JPS61240075A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、冷却された冷気を庫内循環用送風機をもって
冷蔵室の冷気吐出ダンパーに送風するようＧこした冷蔵
庫に関するもので、特に上記冷蔵室に作られる多数の部
屋を異なる温度域をもった部屋に制御するようにした冷
蔵庫を提供するものである。

〔発明の背景〕

この種冷蔵庫として従来考えられているものには冷蔵室
内を、冷蔵室、低温室、野菜室の順に簡単な区画板で仕
切り且つそれら区割された部屋に称を設けた冷蔵庫かあ
る。この冷蔵庫は内箱背面（断熱材側）に上記部屋と冷
蔵室への冷気吐出口とを結ぶダクトを設け、更にそのダ
クト中に冷気量を調整するダンパーを設け、それぞれの
部屋を異なる温度帯にしたものである。かかる構成を有
する冷蔵庫に於いてはそれぞれ比較的狭い温度帯に温度
コントロール出来るというメリットかあるものの、各室
を区割する仕切板がいる他、内箱背面に設けるダクト、
更には温度調節用ダンパーが必要となり原価高になる欠
陥かあった。

尚、この種冷蔵庫に関連するものとして、例えば実公昭
５９−１１９０号公報がある。

〔発明の目的〕

本発明は、上記コストアップの袈因となっていた仕切板
、ダクト、温度調節用冷気ダンパー等を用いることな（
、冷蔵室内に開放された冷気を内箱背面に形成した凹状
ダクトを利用して各部屋に泣気を導き−それぞれの部屋
を異なる温度帯の室にするようにしたものである。

〔発明の概要〕

即ち、冷却された冷気を庫内循環用送風機をもって冷蔵
室の冷気吐出ダンパーに送風するようにした冷蔵庫に於
いて、上記冷気吐出ダンパーの吹出口より吹出される冷
気で冷蔵室より下段に形成された複数の部屋を冷却すべ
（内箱背面に、前記冷気吐出ダンパーの吹出口に対向し
て凹状ダクトを形成すると共に各室に対応するダクト下
端部を線状に形成したものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の詳細を第１図、第２図に示す一実施例で
説明すると、１は冷蔵庫本体、この本体１は、内部に一
１８℃近辺に冷却される冷凍室２と冷蔵室３とを有して
いる。４．５．６は上記冷１　　　蔵置３内に順に形成
された氷温チルド室４、冷蔵チルド室５、野菜室６を示
す。モして７は冷凍室扉を、８は冷蔵室祁を示す。又９
は氷温チルド室４．１０は冷蔵チルド室５．１１は野菜
室６の扉（示す。しかして罪７．８は通常郭の片隅に取
付けられたヒンジを中心に回転する。そして騨９．１０
．１１は引出し式となされている。換言すると、この恥
９．１０．１１は上記氷温チルド室４、冷蔵チルド室５
、野菜室６を形成する為の容器１２．１３．１４を備え
ており、扉９．１０．１１を引出すということは室４．
５．６を引出すということになる。１５は冷却器、１６
はこの冷却器１５で冷却された冷気を先の冷凍室２、冷
蔵室３に強制循環する送風機である。１７は冷蔵室冷気
吐出口に設けた温度調節用冷気ダンパーである。

１８．１９は冷蔵室３を初め氷温チルド室４等を形成す
る内箱１ａを断熱材２０側に凹ませて形成した冷気ダク
トである。この冷気ダクト１８．１９は内箱１ａの真空
成形時に一体に形成される。

又、この冷気ダクト１８．１９は上端か先の冷気ダンパ
ー１７の吹出口１７ａ、１７ｂに対向し冷気ダクト１８
の下端か氷温チルド室４に、又冷気ダクト１９の下端は
冷蔵チルド室５及び野菜室６にそれぞれ対応している。

又、上記冷気ダクトは先に掲げた容器１２．１３の背壁
１２ａ、１３ａで前面を形成されている。

１８ａ１１９ａ、１９ｂは上記ダクト１８．１９の最終
端に設けられた冷気案内ノーズで、ダクト１８．１′９
より導ひかれて（る冷気を容器４．５．６内に効果的に
導び（ものである。２１は冷蔵室３と４の氷温チルド室
４を区割する仕切板である。

尚４の氷温チルド室と５の冷蔵チルド室、野菜室６間に
はこの区画板の代りにガラス板２９．３０を設けている
。上記氷温チルド室４、冷蔵チルド室５を形成する容器
１２．１３が下段の開口を区割板２１同様塞ぐ役目をす
るか、冷蔵チルド室５を野菜室６に切換えた時、容器１
２下面に露か付くのを防止する為に上記ガラス板２９．
３０は設けられている。２２は冷蔵室扉８と氷温チルド
室４のパツキン（図示せず）の当接面となる仕切部材で
ある。２３は冷蔵チルド室５と氷温チルド室４のパツキ
ン（図示せず）の当接面となる仕切部材である。尚、冷
蔵チルド室５の郭１０と野菜室の称１１のパツキン（図
示せず）が当接する仕切部材は特に設けず割卵を接合さ
せることによりシール構造である。

以上の如（形成した本発明の冷蔵庫であった場合、冷凍
室２は一般の冷蔵庫同様、ファンガード２４の吐出口２
５より吹出された冷気が吸込口２６に吸込まれる過程で
冷凍室２を所定の温度に冷却する。一方、冷蔵室及びこ
の室内に形成された多数の室は、次のようにして冷却さ
れるものである。

即ち、冷蔵室３は冷気ダンパ一部より冷気ダクト１８．
１９に向けて吹出される冷気の一部か冷蔵室に回ること
により、又氷温チルド室４は冷気ダクト１８に案内され
た冷気により、冷蔵チルド室５及び野菜室６は冷気ダク
ト１９により案内され　　　　ｉ゛た冷気によりそれぞ
れ冷却されるものである。こ　　　　□゛の時ダクト１
９の途中は第２図に示す如く分岐され冷蔵チルド室５、
野菜室６を冷却する。このよ　　　　゛うに、それぞれ
の室に導ひかれた冷気は矢印で示す如さ冷気循環系路を
構成し、中仕切壁２７に設けた冷気吸込口２８を経て先
の冷却器１５に戻る。

この過程で本発明に於いては、冷気ダクト１８、１−９
部に特別なダクトを設けることなく温度コントロールす
るのは、上記冷気ダクトの通路の大きさ、形状をあらか
じめ選定しておくことにより、各室を所要の温度に設定
するものである。そして、この通風路の抵抗を変える手
段として、先に記述したガラス板後端と内箱１ａの背面
間の隙間を利。

用するのか効果的である。

又、容器１２．１３の背壁１２ａ、１３ａとダクト１８
．１９間の寸法を可変させても良い。これらの諸策を講
することにより、冷蔵室３内の冷気ダンパー１７より吐
出される冷気は冷蔵室３は勿論、氷温チルド室４、冷蔵
チルド室５、野菜室６に所定量だけ吹出され、上記室を
設定された温度、例えば氷温チルド室を一１℃、冷蔵チ
ルド室を＋１℃、野菜室６を＋６℃に維持出来るもので
ある。

尚、第２図に示すように冷気ダクト１８．１９の１　　
　下端（冷気案内ノーズ部）を扇状に形成しておけば各
部屋への吹出しが更に均一に行われるものである。

〔発明の効果〕

一本発明は以上説明した如く冷却された冷気を庫内循環
用送風機をもって冷蔵室の冷気吐出ダンパーに送風する
ようにした冷蔵庫に於いて、上記冷気吐出ダンパーの吹
出口より吹出される冷気で冷蔵室より下段に形成された
複数の部屋を冷却すべく内箱背面に、前記冷気吐出ダン
パーの吹出口に対向して凹状ダクトを形成すると共に各
室に対応するダクト下端部を静状に形成したから冷蔵室
内を多数の温度帯にするのに従来の如（、特別な冷気ダ
クト、冷気址調節ダンパー、区画板を必要としないので
、原価的に有効な冷蔵庫か得られるものである。又、冷
気吐出ダンパーに対向して設けられる冷気案内ダクトを
各部屋略専用とすべく２以上のダクトとし、そのダクト
の通風抵抗を変えることにより、各室の温度管理を行う
ようにしたものであるから、氷温チルド室４、冷蔵チル
ド室５に温度差を容易につけることか出来る他、特別な
部品を利用しな（て済むものである。

更に冷気量の一番確保しやすい位置を氷温チルド室（−
１℃）としているので冷却制御か容易富こなＳ他冷気ダ
クト下端を扇状に形成したことによりそれぞれの部屋は
均一な温度に冷却することか出来るものである。

更に又各容器間にはガラス板を介在させていることによ
り、各室間の温度帯を維持出来ることは勿論、温度差が
あることにより生ずる結露の影響な（容器の引出しが出
来るものである。

即ち水分はガラス板に結露し、容器底面にはつかないの
で容器引出し時に床等にその水分を滴下させな（てすむ
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を備えた冷蔵庫の要部縦断面図、第２図
は第１図から卵等を取り除いた冷蔵庫の正面図、第３図
は第２図のＡ−Ａ断面相当図である。 １・・・冷蔵庫本体、２・・・冷凍室、３・・・冷蔵室
、４・・・氷温チルド室、５・・・冷蔵チルド室、６・
・・野菜室、７・・・冷凍室扉、８・・・冷蔵室騨、９
・・・氷温チルド室の扉、１０・・・冷蔵チルド室の卯
、１１・・・野菜室卵、１２・・・氷温チルド室容器、
１３・・・冷蔵チルド室容器、１４・・・野菜室容器、
１５・・・冷却器、１６・・・送暦機、１７・・・温度
調節用冷気ダンパー、１８．１９・・・冷気ダクト、２
０・・・断熱材、２１・・・仕切板、２２．２３・・・
仕切部材、２４・・・ファンガード、２５・・・吐出口
、２６・・・吸込口、２７・・・中仕切壁、２８・・・
冷気吸込口、２９．３０・・・ガラス板。 ＄２の

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷却された冷気を庫内循環用送風機をもって冷蔵室の冷
   気吐出ダンパーに送風するようにした冷蔵庫に於いて、
   上記冷気吐出ダンパーの吹出口より吹出される冷気で冷
   蔵室より下段に形成された複数の部屋を冷却すべく内箱
   背面に、前記冷気吐出ダンパーの吹出口に対向して凹状
   ダクトを形成すると共に各室に対応するダクト下端部を
   扉状に形成したことを特徴とする冷蔵庫。