JPS61246640A - 温度検出素子 - Google Patents

温度検出素子

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Publication number
JPS61246640A
JPS61246640A JP8941585A JP8941585A JPS61246640A JP S61246640 A JPS61246640 A JP S61246640A JP 8941585 A JP8941585 A JP 8941585A JP 8941585 A JP8941585 A JP 8941585A JP S61246640 A JPS61246640 A JP S61246640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
magnetic material
shape
member made
temperature detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8941585A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Fujiwara
徹 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、温度センサなどに使用されている温度検出
素子に関する。
〔背景技術〕
回路中の部品が発熱した場合に回路に流れる電流を減少
したり、冷却機などで一定温度以下になったときに電流
を増したりするため、一定の温度を境界としてインピー
ダンスを大きく変化させることのできる装置の開発が望
まれている。
〔発明の目的〕
以上の点に鑑みて、この発明は、一定の温度を境界とし
てインピーダンスを大きく変化させることのできる装置
を実現可能とする温度検出素子を提供することを目的と
する。
〔発明の開示〕
前記目的を達成するため、発明者は、種々考察を重ねた
従来からTi−Ni合金やCu−Zn−Aj!合金など
の形状記憶合金は、熱弾性マルテンサイト変態が起きる
ことにより、一定の温度を境界としてその形状が変化す
ることが知られている。現在、これらの形状記憶合金を
応用した感温素子が考案されている。一方、単ロール法
などの液体急冷法によって作製された鉄系非晶質合金薄
帯は、磁気ひずみが104程度と大きく、またヤング率
も大きいことから、磁気ひずみ素子としての応用が考案
されている。この磁気ひずみ素子に用いられている鉄系
非晶質合金などの磁気ひずみを有する磁性材料は、応力
が加えられて、ひずみが生ずることによってその透磁率
が変化する。この磁気ひずみを有する磁性材料にコイル
を巻けば、応力を加えたり、除いたりすることによって
、コイルのインダクタンスを変化させることができる。
そこで、発明者は、形状記憶合金と磁気ひずみを有する
磁性材料を組み合わせ、それにコイルを巻くことによっ
て一定の温度を境界としてインダクタンスを大きく変化
させることのできる装置を実現できると考えて、この発
明を完成した。
すなわち、この発明は、磁気ひずみを有する磁性材料か
らなる部材と、一定の温度を境界としてその形状が変化
するように処理された形状記憶合金からなる部材とを備
え、前記形状記憶合金からなる部材の形状変化に伴って
前記磁気ひずみを有する磁性材料からなる部材がひずむ
ように組み合わされており、このひずみの発生により温
度を検出するように用いられる温度検出素子をその要旨
とする。以下にこれを、その一実施例をあられす図面に
基づいて詳しく説明する。
まず、第1の実施例を示す。
第2図にみるように、この温度検出素子は、形状記憶合
金からなる部材(以下、「形状記憶部材」とする) 1
と磁気ひずみを有する磁性材料からなる部材(以下、「
磁気ひずみ部材」とする)2とを備えている0両部材1
. 2は、それぞれ円筒状に形成されている。形状記憶
部材1は、第1図にみるように、一定の温度T1を境界
として、その径が変化するように処理されている。第1
図のAは、径が小さい状態をあられし、第1図のBは、
径が大きくなった状態をあられしている。磁気ひずみ部
材2は、正の磁気ひずみを有する磁性材料、すなわち、
応力が加えられると、その加えられた方向の透磁率が増
す材料からなる。たとえば、鉄系非晶質合金などである
。両部材1,2は、形状記憶部材1が内側に配置される
ようにして隙間なく嵌め合わされていて、形状記憶部材
1の形状変化に伴って、磁気ひずみ部材2がひずむよう
になっている。第2図のAは、形状記憶部材1の径が小
さい状態をあられし、第2図のBは、形状記憶合金工の
径が大きくなった状態をあられす。
温度変化によって、第2図のAの状態から、第2図のB
の状態になると、形状記憶部材1の径が太き(なるため
、磁気ひずみ部材2に第2図に矢印すで示すように周方
向の引張応力が加えられる。
磁気ひずみ部材2が正の磁気ひずみを有するため、周方
向が磁化容易方向(矢印C)となって、透磁率が増加す
る。一方、第2図のAの状態では、磁気ひずみ部材2に
加えられる応力がなくなり、透磁率は減少する。これを
、磁化曲線で示せば、第3図にみるようになる0図中、
縦軸が磁化の度合、横軸が磁場の強さを示し、曲線Aが
径が小さい状態での磁化曲線を、曲線Bが径が大きくな
った状態での磁化曲線を示す。
このような温度検出素子の磁気ひずみ部材2に、その軸
方向に磁場を印加して熱処理することによって、第2図
に矢印aで示す方向を磁化容易方向にしておけば、この
状態での磁気ひずみ部材2の透磁率が小さくなり、形状
記憶部材1の径が大きくなったときと比較して透磁率の
変化の割合をより大きくすることができる。
以上のような温度検出素子にコイルを巻けば、一定の温
度T、を境界として、コイルのインピーダンス(インダ
クタンス)が大きく変化し、これを電気回路に組み込め
ば、回路に流れる電流を温度によって制御することがで
きるようになる。
つぎに、別の実施例を示す。
第4図にみるように、この温度検出素子では、形状記憶
部材1が外側に配置されている。この実施例でも、前記
実施例と同様に磁気ひずみ部材2が鉄系非晶質合金のよ
うに磁気ひずみが正である材料からなる。形状記憶部材
1の径が小さくなった状態(第4図のA)で磁気ひずみ
部材2が圧縮応力を受けることにより、矢印dで示すよ
うに軸方向に応力が加えられ、軸方向が磁化容易方向(
矢印C)となって、透磁率は減少する。形状記憶部材1
の径が大きくなれば(第4図のB)、磁気ひずみ部材2
に加えられる応力がなくなり、透磁率は増加する。これ
を、磁化曲線で示せば、第5図にみるようになる0図中
、縦軸が磁化の度合、横軸が磁場の強さを示し、曲線り
が径が小さくなった状態での磁化曲線を、曲線Eが径が
大きい状態での磁化曲線を示す。
このような温度検出素子の磁気ひずみ部材2に、その周
方向に磁場を印加して熱処理することによって、第4図
に矢印fで示す方向を磁化容易方向にしておけば、この
状態での磁気ひずみ部材2の透磁率が大きくなり、形状
記憶部材1の径が小さくなった状態と比較して透磁率の
変化を大きくすることができる。なお、このような温度
検出素子では、形状記憶部材1の径が小さくなったとき
に、磁気ひずみ部材2が変形しないように、剛体の内心
3をいれておくことが望ましい。前記実施例と同じく、
以上のような温度検出素子にコイルを巻けば、温度TI
を境界として、コイルのインピーダンスを太き(変化さ
せることができるようになるのである。
第6図に、この温度検出素子5を用いた電気回路の一例
を示す0図中、4が電源(交流)で、6が負荷である。
負荷6が発熱するようなものの場合、高温で温度検出素
子5に巻かれたコイル7のインピーダンスが大きくなる
ように設計しておけば、常に発熱量を一定にするように
電流を制御することができる。この回路を他の回路に接
続すれば、トランジスタやトランスが発熱したときに、
回路に流れる電流を制御し、熱暴走を防ぐことができる
。また負荷6が冷却機のような場合には、逆に低温で温
度検出素子5に巻かれたコイル7のインピーダンスが大
きくなるように設計しておけば、常に冷却量を一定にす
ることもできるのである。
この発明にかかる温度検出素子は前記実施例に限られな
い。
〔発明の効果〕
以上にみてきたように、この発明にかかる温度検出素子
は、磁気ひずみを存する磁性材料からなる部材と、一定
の温度を境界としてその形状が変化するように処理され
た形状記憶合金からなる部材とを備え、前記形状記憶合
金からなる部材の形状変化に伴って、前記磁気ひずみを
有する磁性材料からなる部材がひずむように組み合わさ
れているため、一定の温度を境界として磁性材料からな
る部材の透磁率が変化するようになる。そのため、これ
にコイルを巻けば、一定の温度を境界としてインピーダ
ンスを太き(変化させることのできる温度センサーなど
の装置が実現可能となる。また、この温度検出素子を用
いれば、温度感知機や火災警報機も作製でき、その応用
範囲は広範囲にわたる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明にかかる温度検出素子の一実施例に
用いられている形状記憶部材の斜視図、第2図はこの発
明にかかる温度検出素子の一実施例をあられす斜視図、
第3図は第2図のA、Bの状態での温度検出素子の磁化
曲線をあられすグラフ、第4図は別の実施例をあられす
斜視図、第5図は第4図のA、Bの状態での温度検出素
子の磁化曲線をあられすグラフ、第6図はこの発明にか
かる温度検出素子を用いた回路の一例を示す回路図であ
る。 1・・・形状記憶合金からなる部材 2・・・磁性材料
からなる部材 代理人 弁理士  松 本 武 彦 第1図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 磁気ひずみを有する磁性材料からなる部材と、
    一定の温度を境界としてその形状が変化するように処理
    された形状記憶合金からなる部材とを備え、前記形状記
    憶合金からなる部材の形状変化に伴って前記磁気ひずみ
    を有する磁性材料からなる部材がひずむように組み合わ
    されており、このひずみの発生により温度を検出するよ
    うに用いられる温度検出素子。
  2. (2) 両部材が円筒状に形成され、形状記憶合金から
    なる部材が一定の温度を境界として、その径が変化する
    ように処理されていて、この形状変化に伴って磁性材料
    からなる部材がひずむように組み合わされていることが
    、これら両部材を隙間なく嵌め合わすことでなされてい
    る特許請求の範囲第1項記載の温度検出素子。
  3. (3) 磁気ひずみが正である磁気ひずみを有する磁性
    材料からなる部材が外側に配置され、この部材の軸方向
    に磁場が印加されて熱処理されている特許請求の範囲第
    2項記載の温度検出素子。
  4. (4) 磁気ひずみが正である磁気ひずみを有する磁性
    材料からなる部材が内側に配置され、この部材の周方向
    に磁場が印加されて熱処理されている特許請求の範囲第
    2項記載の温度検出素子。
  5. (5) 磁性材料が鉄系非晶質合金である特許請求の範
    囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の温度検出素子
JP8941585A 1985-04-24 1985-04-24 温度検出素子 Pending JPS61246640A (ja)

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JPS61246640A true JPS61246640A (ja) 1986-11-01

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ID=13970016

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3095860A1 (fr) * 2019-05-09 2020-11-13 Universite De Lorraine Dispositif passif pour detecter le depassement d’une temperature predeterminee

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3095860A1 (fr) * 2019-05-09 2020-11-13 Universite De Lorraine Dispositif passif pour detecter le depassement d’une temperature predeterminee

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