JPS61245858A - 洗浄用ノズル - Google Patents
洗浄用ノズルInfo
- Publication number
- JPS61245858A JPS61245858A JP8601885A JP8601885A JPS61245858A JP S61245858 A JPS61245858 A JP S61245858A JP 8601885 A JP8601885 A JP 8601885A JP 8601885 A JP8601885 A JP 8601885A JP S61245858 A JPS61245858 A JP S61245858A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- cleaning
- main
- auxiliary
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、噴射洗すに使用する洗す用ノズルに関し、特
に被洗浄物の洗浄部位が衝撃により変形し易かったり、
!過等で傷が生じ易いものである場合、例えば航空機や
自動車の如く外殻板に薄板材を使用しているもの、の洗
浄に適する洗浄用ノズルに関する。
に被洗浄物の洗浄部位が衝撃により変形し易かったり、
!過等で傷が生じ易いものである場合、例えば航空機や
自動車の如く外殻板に薄板材を使用しているもの、の洗
浄に適する洗浄用ノズルに関する。
〈従来の技術〉
このような場合に使用される洗す技術には接触式と称し
ては回転ブラシ等を用いて汚れを拭い取るものがある。
ては回転ブラシ等を用いて汚れを拭い取るものがある。
ところが回転ブラシやモー、プ等のデバイスを用いると
、被洗浄物表面における接触面圧は抵く、汚れをこすり
落すようにするため、洗す度は高いものの、デバイス保
持用の機構が必要で、しかもこれらを自在に動作させる
必要があるため、装置が複雑化し、重くなってしまうと
いう欠点がある。またこれに加えてブラシ等が洗浄液を
含んで重くなり、被洗詐物や突起物との衝突によりこれ
らを簡単に破壊、変形させてしまうことがあるため、作
動制御が難かしく、自動洗浄には不向きとされていた。
、被洗浄物表面における接触面圧は抵く、汚れをこすり
落すようにするため、洗す度は高いものの、デバイス保
持用の機構が必要で、しかもこれらを自在に動作させる
必要があるため、装置が複雑化し、重くなってしまうと
いう欠点がある。またこれに加えてブラシ等が洗浄液を
含んで重くなり、被洗詐物や突起物との衝突によりこれ
らを簡単に破壊、変形させてしまうことがあるため、作
動制御が難かしく、自動洗浄には不向きとされていた。
この点を解決する手段として、噴射ノズルを用いる技術
の場合には、倣い装置により噴射距離を調整可能なので
、被洗浄物からアンテナ等の障害物が突出している場合
にも、これらに邪魔されずに作業が行なえるという利点
を有する。この場合、ノズルと被洗浄物の距離は500
mm以上とされている。
の場合には、倣い装置により噴射距離を調整可能なので
、被洗浄物からアンテナ等の障害物が突出している場合
にも、これらに邪魔されずに作業が行なえるという利点
を有する。この場合、ノズルと被洗浄物の距離は500
mm以上とされている。
く解決すべき問題点〉
しかしながら、このような従来の噴射ノズルを用いた技
術にあっては、以下のような多くの欠点があり、実用化
には不十分なものであった。即ち、 (イ)洗浄効果が小さい。特に膜状の汚れについては効
果がEらない。
術にあっては、以下のような多くの欠点があり、実用化
には不十分なものであった。即ち、 (イ)洗浄効果が小さい。特に膜状の汚れについては効
果がEらない。
(ロ)被洗浄物の受ける圧力(理想値は100g/cr
n’以下)より大きすぎる。
n’以下)より大きすぎる。
(ハ)洗浄液、例えば水等、の消費量(理想値は30m
″/240m″以下)よりも多すぎる。
″/240m″以下)よりも多すぎる。
(ニ)洗浄面積が小さすぎる(例えば洗浄幅は理想値が
2m以上、洗浄速度は理想値が10cm/see以上)
。
2m以上、洗浄速度は理想値が10cm/see以上)
。
(ホ)噴射液の圧力が高すぎて危険である(理想値は5
0kg/cm″以下)。
0kg/cm″以下)。
く問題点の解決手段〉
本発明は、洗浄液を液滴状にして噴射洗浄に用いると非
常に大きな洗す力を示すことがあるという知見に基づき
、上記従来の問題点を解決するために被洗浄物に洗浄液
を噴射して汚れを除去する洗浄用ノズルであって、 (イ)中央部に、洗浄液を乱流状に噴射して液滴化させ
る主ノズル孔を備え。
常に大きな洗す力を示すことがあるという知見に基づき
、上記従来の問題点を解決するために被洗浄物に洗浄液
を噴射して汚れを除去する洗浄用ノズルであって、 (イ)中央部に、洗浄液を乱流状に噴射して液滴化させ
る主ノズル孔を備え。
C口)上記主ノズル孔の外周に、該主ノズル孔から噴射
される主噴流の周囲を離隔して囲み1周囲の空気に速度
を4えて上記噴流中の液滴の速度低下を防止する補助噴
流を噴射する複数の補助ノズル孔を備え。
される主噴流の周囲を離隔して囲み1周囲の空気に速度
を4えて上記噴流中の液滴の速度低下を防止する補助噴
流を噴射する複数の補助ノズル孔を備え。
(ハ)少なくとも上記主ノズル孔は、入口が、流入する
洗浄液に液滴化促進用の渦流を生ぜしめる鋭い角又はボ
ルダの口金としである、 という各要件を具有するものを提供するものである。
洗浄液に液滴化促進用の渦流を生ぜしめる鋭い角又はボ
ルダの口金としである、 という各要件を具有するものを提供するものである。
く作用〉
圧力をかけた液体を小孔から噴射するとき液流を十分に
乱流化しておけば、小孔から出た噴流の静止空気に接す
る表面は波立ち、空気との摩接により波の頂上が削り取
られて安定な形の球状液滴となり、噴流は液滴群の流れ
となる。この場合液滴の径はノズルとなる小孔の径に比
例する。
乱流化しておけば、小孔から出た噴流の静止空気に接す
る表面は波立ち、空気との摩接により波の頂上が削り取
られて安定な形の球状液滴となり、噴流は液滴群の流れ
となる。この場合液滴の径はノズルとなる小孔の径に比
例する。
またノズルの入口をベルマウス状とせずに鋭い角を残す
かボルダの口金状にしておけば、液が通過する際に渦を
発生するので、後流の液の流れは乱流となる。そしてノ
ズル径に比較してノズルの長さを短かくしておけば、乱
流のまま水は静止空気中に噴出する。
かボルダの口金状にしておけば、液が通過する際に渦を
発生するので、後流の液の流れは乱流となる。そしてノ
ズル径に比較してノズルの長さを短かくしておけば、乱
流のまま水は静止空気中に噴出する。
このとき液圧をpとすれば噴流の速度Vは液圧pの二乗
様に比例し、液滴速度は、噴流速度Vに等しい、液滴群
が被洗浄物表面の汚れに衝突し、液滴のもつ運動エネル
ギにより汚れが落ちるので、液圧pの大きさによっては
液滴のみで洗浄できることもあるが、液滴群の射程、即
ちノズル口と被洗浄面の距離、が大きくなると、ストー
クスの定理により空気抵抗を受け、液滴群はその速度を
減じ、ついには洗浄力を喪失するが、空気は抵抗力の反
作用で液滴群と同方向に加速され速度Vi (この速
度を以下では誘導速度という、)を得る。
様に比例し、液滴速度は、噴流速度Vに等しい、液滴群
が被洗浄物表面の汚れに衝突し、液滴のもつ運動エネル
ギにより汚れが落ちるので、液圧pの大きさによっては
液滴のみで洗浄できることもあるが、液滴群の射程、即
ちノズル口と被洗浄面の距離、が大きくなると、ストー
クスの定理により空気抵抗を受け、液滴群はその速度を
減じ、ついには洗浄力を喪失するが、空気は抵抗力の反
作用で液滴群と同方向に加速され速度Vi (この速
度を以下では誘導速度という、)を得る。
このため、主ノズル孔から噴射されだ液滴群は、補助ノ
ズル孔による噴射により発生した誘導速度v、の空気に
助けられて、その速度を減らすことなく被洗浄物表面に
衝突し、洗浄力を発揮する。即ち、液滴が被洗浄物の表
面に当る際、一様な圧力で該表面を圧するだけでなく、
皮膜状に付着した汚れ(以下角膜という)を破壊して除
去するのである。
ズル孔による噴射により発生した誘導速度v、の空気に
助けられて、その速度を減らすことなく被洗浄物表面に
衝突し、洗浄力を発揮する。即ち、液滴が被洗浄物の表
面に当る際、一様な圧力で該表面を圧するだけでなく、
皮膜状に付着した汚れ(以下角膜という)を破壊して除
去するのである。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。尚、
以下の説明は、単に一実施例に係るものであって1本発
明に係る洗浄用ノズルの形状、構造1寸法、材質等が図
示の例に限定されることはない。
以下の説明は、単に一実施例に係るものであって1本発
明に係る洗浄用ノズルの形状、構造1寸法、材質等が図
示の例に限定されることはない。
第1図及び第2図(a)、(b)によれば、洗浄用ノズ
ル(以下単に、ノズルという、)lは。
ル(以下単に、ノズルという、)lは。
胴部2をセラミック等の堅く耐磨性の高い材質を用いて
形成し、複数のノズル孔3.4が貫通形成しである。複
数のノズル孔3.4は、図示の如く、1つの主ノズル孔
3を胴部2の軸線に沿わせて設け、他の6本の補助ノズ
ル孔4を主ノズル孔3の周囲に規則的に配設しである0
図示の例では、補助ノズル孔4は正六角形の各頂点に位
置し、主ノズル孔3は、その中心に正しく位置している
。また、主ノズル孔3及び補助ノズル孔4共に、入口3
a、4aを鋭い角に形成してあり、内部に渦が発生する
ことを防止するベルマウス状にはしていない、即ち、両
孔3,4とも人口3a、4aから内部に流入した洗浄液
5に入口3a、4a付近で積極的に渦を生ぜしめ、両孔
3.4内を流れる洗浄液5が渦流を形成し易いようにし
である。もっとも主ノズル孔3のみをそのようにすれば
よい、なお、両孔3.4の入口3a、4aの形状は、第
3図(b)で示すボルダの口金としてもよく、噴射条件
によって選定するものとなっている。また、ノズル孔3
.4内では渦流のために圧損が大きくなるが、これは洗
浄液の元圧を1げて解決できる。また、後述のように流
量や液滴の大きさは、ノズル径で調節できる。
形成し、複数のノズル孔3.4が貫通形成しである。複
数のノズル孔3.4は、図示の如く、1つの主ノズル孔
3を胴部2の軸線に沿わせて設け、他の6本の補助ノズ
ル孔4を主ノズル孔3の周囲に規則的に配設しである0
図示の例では、補助ノズル孔4は正六角形の各頂点に位
置し、主ノズル孔3は、その中心に正しく位置している
。また、主ノズル孔3及び補助ノズル孔4共に、入口3
a、4aを鋭い角に形成してあり、内部に渦が発生する
ことを防止するベルマウス状にはしていない、即ち、両
孔3,4とも人口3a、4aから内部に流入した洗浄液
5に入口3a、4a付近で積極的に渦を生ぜしめ、両孔
3.4内を流れる洗浄液5が渦流を形成し易いようにし
である。もっとも主ノズル孔3のみをそのようにすれば
よい、なお、両孔3.4の入口3a、4aの形状は、第
3図(b)で示すボルダの口金としてもよく、噴射条件
によって選定するものとなっている。また、ノズル孔3
.4内では渦流のために圧損が大きくなるが、これは洗
浄液の元圧を1げて解決できる。また、後述のように流
量や液滴の大きさは、ノズル径で調節できる。
第1図の噴射装置6は、を記のノズルlを採用したもの
で、管部6aの先端へキャップ7によりノズルlを固定
しである。管部6a及びキャップ7には適宜のものを採
用すればよいが、例えばナイロン製のもの等にすれば軽
量で操作性が向上する。また図中8はストレーナで、洗
浄液5中のゴミ等を除去してノズル孔3.4につまりを
生じさせないようにしている。このストレーナ8の洗浄
には、管部6の途中位置に設けた支管9からノズルlを
介して高圧の洗浄水5を逆流させて行なう手段が採用で
きる。
で、管部6aの先端へキャップ7によりノズルlを固定
しである。管部6a及びキャップ7には適宜のものを採
用すればよいが、例えばナイロン製のもの等にすれば軽
量で操作性が向上する。また図中8はストレーナで、洗
浄液5中のゴミ等を除去してノズル孔3.4につまりを
生じさせないようにしている。このストレーナ8の洗浄
には、管部6の途中位置に設けた支管9からノズルlを
介して高圧の洗浄水5を逆流させて行なう手段が採用で
きる。
そして所定の圧力を与えた洗浄水5を管部6a内へ導入
すると、洗浄水5は、噴射ノズルlから第1図に示すよ
うに噴射される。即ち、主ノズル孔3から被洗浄物lO
へ向う主噴流11を中心に、補助ノズル孔4から噴射さ
れた補助噴流12が主噴流11の周囲をわずかに離れて
囲むように噴射される。このとき両噴流11.12は共
に、上記の如きノズル孔3.4の作用により十分液滴化
されている。
すると、洗浄水5は、噴射ノズルlから第1図に示すよ
うに噴射される。即ち、主ノズル孔3から被洗浄物lO
へ向う主噴流11を中心に、補助ノズル孔4から噴射さ
れた補助噴流12が主噴流11の周囲をわずかに離れて
囲むように噴射される。このとき両噴流11.12は共
に、上記の如きノズル孔3.4の作用により十分液滴化
されている。
補助ノズル孔4から噴射された補助噴流12は、空気の
粘性抵抗によって液滴が減速していく一方で、周囲の空
気、特に主噴流11との間に存在する空気Aに対し、誘
導速度v、を与えて加速させる。一方、主ノズル孔3か
ら噴射された主噴流11は、上記の如く周囲の空気が誘
導速度v、を有することから、空気の粘性抵抗による減
速をあまり受けることなくわずかに円錐状に広がりつつ
被洗浄物10に到達し、その表面に衝突して強力な洗浄
力を発揮し、被洗浄物lOの表面に形成されている角膜
10aを除去してしまう。
粘性抵抗によって液滴が減速していく一方で、周囲の空
気、特に主噴流11との間に存在する空気Aに対し、誘
導速度v、を与えて加速させる。一方、主ノズル孔3か
ら噴射された主噴流11は、上記の如く周囲の空気が誘
導速度v、を有することから、空気の粘性抵抗による減
速をあまり受けることなくわずかに円錐状に広がりつつ
被洗浄物10に到達し、その表面に衝突して強力な洗浄
力を発揮し、被洗浄物lOの表面に形成されている角膜
10aを除去してしまう。
このような洗浄力を発揮する原因を明確にするために行
なった実験を以下説明する。
なった実験を以下説明する。
まずこの実験に使用したノズルlは、ノズル孔径が0.
5mm、0.35mm、0.3mmの3種類、射程L=
500mm、相隣る補助ノズル孔4間の直線距離t=l
Omm、主ノズル孔3を挟んで位置する2つの補助ノズ
ル孔4間の距離D=20mmである。
5mm、0.35mm、0.3mmの3種類、射程L=
500mm、相隣る補助ノズル孔4間の直線距離t=l
Omm、主ノズル孔3を挟んで位置する2つの補助ノズ
ル孔4間の距離D=20mmである。
噴射状態は、第4図に示されるものとなる。即ち、洗浄
輻Bは44mmとなる。また大きな物を洗浄するには、
第5図のようにn個のノズルlを隣接するが、この場合
相隣るノズルlの補助ノズル孔4同士が干渉しあって洗
浄輻Bは44mmXnよりも広くなっている。即ち、全
体洗浄輻Wは、相隣るノズルlの2個の補助ノズル孔4
の洗浄輻B2 (40mm)とすると、W=82
m (n−1)+B* nとなる。但しnはノズルlの
個数である。
輻Bは44mmとなる。また大きな物を洗浄するには、
第5図のようにn個のノズルlを隣接するが、この場合
相隣るノズルlの補助ノズル孔4同士が干渉しあって洗
浄輻Bは44mmXnよりも広くなっている。即ち、全
体洗浄輻Wは、相隣るノズルlの2個の補助ノズル孔4
の洗浄輻B2 (40mm)とすると、W=82
m (n−1)+B* nとなる。但しnはノズルlの
個数である。
次に実験内容は以下の通りである。
(1)使用テストピース及機材
a、航空機の汚損外板として白色ラッカー塗りの鉄板に
、人工汚れとして絵具をゼラチン糊でかためて塗布した
もの。
、人工汚れとして絵具をゼラチン糊でかためて塗布した
もの。
b、面圧測定手段としてロードセル。
(2)洗浄面圧の測定
洗浄面に相当する部分の面上を第4図中矢示X方向に沿
って平行にinmピッチでロードセルを移動させ−(1
0,20,40,50kg/cゴという各種水圧ごとに
、荷重測定、測定結果は第6図(a)及び第6図(b)
中の折線グラフAに示す。
って平行にinmピッチでロードセルを移動させ−(1
0,20,40,50kg/cゴという各種水圧ごとに
、荷重測定、測定結果は第6図(a)及び第6図(b)
中の折線グラフAに示す。
(3)粘径の測定
写真撮影を行ない計測したところ水滴の粒径は噴流の中
心で400共、外周で3001Lであった。これを第6
図に(b)の折線グラフBで示す。
心で400共、外周で3001Lであった。これを第6
図に(b)の折線グラフBで示す。
ロードセルの読みと粒径から水滴の粒速を計算して第6
図(b)の折線グラフCに示す、これによると、測定点
7付近から急に増速しでいることがわかる。即ち、主ノ
ズル孔3から噴射した主噴流11中の水滴が補助噴流1
2に助けられて増速していることを示している。
図(b)の折線グラフCに示す、これによると、測定点
7付近から急に増速しでいることがわかる。即ち、主ノ
ズル孔3から噴射した主噴流11中の水滴が補助噴流1
2に助けられて増速していることを示している。
(4)各測定点の面圧荷重は、第7図(L)、(b)、
(C)に示す通りである。また各測定点の血圧分布は第
8[1ij(a)、(b)に示す通りであり、更にノズ
ル口径と流量との関係は、第9図に示す通りとなること
が確認された。更に水溶性汚れ洗浄の有効範囲は第1θ
図に示すようになった。
(C)に示す通りである。また各測定点の血圧分布は第
8[1ij(a)、(b)に示す通りであり、更にノズ
ル口径と流量との関係は、第9図に示す通りとなること
が確認された。更に水溶性汚れ洗浄の有効範囲は第1θ
図に示すようになった。
第11図は、本発明を航空機の洗浄に用いた例を説明す
るための図である。即ち、航空機15を洗浄ピッ)16
に位置せしめ、貯水槽17内の洗浄液5をポンプ18で
汲上げて加圧し、ホース19の先端に取付けた噴射装W
t6から、第4.5図の如く洗浄液5を噴射させて洗浄
を行なうものである。ここで噴射装置6は、第5図の如
く、横一列に多数のノズルlを並べたもので、所定の輻
Wだけ同時に洗浄できるようにする。なお、航空機の洗
浄にあたっては、ノズルlと被洗浄物lOの表面との間
の距離りを少なくとも400mmとしてアンテナやピト
ー菅等の突出物と噴射ノズルが衝突しないようにするこ
とが必要である。また洗浄液5は60℃程度の温水が適
し、航空機の外板や合成樹脂製の部材等にひっかき傷を
生じさせないように、硬質物を混入させないことが必要
である。
るための図である。即ち、航空機15を洗浄ピッ)16
に位置せしめ、貯水槽17内の洗浄液5をポンプ18で
汲上げて加圧し、ホース19の先端に取付けた噴射装W
t6から、第4.5図の如く洗浄液5を噴射させて洗浄
を行なうものである。ここで噴射装置6は、第5図の如
く、横一列に多数のノズルlを並べたもので、所定の輻
Wだけ同時に洗浄できるようにする。なお、航空機の洗
浄にあたっては、ノズルlと被洗浄物lOの表面との間
の距離りを少なくとも400mmとしてアンテナやピト
ー菅等の突出物と噴射ノズルが衝突しないようにするこ
とが必要である。また洗浄液5は60℃程度の温水が適
し、航空機の外板や合成樹脂製の部材等にひっかき傷を
生じさせないように、硬質物を混入させないことが必要
である。
なお1本発明に係るノズル1を、航空機等大形物の自動
洗浄装置として採用するに当っては、保持装置、駆動装
置、制御装置等々必要である。しかしながら、本発明に
係るノズル1は、その機能を発揮するためには、ノズル
l自体以外殆んど余分なものがいらないため、装置を非
常に軽量に構成でき、自動洗浄装置化にあたっては、公
知の簡易な保持装置等で十分である。
洗浄装置として採用するに当っては、保持装置、駆動装
置、制御装置等々必要である。しかしながら、本発明に
係るノズル1は、その機能を発揮するためには、ノズル
l自体以外殆んど余分なものがいらないため、装置を非
常に軽量に構成でき、自動洗浄装置化にあたっては、公
知の簡易な保持装置等で十分である。
以1の説明においては、被洗浄対象として航空機のみを
挙げているが、車両等の自動洗浄にも採用できるのは勿
論であり、小形物の洗浄装置にも噴射条件等勘案するこ
とにより十分に適用できることは、いうまでもない。
挙げているが、車両等の自動洗浄にも採用できるのは勿
論であり、小形物の洗浄装置にも噴射条件等勘案するこ
とにより十分に適用できることは、いうまでもない。
〈発明の効果〉
本発明は、以上説明してきたものなので、非常に強力な
洗浄力を発揮し得るものとなる。そして1本発明に係る
洗浄用ノズルを用いれば、噴射洗浄装置全体の構成を簡
略化、軽量化でき、自動洗浄に最適な装置の提供を可能
とするという効果を奏する。
洗浄力を発揮し得るものとなる。そして1本発明に係る
洗浄用ノズルを用いれば、噴射洗浄装置全体の構成を簡
略化、軽量化でき、自動洗浄に最適な装置の提供を可能
とするという効果を奏する。
第1図は、本発明に係る洗浄用ノズルの一実施例を用い
た噴射洗浄装置の部分断面図、第2図(a)、(b)は
本発明に係る洗浄用ノズルの一実施例の側面を示す部分
断面図及びノズル孔の入口を示す背面図、 第3図(a)、(b)は、ノズル孔の入口に用しくる鋭
い角とボルダの口金を示す断面図。 第4図は、洗浄用ノズルと噴流の関係を示す説明図、 第5図は、洗浄用ノズルを連設した場合の噴流の状態を
示す説明図、 第6図(a)、(b)は、受圧面荷重測定結果を示すグ
ラフ図及び洗浄岬″費重、粒径、粒速を示すグラフ図、 第7図(Q、(b)、(C)は、各測定点の面圧荷重を
示すグラフ図。 第8図(a)、(b)は、各測定点の面圧分布を示すグ
ラフ図、 第9図は、ノズル口径と流量との関係を示すグラフ図。 第1θ図は、水溶性汚れ洗浄の有効範囲を示すグラフ図
、そして 第11図は、本発明を航空機の洗浄に用いる場合を説明
するための図である。
た噴射洗浄装置の部分断面図、第2図(a)、(b)は
本発明に係る洗浄用ノズルの一実施例の側面を示す部分
断面図及びノズル孔の入口を示す背面図、 第3図(a)、(b)は、ノズル孔の入口に用しくる鋭
い角とボルダの口金を示す断面図。 第4図は、洗浄用ノズルと噴流の関係を示す説明図、 第5図は、洗浄用ノズルを連設した場合の噴流の状態を
示す説明図、 第6図(a)、(b)は、受圧面荷重測定結果を示すグ
ラフ図及び洗浄岬″費重、粒径、粒速を示すグラフ図、 第7図(Q、(b)、(C)は、各測定点の面圧荷重を
示すグラフ図。 第8図(a)、(b)は、各測定点の面圧分布を示すグ
ラフ図、 第9図は、ノズル口径と流量との関係を示すグラフ図。 第1θ図は、水溶性汚れ洗浄の有効範囲を示すグラフ図
、そして 第11図は、本発明を航空機の洗浄に用いる場合を説明
するための図である。
Claims (2)
- (1)被洗浄物に洗浄液を噴射して汚れを除去する以下
の要件を備えたことを特徴とする洗浄用ノズル。 (イ)中央部に、洗浄液を乱流状に噴射して液滴化させ
る主ノズル孔を備え、 (ロ)上記主ノズル孔の外周に、該主ノズル孔から噴射
される主噴流の周囲を離隔して囲み、周囲の空気に速度
を与えて上記噴流中の液滴の速度低下を防止する補助噴
流を噴射する複数の補助ノズル孔を備え、 (ハ)少なくとも上記主ノズル孔は、入口が、流入する
洗浄液に液滴化促進用の渦流を生ぜしめる鋭い角又はボ
ルダの口金としてある。 - (2)上記補助ノズル孔は、上記主ノズル孔を中心に六
角形の頂点位置に配してある請求の範囲第1項記載の洗
浄用ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8601885A JPS61245858A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 洗浄用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8601885A JPS61245858A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 洗浄用ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61245858A true JPS61245858A (ja) | 1986-11-01 |
Family
ID=13874926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8601885A Pending JPS61245858A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 洗浄用ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61245858A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0745346A1 (en) * | 1995-05-31 | 1996-12-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | A washing apparatus |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP8601885A patent/JPS61245858A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0745346A1 (en) * | 1995-05-31 | 1996-12-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | A washing apparatus |
US5787910A (en) * | 1995-05-31 | 1998-08-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Washing apparatus |
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