JPS6124826A - フレキシブル型動力伝達カツプリング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、技術分野 本発明は機械工学の分野特に自動車輸送ならびに農業及
び産業用の装置に係る。

口、従来技術と問題点 トランスミッション軸に一般に用いられるフレキシブル
型カップリングは、六角形の弾性リングであるゴム性ダ
ンパ部材により相互に結合した２つのカップリング半休
よりなり、六角形のそれぞれの頂角部にはグリップ・ブ
ツシュがリングのゴム材に鋳込み又は加硫硬化により形
成され（分類Ｆ１６Ｄ　　３／７４による１９７０年１
１月１０日公告の特許第２６４．２８０　Ｓ　ＬＪ号）
、これらのブツシュはその接触面上に形成せるカム形状
又は球面状の突起部と、ブツシュの−・部を構成し鉄製
のカップリング半休にある細満孔に嵌合する梯形のリブ
を有しており、明らかにカップリングを更にしっかりと
結合させる。

これらのカップリングは、その材料の弾性材（ゴム）が
車の駆動トランスミッションの伝達軸及びその他装置の
相異なった収縮に耐え得ないことにより破局的な破損を
受ける。その上、カップリングはスピードと共に増大す
る原動機による動力伝達軸のねじりにも耐えられない。

これらカップリングの弾性材が摩耗し、その後回復不能
の稈度に破壊した場合、動力伝達軸ベヤリングの中心支
持具やユニバーサルジヨイントスパイダ及びギヤボック
ス支持具の破損が発生する。

この破損はりブつきのブツシュで硬化させたカップリン
グを製作する傾向が設計者や製造業者にあるので引き起
こされるものであり、リブを形成したブツシュは作動時
カップリングに対し永続する物理的効果を与え破かいを
もたらす張力集中を発生させる。

又、これらゴムカップリングは車の走行中又は注油場で
の手入れの際にモータやギヤボックス又は差動歯車装置
などではね飛ばされる潤滑油との接触に耐えず、又ガス
油その他の潤滑剤に対してもこれら油性物質はカップリ
ングの劣化を招くのでその接触に耐えることができない
。

上述の如き欠点に加え、ゴムカップリングは車が長時間
にわたり走行した場合ギヤボックス及びトランスミッシ
ョン軸により受ける熱に対しても耐えることができず、
この熱はゴムの弛緩及び劣化を招き、最終的には破かい
させる。一度こわれるとその部品や部品片は取替えが利
かず、そのため車のトランスミッション装置の残りの部
品は破損しトランスミッション軸、スパイダ及びベヤリ
ングに騒音ならびに振動が発生する。

ハ６発明の目的、構成および作用 本発明の目的はカップリングの［ｉを簡易化しその耐久
性を増すことにある。これは、複数のたわみプレートを
有するフレキシブル型カップリングにして、フランジつ
きのブツシュなどの結合又は固定部材をたわみプレート
の孔に嵌合させブツシュの他端にはちょっとした把握支
持ワッシャを摺動嵌めして各プレート間における選択的
な動きを可能ならしめるユニット又はボデーを構成する
複数のたわみプレートを有するフレキシブル型カップリ
ングにより達成される。ワッシャがブツシュ上を自由に
摺動ができるので、ワッシャはたわみプレートのセット
のための支持フランジの役割を果たす。従って、このワ
ッシャとベヤリング面を有するフランジつきブツシュ及
びたわみプレートのユニットの組合せにより、これらの
部材がカップリング半休に取付けられた時その全部にお
けるある相対運動が可能になる。

次に、添付図面参照の下に本発明の詳細について下記の
如く説明する。

カップリングは弾性部材１にねじ２により結合した３本
のアームを有するブツシュの形状をした２つのカップリ
ング半休３．７よりなっている。

この弾性部材はばら花かざりの形をし２枚から１８枚の
たわみプレート１と、フランジつきのグリップブツシュ
４及び滑り嵌めワッシャ５の複数の部材で適当な形状及
び寸法のユニット又はボデーを形成したロゼツト形状構
造物である。

ブツシュ４のフランジ及び支承面によりたわみプレート
１セツトが把握され、セットの統一性ならびにカップリ
ングの部品の互換性が保証される。

このプレートの組はボルト２とナツト６によりカップリ
ング半休３．７に固定されている。

フランジ及び若しくは支承面を設けたブツシュ４が組に
なったロゼツト形のたわみプレー１へ１の中に導入され
、収縮に対する高抵抗を可能ならしめ、代りに結合点間
の振動を可能ならしめ、他方第１図の部材１の滑り接触
及び僅小なグリップ（第３図のＤｌとＤ２参照のこと）
により車のトランスミッション系のその他の部分にお番
ノる破損ならびに振動及び収縮がなくなり、これにより
結合材間の相対的物理的運動が可能となり、張力集中の
除去が保証される。

この新しいカップリングはラダ、アルファロメオ、フイ
アット、スコダ、シム力ならびにメルセデスベンツなど
２５種類以上の自動車でテスト済みである。又、その他
同様なカップリングを用いた農耕産業車輌及び設備にも
完べきに良好に使用することができ、材料の弾性材は収
縮によりもしくはその受ける作動条件により現在用いら
れているカップリング程簡単には損傷を受けない。

このフレキシブル型カップリングは高温にも耐え、現在
用いられているカップリングを傷つけるような潤滑剤や
ガス状のオイルもしくはその他の油性材料によりそこな
われることはない。

新しいカップリングのもう一つの利点はその簡単な分解
と、部品全部を交換できる即ち劣化する部品はすべて新
しいものと取替えができるという事実にある。

本カップリングはその多くの利点により現在用いられて
いるカップリングより数倍も耐久性が大きい。

この新しいカップリングのもう一つの利点は、その簡単
な構造、容易な１組立、耐久性、低製造コスト及び強度
耐久性ならびにユニバーサルジヨイントやトランスミッ
ションベヤリングなど車のトランスミッションの他の部
品の低率の劣化性と破損による節約にある。又、車にお
ける騒音及び振動を除去する。

この動力及び駆動トランスミッションカップリングにお
いては、本文記載の本発明の主旨の変更を意味するもの
でないような変更のすべてが可能である点完全に理解さ
れねばならぬ。本文の説明はそのもつとも広範な意味に
おいてで可能な応用の限界としてではなくこれを考慮す
べきものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はフレキシブル型の動力及び駆動トランスミッシ
ョンカップリングを示し、 第２図はカップリングの縦断面図、 第３図は第４図の構造詳細を示し、 第４図はカップリングの正面図を承り。 １・・・たわみプレート、２・・・ボルト、３．７・・
・カップリング半休、

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）フレキシブル型動力伝達カップリングにして、厚
   さ４ｍｍから１２ｍｍで適宜形状及び寸法のユニット又
   はボデーを形成する約２枚から１８枚のたわみプレート
   よりなる弾性要素部材により一体に連結され、ブッシュ
   及びワッシャーにより結合され該ブッシュ及びワッシャ
   ーのフランジ及び若しくは支承面がたわみプレートの全
   体のセットを把握し、該セットの統一性ならびにカップ
   リングを構成する部品の互換性を保証する、フレキシブ
   ル型動力伝達カップリング。
2. （２）特許請求の範囲第１項によるフレキシブル型動力
   伝達カップリングのプレートにして、収縮に対する大き
   な抵抗性を付与し、同時に結合された要素部材間におけ
   る振動を許容する対称状のロゼット形状構造ももつプレ
   ート。
3. （３）特許請求の範囲第１項によるフレキシブル型動力
   伝達カップリングにして、たわみプレートのセットに対
   して支承面を有するフランジをつけたブッシュとワッシ
   ャーの組合せを特徴とし、該ブッシュ及びワッシャーに
   よりユニットの要素部材の滑り適合及び軽い把握に帰因
   する収縮及び振動を吸収することの可能な分節的連結が
   ユニット内に構成され、この分節的連結により前記要素
   部材間におけるある動きが許容されそれにより低減され
   た張力集中が保証されるフレキシブル型動力伝達カップ
   リング。
4. （４）特許請求の範囲第３項によるフレキシブル型動力
   伝達カップリングにして、ワッシャーの内径がフランジ
   つきのブッシュの他端上に滑動し、カップリングをその
   締めボルトによりカップリング半体に接合した時支持及
   び把握ブッシュとして働くようにワッシャーはフランジ
   つきの支持ブッシュの端部に結合されることを特徴とす
   るフレキシブル型動力伝達カップリング。