JPS61246399A - 物品の塗装方法 - Google Patents

物品の塗装方法

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JPS61246399A
JPS61246399A JP61043941A JP4394186A JPS61246399A JP S61246399 A JPS61246399 A JP S61246399A JP 61043941 A JP61043941 A JP 61043941A JP 4394186 A JP4394186 A JP 4394186A JP S61246399 A JPS61246399 A JP S61246399A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発叩は、エポキシmsに係り、更に詳細には陰極型電
着プロセスに使用される橋かけ結合剤を含有するエポキ
シ樹脂組成物に係る。
背景技術 陰極型電着可能な樹脂組成物は当技術分野に於てよく知
られている。同様に、水溶性電着浴及び陰極型電着可能
な樹脂組成物を含有する水溶性電着浴中にて物体を塗装
する方法も当技術分野に於てよく知られている。従来よ
り使用されている陰極型電着可能な樹脂組成物は、主要
な水溶性エマルションを形成すべく橋かけ結合剤と混合
され酸にて造塩反応せしめられたエポキシ/アミンアダ
クトである。主要な水溶性エマルションは一般に塗装の
現場に於て顔料ペースト、水、共同溶媒、及び当技術分
野に於て公知の他の添加物と混合され、これにより水溶
性電着浴が形成される。電着浴は一般に内部に陽極を有
する電気絶縁されたタンク内に貯容される。塗装される
べき物体は一般に導電性材料を含んでいる。物体は通常
それが陰極として作用するよう直流電気回路に接続され
る。
物体がタンク内に浸漬されると、その物体を横切る電気
の流れにより樹脂、橋かけ結合エマルション、顔料ペー
ストが物体の表面に溶着せしめられる。
前述の如く、陰極型電着可能なアミン含有エポキシ樹脂
組成物は当技術分野に於てよく知られており、同様にこ
れらの樹脂を溶着するための方法及び水溶性電着浴も当
技術分野に於てよく知られている。これらの樹脂、電着
浴及び方法は米国特許第3.984.299号、同第3
.468.779号、同第4.116.900号、同第
4,093.594号、同第4,137.140号、同
第4.104.147号、同第4,225.478号、
同第4.419.467号、同第4,432.850号
に開示されている。
当技術分野に於ては、陰極型電着塗装浴に共同溶媒を含
ませることが必要であることが知られている。かかる共
同溶媒が含まれていない場合には、形成される被膜は平
滑ではない。電着塗膜中の欠陥はトップコートが適用さ
れる場合に表面に現われるので、塗膜を平滑にすること
が重要である。
一般に使用される共同溶媒は、エチレングリコール・モ
ノヘキシルエーテル、プロピレングリコール・モノフェ
ニルエーテル、エチレングリコール・モノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールφモアノブチルエーテル、エ
タノール、イソプロパツールの如く当技術分野に於て従
来より公知の共同溶媒である。共同溶媒は使用者に供給
される主要なエマルション中に約36%の固体にて主要
なエマルションの重量の約1.0〜3.0wt%の濃度
にて存在する。共同溶媒は一般に全塗装浴の約1゜0〜
2.Qwt%の範囲にて塗装浴中に存在する。
平滑な電着塗膜を形成するためには、一般に、塗装浴の
使用中に使用者が追加の共同溶媒を添加することにより
塗装浴の揮発性有機成分を増大させることが必要である
。共同溶媒が溶着された被膜の平滑性に影響を与えるこ
とに加えて、高累積性の被膜、即ち約1.0〜1.4 
ail(25〜36μ)の厚さの被膜を得るためには、
共同溶媒が必要であることが知られている。
塗装業界に於ては低’J Q C(volatile 
 organiCContent :揮発性有機成分)
の塗料に関する研究が継続的に行われている。このこと
は特に自動車の製造の如く多量且頻繁に塗料を使用する
業界に於て顕著である。政府の有害物質排出規制に適合
し、また労働者の安全及び健康を守るためには、電着さ
れるカチオン塗料の如き塗料の揮発性有機成分を排除す
ることが望ましい。
従って当技術分野に於て必要とされているものは、陰極
型電着浴に共同溶媒を使用することが実質的に低減され
若しくは排除された電着浴及び陰極型電着方法である。
発明の開示 驚くべきことに、また意外にも、主要な電着可能な樹脂
エマルションに成る橋かけ結合剤を組込むことにより、
電着浴に共同溶媒を使用しなくても平滑な高累積性の陰
極型電着された塗膜を形成し得ることが解った。本明細
書に於ては、陰極型miプロセスを使用して被膜形成樹
脂にて物品を塗装する方法であって、陰極型電着可能な
アミン含有エポキシド樹脂が橋かけ結合剤と混合され、
次いで前記樹脂が酸と造塩反応せしめられて水溶性エマ
ルションが形成され、前記水溶性エマルションが顔料ペ
ースト及び水と混合されて水溶性電着塗装浴が形成され
、前記浴が内部に陽極を有する電気絶縁されたタンク内
に貯容され、導電性を有する物品がそれが陰極として作
用するよう直流電気回路に電気的に接続され、次いで前
記物品が前記浴中に浸漬され、直流電流が前記物品を横
切って通されることにより前記樹脂、前記橋かけ結合剤
、及び前記顔料ペーストの被膜が溶着され、次いで前記
物品が前記浴より取出され、塗膜が硬化される方法にし
て、ポリエーテルポリオールとポリイソシアネートと封
鎖剤との反応生成物を含む橋かけ結合剤が使用され、形
成される塗膜が平滑で可撓性及び高累積性を有し、これ
により塗装浴に揮発性の有機共同溶媒を使用する必要性
が実質的に低減され若しくは排除されていることを特徴
とする方法が開示される。
本発明の他の一つの局面は、上述の方法により製造され
た塗装された物品である。
本発明の他の一つの局面は、酸にて造塩反応せしめられ
たアミン含有エポキシド樹脂、橋かけ結合剤、顔料ペー
スト、及び水を含有する改善された水溶性陰極型電着塗
装浴である。この塗装浴の改善点はポリエーテルポリオ
ール、多官能基イソシアネート、及び封鎖剤の反応生成
物を含み、これにより平滑で可撓性及び高累積性を有す
る電着された被膜を形成し、有機共同溶媒を使用する必
要性を実質的に排除し若しくは低減する橋かけ結合剤を
使用することを含んでいる。
本発明の橋かけ結合剤を使用することにより、驚くべき
ことに、また意外にも、塗装浴に従来必要とされていた
有機共同溶媒が不要になる。また本発明の塗装浴及び方
法によれば、揮発性を有する有機共同溶媒を使用するこ
となく平滑で高累積性及び可撓性を有する被膜を有する
塗装された物品を形成し得ることは、驚くべきことであ
り、また意外なことである。
以下に本発明を実施例について詳細に説明する。
発明を実施するための最良の形態 本発明の封鎖されたポリイソシアネート橋かけ    
゛結合剤は、多官能基イソシアネート(即ちポリイソシ
アネート)をポリエーテルポリオールと反応させること
により形成される。次いでポリエーテルポリオール/ポ
リイソシアネートアダクトが封鎖剤と反応Vしめられて
封鎖された橋かけ結合剤が形成される。
本発明の実施に有用なポリイソシアネートとしては、当
技術分野に於て、例えば米国特許第4゜182.831
号に使用されているものの典型的な例である多官能基有
機ポリイソシアネートがある。
特に本発明の実施に使用されてよいイソシアネートとし
ては、トルエン・ジイソシアネート、4゜4′−ジフェ
ニルメタン・ジイソシアネート、ヘキサメチレン・ジイ
ソシアネート、イソホロン・ジイソシアネートがある。
特に好ましいポリイソシアネートとしては、トルエン・
ジイソシアネート、イソホロン・ジイソシアネートがあ
る。
ポリエーテルポリオールは、エチレングリコールやプロ
ピレングリコールの如きグリコール、グリセロール、ト
リメチロールプロパン、ヘキサントリオール、ペンタエ
リトリトール等の如き他のポリオール、ジエチレングリ
コール等の如きモノエーテルのアルキレンオキシド凝縮
液である。ポリエーテルを形成するためにこれらのポリ
オールにて凝縮化されてよいアルキレンオキシドは、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、スチレンオキシド等である。これらは一般にヒドロ
キシル基にて終わるポリエーテルと呼ばれており、線状
又は分岐状の何れであってもよい。特に有用なポリエー
テルポリオールはエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、1.4−ブチレング
リコール、1.3−ブチレングリコール、1.6−ヘキ
サンジオール及びこれらの混合物、グリセロールトリメ
ヂロールエタン、トリメチロールプロパン、1゜2.6
−ヘキサントリオール、ペンタエリトリトール、ジペン
タエリトリトール、トリペンタエリトリトール、ポリペ
ンタエリトリトール、ソルビトール、メチルグルコシド
、スクロース等の如きポリオールを、エチレンオキシド
、プOビレンオキシド、それらの混合物の如きアルキレ
ンオキシドと反応させることにより誘導されるものであ
る。
特に好ましいポリエーテルポリオールとしては、アメリ
カ合衆国ニューシャーシー州、バーシバニー所在のビー
・エイ・ニス・エフ・ウイアンドツテ・コーポレイショ
ン(B A S F  WyandotteCorp、
 )により製造されているプルラコール(Plurac
ol ) TP440 (登録商標)や、スエーデン国
ベルストーブ(p erstorp )所在のベルスト
ーブ・カンパニー(P erstorp  Co、) 
ニより製造されているポリオールTP30 (I録商標
)及びTS30 (登録商標)の如き多官能基のエトキ
シレート化された又はプロポキシレート化されたアルコ
ールがある。
ポリエーテルポリオール/ポリイソシアネート橋かけ結
合剤は、成分を完全に反応させるに十分な温度にて十分
な時間に屋り通常の反応容器内にて十分な量のポリエー
テルポリオールを十分な量のポリイソシアネート及び溶
媒と反応させることにより形成される6典型的には約1
.5〜0.8当量、好ましくは約1.0当量のポリエー
テルポリオールが通常の反応容器に装入される。好まし
くは約2.0当量のポリエーテルポリオールが反応せし
められる。反応は典型的には約25〜55℃、より典型
的には約27〜50℃、好ましくは約48℃にて、典型
的には約1〜8時間、より鋳型的には2〜4時間、好ま
しくは約3時間に屋り行われる。
ポリエーテルポリオール/ポリイソシアネートアダクト
を封鎖するために使用されてよい封鎖剤は当技術分野に
於て公知の封鎖剤である。
メチルアルコール、エチルアルコール、クロロエチルア
ルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコール、ア
ミルアルコール、ヘキシルアルコール、ヘプチルアルコ
ール、オクチルアルコール、ノニルアルコール、3,3
.5−トリメチルヘキサノールアルコール、デシルアル
コール、ラウリ暫 ルアルコールなどの如き低分子脂肪族アルコール、フェ
ノールそれ自身、置換されたフェノール(lF換が塗膜
に悪影響を及ぼさないもの)の如きフェノール化合物の
如く、本発明の実施に於ては任意の好適な脂肪族、シク
ロ脂肪族、又は芳香族アルキルモノアルコール及びフェ
ノール化合物が封鎖剤として使用されてよい。例として
はクレゾール、ニトロフェノール、クロロフェノール、
t−ブチルフェノールがある。
好ましい封鎖剤はエチレングリコールのモツプOビルエ
ーテルである。他の封鎖剤としては、ジエチルエタノー
ルアミンの如き第三ヒドロキシルアミン、メチルエチル
・ケトキシム、アセトン・オキシム、シクロヘキサノン
・オキシムの如きオキシム、カプロラクタムがある。好
ましいオキシムはメチル−〇−アミル・ケトキシムであ
る。
本発明の封鎖されたポリイソシアネート橋かけ結合剤は
、反応完了慢には自由なイソシアネート基が存在しない
よう、当技術分野に於て一般に設定されている反応条件
下に於て十分な最の封鎖剤を十分な量のポリエーテルポ
リオール/ポリイソシアネートアダクトと反応させるこ
とによって形成される。典型的には約1当量のポリエー
テルポリオール/ポリイソシアネートアダクトが通常の
反応容器内に装入される。典型的は約0.8〜1゜2モ
ル、好ましくは約1.0モルの封鎖剤が反応せしめられ
る。更に一つ又はそれ以上の以下の組成物、即ちメチル
・イソブチル・ケトン、ブタノール、メチル・エチル・
ケトン、ドルオール、又はこれらと等価な有機溶媒が装
入される。
反応111Jiは使用される封鎖剤及びポリエーテルポ
リオール/ポリイソシアネートアダクトの種類に応じて
変化し、例えばトルエン・ジイソシアネート−トリメタ
ノール・ブOパンをケトキシムと反応させる場合には、
反応は典型的には約150〜220下(65,6〜10
4℃)、より典型的には約160〜210丁(71,1
〜98.9℃)、好ましくは約180〜200下(82
,2〜93.3℃)に於て行われる。反応容器へ装入さ
れた物質は約15〜120分間、より典型的には約20
〜40分間、好ましくは約20〜40分間混合される。
封鎖された橋かけ結合剤は反応が完了した後には溶液中
に残される。
本発明の実施に有用なエポキシドは、当技術分野に於て
一般に使用されているポリエポキシドであり、1分子当
り少なくとも一つのエポキシ基を含む樹脂材料を含んで
いる。
特に有用なポリエポキシドは多価フェノールのグリシジ
ル・ポリエーテルである。
かかるポリエポキシド樹脂はエビ八日、ヒドリン及び二
価フェノールより誘導され、約400〜約4000のエ
ポキシド当量を有している。エビハロヒドリンの例とし
ては、エビクロロヒドリン、エビブロモヒドリン、エビ
イオドヒドリンがあり、エビクロロヒドリンが好ましい
。二価フェノールの例としては、レゾルシノール、ヒド
ロキノン、p、p’ −ジヒドロキシジフェニルプロパ
ン(一般にビスフェノールAと呼ばれる)、p、p’−
ジヒドロキシベンゾフェノン、p、p’ −ジヒドロキ
シジフェニル、p、p″−ジヒドロキシジフェニル・エ
タン、ビス(2−ヒドロキシナフチ)メタン、1.5−
ジヒドロキシナフチレン等があり、ビスフェノールAが
好ましい。これらのポリエポキシド樹脂は当技術分野に
於てよく知られており、エビハロヒドリン及び二価フェ
ノールを種々の比率にて反応させることにより、又は二
価フェノールを低分子ポリエポキシド樹脂と反応させる
ことにより、所望の分子量にて形成される。特に好まし
いポリエポキシド樹脂は、約450〜約2000、より
桑型的には約800〜約1600゜好ましくは約800
〜1500のエポキシド当lを有するビスフェノールへ
のグリシジル・ポリエーテルである。
本発明の実施に使用されるポリエポキシドは比較的高い
分子量を有しており、即ち分子量は桑型的には約900
〜約4000.より桑型的には約1600〜約3200
、好ましくは約1600〜約2800である。
他の一つの非常に有用なポリエポキシドは、ノボラック
樹脂又はこれと同様のポリフェノール樹脂より同様に製
造される。
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、1.2−プロピレングリコール、1.
4−プロピレングリコール、1゜5−ベンタンジオール
、1.2.6−ヘキサンドリオール、グリセロール、ビ
ス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)2.2−プロパン
等の如き多価アルコールより誘導される多価アルコール
の同様のポリグリシジル・エーテルを含むポリエポキシ
ドも適している。またポリカルボキシル酸のポリグリシ
ジル・エステルも使用されてよく、かかるエステルはエ
ビクロロヒドリン又は同様のエポキシ化合物を、シュウ
酸、コハク酸、グルタル酸、テレフタール酸、2.6−
ナフチラン・ジカルボキシル酸、二量化されたリルン酸
の如き脂肪族又は芳香族ポリカルボキシル酸と反応させ
ることによって製造される。それらの例はアジピン酸グ
リシジル及びフタル酸グリシジルである。またオレフィ
ン的に不飽和の脂環式化合物のエポキシ化により誘導さ
れるポリエポキシドも有用である。
これには部分的に一つ又はそれ以上のモノエポキシドを
含むジェボキシドが含まれている。これらのポリエポキ
シドは非フェノールであり、脂環式オレフィンをエポキ
シ化することにより得られる。
例えば酸素及び選定された方法用の触媒により、過安息
香酸により、アセトアルデヒド・モノパーアセテートに
より、又は過酢酸により得られる。
かかるポリエポキシドの中には当技術分野に於てよく知
られたエポキシ脂環式エーテル及びエステルがある。
他のエポキシ含有化合物及び樹脂としては、米国特許第
3.365.471号に開示されている如き窒素を含む
ジエポキシド、1.1−メチレン・ビス(5−1f換さ
れたヒダントイン)よりのエポキシ樹脂(米国特許第3
.391.097号)、ビスーイミド含有ジエボキシド
(米国特許第3゜450.711号)、エポキシレート
化されたアンモメチルジフェニル・オキシド(米国特許
第3゜312.664号)、複素環式N、N’−ジグリ
シジル化合物(米国特許第3.503.979号)、ア
ミノ・エポキシ・ホスホネート(英国特許第1.172
.916号)、1.3.5−トリグリシジル・尿酸イソ
シアン、及び当技術分野に於て公知の他のエポキシ含有
材料がある。
・本発明の封鎖された橋かけ結合剤は陰極型電着の技術
分野に於て公知の従来のアミン含有エポキシ樹脂に使用
されて良好に機能するが、修正されたエポキシ樹脂を使
用することが好ましい。特に本発明の実施に使用される
修正されたエポキシ樹脂は、水と混和可能な又は水に溶
解可能なポリオールにて随意に連鎖延長され、過剰のア
ミンと反応せしめられ、次いで脂肪酸又は脂肪族モノエ
ポキシドと随意に反応せしめられた前述のエポキシ樹脂
組成物の何れかを含んでいる。
エポキシ樹脂を随意に連鎖延長させるために使用される
水に溶解可能な又は水と混和可能なポリオールは、少な
くとも一つ、好ましくは二つのアルコール・第一ヒドロ
キシルを含む有機ポリオールを含んでいる。本発明の実
施に於ては有機ポリオールの混合物が使用されてよく、
また有機ポリオールと第一モノ・第一アルコールの混合
物が使用されてもよい。これらの有機ポリオールは約2
00〜約3000.より典型的には約300〜約100
0、好ましくは約400〜約700の分子量を有してい
る。
「水と混和可能な」とはポリオールが水と均一に混合又
はブレンドする能力又は傾向として定義される。また「
水に溶解可能な」とはポリオールが水と均一にブレンド
する能力又は傾向を意味する。
本発明の実施に使用される有機ポリオールは当技術分野
に於て公知のポリオールであり、例えば米国特許第4.
104.147号に開示されたポリオールである。
本発明の修正されたエポキシ樹脂を形成するために使用
される水に溶解可能な又は水と混和可能なポリオールは
、脂肪族ポリオール、芳香族ポリオール、アルキレンポ
リオール、ブタジェンポリオール、ブタジェン・アクリ
ロニトリル・ポリオールを含んでいる。
本発明の実施に使用される有機ポリオールの特殊な例と
しては、ユニオン・カーバイド・コーポレイション(j
J n1on  Q arbide  Corp、 )
により製造されているトーン(Tone )200なる
商品名のポリオール、ユニオン・カーバイド・コーポレ
イションにより製造されているカーポワックス・ビー・
ジ=−(CarboWax  PG) 300及び力−
ボワックス・ビー・ジー400なる商品名のポリオール
、アメリカ合衆国サウスカロライナ州、スバータンバー
グ所在のミリケン・ケミカル・カンパニー (lyl 
1lliken  Chemicjal  Co、)に
より製造されているシンファツク(5ynFac) 8
007及びシンファツク8008なる商品名のポリオー
ル、アメリカ合衆国オハイオ州、クリーヴランド所在の
ビー・エフ・グツドリッチ・ケミカル・コーポレイショ
ン(B、 F、 Goodrich  Chesica
l  C0rD、)により製造されているハイカー・エ
イチ・ティー・ビー・エフ(Hycar  HT BN
)なる商品名のポリオールがある。特に好ましいポリオ
ールはシンファツク8008なる商品名のポリオールで
ある。
ポリエポキシドの修正、即ち連鎖延長及びこれに伴なう
分子量の増大は、トルエン、メチル・イソブチル・ケト
ン、キシレンの如き有機溶媒中にて有機ポリオールをポ
リエポキシドと混合し、これらの薬品をポリエポキシド
を完全に反応させるべく物質の存在下に於て通常の反応
容器内にて十分な温度にて十分な時間に厘り反応させる
ことにより達成される。反応温度は典型的には約200
〜350下(93,3〜177℃)、より典型的には約
250〜320下(121〜160℃)、好ましくは約
260〜300″F(127〜149℃)である。
反応時間は典型的には約120〜300分、より典型的
には160〜260分、好ましくは約180〜240分
である。
典型的には約1.5〜3のエポキシド当量、より典型的
には約2〜2.5エポキシド当量、好ましくは約2当量
のポリエポキシドが1当量のポリオールと反応せしめら
れる。好適な触媒の例としては、ベンジル・ジメチルア
ミン、トリエチルアミン、トリフエノール・ホスフィン
、ボロン・トリフルオライド、ジメチルシクロヘキシル
アミン、ジメチルエタノールアミン又は任意のルイス酸
がある。
本発明の実施に使用されるポリアミンは、米国特許第4
.139.510号に開示されたポリアミンの如く当技
術分野に於て公知のポリアミンの代表的なものである。
本発明に於てポリエポキシド樹脂と反応されるポリアミ
ンは1分子当り少なくとも2個のアミン窒素原子と1分
子当り少なくとも3個のアミン水素原子とを含み、エポ
キシド基と反応する他の基を含んでいない。これらのポ
リアミンは脂肪族、シフO脂肪族、芳香族の何れであっ
てもより、1分子当り少なくとも2個の炭素原子を含ん
でいる。
有用なポリアミンは1分子当り約2〜6個のアミン窒素
原子と、3〜8個のアミン水素原子と、2〜20個の炭
素原子とを含んでいる。かかるアミンの例としては、ア
ルキレン・ポリアミン、エチレン・ジアミン、1.2−
プロピレン・ジアミン、1.3−プロピレン・ジアミ゛
ン、1.2−ブチレン・ジアミン、1.3−ブチレン・
ジアミン、1゜4−ブチレン・ジアミン、1,5−ペン
タレン・ジアミン、1.6−ヘキシレン・ジアミン、0
゜−及びp−フェニレン・ジアミン、4.4′−メチレ
ン・ジアニリン、メタン・ジアミン、1.4−ジアミノ
シクロヘキサン、メチル−アミノプロピルアミン等があ
る。本発明に於て使用されるに好ましいアミンは下記の
化学式を有するアルキレン・ポリアミンである。
H2NR(NR)nNH2 ここにnはO〜4の整数であり、Rは2〜4個の炭素原
子を含むアルキレン基である。かかるアルキレン・ポリ
アミンの例としては、エチレン・ジアミン、ジエチレン
・トリアミン、トリエチレン・テトラミン、テトラエチ
レン・ペンタミン、ペンタエチレン・ヘキサミン、ジブ
ロ赳しン・トリアミン、トリブチレン・テトラミン等が
ある。またこれらのアミンの混合物が使用されてもよい
。    。
より好ましいアミンはエチレン・ポリアミンであり、最
も好ましいアミンはトリエチレン・テトラミン、テトラ
エチレン・ペンタミン、ジエチレン・トリアミンである
ポリエポキシド樹脂中に元々存在していた各エポキシド
当量について形成されたアダクトが約1モルのアダクト
化されたポリアミン分子を含むよう、十分な量のポリア
ミンが十分な量の修正されたポリエポキシド樹脂と反応
せしめられる。アダクト化反応は一般に各エポキシド当
量のポリエポキシド樹脂について約1.5〜15.0モ
ル、即ち過剰量のポリアミンを必要とし、より典型的に
は約2.0〜12.0モル、好ましくは約3.0〜10
.0モルのポリアミンを必要とする。かくして過剰量の
ポリアミンが使用されるので、反応生成物のゲル化を防
止するためには、反応後に未反応の過剰のポリアミンが
蒸留により除去されなければならない。
修正されたエポキシ−ポリアミン組成物を形成する場合
には、全てのエポキシド基を反応させ−に十分な温度に
て十分な時間に亙り十分な量゛のボリア゛ミンパ通常の
反応容器内にて十分な量の修正されたポリエポキシド樹
脂と反応されなければならない。反応温度は典型的には
約75〜220″F(24〜104℃)、より典型的に
は約80〜190下(27〜87.8℃)、好ましくは
約140〜180下(60,0〜82.2℃)である。
また反応時間は典型的には約5〜60分、より典型的に
は約10〜40分、好ましくは約25〜30分である。
アダクト化反応が完了すると、過剰のポリアミンを除去
するに十分な真空状態及び十分な温度にて蒸留が行われ
ることにより、未反応の過剰のポリアミンが除去される
。典型的な”蒸留部”度は約275〜500下(135
〜260℃)、より典型的には320〜475下(16
0〜246℃)、好ましくは約425〜450゛丁(2
18〜232℃)である。典型的な真空は約60〜7好
ましくは約7゛4〜7611HIJである。゛”本発明
の実施に使用゛されるエボ¥シ樹脂をi意〜22個の炭
素原子を含むモノカルボiシル゛酸モある。脂肪酸は飽
和酸及び不飽和酸の何れであってもよい。これらの脂肪
酸は当技術分野に於て公知の脂肪酸の代表的なものであ
る。かかる脂肪酸の例としては、カプリル酸、カプリン
酸、ステアリン酸、安患香酸、オレイン酸、リノール酸
、リルン酸、リコン酸がある。これらの酸は自然に発生
したオイルより誘導され、それを誘導するための元のオ
イルにちなんで名称が与えられた酸であり、例えば亜麻
仁脂肪酸、大豆脂肪酸、綿実脂肪酸、ココナツツ脂肪酸
等である。特に好ましい脂肪酸はペラルゴン酸である。
本発明の実施に使用されるエポキシ樹脂を随意に修正す
るために使用されてよいモノエポキシドは、1分子当り
1個の1.2−エポキシド基と1分子当り約6〜24個
の炭素原子とを含んでいる。
本発明の実施に於て使用されるモノエポキシドは、米国
特許第4.139.510号に開示されたモノエポキシ
ドの如く、当技術分野に於て公知のエポキシドの代表的
なものである。
モノエポキシドの例としては、エポキシ化された炭化水
素、エポキシ化された不飽和脂肪エステル、脂肪族アル
コールのモノグリシジル・エーテル、モノカルボキシル
酸のモノグリシジル・エステルがある。かかるモノエポ
キシドの例はオクチレン・オキシド、ディシレン・オキ
シド、ドデシレン・オキシド、ノナデシレン・オキシド
の如く6〜24個の炭素原子を含むエポキシ化された不
飽和炭化水素、エポキシ化されたオレイン酸メチル、エ
ポキシ化されたオレイン酸n−ブチル、エポキシ化され
たバルミチンオレイン酸メチル、エポキシ化されたリル
ン酸エチルの如く、脂肪酸が約8〜18個の炭素原子を
含み、アルコールが1〜6個の炭素原子を含む不飽和脂
肪酸のエポキシ化されたモノアルコール・エステル、オ
クチル・グリシジル・エーテル、デシル・グリシジル・
エーテル、ドデシル・グリシジル・エーテル、テトラデ
シル・グリシジル・エーテル、ヘキサデシル・グリシジ
ル・工、−チル、オクタデシル・グリシジル・エーテル
の如く8〜20個の炭素原子を含む一価アルコールのモ
ノグリシジル・エーテル、カプリル酸のグリシジル・エ
ステル、カプリン酸のグリシジル・エステル、ラウリン
酸のグリシジル・エステル、ステアリン酸のグリシジル
・エステル、アラキン酸のグリシジル・エステル、米国
特許第3.178.454号に記載されたα、α−ジア
ルキル・モノカルボキシル酸のグリシジル・エステルの
如く、8〜20I!の炭素原子を含むモノカルボキシル
酸のモノグリシジル・エステルである。かかるグリシジ
ル・エステルの例は、約9〜19個の炭素原子を含む酸
、特に9〜11個の炭素原子を含むシェル・オイル・カ
ンパニー(Shell  Oil  Company)
より販売さ、れテイルバーサティック(■ersati
c ) 911酸より誘導されるエステルである。
モノエポキシド又は脂肪酸は、本発明の電着可能な樹脂
、組成物の溶着された場合の電気絶縁特性゛ を改善す
べく、本発明の修正されたエポキシ−ポリアミンアダク
トと随意に反応せしめられる。更にこれらの成分は可撓
性、耐食性、硬度の如き溶着された塗膜の種々の特性を
改善する。
十分な量の修正されたエポキシ−ポリアミンアダクトが
、反応を完了させるに十分な温度にて十分な時間に亙り
通常の反応容器内にてキシレンやトルエンの如き有機溶
媒中にて十分な量の脂肪酸又はモノエポキシドと混合さ
れる。典型的には約1モルの修正されたエポキシ−ポリ
アミンアダクトが以下の量の脂肪酸又はモノエポキシド
と反応せしめられる。
脂肪酸が反応物質である場合には、典型的には約0.5
〜2.75モル、より典型的には約1〜2.25モル、
好ましくは約1〜2モルの脂肪酸がアダクトと反応せし
められる。反応温度は典型的には約300〜400丁(
149〜204℃)、より典型的には約325〜390
下(163〜199℃)、好ましくは約350〜375
下(177〜191℃)であり、反応時間は約60〜1
80分、より典型的には60〜140分、好ましくは約
120分又は酸価が約6以下に低減されるまでの時間で
ある。
またモノエポキシドが反応物質である場合には、典型的
には約005〜2.25モル、より典型的には約1〜2
.25モル、好ましくは約1〜2モルのモノエポキシド
がアダクトと反応せしめられる。反応時間は典型的には
約150〜300下(65,6〜149℃)、より典型
的には約150〜280下(65,6〜138℃)、好
ましくは約150〜250下(65,6〜121℃)で
あり、反応時間は典型的には約60〜180分、より典
型的には約60〜150分、好ましくは約60〜100
分である。
溶着された塗膜が焼成時に完全に硬化し、自由なイソシ
アネート基が残存しないよう、十分な量の本発明の橋か
け結合剤が本発明の電着可能な塗料組成物に組込まれる
。アミン含有エポキシ樹脂組成物及び橋かけ結合剤の総
tIl量に応じて、典型的には約20〜8Qwt%、よ
り典型的には約30〜70wt%、好ましくは約35〜
45wt%の封鎖されたポリイソシアネートが組込まれ
る。
本発明の橋かけ結合剤は、エポキシ樹脂組成物を貯容す
る反応容器に封鎖されたポリイソシアネートを添加し、
それらを約30分間に亙り混合することにより、エポキ
シ樹脂組成物、好ましくは随意に修正されたエポキシ−
ポリアミン−脂肪酸反応生成物又はエボキシーボリアミ
ンーモノエボキシド反応生成物と混合される。 アミン
含有エポキシ樹脂組成物を可溶化させるためには、反応
生成物を水に溶解し得る酸と造塩反応させることが必要
である。使用されてよい酸としては、ギ酸、酢酸、リン
酸、乳酸、塩化水素酸の如く当技術分野に於て公知の酸
がある。樹脂を水に可溶化させ又は分散させるに十分な
量の酸が前記アミン含有エポキシ樹脂組成物と混合され
る。造塩反応を行わせる一つの方法は、アミン含有エポ
キシ樹脂組成物、酸、共同溶媒(coso+vent 
) 、水、及び当技術分野に於て従来より使用されてい
る表面活性剤を反応容器内へ装入し、それらを反応が完
了するまで低速ミキサにて混合することにより行われる
。一つの好ましい方法に於ては、酸、水等がまず反応容
器に装入され、次いで反応物質が低速ミキサにて混合さ
れている状態にて樹脂が装入される。反応温度は典型的
には約25〜150丁(3・9〜65.6℃)、より典
型的には約100〜140丁(37,8〜60.0℃)
、好ましくは約120下(48,9℃)である。反応は
典型的には約15〜90分間、より典型的には約25〜
80分間、好ましくは60分間行われる。
典型的には固体樹脂1g当り約0.1〜0.8M6Q、
より典型的には約0.2〜0.7Meq、好ましくは約
0.2〜0.5Meqの酸が使用される。
橋かけ結合剤は典型的には造塩反応せしめられた水溶性
樹脂分散液に添加される。
本発明の橋かけ結合剤を含有する陰極型電着可能な塗料
組成物は、電着プロセスに於て水溶性エマルションとし
て使用される。水溶性浴中の樹脂組成物の濃度が物品上
に十分な厚さの塗膜を形成し、焼成時に塗膜が平滑な面
、高累積性、短塗装時間、低硬化温度の如き所望の特性
を有するようになるよう、十分な量のエマルションが使
用される。本発明の主要な樹脂の電着浴中の濃度は典型
的には約10〜40wt%、より典型的には約10〜3
0wt%、好ましくは約15〜25wt%である。
陰極型m着可能な樹脂及び橋かけ結合剤は、一般に、約
20〜35wt%の固体の濃度を有する造塩反応せしめ
られた主要な水溶性エマルションとして製造業者より使
用者へ輸送されることに留意されたい。
本発明の陰極型電着可能な塗装浴は、典型的には、本発
明の可溶化された(即ち造塩反応せしめられた)陰極型
電着可能な樹脂組成物を濃縮された状態にて水と混合す
ることにより形成されるが、乾燥樹脂が使用されてもよ
い。電着浴は当技術分野5於て公知の電着プロセスに於
て一般に使用きれる顔料ペースト、共同溶媒、酸化防止
剤、表面活性剤の如き追加の成分を含有していてよい。
顔料組成物は通常の任意の種類のものであってよく、酸
化鉄、酸化鉛、クロム酸ストロンチウム、カーボンブラ
ック、二酸化チタン、タルク、亜硫酸バリウム、バリウ
ムイエロー、カドミウムレッド、クロミックグリーン、
ケイ酸鉛の如く一つ又はそれ以上の顔料である。光沢、
反射性、色合、及び他の所望の特性の如き所望の外観特
性を得るに十分な量の顔料が使用される。一般に使用さ
れる顔料の量は全バインダに対する全顔料の比にて表わ
される。本発明の電着可能な樹脂組成物に於ては、典型
的には約0.1〜0.4、より典型的には約0.15〜
0.35、好ましくは約0.2〜0゜3のバインダに対
する顔料の比が採用される。顔料は一般にペーストの状
態にて、即ち顔料、アミン含有エポキシ樹脂、表面活性
剤を含む組成物に予め分散された状態にて電着浴に添加
される。
電着浴は典型的には本発明の実施に使用される樹脂ビヒ
クルのための水に溶解可能な又は部分的に水に溶解可能
な有機溶媒である共同溶媒を含有していてよい。本発明
の実施に使用される共同溶媒は当技術分野に於て公知で
あり一般に使用されている溶媒である。
かかる揮発性の有機共同溶媒の例としては、エチレング
リコール・モノメチルエーテル、エチレングリコール・
モノエチルエーテル、エチレングリコール・モツプチル
エーテル、ジエチレングリコール・モノブチルエーテル
、エタノール、イソプロパツール、n−ブチノール等が
ある。平清な塗膜となる良好なエマルションが形成され
るよう、十分な量の共同溶媒が使用される。
本発明の橋かけ結合剤を使用すれば共同溶媒を使用する
必要性が実質的に低減され若しくは完全に排除される。
共同溶媒が使用される場合には、塗装浴に使用される絶
層は、その塗装浴の20〜25wt%固体を基準に見て
、典型的には約0.5wt%未満であり、好ましくは約
2.2wt%未満である。主要な水溶性エマルション中
に存在する共同溶媒の問は、そのエマルションの35w
t%固体を基準に見て、典型的には約0.5wt%未満
、好ましくは0,3wt%未満である。
電着プロセスは一般に、直流電源に接続された導電性を
有する陽極を内部に有し電気的に絶縁されたタンク内に
於て生じる。タンクの大きさは塗装されるべき物品の大
きさ次第である。一般にタンクはエポキシ樹脂にて含浸
されたガラス繊維又はポリプロピレンの如き絶縁性被覆
にてライニングされたステンレス鋼又は軟鋼にて形成さ
れる。
本発明の陰極型電着可能な樹脂組成物は典型的には乗用
車やトラックのボディの如き物品を塗装するために使用
される。かかる目的で使用される電着浴タンクの典型的
な容積は約eooooガOン(227kQ)〜約120
000ガロン(454に党)である。
一般にwI!5Aされるべき物品はその導電性を有する
物品が陰極として作用するよう直流電気回路に接続され
る。物品が塗装浴中に浸漬されると、電子が陰極より陽
極へ流れ、即ち通常の電流が陽極より陰極へ流れ、これ
により分散された陰極型電着可能な樹脂組成物の粒子が
物品の表面に付着せしめられる。分散された樹脂組成物
の粒子は正の電荷を与えられており、従って塗装される
べき物品の負の陰極面へ引き寄せられる。物品が陰極型
電着塗装浴中に存在する間に物品上に付着する塗膜の厚
さは陰極型電着可能な樹脂組成物、物品を横切る電圧、
電流密度、塗装浴のpH,導電性、物品を塗装浴中に保
持する時間等の関数である。
十分な厚さの塗膜を得るに十分な電圧が十分な時間に屋
り塗装されるべき物品に印加される。塗装されるべき物
品を横切って印加される電圧は典型的には約50〜50
0V、より典型的には約200〜350■、好ましくは
約225〜300■である。電流密度は典型的には約0
.5〜30A/ftp  (約0.5〜32 mA/c
mR) 、より典型的には約1〜25A/rt”  (
約1〜27 +1A/Cl1lffi )、好ましくは
約IA/ft2 (約1  mA/cm2 )rある。
塗装されるべき物品は一般に十分な厚さを有し十分な耐
食性及び可撓性を有する塗膜を形成するに十分な時間に
厘り塗装浴中に保持される。
保持時間は典型的には約1〜3分、より典型的には約1
〜2.5分、好ましくは約2分である。
塗装浴のpHは電圧が印加された状況下に於て、破断し
ない塗膜を形成するに十分な値である。即ち樹脂が分散
された状態よりキックアウトすることがないよう塗装浴
の安定性を維持し且塗装浴の導電性を制御するに十分な
pHである。pHは典型的には約4〜7、より典型的に
は約5〜6.8、好ましくは約6〜6.5である。
塗装浴の導電性は十分な厚さの塗膜を形成するに十分な
値である。導電性は典型的には約800〜3000μS
1より典型的には約800〜2200μs、好ましくは
約900〜約1800μsである。
望ましい塗膜厚さは十分な可撓性を有、しつつ耐食性を
与えるに十分な厚さである。本発明の塗装された物品の
塗膜厚さは典型的には約0.4〜1゜8m1l(10〜
46μ)、より典型的には約0゜6〜1.61i1(1
5〜41μ)、好ましくは約1.2〜1.41il(3
0〜36μ)である。
「被膜の高累積性」とは1.Oail(25μ)を越え
る被膜を意味するものとして定義される。
塗装浴の温度は冷却により約86丁(30℃)以下の温
度に維持されることが好ましい。
塗膜の厚さが所望の厚さになると、塗装された物品は電
着浴より取出され、硬化処理に付される。
一般に電着により形成された塗膜は封鎖された橋かけ結
合剤の封鎖を解除し電着可能な樹脂組成物の橋かけ結合
を可能にするに十分な時間に亙り十分な温度にて通常の
対流炉内にて硬化される。塗装された物品は典型的には
約200〜600下(93,3〜316℃)、より典型
的には約250〜375下(121〜191℃)、好ま
しくは約295〜325’F(146〜163℃)の温
度にて焼成される。また塗装された物品は約10〜40
分間、より典型的には約10〜35分間、好ましくは約
15〜30分間に亙り焼成される。
本発明の塗装された物品は輻射熱、蒸気硬化、熱伝達流
体との接触、及びこれらと等価な他の方法を使用して硬
化されてもよい。
硬化した塗膜の平滑性は溶着された塗料組成物の流動性
の関数である。流動性は電着された塗料組成物が硬化工
程中に液化し、橋かけ結合の開始前に塗装された物品の
表面上に平滑な接着性の膜を形成する傾向として定義さ
れる。流動性は共同溶媒の可塑化効果に関連している。
一般に本発明の塗装された物品は鋼、アルミニウム、銅
を含む金属の如き導電性物質を含んでいるが、上述の金
属と同様の導電性を有する任意の導電性物質が使用され
てよい。塗装されるべき物品はその全ての面が電着浴に
濡れるものである限り任意の形状をなすものであってよ
い。塗装に影響を及ぼす塗装されるべき物品の特性とし
ては、物品の形状、物品の表面が塗料溶液に濡れる程度
、陽極よりシールディングされている程度等がある。
シールディングは陰極と陽極との間に形成される電界に
干渉する程度として定義され、塗料組成物・がかくして
シールディングされた領域に於て溶着されることを阻止
する。塗装浴が物品の陽極より離れた領域を塗装し得る
能力の指標は均一電着性である。均一電着性は陽極及び
陰極の電気的形態及び電着浴の導電性の関数である。
本発明の塗装された物品の塗膜は平滑性、光沢、可撓性
、高累積性、耐久性、及び耐食性を有している。平滑性
及び光沢は陰極型電着される樹脂の流動性に関連してい
る。また耐久性、高累積性、可撓性、及び耐食性は陰極
電着される樹脂の化学的性質及び溶着された塗膜の平滑
性に関連している。かかる塗料組成物は自動車のブライ
マーオーバーコートを容易に受入れるものである。
本発明の塗料組成物により塗装される物品はホスホタイ
ジング浴中にて不純物及び汚染物質を除去する予備処理
が行われた自動車のボディである。
以下の例は本発明の原理及び実施態様を説明するもので
あり、本発明はこれに限定されるものではない。以下の
例に於て使用される部及びパーセンテージはそれぞれ重
量部及び重量パーセンテージである。
例1A 1392部の80 : 20の比の2.4−トルエン・
ジイソシアネート及び2.6−トルエン・ジイソシアネ
ートのイソマー混合物と、300部のメチル・イソブチ
ル・ケトンとを貯容する適当な反応容器内へ窒素ブラン
ケットにて攪拌される状態にて712部のポリオールT
P30 (登録商標)(トリメチロールプロパン−トリ
エトキシレート、スエーデン国のベルストーブ・カンパ
ニー(Perstorp  Co、 )製)をゆっくり
と装入することにより橋かけ結合剤が形成された。反応
は110下(43,3℃)以下の温度に維持された。装
入物は1時間半110下(43,3℃)に維持され、次
いで140下(60℃)に加熱され、その時点に於て8
32部のエチレングリコール・モノプロピルエーテルが
添加された。装入物は実質的に全てのイソシアネート部
分が消費されたことが赤外線走査により示されるまで2
10〜220下(98,9〜104℃)に1時間半維持
された。次いで装入物は832部のメチル・イソブチル
・ケトン及び126部のブタノールにて薄められた。
例1B 188のエポキシ当量を有する1658部のエポン(E
pon)82Bと、473部のビスフェノールAと、2
30のヒドロキシ当量を有する583部のエトキシレー
ト化されたビスフェノールA(ミリケン・ケミカル・カ
ンパニー(lylillikenQ hesical 
 Co、 )製のシンフ?ツク(S ynfaO’)8
009)と、147部のトルエンとが適当な反応容器に
装入された。
装入物は乾燥窒素ブランケットのもとで145″F(6
3℃)に加熱され、反応容器に3.8部のベンジル・ジ
メチル・アミンが添加された。反応混合物は更に160
℃に加熱され、45分間維持され、追加の5.4部のベ
ンジル・ジメチル・アミンが添加され、混合物は所望の
WPEが得られるまで150℃に維持され、次いで得ら
れるアダクトBを希釈すべく1037部のトルエンが反
応容器に添加された。
例1C 攪拌装置、温度計、窒素導管、及びコンデンサを備えた
通常の反応容器に730部のトリエチレン・テトラミン
が装入された。トリエチレン・テトラミンは140下(
60℃)にゆっくりと加熱された。次いで1846部の
アダクトBが30分の間に反応容器に添加された。アダ
クトBが完全に装入された後、混合物が180”F (
82,2℃)に加熱され、1時間維持された。次いで反
応容器内混合物中の過剰のアミンが、75111HQの
真空を与え、反応容器内の物質の温度を2.5時間に亙
り550″F (288℃)にゆっくりと上昇させるこ
とにより、真空蒸留及び凝縮により除去された。混合物
は蒸留物質が発生しなくなるまでこの温度に維持された
。次いで温度が360″F(182℃)に低下され、反
応容器に158部のペラルゴン酸及び50部のキシレン
が添加された。得られた混合物は360丁(182℃)
に加熱され、酸価が6に低下するまで還流状態に維持さ
れた。
次いで反応混合物は周囲潤度に冷却され、56%NV(
非揮発成分)になるまでメチル・イソブチル・ケトンに
て薄められた。
例1D 4時間に厘り13部のメチル・イソブチル・ケトン及び
2部のアセトンの還流混合物に対し、44部のアクリル
酸ブチル、15部のアクリル酸ヒドロキシエチル、15
部のメタクリル酸ジメチルアミノエチル、2部のスチレ
ン、1部のオクチル・メルカプタン、4部のバゾ(VA
ZO)67.3部のアセトンを添加することによりアク
リルへこみ防止剤が形成された。15分間保持した後、
0.14部(Dt<l (VAZO)67!=1部(7
)メチル・イソブチル・ケトンとが添加された。装入物
は更に1時間還流部度に維持された。
例1E 還流コンデンサ及び攪拌装置を備えた通常の反応容器を
用いて、774部の脱イオン水及び12部の酢酸に対し
、高速攪拌される状態にて702部の例1Cのアダクト
と、391部の例1Aの橋かけ結合剤と、21部の例1
Dのへこみ防止剤とを添加することにより主要なエマル
ションが形成された。3日間に厘る攪拌が行われた後金
ての有機溶媒が除去された。
例1F アダクトF及びアダクトGは粉砕ビヒクルの二つの中間
体である。アダクトFは乾燥窒素テランケットにて攪拌
される状態にてエチレングリコール・モノプロピルエー
テルを2.4−トルエン・ジイソシアネートに添加する
ことにより形成された。反応は100下(37,8℃)
以下の温度に維持された。装入物は更に1時間半保持さ
れた。
例1G 455部のトリトン(Triton ) X −102
(登録商標)(アメリカ合衆国ペンシルバ;ア州、フィ
ラデルフィア所在のローム・アンドφハース゛・カンパ
ニー (Rolv and Haas Co、)により
製造されているアルキルアリール・ポリエーテル・アル
コール)及び水を除去すべく予め共沸蒸留された51部
のメチル・イソブチル・ケトンに対し、109部の2.
4−トルエン・ジインシアネートが添加された。反応は
2時間に亙り115下(46,1℃)に維持された。こ
の装入物に対し56部のジメチル・エタノールアミンが
添加され、反応が1時間に屋り160下(71,1℃)
に維持された。最後に50部のエチレングリコール・モ
ノブチルエーテルと、75部の乳酸と、89部の脱イオ
ン水とが添加された。反応は1時間に屋り190″F(
87,8℃)に維持された。
例1H 206部のエポン(EPON)1002F (WPE−
650、アメリカ合衆国テキサス側、ヒユーストン所在
のシェル・ケミカル・カンパニー(Shell  Ch
emical Co、製)及び39部のイソブチル・メ
チル・ケトンを貯容する反応容器に88部のアダクトF
を添加することにより粉砕ビヒクルが形成された。反応
温度は1時間に亙り250下(121℃)に維持された
。次いで186部のエチレングリコール・モノブチルエ
ーテル及び381部の例1Gのアダクトが反応容器に添
加された。装入物は4時間に亙り180’F(82,2
℃)に維持された。
例11 最大粒子寸法が約12μに減小するまで約24時間に屋
り、鋼球ミル中にて203部の例1Hの粉砕ビヒクルと
、17部のエチルグリコール・モノブチルエーテルと、
274部の脱イオン水と、67部のケイ酸アルミニウム
と、317部の二酸化チタンと、30部のケイ酸鉛と、
6部のカーボンブラックと、19部のジプチル酸化スズ
とを粉砕することにより顔料ペーストが形成された。次
いで66部の追加の脱イオン水が添加された。
例1J 塗装浴を形成すべく、1786部の例1Eの主要なエマ
ルションと、1084部の脱イオン水と、330部の例
11の顔料ペーストとを混合することにより、これらの
成分よりなる電着に適した分散液が形成された。この分
散液のl)Hは6であり、全固体濃度は25%であった
。53111IK屋る攪拌後には全ての有機溶媒が塗装
浴より除去された。
300vにて2分間に亙る電着が行われたリン酸処理さ
れた鋼製パネルは300’F (149℃)にて25分
間に亙る焼成後に厚さ1.2 ail(30μ)の平滑
な被膜を呈した。
例2A 主要なエマルションが以下の如く形成された。
まず702のエポン(EPON)828と、243部の
エトキシレート化されたビスフェノールA(ミリケン・
ケミカル・カンパニー(MillikenChemic
al  CO,)製のシンファック(5ynfac )
8009)と、60部のキシレンとが適当な反応容器に
装入された。混合物は存在する水を除去すべく200〜
215℃に加熱された。次いで混合物は150℃に冷却
され、198部のビスフェノールA及び1.6部のベン
ジルジメチル・アミンが添加された。混合物は150℃
に加熱され、約30分間に亙り150℃と190℃との
間の温度に維持され、しかる後130℃に冷却された。
次いで2.2部のベンジルジメチル・アミンが添加され
、反応混合物はN−0の小さいガードナー−ホルト(Q
 ardner −@ oldt)粘度(2−エトキシ
エタノール中に50%樹脂の溶液)が得られるまで約2
時間半に亙り130℃に維持された。次いで1121部
の例1Aのポリウレタン橋かけ結合剤と、73部のデー
・イー・ティー・ニー(DETA)ジケチミン(エチル
・イソブチル・ケトン中に73%の固体)と、65部の
メチル・エタノール・アミンとが添加され、混合物は1
10下(43,3℃)に1時間維持された。次いで混合
物は3149部の脱イオン水及び68部の乳酸中に分散
された。次いで溶媒が真空蒸留により除去された。溶媒
が除去された分散液の固体濃度は約36%であった。
例2B 1786部の例2Aの主要なエマルションと、1084
部の脱イオン水と、330部の例1■の顔料ペーストと
を混合することにより、これらの成分よりなる電着に適
した分散液が形成された。
この分散液のpHは6.2であり、全固体成分は25%
であった。5週間に亙る攪拌後には全ての有機溶媒が塗
装浴より除去された。リン酸処理され300Vにて2分
間に亙り電着された鋼製パネルは、325下(163℃
)にて25分間に亙る焼成後には厚さ1.2 ail(
30μ)の平滑な被膜を呈した。
本発明の橋かけ結合剤を使用すれば、驚くべきことに、
また意外にも電着塗装浴に共同溶媒を使用する必要性が
実質的に低減され若しくは完全に排除され、しかも平滑
で可撓性及び高累積性を有する塗膜が形成される。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて他の種゛々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陰極型電着プロセスを使用して被膜形成樹脂にて
    物品を塗装する方法であつて、陰極型電着可能なアミン
    含有エポキシド樹脂が橋かけ結合剤と混合され、次いで
    前記樹脂が酸と造塩反応せしめられて水溶性エマルショ
    ンが形成され、前記水溶性エマルションが顔料ペースト
    及び水と混合されて水溶性電着塗装浴が形成され、前記
    浴が内部に陽極を有する電気絶縁されたタンク内に貯容
    され、導電性を有する物品がそれが陰極として作用する
    よう直流電気回路に電気的に接続され、次いで前記物品
    が前記浴中に浸漬され、直流電流が前記物品を横切って
    通されることにより前記樹脂、前記橋かけ結合剤、及び
    前記顔料ペーストの被膜が溶着され、次いで前記物品が
    前記浴より取出され、塗膜が硬化される方法にして、ポ
    リエーテルポリオールとポリイソシアネートと封鎖剤と
    の反応生成物を含む橋かけ結合剤が使用され、形成され
    る塗膜が平滑で可撓性及び高累積性を有し、これにより
    塗装浴に揮発性の有機共同溶媒を使用する必要性が実質
    的に低減され若しくは排除されていることを特徴とする
    方法。
  2. (2)水と酸にて可溶化されたアミン含有エポキシ樹脂
    と橋かけ結合剤とを含む水溶性陰極型電着塗装浴にして
    、ポリエーテルポリオールとポリイソシアネートと封鎖
    剤との反応生成物を含む橋かけ結合剤を使用することを
    含み、形成される塗膜は平滑で高累積性及び可撓性を有
    し、これにより塗装浴に揮発性の有機共同溶媒を使用す
    る必要性が実質的に低減され若しくは排除されているこ
    とを特徴とする水溶性陰極型電着塗装浴。
JP61043941A 1985-04-19 1986-02-28 物品の塗装方法 Granted JPS61246399A (ja)

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