声、に鉄の湯を注入することで
特に摩耗の著しい先端部のみに耐摩耗材を付着可能にし
てプロペラ全体を青銅製としなくとも、少量の耐摩耗材
を以てプロペラ全体としての性能を充分に発揮し得るし
、また従来の製品に比し著しく低廉に製作し得て経済的
でもある。この場合においても焼結と鋳造の異なる二種
類の作業を同時に遂行できて従来の工種時に比し作業能
率を大巾に同上できる。図中3は中子である。
3−5  効果 この発明によれば鋳造製品の内側もしくは外側の所望個
所への耐摩耗材の形成に際し、鋳型内における空所への
湯の注入で、焼結前の粉末合成材を紙もしくは金属板に
定着・形成せる素材を、所望の鋳造製品に容易かつ迅速
・確実に焼結させると共に、鋳造をも同時に行なって製
品が得られるので、従来における焼結と鋳造とを別個に
行なっていた手法に比し、その作業能率な大巾に増進し
得ることは勿論、所望の鋳造製品の製作手段においても
特に複雑化する惧れもないので、価格の高騰化を招来す
ることなく、利用者に対し経済的に多大の負担を与えな
いと共に、プロペラのように必要部分のみに耐摩耗材を
付着することで、全体に耐摩耗材を使用する必要もなく
、しかも本来の機能を光分ζ;発揮できるので利用者C
;とっては好都合である等の特徴を有するものである。
以上はシリンダー、プロペラを例として説明したが、之
に限らず、軸受、回転軸、カム等積々の部材に適用し得
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明を実施するための説明図にして、第1図
は素材の要部縦断面図、第2図は素材の鋳造製品への内
側に定着する第1実施例の要部縦断面図、第3図は素材
の゛鋳造製品への外側に定着する第2実施例の要部平面
図である。 M、、M、  ・・・・・鋳型、   ・・・・・粉末
合成材、b・・・・・紙もしくは金属板、  l・・・
・・素材、  2.3・・・・・中子 昭和60年ゲ月コ4日 発明者 細 山 吉太部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焼結前の粉末合成材を適量に配合したものを分離
    しない程度に紙もしくは薄板状の金属板に定着させて素
    材となし、該素材を鋳型内側に設定した後、鋳型への湯
    の注入で素材を鋳造製品の所望個所に焼結させるように
    したことを特徴とする焼結鋳造法
  2. (2)素材は鋳造製品の内周面または外周面の全てもし
    くは一部に焼結されるようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の焼結鋳造法
JP8898485A 1985-04-26 1985-04-26 焼結鋳造法 Pending JPS61249659A (ja)

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JP8898485A JPS61249659A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 焼結鋳造法

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JPS61249659A true JPS61249659A (ja) 1986-11-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06220506A (ja) * 1993-01-21 1994-08-09 Agency Of Ind Science & Technol 焼結を伴う鋳造による材料改質方法、及び鋳造材料

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497300A (ja) * 1972-05-29 1974-01-22
JPS4927500A (ja) * 1972-07-10 1974-03-11

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497300A (ja) * 1972-05-29 1974-01-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06220506A (ja) * 1993-01-21 1994-08-09 Agency Of Ind Science & Technol 焼結を伴う鋳造による材料改質方法、及び鋳造材料

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