JPS61245197A - 超音波吸音材 - Google Patents
超音波吸音材Info
- Publication number
- JPS61245197A JPS61245197A JP60086454A JP8645485A JPS61245197A JP S61245197 A JPS61245197 A JP S61245197A JP 60086454 A JP60086454 A JP 60086454A JP 8645485 A JP8645485 A JP 8645485A JP S61245197 A JPS61245197 A JP S61245197A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbing material
- sound absorbing
- thin film
- ultrasonic
- ultrasonic wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、超音波吸音材に関するものである。
一般に吸音材は境界を成す異物質、例えば超音波伝播媒
体に音響インピーダンスが近く、減衰定数の大きい材料
を用いる。減衰定数が大きい場合音響インピーダンスは
減衰効果により位相項が関与するため複素数で扱う必要
がある。通常、伝播媒体は吸音材に較べ減衰定数は無視
できる程に小さいため、音響インピーダンスの絶対値は
等しくならず、その結果、境界面における反射レベルを
低減するのに限度がある。
体に音響インピーダンスが近く、減衰定数の大きい材料
を用いる。減衰定数が大きい場合音響インピーダンスは
減衰効果により位相項が関与するため複素数で扱う必要
がある。通常、伝播媒体は吸音材に較べ減衰定数は無視
できる程に小さいため、音響インピーダンスの絶対値は
等しくならず、その結果、境界面における反射レベルを
低減するのに限度がある。
本発明は超音波画像のＳ／Ｎ向上を目的として超音波探
触子にて送受信される不要超音波を吸収する吸音材を提
供することにある。
触子にて送受信される不要超音波を吸収する吸音材を提
供することにある。
本発明は異物質境界面において複素音響インピーダンス
が超音波伝播媒体に近い値をもつ薄膜を入射側に設ける
ことによシ反射レベルを低減させ、薄膜を通過した超音
波を全て吸音材で吸収するようにした吸音材構造に関す
るものである。
が超音波伝播媒体に近い値をもつ薄膜を入射側に設ける
ことによシ反射レベルを低減させ、薄膜を通過した超音
波を全て吸音材で吸収するようにした吸音材構造に関す
るものである。
本発明の一実施例を以下に説明する。第１図において、
１は超音波伝播媒体、２は超音波の１／４波長の厚さの
薄膜、３は吸音材であシ、各々の音響特性は以下の通り
である。
１は超音波伝播媒体、２は超音波の１／４波長の厚さの
薄膜、３は吸音材であシ、各々の音響特性は以下の通り
である。
音 速 密 度 減衰定数
（ｘ１０３ｍ／５ｅａ） （ｋｇ／ｍ３） （ｄＢ／Ｈ
）１ １．５３ １．０３ ０．１２ ２．
０２ ０．８３ ０．７４３ ０．９６
１．６９ １２．０超音波伝播媒体１からみた薄膜の
音響インピーダンスＺ、は次式（１）で表わされる。
）１ １．５３ １．０３ ０．１２ ２．
０２ ０．８３ ０．７４３ ０．９６
１．６９ １２．０超音波伝播媒体１からみた薄膜の
音響インピーダンスＺ、は次式（１）で表わされる。
式（１）においてλは薄膜２の波長定数であり、Ｌは膜
厚である。前述のように本実施例では薄膜の厚さＬを超
音波のλ／４に設定しているから（１）はＺ−＝ Ｚ
２．／Ｚｓ −（２）となる。従っ
て前述の各々の音響特性より実効インピーダンス２．は
１．７３ Ｘ Ｉ Ｏ’ ｋｇ ／ ｍ” ・Ｓｅｅと
なる。
厚である。前述のように本実施例では薄膜の厚さＬを超
音波のλ／４に設定しているから（１）はＺ−＝ Ｚ
２．／Ｚｓ −（２）となる。従っ
て前述の各々の音響特性より実効インピーダンス２．は
１．７３ Ｘ Ｉ Ｏ’ ｋｇ ／ ｍ” ・Ｓｅｅと
なる。
従って超音波伝播媒体１と薄膜２の境界における反射率
Ｐは減衰定数を考慮した下式（３）より求まり、Ｐ＝−
４４ｄＢとなる。しかし、単に吸音材３のみの場合反射
率Ｐは一３０ｄＢとなり、薄膜２の効果は明らかである
。第２図は本発明の構成で超音波伝播媒体２の音響イン
ピーダンスに対する反射率Ｐを示したものである。Ａは
吸音材のみでありＢは本発明の構成の場合で薄膜２の効
果を示している。
Ｐは減衰定数を考慮した下式（３）より求まり、Ｐ＝−
４４ｄＢとなる。しかし、単に吸音材３のみの場合反射
率Ｐは一３０ｄＢとなり、薄膜２の効果は明らかである
。第２図は本発明の構成で超音波伝播媒体２の音響イン
ピーダンスに対する反射率Ｐを示したものである。Ａは
吸音材のみでありＢは本発明の構成の場合で薄膜２の効
果を示している。
以上の説明のように本発明によれば１／４波長の膜厚の
薄膜を介して吸音材を付加することにより異物質との境
界における反射及び不要超音波を低減する効果がある。
薄膜を介して吸音材を付加することにより異物質との境
界における反射及び不要超音波を低減する効果がある。
第１図は本発明の超音波吸音材の実施例の超音波伝播経
路説明図、第２図は第１図の薄膜の反射率の特性図であ
る。
路説明図、第２図は第１図の薄膜の反射率の特性図であ
る。
Claims (1)
- １、薄膜と吸音材からなる吸音材の構造において、該薄
膜が伝播される超音波の１／４波長の厚さで入射側に位
置し、透過側に吸音材を付加したことを特徴とする超音
波吸音材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60086454A JPS61245197A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 超音波吸音材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60086454A JPS61245197A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 超音波吸音材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61245197A true JPS61245197A (ja) | 1986-10-31 |
Family
ID=13887381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60086454A Pending JPS61245197A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 超音波吸音材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61245197A (ja) |
-
1985
- 1985-04-24 JP JP60086454A patent/JPS61245197A/ja active Pending
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