JPS61246057A - サンドイツチパネル - Google Patents
サンドイツチパネルInfo
- Publication number
- JPS61246057A JPS61246057A JP8970385A JP8970385A JPS61246057A JP S61246057 A JPS61246057 A JP S61246057A JP 8970385 A JP8970385 A JP 8970385A JP 8970385 A JP8970385 A JP 8970385A JP S61246057 A JPS61246057 A JP S61246057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sandwich panel
- smoke
- panel
- prepreg
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、低発煙性に優れたサンドイッチパネルに関す
るものである。
るものである。
（従来の技術）
多孔性材料を心材（または中間材）とし、その両面にそ
れぞれ１枚ないし２枚以上のプリプレグ（樹脂含浸繊維
強化材であって、いわゆる繊維強化プラスチツク材）を
互いの繊維軸が直交するように積層して成るサンドイッ
チパネルは、軽量でかつ高強度、高剛性を有する構造材
料として、例えば各種航空機材料、ロボット用材料、パ
ラボラアンテナ用材料等として注目されている。中でも
航空機材料としての需要が大きく１通常その機内袋に用
いる場合にはパネルの外面にポリフッ化ビニル（以下Ｐ
ＶＦと称する）フィルムを被覆し、美観を高めている。
れぞれ１枚ないし２枚以上のプリプレグ（樹脂含浸繊維
強化材であって、いわゆる繊維強化プラスチツク材）を
互いの繊維軸が直交するように積層して成るサンドイッ
チパネルは、軽量でかつ高強度、高剛性を有する構造材
料として、例えば各種航空機材料、ロボット用材料、パ
ラボラアンテナ用材料等として注目されている。中でも
航空機材料としての需要が大きく１通常その機内袋に用
いる場合にはパネルの外面にポリフッ化ビニル（以下Ｐ
ＶＦと称する）フィルムを被覆し、美観を高めている。
（発明が解決しようとする問題点）
上記従来のサンドイッチパネルでは、機内袋に用いる場
合、強度および美観の他に、燃焼時の低発煙性が求めら
れ、プリプレグ用樹脂にエポキシ樹脂、表面を被覆する
フィルムとしてＰＶＦを用いたものでは発煙量が多く適
性に欠ける。またプリプレグ用樹脂として発煙性の低い
フェノール樹脂に替えても、被覆材にＰＶＦフィルムを
用いたもので＃′；ｔａ内装用としての条件を満たさな
いという問題点があった。
合、強度および美観の他に、燃焼時の低発煙性が求めら
れ、プリプレグ用樹脂にエポキシ樹脂、表面を被覆する
フィルムとしてＰＶＦを用いたものでは発煙量が多く適
性に欠ける。またプリプレグ用樹脂として発煙性の低い
フェノール樹脂に替えても、被覆材にＰＶＦフィルムを
用いたもので＃′；ｔａ内装用としての条件を満たさな
いという問題点があった。
本発明の目的は上記問題点を解決したサンドイッチパネ
ルを提供するものである。
ルを提供するものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、上記問題点を解決するための手段として、サ
ンドイッチパネルを構成するにあたり、多孔性材料から
なる心材をプラスチック製表面材で挾持し、該表面材の
外面側に少なくとも一層以上のフェノール樹脂層および
ポリエーテルイミ７ドフィルムを順に被覆させたもので
ある。
ンドイッチパネルを構成するにあたり、多孔性材料から
なる心材をプラスチック製表面材で挾持し、該表面材の
外面側に少なくとも一層以上のフェノール樹脂層および
ポリエーテルイミ７ドフィルムを順に被覆させたもので
ある。
（作 用）
本発明は上記構成によシ、心材を挾むプリプレグとその
ブリブレツブの表面を被覆する被覆材を低発煙性材料で
形成させたことにより、機内装用サンドイーフチパネル
として用いた場合に特に効果があり、その他一般建築用
の床材、壁材等にも低発煙性材料として有効に使用でき
るようになる。
ブリブレツブの表面を被覆する被覆材を低発煙性材料で
形成させたことにより、機内装用サンドイーフチパネル
として用いた場合に特に効果があり、その他一般建築用
の床材、壁材等にも低発煙性材料として有効に使用でき
るようになる。
（実施例）
以下、本発明の詳細な説明する。
サンドイッチパネルＩ構成する表面材は二層からなり、
外層は方向性ガラス朱子織物（２８０ｇ／−）に、フェ
ノール樹脂（アンモニアレゾールタイプ）を単位面積（
平方メートル）当り１５０グラムの目付に相当する量だ
け含浸させたプリプレグ、内層はビスフェノールＡｌベ
ースとしたエポキシ樹脂を単位面積（平方メートル）当
シ１９０グラムに相当する量だけ一方面ガラス繊維（２
ａＯＦ／ｍ”）に含浸させたプリプレグを用いる。心材
にはハニカムコア（チバガイギー社製、アエロウェーブ
■Ａ１−４８−３ ）を用いる。
外層は方向性ガラス朱子織物（２８０ｇ／−）に、フェ
ノール樹脂（アンモニアレゾールタイプ）を単位面積（
平方メートル）当り１５０グラムの目付に相当する量だ
け含浸させたプリプレグ、内層はビスフェノールＡｌベ
ースとしたエポキシ樹脂を単位面積（平方メートル）当
シ１９０グラムに相当する量だけ一方面ガラス繊維（２
ａＯＦ／ｍ”）に含浸させたプリプレグを用いる。心材
にはハニカムコア（チバガイギー社製、アエロウェーブ
■Ａ１−４８−３ ）を用いる。
この心材の両側にスキン層を配置し、熱プレス法によ多
単位面積（平方センナメートル）当り３キログラム（５
ｋｙ ｆ ／ｃｙ＋！ ）の圧力下で１時間、摂氏１３
０度（１３０℃）に加熱し、成形する。
単位面積（平方センナメートル）当り３キログラム（５
ｋｙ ｆ ／ｃｙ＋！ ）の圧力下で１時間、摂氏１３
０度（１３０℃）に加熱し、成形する。
この成形品の外表面にポリエーテルイミ７ド（以下ＰＥ
Ｉと称する）フィルム（ウルテム■）を被覆して目的と
するす／ドイッチバネルを形成する。
Ｉと称する）フィルム（ウルテム■）を被覆して目的と
するす／ドイッチバネルを形成する。
この低発煙性サンドイッチパネルと従来のサントイ７チ
パネルとが発煙性についてどの程度〃−、ニアバス社の
材料試験規格であるＡ ＩＭＳの７−２節の記載に基づ
き試験した。試料は各３個でその結果は以下の表で示す
とうシである。
パネルとが発煙性についてどの程度〃−、ニアバス社の
材料試験規格であるＡ ＩＭＳの７−２節の記載に基づ
き試験した。試料は各３個でその結果は以下の表で示す
とうシである。
表中の値はスモークデンシティと呼ばれ、数値の小さい
方が発煙量が少ないことを表わしている。この結果によ
れば本発明のものは従来のものに比較し、およそ半減に
近い位に減少している。
方が発煙量が少ないことを表わしている。この結果によ
れば本発明のものは従来のものに比較し、およそ半減に
近い位に減少している。
上記実施例に対して心材に関してはハニカムコアが用い
られるがこのハニカムコアの形状や材質について、特に
制限はない。材質としては通常アルミニウム等の金属、
ガラス芳香族ポリアミド（例えばデエボ／社製「ノメッ
クス」）、ポリカーボネート、紙等が用いられ、繊維質
のものは樹脂固定によシその性能を向上して使用する。
られるがこのハニカムコアの形状や材質について、特に
制限はない。材質としては通常アルミニウム等の金属、
ガラス芳香族ポリアミド（例えばデエボ／社製「ノメッ
クス」）、ポリカーボネート、紙等が用いられ、繊維質
のものは樹脂固定によシその性能を向上して使用する。
本発明に用いるプリプレグの繊維についてはその性能が
プラスチック強化材として十分に満足しうるものであれ
ば特に制限はない。パネルとしての性能及び価格の両面
から、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維が好ましく
用いられる。また、その形状に関しても制限はなく、使
用目的及び要求物性に応じて、一方向に繊維を引き揃え
たもの、および織物を使い分けることができる。
プラスチック強化材として十分に満足しうるものであれ
ば特に制限はない。パネルとしての性能及び価格の両面
から、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維が好ましく
用いられる。また、その形状に関しても制限はなく、使
用目的及び要求物性に応じて、一方向に繊維を引き揃え
たもの、および織物を使い分けることができる。
これらの繊維に含浸させる樹脂として、内層側のプリプ
レグに関してはフェノール樹脂を含む熱硬化性樹脂及び
熱可！！１性樹脂の広い範囲から目的に応じて選らぶこ
とができるが、該プリプレグと多孔性材料との接着が重
要であることからエポキシ樹脂が好ましく用いられる。
レグに関してはフェノール樹脂を含む熱硬化性樹脂及び
熱可！！１性樹脂の広い範囲から目的に応じて選らぶこ
とができるが、該プリプレグと多孔性材料との接着が重
要であることからエポキシ樹脂が好ましく用いられる。
外層側のプリプレグに用いるフェノール樹脂については
、その成分、組成に関する制限はなく、アルカリレゾー
ルＷ、７ンモニアレゾール型、ベンジルエーテル型など
種々のタイプが使用されるが低発煙性という立場から言
えば、通常良く使用されるフェノール樹脂と熱可塑性樹
脂および他の熱硬化性樹脂とのポリマーブレンドは避け
るのが望ましい。
、その成分、組成に関する制限はなく、アルカリレゾー
ルＷ、７ンモニアレゾール型、ベンジルエーテル型など
種々のタイプが使用されるが低発煙性という立場から言
えば、通常良く使用されるフェノール樹脂と熱可塑性樹
脂および他の熱硬化性樹脂とのポリマーブレンドは避け
るのが望ましい。
低発煙性の実現のためには、表面材の外層側に少なくと
も一層以上のフェノ・−ル樹脂層が存在することが必要
であるが１表面材の全樹脂に占めるフェノール樹脂層の
比率が高まるほど低発煙性にすぐれたサンドイッチパネ
ルが得られる。
も一層以上のフェノ・−ル樹脂層が存在することが必要
であるが１表面材の全樹脂に占めるフェノール樹脂層の
比率が高まるほど低発煙性にすぐれたサンドイッチパネ
ルが得られる。
本発明における表面の被覆材と（−でのＰＥＩフィルム
は１本来サンドイッチパネルの美観ヲ高めるためのもの
ではなく、電気、電子部品に多用されるエンジニアリン
グプラスチックフィルムであり、代表的な商品としてジ
ェネラルエレクトリック社のウルラム■がある。このＰ
ＥＩフィルムは通常の透明フィルムも使用されるが、そ
の他に各槙添加剤を混練した半透明ないし不透明なもの
を使用することができる。また、目的に応じて紙状等に
加工したものでも良い。
は１本来サンドイッチパネルの美観ヲ高めるためのもの
ではなく、電気、電子部品に多用されるエンジニアリン
グプラスチックフィルムであり、代表的な商品としてジ
ェネラルエレクトリック社のウルラム■がある。このＰ
ＥＩフィルムは通常の透明フィルムも使用されるが、そ
の他に各槙添加剤を混練した半透明ないし不透明なもの
を使用することができる。また、目的に応じて紙状等に
加工したものでも良い。
このパネルの製造方法は所定の順序でプリプレグおよび
心材を積層し、プレス法またはオートクレーブ法により
成形しでも良い。成形条件は樹脂や心材の種類により異
なるが、温度に関しては摂氏１３０〜１５０度（１３０
〜１５０℃）。
心材を積層し、プレス法またはオートクレーブ法により
成形しでも良い。成形条件は樹脂や心材の種類により異
なるが、温度に関しては摂氏１３０〜１５０度（１３０
〜１５０℃）。
圧力に関しては単位面積（平方センナメートル）当り２
〜３キログラム（２〜３ ｋｇｆ ／ｃｌ ）が好まし
い範囲として挙げられる。
〜３キログラム（２〜３ ｋｇｆ ／ｃｌ ）が好まし
い範囲として挙げられる。
このように本実施例では表面材および表面の被覆材を選
択的に低発煙性材料にしたことによυ、加熱時の発煙量
が大幅に低減し、機内装にも使用できるサンドイッチパ
ネルが得られる。
択的に低発煙性材料にしたことによυ、加熱時の発煙量
が大幅に低減し、機内装にも使用できるサンドイッチパ
ネルが得られる。
（発明の効果）
以上のように本発明は、サントイ・ノチバネルの表面材
および表面材の外面を被榎する材料にそれぞれフェノー
ル樹脂およびポリエーテルイミーｌドフィルムを使用し
たことにより、発煙量が効果的に低減でき、機内装に使
用できるようになる。このため一般建築用の床材、を材
等にも低発煙性サンドイーフチパネルとして有効に利用
できる素材となシ販路が拡がる。
および表面材の外面を被榎する材料にそれぞれフェノー
ル樹脂およびポリエーテルイミーｌドフィルムを使用し
たことにより、発煙量が効果的に低減でき、機内装に使
用できるようになる。このため一般建築用の床材、を材
等にも低発煙性サンドイーフチパネルとして有効に利用
できる素材となシ販路が拡がる。
Claims (1)
- （１）多孔性材料からなる心材をプラスチック製表面材
で挾持し、該表面材の外面側に少なくとも一層以上のフ
ェノール樹脂層およびポリエーテルイミッドフィルムを
順に被覆させたことを特徴とするサンドイッチパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8970385A JPS61246057A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | サンドイツチパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8970385A JPS61246057A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | サンドイツチパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61246057A true JPS61246057A (ja) | 1986-11-01 |
Family
ID=13978135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8970385A Pending JPS61246057A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | サンドイツチパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61246057A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018016273A1 (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 住友ベークライト株式会社 | サンドイッチパネルの製造方法、サンドイッチパネル、複合材料シートおよび湾曲状のパネル部材 |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP8970385A patent/JPS61246057A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018016273A1 (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 住友ベークライト株式会社 | サンドイッチパネルの製造方法、サンドイッチパネル、複合材料シートおよび湾曲状のパネル部材 |
| JPWO2018016273A1 (ja) * | 2016-07-22 | 2018-07-19 | 住友ベークライト株式会社 | サンドイッチパネルの製造方法およびサンドイッチパネル |
| JP2018187939A (ja) * | 2016-07-22 | 2018-11-29 | 住友ベークライト株式会社 | サンドイッチパネルの製造方法 |
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