JPS61240645A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JPS61240645A
JPS61240645A JP8132485A JP8132485A JPS61240645A JP S61240645 A JPS61240645 A JP S61240645A JP 8132485 A JP8132485 A JP 8132485A JP 8132485 A JP8132485 A JP 8132485A JP S61240645 A JPS61240645 A JP S61240645A
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particles
substrate
particle
measuring
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Shigeharu Hanajima
花島 重春
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DAN KAGAKU KK
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor

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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、微粒子計測モニタを有する半導体製造装置に
関するものである。
〔発明の背景〕
半導体その他の製造工程で、製品上およびその周辺部に
存在する微粒子が製品の性能や歩留りに影響をおよぼし
、そのために上記微粒子の計測と制御とが、製品の製造
にとって重要であることは極めて多い。
特に、半導体の製造工程におけるいわゆる気相成長やプ
ラズマ膜の堆積、プラズマによる膜エツチング等の反応
炉内では、反応ガスの一部が分解して微粒子となり、そ
の一部はSiウェハ等の製品上に堆積し製品の欠陥発生
や膜質の性能劣化等を誘起する。従って上記反応炉内で
反応空間や製品の近傍および製品上に堆積する異物や微
粒子を観測し、観測結果から目的に応じた状態に制御す
るように、炉内に導入するガスの種類、流量、製品の温
度、炉内温度などの反応条件を適切に制御することが望
まれる。半導体製品の製造工程では、原料ウェハの投入
から最終製品の完成に至るまで、製品は多くのステップ
と設備を通って処理される。
そのため上記反応炉等の場合以外でも、製品周辺の異物
や微粒子を極力少なくすることが望まれる。
すなわち、半導体等の処理工程の全体、いわゆるウェハ
の動線に沿って製品周辺部における空間の異物や微粒子
を計測し制御することが重要である。
上記目的のために、作業室やクリーンベンチ内の微粒子
を計測し、所望の目的値になるように管理する程度のこ
とは現在でも行われている。また上記計測のために微粒
子を検出し、係数するダストカウンタが市販されている
従来のダストカウンタは作業室内の雰囲気(大気、一般
ガス等)を吸引し、上記ガス等と光検出部に導入し、光
散乱法で粒子数を計数する間接的な方法である(特開昭
55−18783号)。しかし上記方法にはつぎのよう
な問題点がある。(1)ガス吸引点周辺から吸引された
ある容積のガス内に含まれる微粒子総量の平均値が求め
られるが、空間内の微粒子分布の詳細な計測には適さな
い。(2)ガス吸引管内での粒子の沈着付着等により、
ガス吸引部と粒子計測部との微粒子の量的−敵性に問題
がある。(3)ガスの吸引により目的空間の微粒子の分
布を乱す。
〔発明の目的〕
本発明は、目的とする部分のガスを吸引することなく、
製品の処理領域に沿った上記部分に存在する微粒子を直
接検出し、計測することができる半導体製造装置を得る
ことを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明による半導体製造装置は、レーザ光を走査して照
射する手段と、上記レーザ光が製品上またはその周辺部
の微粒子によって生じる散乱光を検出し計測する手段と
を、製品の処理領域に沿って設けたことにより、上記製
品処理領域の目的とする部分の微粒子により生じる散乱
光を1例えば光学レンズとテレビジョンカメラで検出し
、ビデオシステムを通して、上記微粒子の寸法や数の分
布を微粒子解析装置で計測し、半導体製造装置の反応条
件や環境条件を制御するようにしたものである。
上記レーザ光を走査して微粒子による散乱光を検出し、
微粒子解析装置で計測する上記システムは、作業室内や
クリーンベンチ内の微粒子計測用として報告されている
(用瀬他:応用物理学会昭和58年秋期連合講演会予稿
集、p、22)。本発明は上記技術を半導体製造システ
ムのウェハ動線の全体にわたって適用し、微粒子を計測
し制御するようにしたものである。
本発明に用いたレーザビーム走査型浮遊微粒子計測装置
の概要を第13図に示す、He−Neレーザ光源1から
発するレーザ光2を、被測定空間に浮遊する微粒子3に
照射し、該微粒子3から発生する近前方散乱光4を光学
レンズおよびテレビジョンカメラ5を用いてビデオ装置
6に記録する。記録された画像は静止画像として微粒子
解析装置7により空間内の微粒子数が計測でき、モニタ
画面によって微粒子の運動の様子や、微粒子のウェハへ
の付着過程を可視化することもできる。
製品に付着する異物や微粒子を極度に少なくする必要が
あるものの一例は、Si超LSIの製造工程である。そ
の工程は、Siの表面酸化、プラズマ5L3N4膜堆積
、ホトリソグラフィ、イオン打込み、不純物拡散、ポリ
Si堆積、りんガラス堆積、ウェハの洗浄・乾燥・保管
、金属スパッタ、不活性ガスアニール等の主要工程数で
65ステップ以上からなる。これらのステップをさらに
個別ステップに分解すると数百ステップにおよび、作業
空間の微粒子や異物の管理の他に、製品が直接接触する
装置内の微粒子を計測して制御することが製品の歩留り
、性能改善上、工業的に極めて重要になってくる。従っ
て微粒子の計測も上記ステップの所望する部分に適用で
きることが必要であり、上記計測システムは以下実施例
に述べる各側を適用することにより、半導体製造装置に
おけるウェハ動線の全体にわたって微粒子計測モニタを
設けることができる。
なお、上記ウェハ動線の中には製造設備の他に、設備間
をつなぐウェハ搬送システムや、治具から治具へのウェ
ハ移し替え装置、ウェハ治具の一時保管等も含まれる。
〔発明の実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明による半導体製造装置の第1実施例とし
てCVD装置への適用を示す構成図、第2図は上記CV
D反応炉内の温度分布を示す図、第3図は上記実施例に
おける5in2膜堆積時間と堆積膜厚の関係を示す図、
第4図は上記CVD炉内微粒子の空間分布を示す図、第
5図は本発明の第2実施例として容量結合型プラズマC
VD装置への適用を示す構成図、第6図は本発明の第3
実施例として反応性イオンエツチング装置への適用を示
す構成図、第7図は本発明の第4実施例として投影露光
装置への適用を示す構成図、第8図は本発明の第5実施
例としてウェハ外観検査装置への適用を示す構成図、第
9図は本発明の第6実施例におけるウェハカセット搬送
システムの部分斜視図、第10図は上記第6実施例とし
てウェハカセット搬送システムに適用した断面図、第1
1図は本発明の第7実施例としてウェハ・エア・トラッ
クを有する自動化ラインへの適用を示す説明図、第12
図は上記ウェハ・エア・トラックへの実施例における一
部分を示す斜視図である。第1図の第1実施例に示すC
VD法(Chemical VaperD aposi
tion法)による5in2、りんガラス膜等の形成法
は、半導体その他の分野で古くから実用化されており、
特にりんガラスは半導体素子のりん拡散源、素子の表面
安定化、多層配線用絶縁膜、電極保護膜等に広く応用さ
れている。この反応炉の模式図は第1図に示すように反
応炉8が○リング9によって密閉され、内部に基板10
としてSiウェハがサセプタ11上に設置されている。
上記サセプタ11はヒータ12を内蔵し、基板温度を目
的温度に設定することができる。また円板状のサセプタ
11は図におけるB部の円周上に複数個の基板10を設
置でき、下部に設けたモータ13により回転させること
ができる。反応ガス供給装置14とガス排出口15とを
備え、SiO□膜生成の場合にはシリコン源としてSi
H4ガス、酸素源として02ガスを、キャリアガスであ
るN2ガスとともに、上記反応ガス供給装置14から反
応炉8内に流す。なお、上記混合ガスにPH,ガスを添
加すれぼりんガラスが生成される。
Sio2膜を生成する場合の一例をつぎに記す。
キャリアガスN2を反応炉9内に流しく場合によっては
上記炉8内を真空にしたのちにN、を流す)、反応炉8
内の空気をN2で置換する。つぎにサセプタ11のヒー
タ12を加熱して基板10の表面温度を420℃に設定
する。温度測定はのぞき窓16を通して輻射温度計を用
い測定する。基板10の中心に垂直な直線ABに沿う温
度分布を計測した結果を第2図に示す。第2図から、表
面温度が420℃の場合、表面から約35nn上部にお
ける温度は200℃程になっていることがわかる。この
ため導入されたガスは上記基板10上で反応する前に気
相中でSiO2粒子を形成しやすい。この気相中で形成
されるS L02粒子は基板10の堆積膜の質に重要な
影響をおよぼす。気相中の粒子の状態と堆積膜の性能と
の関係は工業的に極めて重要であり、一般に気相中のS
in、粒子が少なく、かつ粒子が細かいほど堆積膜の特
性(ピンホール密度、耐薬品性等)がよいとされている
。上記CVD反応炉8内で反応中に、気相中または基板
10表面の微粒子を計測し制御しながら膜の堆積を行う
ために、反応炉8の両側面および斜め上方に石英製のの
ぞき窓16を設け、両側面ののぞき窓の一方からレーザ
光源17より出射するレーザ光18を反応炉8内に入れ
、水平面内で左右に走査する。レーザ光18は上下移動
も可能である。斜め上方ののぞき窓16の外部には粒子
観測用カメラ19を設置し、上記カメラ19の焦点面は
レーザ光18の水平走査面に合致するように調整する。
したがって上記直線AB上で、直線ABを中心として左
右にレーザ光18が走査し、基板10上における水平方
向の粒子の散乱光を粒子観測用カメ゛う19でとらえ、
粒子の分布を可視化することができ、基板10およびそ
の周辺部の粒子密度空間分布の計測が可能になる。
第3図にSio2膜の堆積時間と膜厚との関係の一例を
示すが、第3図に示す条件下で反応させた場合における
反応炉8内空間の微粒子分布は第4図に示すようになる
。第4図は基板10の中心部のAB線上で計測した粒子
数と基板10からの距離との関係を示したものである。
第2図によると基板温度が420℃の場合、基板直上”
10mmの点で反応炉内温度が140℃位になり、これ
に対応して微粒子数も70mmの点で最大に近い値にな
っている様子がわかる。
モノシランガスは常温でも酸素と接触し白色のSiO2
の粒子になるが、第4図に示す低温領域はどSj○2粒
子が多くなるのは、上記モノシラン量に対し酸素が過剰
な状態になっているためと推定される。
上記各事項を、ガス流量、ガス組成比、あるいは基板温
度を変化させて実験し、ピンホール密度、膜密度、屈折
率、耐薬品性などに対する膜質がすぐれた条件を見出す
ことが可能である。また成膜中常時反応炉8内の空間に
おける微粒子計測を行い、ガス流量やガス組成比、温度
などの成膜条件を一定に制御し、成膜条件の安定化をは
かることができる。本発明の計測は直接計測であるから
前記特徴の外に、減圧反応炉に対して拡大適用すること
ができる利点がある。従来の吸引法は常圧CVD炉には
可能であるが、減圧CVD炉では炉内圧が10−1〜1
0−’ T orr程度になっているので、計測部にガ
スを吸引することが困難である。また、強力な真空ポン
プで吸引するようにしても、上記炉内の微粒子を計測部
まで確実に導入できたかどうかについて疑問が残る。
本発明の計測方法は光学的方法であるため、計測時間を
極めて短くすることが可能で、反応空間の粒子生成と成
長等の過程を計測できるので反応解析の有効なデータを
得ることも可能である。
第5図に示す第2実施例は、他の成膜装置、例えば多結
晶シリコン膜、513N4膜等のプラズマCVD炉への
適用例を示すもので、Afl、Mo、W等の金属スパッ
タ装置やエピタキシャル成膜装置等にも同様に適用が可
能である。つぎに膜厚の均一性および生産性から注目さ
れている平行平板型プラズマCVD装置を用い、Si3
N4膜を堆積する場合について説明する。
ステンレス等の反応室20の内部に丸形の基板電極21
.22を対向して設け、上記基板電極21は磁気回転機
構23により回転軸24の周りに回転可能で、上記基板
電極21の上にはSi等の基板10が設置されている。
ガス導入口25からS i H4とNH3のガスを流し
排気管26より排気し上記反応室20内の圧力を0.1
〜0.5Torrに保つようにする。Siウェハの基板
10はヒータ27により250℃に加熱される。
50kHzの高周波電源28により、上記基板電極21
と22との間に高周波電圧を印加し、反応室20内の上
記混合ガスを励起する。基板電極21と22との間隔は
30〜b Si基板10近傍におけるプラズマ中の微粒子計測は、
側面ののぞき窓I6を通してレーザ光源17から出射す
るレーザ光18をSi基板10の上部に導入し。
反応室20内の所定の部分における微粒子によって生じ
る前方散乱光を、他ののぞき窓29を通して、例えば光
学レンズとテレビジョンカメラ、ビデオ装置、微粒子解
析装置などによる受光計測装置I9で計測する。
本実施例では、基板電極の直径1200mn、 SiH
<流量280cc /分、NH3流量600cc/分、
電極間隔45+nm、反応圧力0.35Torrのとき
Si3N、の組成比の膜が形成された。混合ガスの組成
比を変えるとSiウェハ近傍の0.5μmの微粒子は8
×102〜5X103個/ccの範囲に変るが、上記の
反応条件で最も粒子が少なく約8X102個/ccとな
り、堆積膜のHF液(49%)でのエツチング速度は0
.3P/分と最少になり、膜上の異物数も100nnφ
ウェハ当り10個と最適の状態になった。
上記のように本発明の半導体製造装置では、反応室内の
微粒子を計測しながら反応条件を制御することにより、
堆積膜上の異物数を最少値にし、かつ膜質を最適にする
ことができた。
第6図に示す第3実施例は反応性イオンエツチング装置
における適用例を示すものである。従来から、超LSI
(7)MやMOや5in2、Si3N、、Wなどの反応
性イオンエツチング装置では、エツチングされた微粒子
が装置内に飛散し製品の歩留りや性能低下をもたらすこ
と“が知られている。
第6図に示す本実施例の装置は枚葉式プラズマエツチン
グ装置と呼ばれ、処理室30の前後に真空予備室31を
設置している。処理前のウェハはウェハカセット32に
25枚セットされており、上記ウェハカセット32から
1枚ずつ取出されたウェハは真空予備室31であらかじ
め真空処理され、バルブ33を開けて処理室30の下部
電極34上にセットされる。
Siウェハ上にホトレジスト処理されたSiO2膜のエ
ツチングの場合には、処理室30内にCF4+o、(5
%)のガスを流す。この際の5in2膜のエッチレート
は300人/分であるが、反応により処理室内に反応生
成物の微粒子が発生する。上記微粒子を計測しエッチレ
ートが大きく、かつ処理室30内の微粒子が少ない条件
を見出しながら同一作業条件で処理する。処理されたウ
ェハはバルブ35を開き、他の真空予備室を通って他の
ウェハカセツ1〜32′ に収納される。上記ウェハは
処理室30内で下部電極直下の水冷テーブル36(必要
により加熱テーブルにもなる)により冷却され、ホトレ
ジスト膜の劣化を防止する。処理室30ののぞき窓16
、レーザ光源17およびレーザ光18、観測用の他のの
ぞき窓29、上記レーザ光18に照射された微粒子の前
方散乱光を検知する受光計測装置19の設置と役割りは
、前記の2実施例の場合と同様である。
上記処理室30における反応はガス圧0 、8 T o
rrで行われ、電極34および36の間に印加された高
周波パワー(13,56M凧、250W)により励起さ
れたガスのプラズマでSiO2膜の部分エツチングが行
われる。上記の装置により微粒子発生が少ない条件で5
jO2のプラズマエツチングを行うことができ、ウェハ
ごとの異物数20個/100mmφ以下のレベルで安定
したプロセスを行うことが可能である。
第7図に示す第4実施例はマスクアライナへの適用を示
す一例で、塵埃を最も嫌うマスク合わせでは、従来マス
クとウェハとを密着させて露光する装置が主流であった
が、最近ではマスクとウェハとの間に微小な隙間を置い
て露光するプロキシミティ型や投影露光型が広く用いら
れている。第7図は10:1の比率で投影する縮少投影
露光装置の主要部の模式図である。集積回路における実
寸の10倍のパタンを有するレチクル37がレチクル設
置台38上に置かれ、高圧水銀ランプ39の光で集光レ
ンズ系40を通して照射する。レチクル37の像は1/
10の細光レンズ41を通してウェハ42上に結像する
。レチクル37の位置は位置検出系43、レチクル微動
系44およびレチクルアライメント系45によって、ウ
ェハ42上の目的の位置に光像がくるように微調整され
る。ウェハ42上に一度露光したあと、ウェハ台のX−
Yステージ46を移動させ、順次ウェハ42上に移動し
露光する。ウェハ42の位置はまずブリアライナ47で
粗合わせを行い、X−Yステージ46の精密な位置決め
はレーザ測長系48によって行う。ウェハ42はウェハ
ハンドリング系49により自動的にウェハカセット32
から取出され、露光完了後にウェハカセッl−32’ 
に収納される。
上記装置における異物計測は、レチクル37上またはそ
の周辺とウェハ42上またはその周辺で行って管理する
必要がある。上記レチクル37に対しては、レーザ光源
17からのレーザ光18をレンズおよびテレビジョンカ
メラ、ビデオ装置、微粒子解析装置などの受光計測装置
19によって計測し、ウェハ42に対しては、レーザ光
源50からのレーザ光51を受光計測装置52により、
前記のような原理で異物である微粒子からの散乱光が計
測される。上記アライナで一次的に重要な異物管理はレ
チクル37上における異物をゼロにすることである。上
記異物はウェハ42上に転写された光像のすバてについ
て、同一個所に欠陥をもたらすので、いわゆる全ペレッ
ト不良の原因になる。つぎにはウェハ42上およびウェ
ハ周辺の異物の管理が重要である。上記異物検出系によ
るアライナの管理によって、製品の歩留りを著しく向上
させることが可能になる。
第8図に示す第5実施例はウェハ外観検査装置への適用
を示すものである。半導体装置製造の工程では、ホトレ
ジスト処理、拡散処理、CVD処理、AI配線蒸着処理
などの完了後、抜取りまたは全数のウェハ外観検査を行
っている。第8図において、ウェハローダ部のローダ用
ウェハカセット53から取出されたウェハ54は、検査
部のウェハ検査台55に置かれ顕微鏡56で検査され、
ウェハアンローダ部のアンローダ用力セツ1−57に収
納される。
この検査装置の異物管理は、主としてウェハ検査台55
の上のウェハ上およびその周辺であるが、ウェハ走行部
58の周辺の異物管理も必要である。レーザ光源17か
ら発するレーザ光18および受光計測装置19を第8図
に示すように配置して、上記各実流側と同様に異物の測
定を行うことにより、ウェハ外観検査工程での異物管理
をすることができる。
第9図および第10図に示す第6実施例は、ウェハ搬送
システムへの適用例である。半導体装置の製造工程では
、ウェハ処理装置内の異物管理の他に、各装置間をつな
ぐウェハトラック部分などにおける異物管理も重要であ
る。このため、製品または製品を収納したケースをウェ
ハトラック内で搬送させ、各装置間をつなぐ搬送装置が
採用される場合がある。第9図はウェハトラックの説明
図で一部切欠いて内部を示している。第9図において、
ダクト59の内部には2本のレール60が敷かれ、該レ
ール60の上をウェハ61を搭載したウェハカセット6
2が走行する。上記ダクト59の各端末をそれぞれのウ
ェハ処理装置に接続し、ウェハ搬送中における異物の付
着を低減させる。第10図は上記ダクト59の断面を示
す図で、ダクト59、ウェハ61、ウェハカセット62
は上記の通りであり、上記ウェハカセット62は直流モ
ータ63によってレール60上を走行する。ダクト59
の一部に高性能フィルタ(HEPAフィルタ)64が設
置され、上部の空気流入口65から入った空気はエアダ
クト66から高性能フィルタ64で浄化し、清浄な空気
として垂直に置かれたウェハ61に平行に流れ排出口1
5から排出される。上記のように清浄雰囲気中でウェハ
搬送が行われるように構成されているが、走行台車から
の発塵や、ウェハカセット62に付着していた異物の飛
散などが問題になり、ダクト59内の微粒子計測管理が
必要になる。第10図に示すように、レーザ光源17か
らのレーザ光をレーザ光導入窓16を通してダクト59
内に導入し、検出用窓29を通して出る散乱光を、例え
ばレンズおよびテレビジョンカメラ、ビデオ装置、微粒
子解析装置等の受光計測装置19で計測する。このよう
に発塵状況をチェックし、レール材質や構造の検討、ダ
クトの形状の検討などが可能となり、発塵が少ない搬送
システムを構成させ、常時ウェハ周辺の異物をモニタし
ながら生産システム内でウェハ搬送を行うことが可能で
ある。
第11図および第12図に示す第7実施例は、ウニ=1
9− ハ搬送システムの他の一例を示す図で、各プロセス設備
66が多数並置されており、その間をつなぐトラック6
7でウェハが順次各プロセス設備66に送られ、また受
取られる。上記例では第12図の拡大部分図に示すよう
に、ウェハ61が1葉ずつウェハエアトラック67上を
滑走してつぎのプロセス!([fに送られるようになっ
ており、前記第6実施例のようなレールや台車などの摩
擦による発塵のおそれがない。レーザ光源17より発す
るレーザ光18をウェハエアトラック67の所定の位置
に導き、その位置で反射した前方散乱光が受光できるよ
うに受光計測装置19をセットすれば、ウェハエアトラ
ック上の異物付着状態を管理することができる。
上記のように本発明により各プロセス設備や各装置内の
微粒子を計測し、適切な反応条件の設定、プロセス諸条
件の制御を行うことが可能であり、印加電圧や周波数な
ども制御の対象となり、また電極形状や配置、ガス供給
システムなどの改良のためのデータを得ることも可能で
ある。すなわち微粒子が製品に付着しにくい装置の設計
が可能であり、微粒子が少ない条件下における安定した
プロセス制御が可能である。
上記記述は半導体製造に限定して説明したが、製品の製
造、検査工程等で製品上またはその周辺部の微粒子異物
が問題となり、それらの計測を行って目的の数値になる
ように制御する必要がある工程は他にも多く存在する。
例えば、液晶表示装置、磁気ディスク、プリント基板、
磁気バブルメモリ素子、プラスチックフィルム、バイオ
ロジカル分野などがその例であって、本発明の主旨を実
施することにより製品の歩留り、性能、信頼性の向上に
寄与することができる。
また本発明の実施例はすべて気体雰囲気について述べた
が、水や薬品などの液体雰囲気でのプロセスについても
適用可能であることはいうまでもない。
なお、計測した情報とプロセス制御変数との関係は、個
々のプロセスによって適宜選定してその目的を達成する
ようにシステムを構成することは、既存技術の範囲内に
ある。
〔発明の効果〕
上記のように本発明の半導体製造装置は、レーザ光を走
査して照射する手段と、上記レーザ光が製品上またはそ
の周辺部の微粒子によって生じる散乱光を検出し計測す
る手段とを、製品の処理領域に沿って設けたことにより
、上記処理領域の所望部分の微粒子による散乱光を受光
計測装置で計測し、各プロセスにおける反応条件や環境
条件の制御または管理を行い、製品の歩留りや性能およ
び信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による半導体製造装置の第1実施例とし
てCVD装置への適用を示す構成図、第2図は上記CV
D反応炉内の温度分布を示す図、第3図は上記実施例の
Sin、膜堆積時間と堆積膜厚の関係を示す図、第4図
は上記CVD炉内微粒子の空間分布を示す図、第5図は
本発明の第2実施例として容量結合型プラズマCVD装
置への適用を示す構成図、第6図は本発明の第3実施例
として反応型イオンエツチング装置への適用を示す構成
図、第7図は第4実施例で投影露光装置への適用を示す
構成図、第8図は第5実施例でウェハ外観検査装置への
適用を示す構成図、第9図は第6実施例でウェハカセッ
ト搬送システムの部分斜視図、第10図は上記第6実施
例でウェハカセット搬送システムに適用した断面図、第
11図は第7実施例でウェハエアトラックを有する自動
化ラインの一例を示す斜視図、第12図は上記実施例の
部分斜視図、第13図は本発明のレーザ走査型浮遊微粒
子計測装置の概要説明図である。 10.42.61・・・ウェハ(製品)17.50・・
・レーザ光源 18.51・・・レーザ光 19.52・・・受光計測装置 代理人弁理士  中 村 純之助 (り、)  V   臂( 牙3図    1−4図 才5図 へ、、へへ 己==ア 矛6図 牙11翰 1−12図 ! 13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ光を走査して照射する手段と、上記レーザ
    光が製品上またはその周辺部の微粒子によって生じる散
    乱光を検出し計測する手段とを、製品の処理領域に沿っ
    て設けた半導体製造装置。
  2. (2)上記製品の処理領域は、半導体製造における各処
    理のすべての動線に沿ったものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載した半導体製造装置。
JP8132485A 1985-04-18 1985-04-18 半導体製造装置 Pending JPS61240645A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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