JPS6124932Y2 - - Google Patents

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JPS6124932Y2
JPS6124932Y2 JP1025280U JP1025280U JPS6124932Y2 JP S6124932 Y2 JPS6124932 Y2 JP S6124932Y2 JP 1025280 U JP1025280 U JP 1025280U JP 1025280 U JP1025280 U JP 1025280U JP S6124932 Y2 JPS6124932 Y2 JP S6124932Y2
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sample
fluid sample
fluid
piston
connection port
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JP1025280U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばプロセスから流体を連続的に
採取しこの採取した流体をガスクロマトグラフ等
の分析計に供給してその組成を分析するようにし
た流体サンプル採取装置に関する。
一般に、組成が常に変化するガス等の流体を取
扱るプロセスにおいては、プロセスから流体サン
プルの採取を連続的に行つてその組成の変化を平
均化して測定する必要がある。
従来において、この種の流体サンプル採取装置
としては、例えば第1図に示すように構成されて
いるものがある。
第1図において、1は流体サンプルの入口端、
2および3は流体サンプルの吐出端、4は切換
弁、5は分析計、6は平均化ホルダ、7,8,9
はニードル弁、10,11,12は流量計、13
および14は圧力計である。平均化ホルダ6に
は、仕切板6aおよび6bで仕切られた2つのサ
ンプル流通室60Aおよび60Bと、流体サンプ
ルの圧力によつて移動するピストン6cで仕切ら
れた2つのサンプル採取室61Aおよび61Bと
が形成されている。そして、サンプル流通室60
Aおよび60Bのそれぞれには、第1の接続口6
0A1,60B1および第2の接続口60A2,60
B2ならびに第3の接続口60A3,60B3が設け
られており、第3の接続口60A3,60B3は隣
接するサンプル採取室61Aおよび61Bのそれ
ぞれに結合されている。
サンプル流通室60Aの第1の接続口60A1
は、切換弁4の接続口dに接続され、また第2の
接続口60A2はニードル弁7および流量計10
を介して吐出端2に接続されている。一方、サン
プル流通室60Bの第1の接続口60B1は切換
弁4の接続口bに接続され、第2の接続口60
B2はニードル弁8および流量計11を介して吐
出端3に接続されている。また、切換弁4の接続
口cはニードル弁9および流量計12を介して分
析計5に接続されている。
切換弁4は、流体サンプルの入口端1からこの
弁4の接続口aに供給された流体サンプルをサン
プル流通室60Aおよび60Bのうちいずれか一
方に切換えて供給する機構を備えている。つま
り、第1の切換え状態では図の実線で示すように
接続口aとbを可動管部40Aによつて連通さ
せ、サンプル流通室60Bに流体サンプルを供給
する。この時他方の可動管部40Bは接続口cと
dとを連通しサンプル流通室60Aと分析計5と
を連結する。
このように構成された流体サンプル採取装置に
おいて、切換弁4の可動管部40Aおよび40B
が第1図の実線で示すような接続位置にある場合
に入口端1から流体サンプルが供給されると、こ
の流体サンプルは切換弁4の接続口aおよびbを
介してサンプル流通室60Bに導かれる。サンプ
ル流通室60Bに導かれた流体サンプルは、ニー
ドル弁8の作用によつて一定圧力に制御されて流
量計11を通つて吐出端3に吐出されると共に、
その一部分は第3の接続口60B3からサンプル
採取室61Bへ供給される。すると、ピストン6
cは第3の接続口からサンプル採取室61Bへ供
給された流体サンプルの圧力によつて図の左側に
移動させられる。
このとき、他方のサンプル採取室61Aに取込
まれていた流体サンプルは、ピストン6cの移動
によつて第3の接続口60A3を通つてサンプル
流通室60Aに押し出される。そして、サンプル
流通室60Aに押出された流体サンプルは、第1
の接続口60A1−切換弁4の接続口dおよびc
−ニードル弁9−流量計12の径路で分析計5に
供給されると共に、第2の接続口60A2−ニー
ドル弁7−流量計10の径路で吐出端2から吐出
される。
そして、ある一定時間後において、切換弁4が
図示しないタイマ手段によつて第2の切換え状態
に切換わると、第1図の破線で示すように一方の
可動管部40Aが接続口aとdを連通し、他方の
可動管部40Bが接続口cとdとを連通する。す
ると、今度はサンプル流通室60Aを介してサン
プル採取室61Aに流体サンプルの一部分が供給
されるようになり、その圧力によつてピストン6
cが図の右側へ移動させられる。
このような動作が切換弁4の切換え動作毎に繰
り返し行なわれることにより、サンプル採取室6
1A,61Bは流体サンプルの採取と送出を交互
に繰り返す。これによつて、分析計5において
は、所定のサンプリング時間において平均化した
流体サンプルの組成分析を連続的に行うことがで
きる。
ところが、上述の構成において、流体サンプル
の採取時間は切換弁4を駆動するタイマ手段によ
つて予め決定されている。つまり、切換弁4は、
サンプル採取室に流体サンプルが充満したかどう
か、あるいは採取した流体サンプルを全部吐出し
たかどうかとは無関係に第1の切換え状態と第2
の切換え状態に切換わつてしまう。
このため、例えばサンプル採取室容量の1/2し
か流体サンプルを採取しておらず、他方では採取
サンプル量の1/2しか吐出していない状態で切換
弁4が切換わり、流体サンプルの置換が完全に行
なわれない場合が発生する。このようにサンプル
採取室における流体サンプルの置換が完全に行な
われず、前回のサンプリング時間における流体サ
ンプルが残留している場合、この時の組成分析結
果は異常なものであるとして取扱う必要がある。
しかし、上述の従来装置では、採取サンプルの
全量が吐出されたかどうかを検知する手段がない
ため、残留サンプルを含む組成分析結果なのか、
あるいは残留サンプルは全く含まれない完全吐出
状態の組成分析結果なのかを区別できないという
欠点がある。
従つて、この考案は上述した従来の流体サンプ
ル採取装置の欠点を解決するためになされたもの
で、その目的は採取サンプルの完全吐出状態にお
ける組成分析結果なのか、あるいは不完全吐出状
態における組成分析結果なのかを区別し得るよう
にした流体サンプル採取装置を提供することにあ
る。
このような目的を達成するために、この考案に
よる流体サンプル採取装置は、流体サンプルの圧
力によつて移動するピストンが各サンプル採取室
の移動終点位置に達したことを検出する検出スイ
ツチを設け、この検出スイツチ出力により採取サ
ンプルの吐出が完了したか否かを検知し、完全吐
出状態あるいは不完全吐出状態における組成分析
結果なのかを区別するようにしたものである。
以下、図面を用いてこの考案を詳細に説明す
る。
第2図は、この考案の一実施例を示す図であつ
て、第1図と同一部分は同一記号を用いて表わし
ている。
同図において、ピストン6cの両側には突起部
6caと6cbとが設けられている。また、サンプ
ル流通室60Aの中央部分には、ピストン6cが
サンプル採取室61Aの移動終点位置に達した時
に突起部6caによつて伸長するベローズVA1と、
ベローズVA1の伸長を伝達するパイロツト棒PA
と、パイロツト棒PAが図の左側へ移動すること
によつて伸長し、その伸長によつて検出スイツチ
SWAの接点を動作させるベローズVA2とが設けら
れ、またサンプル流通室60Aとサンプル採取室
61Aとの間における流体サンプルの移動は2つ
の接続口60A3によつて行なわれるように構成
されている。
また、一方のサンプル流通室60Bにおいても
同様に、サンプル流通室60Bの中央部分にはピ
ストン6cがサンプル採取室61Bの移動終点位
置に達した時に突起部6cbによつて伸長するベ
ローズVB1と、ベローズVB1の伸長を伝達するパ
イロツト棒PBと、パイロツト棒PBが図の右側へ
移動することによつて検出スイツチSWBの接点
を動作させるベローズVB2とが設けられ、またサ
ンプル流通室60Bとサンプル採取室61Bとの
間における流体サンプルの移動は2つの接続口6
0B3によつて行なわれるように構成されてい
る。
ところで、2つの検出スイツチSWAとSWB
接点SWACおよびSWBCの出力は、図示するよう
にタイマ15の出力信号と共に制御回路16へ共
通入力されている。制御回路16はこれらの入力
信号に基づき、例えばサンプル採取室61Aにお
ける採取サンプルが吐出状態時のサンプリング時
間において、このサンプリング時間内に検出スイ
ツチSWAが動作しなかつた場合、不完全吐出で
あつたことを示す信号を記録計17に供給する。
すると、記録計17は、この時の組成分析結果と
共に、不完全吐出であつたことを示す記号を記録
紙に記録する。
従つて、以上のような構成においては、ピスト
ン6cが流体サンプルの圧力によつて例えば図の
左側へ移動してサンプル採取室61Aにおける採
取サンプルを吐出している時、ピストン6cがサ
ンプル採取室61Aの移動終点位置に達すると、
突起部6caによつてベローズVA1が伸長してパイ
ロツト棒PAを押し、さらにこのパイロツト棒PA
がベローズVA2を伸長させて検出スイツチSWA
作動させる。この時、検出スイツチSWAが所定
のサンプリング時間内に動作すれば、この時の採
取サンプルは完全に吐出されたことになり、所定
のサンプリング時間になつても検出スイツチ
SWAが動作しなければこの時の採取サンプルは
不完全にしか吐出されなかつたことになる。制御
回路16はこのような判断を常時行い、不完全吐
出の時にはこのことを表わす信号を記録計17に
供給する。これによつて、記録紙には不完全吐出
であつたことを示す記号が記録される。
なお、この実施例において、ベローズVA1,V
A2,VB1,VB2は、ダイヤフラムあるいはこれら
と同等機能の伸縮性材料に代替してもよい。ま
た、ピストン6cが移動終点位置に達したかどう
かの検出は磁気的手段あるいは光学的手段を用い
ても容易に実施できるものである。
また、不完全吐出であつたかどうかは記録紙に
記録する方法の他に、アラームなどで警報を発す
るようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、組成分析結果が採取サンプルの完全吐出状
態におけるものなのか、あるいは不完全吐出状態
におけるものなのかを容易に区別することがで
き、正確な組成分析結果のみを抽出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の流体サンプル採取装置の一例を
示す図、第2図はこの考案による流体サンプル採
取装置の一実施例を示す図である。 1……入口端、2,3……吐出端、4……切換
弁、5……分析計、60A,60B……サンプル
流通室、61A,61B……サンプル採取室、V
A1,VA2,VB1,VB2……ベローズ、PA,PB
…パイロツト棒、SWA,SWB……検出スイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器内を流体サンプルの圧力により移動するピ
    ストンによつて隔離することにより形成された2
    つのサンプル採取室と、流体サンプル流通口を介
    して前記各サンプル採取室に接続され、切換弁に
    よつて流体サンプルが供給される径路と分析計へ
    の流体サンプル径路とに切換接続される第1の接
    続口、及びニードル弁を経て流体サンプルの吐出
    側に接続された第2の接続口とを夫々有する2つ
    のサンプル流通室と、前記ピストンが前記各サン
    プル採取室の移動終点位置に達したことを検出す
    る検出スイツチとを具備し、前記各サンプル流通
    室の第1の接続口は、前記切換弁によつて、サン
    プル流体が供給される径路側と前記分析計への流
    体サンプル径路側に交互に切換接続され、前記サ
    ンプル流通室の第2の接続口側の前記ニードル弁
    によつて流体サンプルは一定圧力に制御され、こ
    の流体サンプルが前記サンプル流通室を流れる
    時、その一部がサンプル流通室に接続されたサン
    プル採取室に供給され、前記ピストンを移動させ
    つつ流体サンプルの採取を行い、一定時間後に、
    前記切換弁を操作し、前記各サンプル流通室の第
    1の接続口の接続状態を切換え、前記一方のサン
    プル採取室に採取された流体サンプルを、他方の
    サンプル採取室に導かれる流体サンプルによつて
    移動する前記ピストンにより前記分析計側に吐出
    させると共に、前記検出スイツチの出力により流
    体サンプルの吐出が完了したか否かを検知するよ
    うにしたことを特徴とする流体サンプル採取装
    置。
JP1025280U 1980-02-01 1980-02-01 Expired JPS6124932Y2 (ja)

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JP1025280U JPS6124932Y2 (ja) 1980-02-01 1980-02-01

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JP1025280U JPS6124932Y2 (ja) 1980-02-01 1980-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56114458U JPS56114458U (ja) 1981-09-03
JPS6124932Y2 true JPS6124932Y2 (ja) 1986-07-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003106975A1 (ja) * 2002-05-28 2003-12-24 ソニー株式会社 ガス検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3021703A (en) * 1959-06-08 1962-02-20 Exxon Research Engineering Co Proving meters

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JPS56114458U (ja) 1981-09-03

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