JPS61249422A - トイレ - Google Patents
トイレInfo
- Publication number
- JPS61249422A JPS61249422A JP9208885A JP9208885A JPS61249422A JP S61249422 A JPS61249422 A JP S61249422A JP 9208885 A JP9208885 A JP 9208885A JP 9208885 A JP9208885 A JP 9208885A JP S61249422 A JPS61249422 A JP S61249422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet tank
- toilet
- sphere
- tank
- shutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Non-Flushing Toilets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、便槽内に球体を内設し、便槽の汚物の増加
に伴い便槽の取入口を閉塞するようにしたトイレに関す
る。
に伴い便槽の取入口を閉塞するようにしたトイレに関す
る。
(従来の技術および問題点)
一般に、トイレの便槽は固定式のもので、仮設的なトイ
レであっても仮設期間中は上部を開放した便槽が固定的
に設けられている。
レであっても仮設期間中は上部を開放した便槽が固定的
に設けられている。
水洗トイレのように便器と便槽が離れていて、パイプで
連絡している構造のものは、トイレ内への悪臭の拡散が
無いが、便器の直下に便槽のある構造のものは、便所内
へ悪臭が拡散する欠点がある。
連絡している構造のものは、トイレ内への悪臭の拡散が
無いが、便器の直下に便槽のある構造のものは、便所内
へ悪臭が拡散する欠点がある。
この問題を解決するため便槽に換気扇を設けるなどして
いるが完全でなく、周辺に臭気が広がって近所の居住者
に迷惑をかけている。
いるが完全でなく、周辺に臭気が広がって近所の居住者
に迷惑をかけている。
一方、便槽内の汚物の汲取は、汲取量などにより行われ
ており、汲取作業時の悪臭に共なう環境汚染の問題はも
ちろんのこと、積雪地等における交通の困難性や汚物の
凍結による汲取不能の問題、汲取量が少ないにもかかわ
らず遠距離運搬しなければならない遠隔地などの運搬能
率の悪さの問題、また市街地であっても、タイミングが
悪く便槽があふれそうになるなど、便槽の容量と汲取量
の運搬能率との関係で種々の問題をかかえている。
ており、汲取作業時の悪臭に共なう環境汚染の問題はも
ちろんのこと、積雪地等における交通の困難性や汚物の
凍結による汲取不能の問題、汲取量が少ないにもかかわ
らず遠距離運搬しなければならない遠隔地などの運搬能
率の悪さの問題、また市街地であっても、タイミングが
悪く便槽があふれそうになるなど、便槽の容量と汲取量
の運搬能率との関係で種々の問題をかかえている。
また、特に仮設式のトイレにあっては、便槽内の臭気が
外部に漏れ易いなどの問題があるとともに、仮設式のた
め便槽の容量が小さく、汲取量などにより汲取りを行う
のも煩雑であり容易に便槽が交換できる構造のトイレの
出現が要請されている。
外部に漏れ易いなどの問題があるとともに、仮設式のた
め便槽の容量が小さく、汲取量などにより汲取りを行う
のも煩雑であり容易に便槽が交換できる構造のトイレの
出現が要請されている。
そこで、この発明は、上記の問題点を解決するものであ
り、汚物の貯蔵量に融通性をもたせ、取扱いにおいて衛
生的かつ作業性を向上しうるカートリッジ式の便槽を用
いたトイレを提供することを目的とする。
り、汚物の貯蔵量に融通性をもたせ、取扱いにおいて衛
生的かつ作業性を向上しうるカートリッジ式の便槽を用
いたトイレを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段および作用)第1図に示
すように、便器の直下に位置する便槽20に水に浮く球
体48を内設したことを特徴とする。したがって、放尿
や数便により大小便が便槽20内に落下すると、球体4
8に衝突し、これに伴い球体48が回転し大小便が汚物
内に収納される。一方、汚物の量が増加するのに伴い球
体48が上昇し便槽20の取入口20aが閉塞される。
すように、便器の直下に位置する便槽20に水に浮く球
体48を内設したことを特徴とする。したがって、放尿
や数便により大小便が便槽20内に落下すると、球体4
8に衝突し、これに伴い球体48が回転し大小便が汚物
内に収納される。一方、汚物の量が増加するのに伴い球
体48が上昇し便槽20の取入口20aが閉塞される。
(実施例)
以下この発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
する。
第3図は仮設式のトイレを示す。
全体符号10は仮設式のトイレである。このトイレ10
は、内部に便器12等を有するボックス16が、ボック
ス16の下方に一定の空間18を確保し、この空間18
内に便槽20が装脱可能に設けられている。
は、内部に便器12等を有するボックス16が、ボック
ス16の下方に一定の空間18を確保し、この空間18
内に便槽20が装脱可能に設けられている。
第4図はトイレ10の部分断面図である。前記ボックス
16は入口に開閉ドア14が設けられ、内部には大小便
兼用の便器12を支持すべく段差を有する床板22が、
ボックス16の奥部の内壁面16aにヒンジ24により
揺動自在にヒンジ装着されている。一方、ボックス16
の出入口側の床板22の端縁が、ボックス16の出入口
側の壁面16bの内側から突出°する突板26に、スプ
リング28などの弾性部材を介して支持さ屯ている。
16は入口に開閉ドア14が設けられ、内部には大小便
兼用の便器12を支持すべく段差を有する床板22が、
ボックス16の奥部の内壁面16aにヒンジ24により
揺動自在にヒンジ装着されている。一方、ボックス16
の出入口側の床板22の端縁が、ボックス16の出入口
側の壁面16bの内側から突出°する突板26に、スプ
リング28などの弾性部材を介して支持さ屯ている。
前記床板22に支持された便器12の排出口12aに対
応して、ボックス16の底板3oに透孔32が設けられ
ている。そして、透孔32の直下に便槽20が設けられ
、この便槽2oの取入口20aが便器12の排出口12
aに対応している。
応して、ボックス16の底板3oに透孔32が設けられ
ている。そして、透孔32の直下に便槽20が設けられ
、この便槽2oの取入口20aが便器12の排出口12
aに対応している。
また、ボックス16の底板3o下面の透孔32の外周部
にベローズ状の弾力性を有する受は口34が設けられて
いる。受は口34の上端縁が底板3゜に密着・固定され
、下端縁にはリング伏に重り36が設けられている。こ
の重り36は変形可能であり、内部の中空部には液体ま
たは粉体が充埋されている。このため、重り36が便槽
20の取入口20a外周の肩部58に密着する。
にベローズ状の弾力性を有する受は口34が設けられて
いる。受は口34の上端縁が底板3゜に密着・固定され
、下端縁にはリング伏に重り36が設けられている。こ
の重り36は変形可能であり、内部の中空部には液体ま
たは粉体が充埋されている。このため、重り36が便槽
20の取入口20a外周の肩部58に密着する。
前記透孔32にはシャッター機構が設けられている。透
孔32に位置するシャッター38は、前記揺動自在の床
板22が用便者の自重で沈んだ際に、その沈み込みを感
知するセンサにより連動し、開閉するように構成されて
いる。
孔32に位置するシャッター38は、前記揺動自在の床
板22が用便者の自重で沈んだ際に、その沈み込みを感
知するセンサにより連動し、開閉するように構成されて
いる。
第1図は前記便槽の縦断面図を示し、第2図は便槽の取
入口部分の部分断面図を示す。便槽20は全体がほぼ円
柱状に形成されている。便槽20の底面50中央には凹
部52が形成されるとともに、周縁部に段差部54が形
成されている。また、周側面上部に、軸線方向内側に突
出する凹溝56が周設されている。一方、便槽20上面
の肩部58は軸線方向に上昇するテーパ状に形成され、
また肩部58外周端縁には上方へ伸びる突条58aが形
成されている。したがって、便槽20を重ねた場合には
、下方に位置する便槽20の突条58aが上方に位置す
る便槽20の段差部54に係合するとともに、下方の便
槽20の取入口20aが上方の便槽20の底面50凹部
52に対応位置する。
入口部分の部分断面図を示す。便槽20は全体がほぼ円
柱状に形成されている。便槽20の底面50中央には凹
部52が形成されるとともに、周縁部に段差部54が形
成されている。また、周側面上部に、軸線方向内側に突
出する凹溝56が周設されている。一方、便槽20上面
の肩部58は軸線方向に上昇するテーパ状に形成され、
また肩部58外周端縁には上方へ伸びる突条58aが形
成されている。したがって、便槽20を重ねた場合には
、下方に位置する便槽20の突条58aが上方に位置す
る便槽20の段差部54に係合するとともに、下方の便
槽20の取入口20aが上方の便槽20の底面50凹部
52に対応位置する。
このため、便槽20は積み上げが容易であり、崩れるこ
ともない。また、凹溝56は便槽2oを扱う場合の取手
の役割をはたす。
ともない。また、凹溝56は便槽2oを扱う場合の取手
の役割をはたす。
便槽20の取入口20aの周縁部60は、第2図に示す
ように、肩部58の中央の開口20Aから垂直に起立壁
60aが形成され、この起立壁60aに続いて外周方向
に上昇するテーパ面60bが、さらに続いて下方外方向
に降下する下降壁60c、この下降壁60cに続いて軸
線方向に反り返る湾部60dがそれぞれ形成されている
。
ように、肩部58の中央の開口20Aから垂直に起立壁
60aが形成され、この起立壁60aに続いて外周方向
に上昇するテーパ面60bが、さらに続いて下方外方向
に降下する下降壁60c、この下降壁60cに続いて軸
線方向に反り返る湾部60dがそれぞれ形成されている
。
また、キャップ64の周縁部66は便槽2oの取入口6
0aの周縁部60に嵌合すべく形成されている。キャッ
プ64は、便槽20周縁部60のテーパ面60bに沿っ
て中心に向かって低く傾斜し、中心に上方に突出する取
手64aが形成されている。そして、キャップ64の周
縁部66は、便槽20周縁部60のテーパ面60b、下
降壁60cに倣って形成されるとともに、湾部60dに
倣ってくぼみ部66aが、さらにくぼみ部66aに続い
て外方向へ向い流出部66bが形成されている。
0aの周縁部60に嵌合すべく形成されている。キャッ
プ64は、便槽20周縁部60のテーパ面60bに沿っ
て中心に向かって低く傾斜し、中心に上方に突出する取
手64aが形成されている。そして、キャップ64の周
縁部66は、便槽20周縁部60のテーパ面60b、下
降壁60cに倣って形成されるとともに、湾部60dに
倣ってくぼみ部66aが、さらにくぼみ部66aに続い
て外方向へ向い流出部66bが形成されている。
また、流出部66b先端は便槽20の肩部58に圧接さ
れている。したがって、便槽20およびキャップ64の
それぞれの周縁部60.66が弾発力を有し、キャップ
64の周縁1部66のくぼみ部66aが便槽20の周縁
部60の湾部60d上端に係合するとともに、キャンプ
64の周縁部66の流出部66b先端が便槽20の肩部
58に圧接しているため、便槽20の運搬中にも便槽2
0内の臭気や汚物が漏れ出ることがない。また、万一汚
物が漏れたとしても、突条58aで受は止めることがで
きる。
れている。したがって、便槽20およびキャップ64の
それぞれの周縁部60.66が弾発力を有し、キャップ
64の周縁1部66のくぼみ部66aが便槽20の周縁
部60の湾部60d上端に係合するとともに、キャンプ
64の周縁部66の流出部66b先端が便槽20の肩部
58に圧接しているため、便槽20の運搬中にも便槽2
0内の臭気や汚物が漏れ出ることがない。また、万一汚
物が漏れたとしても、突条58aで受は止めることがで
きる。
次に、空気の比重より大きな比重の気体を封入した便槽
20について説明する。これは、便槽20に封入した気
体により、便槽20内に収納された汚物から発生する悪
臭の拡散を防止しようとするものである。
20について説明する。これは、便槽20に封入した気
体により、便槽20内に収納された汚物から発生する悪
臭の拡散を防止しようとするものである。
便槽20に封入する、空気の比重より大きな比重の気体
としては、人体に対し無害であるとともに拡散性の小さ
なものが好適であり、例えば二酸化炭素および塩素など
が挙げられる。しかし、便槽20へ封入する気体は、単
体で用いるよりも複数の気体を用いた方がよく、この場
合便槽20内に気体を層状に存在させると、便槽20内
の汚物から発生する臭気を一層効果的に抑えることが可
能となる。
としては、人体に対し無害であるとともに拡散性の小さ
なものが好適であり、例えば二酸化炭素および塩素など
が挙げられる。しかし、便槽20へ封入する気体は、単
体で用いるよりも複数の気体を用いた方がよく、この場
合便槽20内に気体を層状に存在させると、便槽20内
の汚物から発生する臭気を一層効果的に抑えることが可
能となる。
例えば、便槽20に封入する気体として、二酸化炭素と
塩素を9=1の割合で封入したものが好適である。この
場合、塩素の比重が二酸化炭素に比べて大きいため、汚
物を収納した場合には、汚物表面に塩素が、その塩素の
上に二酸化炭素の層が存在する。そのため、塩素が便槽
20の取入口20aから外部に拡散することもなく、ま
た塩素は毒性があるため姐の発生やハエの侵入を防止す
ることも可能である。
塩素を9=1の割合で封入したものが好適である。この
場合、塩素の比重が二酸化炭素に比べて大きいため、汚
物を収納した場合には、汚物表面に塩素が、その塩素の
上に二酸化炭素の層が存在する。そのため、塩素が便槽
20の取入口20aから外部に拡散することもなく、ま
た塩素は毒性があるため姐の発生やハエの侵入を防止す
ることも可能である。
また、上記二酸化炭素と塩素を封入した便槽20を、第
3図に示すようにボックス16下方の空間に配置した場
合には、便槽2oの側方空間を受は口34で遮断すると
ともに、便槽20の取入口20a直上の透孔32をシャ
ッター38で閉鎖しているため、不使用状態では便槽2
0内の二酸化炭素が漏れ出ることがない。また、使用時
にシャッター38が開放しても、塩素や二酸化炭素に遮
ぎられて臭気があまり感じられないとともに、短時間で
もあり二酸化炭素がボックス16内に拡散することもほ
とんどない。さらに、便槽20内の汚物の量が増加する
にしたがって、余分な二酸化炭素が外部に押し出される
が、人体に無害であるため特lに問題はない。また、塩
素は比重が大きいとともkこ、上方に二酸化炭素の層が
存在するため最後まで便槽20内に残る。
3図に示すようにボックス16下方の空間に配置した場
合には、便槽2oの側方空間を受は口34で遮断すると
ともに、便槽20の取入口20a直上の透孔32をシャ
ッター38で閉鎖しているため、不使用状態では便槽2
0内の二酸化炭素が漏れ出ることがない。また、使用時
にシャッター38が開放しても、塩素や二酸化炭素に遮
ぎられて臭気があまり感じられないとともに、短時間で
もあり二酸化炭素がボックス16内に拡散することもほ
とんどない。さらに、便槽20内の汚物の量が増加する
にしたがって、余分な二酸化炭素が外部に押し出される
が、人体に無害であるため特lに問題はない。また、塩
素は比重が大きいとともkこ、上方に二酸化炭素の層が
存在するため最後まで便槽20内に残る。
続いて、便槽20内へ水に浮く球体48を内設したもの
について説明する。
について説明する。
前記のように構成された便槽20内に、防水性かつ弾力
性を有する材質で球状に形成するとともに、内部に空気
を充填した球体48が内設されている。
性を有する材質で球状に形成するとともに、内部に空気
を充填した球体48が内設されている。
ここで、第3図および第4図に示すように、ボックス1
6下方の空間18に球体48を内設した便槽20を配置
する。そして、用便者の放尿や数便により大小便が便槽
20内に落下すると、この大小便が球体48に衝突し、
これに伴い球体48が回転し、球体48に衝突あるいは
付着した大小便が汚物内に収納され、汚物の跳ね返りが
ない。
6下方の空間18に球体48を内設した便槽20を配置
する。そして、用便者の放尿や数便により大小便が便槽
20内に落下すると、この大小便が球体48に衝突し、
これに伴い球体48が回転し、球体48に衝突あるいは
付着した大小便が汚物内に収納され、汚物の跳ね返りが
ない。
また、汚物は液体状のものが多いため、大小便が球体4
8に衝突あるいは付着しても球体48が容易に浮き沈み
、あるいは回転をし、球体48外表面に汚物がこびり付
くこともない。このため、球体48の直径は、好適には
、球体48が便槽20の内側面に接した際に、この接し
た部分の対向部分が便槽20の取入口20aを塞ぐ(第
5図参照)ようにするのがよい。すなわち、便槽20の
内側面から取入口20aの反対端部までの長さlよりも
球体48の直径mが大きいこと(m>1)が望ましい。
8に衝突あるいは付着しても球体48が容易に浮き沈み
、あるいは回転をし、球体48外表面に汚物がこびり付
くこともない。このため、球体48の直径は、好適には
、球体48が便槽20の内側面に接した際に、この接し
た部分の対向部分が便槽20の取入口20aを塞ぐ(第
5図参照)ようにするのがよい。すなわち、便槽20の
内側面から取入口20aの反対端部までの長さlよりも
球体48の直径mが大きいこと(m>1)が望ましい。
さらに、球体48は、便槽20内の汚物の増加に伴って
上昇する。この場合、便槽20の肩部58が中央方向に
向かって上昇傾斜しているので、汚物の増加に伴って、
球体48が取入口20a方向に押しやられ取入口20a
下方に位置する。
上昇する。この場合、便槽20の肩部58が中央方向に
向かって上昇傾斜しているので、汚物の増加に伴って、
球体48が取入口20a方向に押しやられ取入口20a
下方に位置する。
なお、便槽20の肩部58が水平に形成されている場合
には、球体48の直径は便槽20の内径より若干小さく
形成することにより、球体48が便槽20の取入口20
a下方に位置する。
には、球体48の直径は便槽20の内径より若干小さく
形成することにより、球体48が便槽20の取入口20
a下方に位置する。
ここで、球体48による便槽20の閉塞について説明す
る。便槽20内の汚物がほぼ満杯になった状態で、便槽
20内へ、便槽20内を満たす程度の水を入れると汚物
が球体48を上方へ押し上げ(浮力)、この球体48の
浮力により取入口20aが閉塞される。また、球体48
は弾性力を有するため、取入口20aへ密着し閉塞を確
実にすることができる。また、このための構造としては
、例えばボックス16内に設けた水を貯蔵するタンクと
、便槽20の重量が所定量に達した際に、タンクから水
を放出するように構成した水供給機構と、タンクから便
槽20内に水を導く連絡機構とから構成すればよい。
る。便槽20内の汚物がほぼ満杯になった状態で、便槽
20内へ、便槽20内を満たす程度の水を入れると汚物
が球体48を上方へ押し上げ(浮力)、この球体48の
浮力により取入口20aが閉塞される。また、球体48
は弾性力を有するため、取入口20aへ密着し閉塞を確
実にすることができる。また、このための構造としては
、例えばボックス16内に設けた水を貯蔵するタンクと
、便槽20の重量が所定量に達した際に、タンクから水
を放出するように構成した水供給機構と、タンクから便
槽20内に水を導く連絡機構とから構成すればよい。
そして、便槽20が満杯になり球体48により便槽20
の取入口20aが閉塞されたら、便槽20を引き出し、
取入口20aに前記キャップ64で密閉し、トランクに
積載して運搬すればよい。なお、便槽20は球体48に
より閉塞されるため、キャップ64および便槽20の周
縁部60.66の構造は第2図に示すような構造ではな
く簡単な構造でも、臭気や汚物の漏れを防止することが
できる。
の取入口20aが閉塞されたら、便槽20を引き出し、
取入口20aに前記キャップ64で密閉し、トランクに
積載して運搬すればよい。なお、便槽20は球体48に
より閉塞されるため、キャップ64および便槽20の周
縁部60.66の構造は第2図に示すような構造ではな
く簡単な構造でも、臭気や汚物の漏れを防止することが
できる。
さらに、前記便槽20内へ、前述するように、空気の比
重より大きな比重の気体を封入するとともに球体48を
内設することにより、一層効果的に便槽20内の臭気を
遮断することができるとともに便槽20を容易に運搬す
ることができる。
重より大きな比重の気体を封入するとともに球体48を
内設することにより、一層効果的に便槽20内の臭気を
遮断することができるとともに便槽20を容易に運搬す
ることができる。
さらに続いて、第4図、第6図および第7図を参照して
、前記シャッター機構について説明する。
、前記シャッター機構について説明する。
透孔32は、テーパ面70aを有する段差部70により
、大孔72と小孔74から成る二段円を形成している。
、大孔72と小孔74から成る二段円を形成している。
テーパ面70aに沿って3枚のシャッター片76が傾斜
して配置され透孔32を閉鎖シテイル(第7図参照)。
して配置され透孔32を閉鎖シテイル(第7図参照)。
このシャッター片76は短尺なブーメラン状に形成され
、3枚のシャッター片76は180°ずつ位相がズレ、
一端の湾曲縁76aが大孔72の内周面に接し、先端が
右方向から透孔32の中心に向かって扉いている。さら
に、各シャッター片76の先端がそれぞれ交差し、小孔
74を閉鎖している。また、シャッター片76の湾曲縁
76aの先端方向側の基部の下面に扇状の突部78が設
けられ、上面にも扇状に形成された歯車80が突設して
いる(第7図参照)。
、3枚のシャッター片76は180°ずつ位相がズレ、
一端の湾曲縁76aが大孔72の内周面に接し、先端が
右方向から透孔32の中心に向かって扉いている。さら
に、各シャッター片76の先端がそれぞれ交差し、小孔
74を閉鎖している。また、シャッター片76の湾曲縁
76aの先端方向側の基部の下面に扇状の突部78が設
けられ、上面にも扇状に形成された歯車80が突設して
いる(第7図参照)。
シャッター片76下面の突部78は、テーパ面70aの
対応位置に設けられた半円状の凹部82に枢支されてい
る。一方、シャ7タニ片76上面の歯車80は、ドーナ
ッツ状の回動板84の部分的に設けられた歯部84aが
噛合している。この回動板84はシャッタ−38上面に
沿って配置され、中央の穴84bは小孔74より大きく
形成されている。そして、回動板84の回転は、前記揺
動自在に形成された床板22が用便者の自重で沈んだ際
に、床板22の下方に設けたセンサとしての突起40が
押され、この突起40の変位をワイヤ86等でシリンダ
88に伝達し、このシリンダ88が作用して行う。この
作用により回動板84がシャンター38の開放方向(入
方向)に回転し、これと同時に3枚のシャッター片76
が歯車80を介して突部78を中心に開放方向(B方向
)に回転してシャッター38が開き、透孔32が開通す
る。
対応位置に設けられた半円状の凹部82に枢支されてい
る。一方、シャ7タニ片76上面の歯車80は、ドーナ
ッツ状の回動板84の部分的に設けられた歯部84aが
噛合している。この回動板84はシャッタ−38上面に
沿って配置され、中央の穴84bは小孔74より大きく
形成されている。そして、回動板84の回転は、前記揺
動自在に形成された床板22が用便者の自重で沈んだ際
に、床板22の下方に設けたセンサとしての突起40が
押され、この突起40の変位をワイヤ86等でシリンダ
88に伝達し、このシリンダ88が作用して行う。この
作用により回動板84がシャンター38の開放方向(入
方向)に回転し、これと同時に3枚のシャッター片76
が歯車80を介して突部78を中心に開放方向(B方向
)に回転してシャッター38が開き、透孔32が開通す
る。
また、回動板84はスプリング90によりシャッター3
8の閉鎖方向(C方向)に付勢されている。
8の閉鎖方向(C方向)に付勢されている。
したがって、用便者が床板22から立退いた際に、スプ
リング90が作用してシャッター38が閉じ便槽20内
の臭気が便所内に拡散するのを遮断する。
リング90が作用してシャッター38が閉じ便槽20内
の臭気が便所内に拡散するのを遮断する。
さらに、上記実施例のシャッター機構は上記のように限
定されることなく、電動式にするとか、ドアの開閉によ
てシャッターを開方向へ作動させるエネルギーを蓄積し
ておいて、用便者の自重でストッパーを解除するとシャ
ッターが開く、ようにしてもよい。
定されることなく、電動式にするとか、ドアの開閉によ
てシャッターを開方向へ作動させるエネルギーを蓄積し
ておいて、用便者の自重でストッパーを解除するとシャ
ッターが開く、ようにしてもよい。
また、用便者の自重で平行に設けられたローラ−が回転
するようにし、これらのローラーの間を二本のワイヤー
を平行に張設しこのワイヤーの一部にシャッターを取り
付けてローラーの回転に伴ってシャッターがスライドす
るようにしてもよい。
するようにし、これらのローラーの間を二本のワイヤー
を平行に張設しこのワイヤーの一部にシャッターを取り
付けてローラーの回転に伴ってシャッターがスライドす
るようにしてもよい。
したがって、第3図および第4図の如く前記便槽20の
側方空間を受は口34で遮断するとともに、便槽20直
上の透孔32をシャター38で閉鎖するので、不使用状
態では便槽20の取入口20aから臭気が外部に漏れ出
ることがない。
側方空間を受は口34で遮断するとともに、便槽20直
上の透孔32をシャター38で閉鎖するので、不使用状
態では便槽20の取入口20aから臭気が外部に漏れ出
ることがない。
また、便槽はし尿処理場において汚物を放荷し、能率よ
く清掃して、二酸化炭素を充愼してサイクルさせること
もできる。
く清掃して、二酸化炭素を充愼してサイクルさせること
もできる。
上述した実施例は、仮設式のトイレについて説明したが
、一般家屋の常設のトイレにおいて、固定式の便槽に代
えてカートリッジ式の便槽を用いるようにしてもよい。
、一般家屋の常設のトイレにおいて、固定式の便槽に代
えてカートリッジ式の便槽を用いるようにしてもよい。
(発明の効果)
この発明は以上のように構成され、トイレの便器の直下
に設けられた便槽内に水に浮く球体を内設したので、便
槽内に大小便が落下しても、直接汚物内に落下しないた
め汚物の跳ね返りがない。
に設けられた便槽内に水に浮く球体を内設したので、便
槽内に大小便が落下しても、直接汚物内に落下しないた
め汚物の跳ね返りがない。
また、カートリッジ式の便槽の場合には、球体が便槽の
取入口を閉塞するので、便槽の搬送時に臭気および汚物
が漏れ出ることがない。
取入口を閉塞するので、便槽の搬送時に臭気および汚物
が漏れ出ることがない。
一方、便槽内に球体を内設するとともに、空気より比重
の大きな二酸化炭素や塩素などを封入することにより、
便槽内の臭気の拡散を抑えることができる。
の大きな二酸化炭素や塩素などを封入することにより、
便槽内の臭気の拡散を抑えることができる。
さらに、トイレの不使用時には、便槽の側方空間を受は
口で、透孔をシャッターで閉鎖することにより外部への
臭気の拡散を防止することができる。
口で、透孔をシャッターで閉鎖することにより外部への
臭気の拡散を防止することができる。
さらにまた、便槽をカートリッジ式にすると、汲取作業
が不用なので悪臭による環境汚染もなく、汲取車を使わ
なくても普通のトラックで運搬でき、満杯になったカプ
セルの便槽を多数野積みにしてストックしておくことも
できるので、山奥の仮設施設や冬期間の道路事情が悪い
観光地などでも有効であり、特に寒冷地でし尿が凍結し
ても処理することができ有効である。
が不用なので悪臭による環境汚染もなく、汲取車を使わ
なくても普通のトラックで運搬でき、満杯になったカプ
セルの便槽を多数野積みにしてストックしておくことも
できるので、山奥の仮設施設や冬期間の道路事情が悪い
観光地などでも有効であり、特に寒冷地でし尿が凍結し
ても処理することができ有効である。
また、市街地であっても、一つの予備の便槽を用意して
おけば、集荷時期の融通がきき、運搬コストの面でも軽
減される等の著効を奏する。
おけば、集荷時期の融通がきき、運搬コストの面でも軽
減される等の著効を奏する。
以上この発明につき好適な実施例を挙げて種々説明した
が、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を通説しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
が、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を通説しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
第1図はこの発明の便槽を示す縦断面図、第2図は便槽
の取入口の要部部分拡大断面図、第3図は仮設式のトイ
レの概略的正面図、第4図はトイレの要部を示す部分断
面図、第5図は便槽と球体の関係を示す平面説明図、第
6図はシャッターを示す平面図、第7図はシャッターの
要部を示す分断面図である。 10・・・トイレ、 12・・・便器、16・・・ボ
ックス、 18・・・空間、20・・・便槽、 28
・・・スプリング、34・・・受は口、 36・・・重
り、38・・・シャッター、 48・・・球体、52・
・・凹部、 60.66・・・周縁部、64・・・キャ
ップ、 76・・・シャッター片、80・・・歯車、
84・・・回動板。
の取入口の要部部分拡大断面図、第3図は仮設式のトイ
レの概略的正面図、第4図はトイレの要部を示す部分断
面図、第5図は便槽と球体の関係を示す平面説明図、第
6図はシャッターを示す平面図、第7図はシャッターの
要部を示す分断面図である。 10・・・トイレ、 12・・・便器、16・・・ボ
ックス、 18・・・空間、20・・・便槽、 28
・・・スプリング、34・・・受は口、 36・・・重
り、38・・・シャッター、 48・・・球体、52・
・・凹部、 60.66・・・周縁部、64・・・キャ
ップ、 76・・・シャッター片、80・・・歯車、
84・・・回動板。
Claims (1)
- 1、便器の直下に便槽を配置したトイレにおいて、前記
便槽内に水に浮く球体を内設し、該球体が便槽内の汚物
の量の増加に伴い上昇し、便槽の取入口を閉塞するよう
に構成したことを特徴とするトイレ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9208885A JPS61249422A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | トイレ |
PCT/JP1986/000200 WO1986006263A1 (en) | 1985-04-20 | 1986-04-18 | Excrement vessel and toilet which employs the same |
AU57780/86A AU5778086A (en) | 1985-04-20 | 1986-04-18 | Excrement vessel and toilet which employs the same |
KR860700910A KR870700313A (ko) | 1985-04-20 | 1986-12-18 | 변소 탱크 및 이것을 이용한 화장실 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9208885A JPS61249422A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | トイレ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61249422A true JPS61249422A (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=14044684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9208885A Pending JPS61249422A (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-26 | トイレ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61249422A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50107756A (ja) * | 1974-02-05 | 1975-08-25 |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP9208885A patent/JPS61249422A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50107756A (ja) * | 1974-02-05 | 1975-08-25 |
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