JPS61240905A

JPS61240905A - 染髪用または整髪用櫛具

Info

Publication number: JPS61240905A
Application number: JP8036585A
Authority: JP
Inventors: 岡本　泰信; 径生大月
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-04-17
Filing date: 1985-04-17
Publication date: 1986-10-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、染髪用または整髪用櫛具に関するものである
。さらに詳しくは、流動性を帯びた毛染液または整髪液
が収納される容器と、櫛部とを具えてなる染髪用または
整髪用櫛具であって、櫛部を、前記容器より供給される
毛染液または整髪液を拡散する液拡散室と、この液拡散
室を介して毛染液または整髪液の供給を受ける多孔体と
、この多孔体の塗布用表面より外方に突出するよう設け
た櫛歯及び／またはブラシとを有する構成とすることに
より、多孔体の塗布用表面全体に均一に毛染液または整
髪液を供給することができて、簡単な操作により比較的
粘稠な毛染液または整髪液を用いる場合にも多量の毛髪
について染髪または整髪を連続的にしかもムラがなく、
そのうえ頭部地肌、手指、衣服などを汚さずにきれいに
行うことができるようにした染髪用または整髪用櫛具に
関するものである。

〔従来技術〕

従来、毛髪の染髪または整髪において用いられる積置と
しては、種々のタイプのものが知られている０例えば毛
髪を染めるためには、現在、毛染液として染料を用いる
方法のほか、顔料分散液を用いて当該顔料をバインダー
により毛髪に固着せしめる方法が採用され、斯かる顔料
分散液を用いる方法においては、通常、毛状ブラシより
なる積置が使用されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、斯かる毛状ブラシよりなる従来の積置に
おいては、小さな毛状ブラシを毛染液に一旦浸漬した後
、当該毛状ブラシにより毛髪を梳くことにより毛染液を
毛髪に付着せしめるようにして毛染を行うものであるた
め、毛状ブラシを毛染液に浸漬する一回の操作において
は、毛状ブラシに含浸し得る毛染液量は約２０ｍｇ程度
と極めて少量であるため、毛状ブラシによる一回の髪梳
きにおいては高々毛髪の数本層に２ｃｍ程度の幅に亘り
毛染液を付着せしめることができるに過ぎず、そのため
毛状ブラシを毛染液に浸漬した後当該毛状ブラシにより
毛髪を梳く操作を多数回に亘り繰り返して行わなければ
ならず極めて不便であり、しかも毛染液に浸漬された毛
状ブラシには毛染液が必ずしも毛状ブラシの全体に均一
に保持されず、従って毛髪に対して毛染液を均一に付着
せしめることが困難であり、また毛状ブラシに保持され
た毛染液からの溶剤の早期蒸発が生じ易いため毛髪に対
する付着がムラになるなど、結局染めるべき毛髪の全体
に毛染液を均一に付着せしめることが極めて困難であっ
て良好な染髪を行うことができない、また毛染液が保持
された毛状ブラシがら毛染液が滴り落ちることも多々あ
り、このため頭部地肌、手指、衣服、周辺を汚すなど極
めて不便である問題点を有している。

〔発明の目的〕

本発明は、以上の如き事情に基いてなされたものであっ
て、その目的は、簡単な操作で多孔体の塗布用表面全体
に均一に毛染液または整髪液を供給することができて染
髪または整髪を連続的にしかもムラがなくそのうえ頭部
地肌、手指、衣服などを汚さずにきれいに行うことがで
き、極めて便利な染髪用または整髪用装置を提供するこ
とにある。

〔発明の構成〕

本発明染髪用または整髪用装置は、流動性を帯びた毛染
液または整髪液が収納される容器と、振部とを具えてな
る染髪用または整髪用装置であって、前記振部は、前記
容器より供給される毛染液または整髪液を拡散する液拡
散室と、この液拡散室を介して前記容器より毛染液また
は整髪液の供給を受ける多孔体と、この多孔体の塗布用
表面より外方に突出するよう設けた櫛歯及び／またはブ
ラシとを有することを特徴とする。

斯かる構成によれば、従来のように毛状ブラシを毛染液
または整髪液に一回一回浸漬する操作が不要であって、
簡単な操作により、多孔体の塗布用表面全体に均一に毛
染液または整髪液を供給することができて、比較的粘稠
な毛染液または整髪液を用いる場合にも多量の毛髪につ
いて染髪または整髪を連続的にしかもムラがなくそのう
え頭部地肌、手指、衣服などを汚さずにきれいに行うこ
とができる。

〔実施例〕

以下本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。

第１図（イ）、（ロ）は本発明の一実施例を示す説明図
である。１は容器であり、この容器ｌは、一端に開口部
を有する本体１１と、この本体１１の開口部を塞ぎその
端部に吐出部１２を有するキャップ１３と、この吐出部
１２に設けた液吐出孔１４からの液の吐出量を一定化す
る定量吐出機構２とよりなる。

前記定量吐出機構２は開閉バルブ式のものであり、バル
ブロッド２１と、開閉バルブ２２と、スプリング２３と
、開口２４と、定量室２５と、バッキング材２６とより
なる。バルブロッド２１は、本体１１の底部１５にその
一端が対接され他端が本体ｌｌ内を通って液吐出孔１４
において僅かな間隙が残るよう当該液吐出孔１４から突
出して伸びており、前記開閉バルブ２２は例えば円錐台
状に形成され、バルブロッド２１の中間部に開口２４を
開閉するよう固定して設けられ、前記スプリング２３は
開閉バルブ２２を本体１１の底部１５に向かう方向に押
圧するよう開閉バルブ２２の一端とキャップ１３の内壁
との間に圧縮された状態で設けられ、定量室２５は、本
体１１の頭部空間を区画するよう略筒状の隔壁板２７に
より形成されている。

本体１１は例えば塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂
などの耐溶剤性に優れた可撓性樹脂よりなり、その一部
には伸縮自在の蛇腹からなる可動部１６が設けられ、本
体１１の底部１５からパルプロッド２１の伸びる方向に
押圧すると可動部１６が縮んで開閉パルプ２２が開口２
４から離間して当該開口２４が開かれて本体１１内の液
が定量室２５内に供給され、次いで底部１５への押圧力
を解除するとスプリング２３の弾性力により開閉パルプ
２２が元の位置に復帰して開口２４が閉じられると共に
、パルブロンド２１の移動に伴って定量室２５内の液が
間隙を介して後述する多孔体３４に向かって吐出される
。

３は櫛部であり、この櫛部３は、容器１を受容して保持
する容器受容部３１と、この容器受容部３１の底壁に設
けられ前記容器１の吐出部１２が装着される装着部３２
と、この装着部３２において設けた液導入孔３９と、こ
の液導入孔３９に内部が連通ずるよう設けた液拡散室３
３と、この液拡散室３３にその内面側が連通ずるよう設
けた多孔体３４と、この多孔体３４の前記内面側とは反
対の塗布用表面３４１より外方に突出するよう設けた多
数の櫛歯３５とよりなる。３６は液拡散室３３内に設け
た液制御板であり、この液制御板３６は容器１からの液
を液拡散室３３内に均一に供給するためのものであり、
各液制御板３６は液拡散室３３内において液の流入方向
とはほぼ直角に伸びるよう配設され、しかも各液制御板
３６の長さは液導入孔３９から離れるに従って長いもの
とされている。液拡散室３３は、毛染液または整髪液が
多孔体３４の塗布用表面３４１の全体に十分に供給され
るよう当該多孔体３４の内面側の面積に適合する広さを
有することが好ましい。

３７は櫛基部であり、櫛歯３５はその根幹部が当該櫛基
部３７に埋設固定されて設けられていてもよいし、或い
は櫛歯３５は当該櫛基部３７に一体的に形成されていて
もよい、櫛基部３７には液拡散室３３に連通ずる細孔３
８の多数が当該液拡散室３３の下面全体に略均等に配置
されるよう設けられていて、液拡散室３３で拡散された
液はこれらの細孔３８を介して多孔体３４の塗布用表面
３４１に供給される。これらの細孔３８は、液を迅速に
しかも多孔体３４に過剰供給されないようにするために
は適度の毛細管作用が得られるよう細いことが好ましい
、これらの細孔３８は例えば液拡散室３３側の開口が拡
開する漏斗型とするのがよい。また細孔３８の径は１ｍ
１１以下とするのが好ましいが、粘稠な液を用いる場合
のように例えば細孔３８の径をｌｌｌｌｌ以上とする場
合には、当該細孔３８の液拡散室３３側の表面に細孔３
８の各々を結ぶＶ溝、Ｕ溝または角溝を設けて液の誘導
を図るようにするのが好ましい、また細孔３８を円形以
外の小径のものとする場合には、当該細孔３８の液拡散
室３３側の表面に細孔３８の各々を結ぶＶ溝、Ｕ溝また
は角溝を２〜３個集合させて設けるのが好ましい。

櫛歯３５においては、例えば毛髪の長さが１５ｃ＋ｗ程
度の長髪用としては櫛歯３５の多孔体３４からの突出長
さがｌｃ＋ａ程度と長いことが好ましく、また例えば毛
髪の長さが５ＩＩＩｍ程度以下の短髪用としては櫛歯３
５の多孔体３４からの突出長さがＩｎ＋ｍ程度以下と短
いことが好ましい。櫛歯３５の歯間隔は通常２ｍ−程度
であればよいが、例えば毛髪量が多い人に好適な多襞用
としては、髪梳きにおいて櫛歯３５に対する抵抗力が大
きくなることを考慮して櫛歯３５を太くし、また歯間隔
も３ＩＩＩ１以上に広げることが好ましい。

また櫛歯３５においては、髪梳きの方向に沿った断面の
輪郭が山形であることが好ましく、例えば中央部の櫛歯
３５を長めにし、両端部の櫛歯３５を短めにすれば、髪
の長い部分の染髪または整髪を行う場合のように長い櫛
歯３５を所望するときは長めの中央部の櫛歯３５を主と
して用い、髪の短い部分例えば賛などの染髪または整髪
を行う場合のように短い櫛歯３５を所望するときは短め
の端部の櫛歯３５を主として用いることにより、１個の
櫛部により必要に応じた髪梳きが可能である。

櫛基部３７及び櫛歯３５の材質としては、毛染液または
整髪液に対して安定なものが好ましく、毛染液では通常
エチルアルコールがベースであり、整髪液では通常ポリ
エチレングリコールがベースであることから、耐アルコ
ール性を有すれば通常は十分である。具体的にはポリカ
ーボネート樹脂などが好ましい。

多孔体３４としては、連続通液性を有し、しかも通液が
円滑に行われるものが好ましく、例えば溶出法による気
孔形成品、微細なガス発泡品で気孔間の連通状態を良好
にしたもの、スポンジ硬度計で１０〜５０度の範囲内の
非常にソフトな焼結晶などを挙げることができる。この
うち特に溶出法による気孔形成品が好ましい、また多孔
体３４としては、その塗布用表面３４１を毛髪に押圧し
たときに容易に圧縮可能であるものが好ましく、この場
合には多孔体３４から多量の液を毛髪に転移せしめるこ
とが可能である。多孔体３４の平均気孔径は１０〜５０
０μであることが好ましい、平均気孔径が５００μ以上
である場合には毛細管作用が小さくて液の保持力が低下
し液のボタ落ちが発生し易くなるので好ましくない。一
方平均気孔径が１０μ以下である場合には毛髪に転移す
る液量が少なくなって十分な染髪または整髪を行うこと
ができないことがある。

また多孔体３４に含浸保持された液の約８０％以上が毛
髪に転移して染髪または整髪に利用することができるよ
うな構造の多孔体が好ましい、平均気孔径が１００〜１
５０μの比較的大きな気孔を有する多孔体においては、
気孔径が１００μ以下の毛細管作用の強い小さな気孔も
含まれていることが好ましい、特に平均気孔径が１００
〜１５０μの気孔を有する多孔体は液溜め作用が大きく
て多量の液を含浸保持することが可能であり、従って多
量の液が必要とされる場合にも毛髪への十分な液の転移
が可能であって所望に応じた使用が可能であり、特に髪
の長い人或いは髪の多い人には好適である。

この多孔体３４の塗布用表面３４１はその面積が大きい
程毛髪との接触面積が大きくなって液の毛髪への転移を
円滑にすることができるので好ましい。

また当該多孔体３４の塗布用表面３４１の輪郭は櫛歯３
５の先端が描く輪郭に対して斜面を有するよう少しなだ
らかな山形であることが好ましく、この場合には多孔体
３４の塗布用表面３４１と毛髪との接触面積を大きな自
由度で加減することができ、液の毛髪への転移量を適宜
自由に調整することも可能となる。多孔体３４において
は、多孔体３４の塗布用表面３４１と毛髪との接触の際
の毛細管作用により毛髪に液が転移するが、さらには髪
梳きにおいて多孔体３４の塗布用表面３４１を毛髪に対
して押圧するようにすれば多孔体３４の塗布用表面３４
１から多量の液を滲出せしめることもでき、この場合に
は多量の毛髪にも十分な量の液を付着せしめることが可
能である。

４０はカバーであり、不使用時にはこのカバー４０が櫛
部３の多孔体３４及び櫛歯３５を覆うよう装着される。

以上のような構成の装置においては、容器１の本体１１
の底部１５を軽く押圧すると開閉バルブ２２が開口２４
を開放するので本体１１内の液が定量室２５内に移動し
、次いで底部１５への押圧力を解除すると開閉バルブ２
２がスプリング２３の弾性力により元の位置に復帰する
ように移動するのでこの移動に伴い定量室２５内の液が
液吐出孔１４における僅かな間隙を介して液拡散室３３
へ吐出される。液拡散室３３に供給された液は当該拡散
室３３において四方に拡散してその隅々まで行き亘るよ
うになり、そして多数の細孔３８から液が多孔体３４に
供給されて当該多孔体３４に液が十分に含浸される。従
って髪梳きにおいては、多孔体３４の塗布用表面３４１
に毛髪が接触したときに多孔体３４に含浸されている液
が転移して毛髪に付着し、そして櫛歯３５によって毛髪
が梳かれるようになるので毛髪の根幹部にまで多孔体３
４の塗布用表面３４１が接触するようになり、しかも櫛
歯３５による髪梳きによって毛髪に付着した液が展延さ
れるようになる。

斯かる実施例によれば、櫛部３には多孔体３４の内面側
の略全体に細孔３８を介して連通ずるよう液拡散室３３
を設けているため、容器１から供給された液は当該液拡
散室３３内で四方に拡散されなから細孔３８を通って多
孔体３４の塗布用表面３４１の全体に均一に浸透するよ
うになり、この結果染髪または整髪においては塗布用表
面３４１に接触する毛髪の全体にムラなくきれいに液を
付着せしめることができる。

そして櫛歯３５が多孔体３４の塗布用表面３４１から外
方に突出して設けられているので、当該櫛歯３５により
毛髪をその根幹部に至るまで十分に梳きながら多孔体３
４の塗布用表面３４１を毛髪の根幹部にまで接触せしめ
ることができ、従って染髪または整髪においては、液が
粘稠な場合であっても多孔体３４と櫛歯３５との相乗作
用により毛髪の根幹部に至るまで液をムラなく付着せし
めることができる。

そして多孔体３４には多量の液を含浸保持せしめること
ができるので、毛髪が多量の場合のように多数回に亘り
繰り返して髪梳きを行う場合においても、液切れが生ぜ
ず連続的に十分良好な染髪または整髪を行うことができ
る。

そして多孔体３４の塗布用表面３４１が直接頭部地肌に
接触するようなことがないので、頭部地肌を汚さずしか
も液による肌荒れを伴なうことなくきれいな染髪または
整髪を行うことができる。また容器１内の液は櫛部２の
内部から多孔体３４に供給されるので、手指、衣服、周
囲を汚さずに染髪または整髪を行うことができて極めて
便利である。

そして、容器１の本体１１には伸縮自在な可動部１５が
設けられていて容器ｌの本体１１の底部１５を軽く押圧
する簡単な操作により容器１内の液を多孔体３４に供給
することができるうえ、容器１には定量吐出機構２が設
けられていて、櫛部３の液拡散室３３への一回の液吐出
量を当該定量吐出機構２の定量室２５の容積によって規
定されたものとすることができるので多孔体３４への液
の供給量を過小量または過剰量とせずに好適な一定量と
することができ、この結果染髪または整髪においては多
孔体３４の塗布用表面３４１から好適な一定量の液を毛
髪に転移せしめることが可能となり一層良好な染髪また
は整髪を行うことができる。

以上本発明を一実施例に基いて説明したが、本発明にお
いては、具体的構成において種々変更が可能である０例
えば第２図に示すように、ポンプ式定量吐出機構４を有
する容器５を用いて櫛部を構成してもよい、このポンプ
式定量吐出機構４において、４１はポンプ室であり、こ
のポンプ室４１内には・開閉用ボールパルプ４２と、ス
プリング４３の一端が固定されて当該スプリング４３の
弾性力により入口４７側に押圧された状態で配設された
パルプロッド４４と、スプリング４３の他端が固定され
て当該スプリング４３の弾性力に抗して移動可能に配設
された可動弁部４５と、この可動弁部４５の端部に固定
され、当該可動弁部４５との間に隘路を形成すると共に
吐出部５３における狭隘な吐出孔５６の前段で渦流を発
生させるための渦流発生部４６とが配設され、渦流発生
部４６の端部にはキャップ５２に対して移動可能に設け
られた吐出部５３が固定して設けられている。５１は本
体、５４はポンプ室４１の入口４７に装着されたチュー
ブ、５５はバッキング材である。

この例においては、容器５の底部５７を手で軽く押圧す
ると吐出部５３がキャップ５２の内部で本体５１に向か
って移動すると共に渦流発生部４６及び可動弁部４５が
ポンプ室４１の入口４７に向かって移動し、この間スプ
リング４３により押圧された開閉用ボールパルプ４２に
より入口４７が塞がれて新たな液の吸入が禁止されると
共に、可動弁部４５の移動により生ずるポンプ室４１内
の増加した圧力によりポンプ室４１内の液が隘路を通っ
て吐出孔５６から液拡散室３３へ供給される。吐出部５
３の端部がポンプ室４１の出口端に衝合すると液の吐出
が終了し、次いで手による容器５への押圧力を解除する
とスプリング４３による弾性力により可動弁部４５及び
渦流発生部４６が元の状態に復帰すると共に吐出部５３
が元の状態に復帰し、この間バルブロッド４４とポンプ
室４１との間隙が狭隘となりしかも隘路により液の流通
路が狭隘になっているのでポンプ室４１内に引圧が発生
し、これにより開閉用ボールパルプ４２が入口４７から
離間して入口４７を開放し容器５内から新たな液がポン
プ室４１内に吸引されて当該ポンプ室４１の容積に従っ
た量の液がポンプ室４１内に蓄えられる。そして次の吐
出時には上述と同様にして液が吐出される。

また例えば第３図（イ）及び（ロ）に示すように、櫛歯
に代えて２〜４本のフィラメントを金属片で止めて形成
した多数のブラシ６１を多孔体６２の塗布用表面６２１
より外方に突出するよう櫛基部６３に植設して構成した
櫛部６と、吐出バイブ７１を有し簡単な構成のブロ一式
容器７とにより櫛部を構成してもよい、６４は液拡散室
、６５は細孔、６６はカバーである。

また第４図（イ）及び（ロ）に示すように、櫛歯８１と
ブラシ８２とを組合わせて構成した櫛部８と、吐出パイ
プ７１を存し簡単な構成のブロ一式容器７とにより櫛部
を構成してもよい、８３は多孔体、８４は櫛基部、８５
は液拡散室、８６は細孔、８７はカバーである。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、流動性を帯びた毛染液
または整髪液が収納される容器と、櫛部とを具えてなる
染髪用または整髪用装置であって、前記櫛部は、前記容
器より供給される毛染液または整髪液を拡散する液拡散
室と、この液拡散室を介して前記容器より毛染液または
整髪液の供給を受ける多孔体と、この多孔体の塗布用表
面より外方に突出するよう設けた櫛歯及び／またはブラ
シとを有することを特徴とする染髪用または整髪用櫛部
であるから、従来のように毛状ブラシを毛染液または整
髪液に一回一回浸漬する操作が不要であって、簡単な操
作により、多孔体の塗布用表面全体に均一に毛染液また
は整髪液を供給することができて、比較的粘稠な毛染液
または整髪液を用いる場合にも多量の毛髪について染髪
または整髪を連続的にしかもムラがなくそのうえ頭部地
肌、手指、衣服などを汚さずにきれいに行うことができ
、極めて便利な染髪用または整髪用装置を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）及び（ロ）は一実施例を示す説明用縦断正
面図及び説明用縦断側面図、第２図は他の実施例を示す
説明用縦断正面図、第３図（イ）及び（ロ）はさらに他
の実施例を示す説明用縦断正面図及び説明用縦断側面図
、第４図（イ）及び（ロ）はさらに他の実施例を示す説
明用縦断正面図及び説明用縦断側面図である。１・・・容器　　　　　　　１１・・・本体１２・・・
吐出部　　　　　　１３・・・キャップ１４・・・液吐
出孔　　　　　１５・・・底部２・・・定量吐出機構　
　　２１・・・パルプロッド２２・・・開閉パルプ　　
　　２３・・・スプリング２４・・・開口　　　　　　
　２５・・・定量室２６・・・バッキング材　　　２７
・・・隔壁板３・・・櫛部　　　　　　　３１・・・容
器受容部３２・・・装着部　　　　　　３３・・・液拡
散室３４・・・多孔体　　　　　　３５・・・櫛歯３６
・・・液制御板　　　　　３７・・・櫛基部３８・・・
細孔　　　　　　　３９・・・液導入孔３４１・・・塗
布用表面４・・・ポンプ式定量吐出機構５・・・容器　　　　　　　４１・・・ポンプ室４２・
・・開閉用ボールバルブ４３・・・スプリング　　　　４４・・・バルブロッド
４５・・・可動弁部　　　　　４６・・・渦流発生部４
７・・・入口　　　　　　　５１・・・本体５２・・・
キャップ　　　　　５３・・・吐出部５４・・・チュー
ブ　　　　　５５・・・バッキング材５６・・・吐出孔
　　　　　５７・・・底部６．８・・・櫛部　　　　　
　６１．８２・・・ブラシ６２、８３・・・多孔体　　
　　６３．８４・・・櫛基部６４　、８５・・・液拡散
室　　　６５．８６・・・細孔６６．８７・・・カバー
　　　　７・・・ブロ一式容器８１・・・櫛歯

Claims

【特許請求の範囲】１）流動性を帯びた毛染液または整髪液が収納される容
器と、櫛部とを具えてなる染髪用または整髪用櫛具であ
って、前記櫛部は、前記容器より供給される毛染液または整髪
液を拡散する液拡散室と、この液拡散室を介して前記容
器より毛染液または整髪液の供給を受ける多孔体と、こ
の多孔体の塗布用表面より外方に突出するよう設けた櫛
歯及び／またはブラシとを有することを特徴とする染髪
用または整髪用櫛具。２）容器が、当該容器からの一回の液吐出量を定量化す
る定量吐出機構を有することを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の染髪用または整髪用櫛具。