JPS61238330A - 乳化装置 - Google Patents
乳化装置Info
- Publication number
- JPS61238330A JPS61238330A JP60079011A JP7901185A JPS61238330A JP S61238330 A JPS61238330 A JP S61238330A JP 60079011 A JP60079011 A JP 60079011A JP 7901185 A JP7901185 A JP 7901185A JP S61238330 A JPS61238330 A JP S61238330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inflow
- outflow
- main pipe
- channel
- supplied
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/40—Mixing liquids with liquids; Emulsifying
- B01F23/41—Emulsifying
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、重合体を含む油相及び水相を混合させてエ
マルジョンをつくるのに使用される乳化装置に関する。
マルジョンをつくるのに使用される乳化装置に関する。
従来技術
乳化装置は医薬品、食料品、化粧品、洗剤、顔料、塗料
などの製造工程において幅広く利用されでおり、そのタ
イプもプロペラやタービン型のミキサー、油相と水相の
混合物を高圧下で細孔中に押し通すことによって分散乳
化させるホモジナイザー、ロータを高速回転させてステ
ーターとの間の狭い隙間より水相と油相よりなる原料を
通すことによってエマルジョンをつくるコロイドミル、
オーバーフローコーンの上縁より水相をコーン内壁に薄
膜状で自然流下させる一方、内部に配置したコーン状ロ
ータに上方より油相を供給してロータの回転による遠心
力によって分散させ、膜状に流下する水相と混合させる
フローゼットミキサーその他種々のものが知られている
が、概して構造が比較的複雑であるばかりでなくミキサ
ーは一般に回転速度が遅くて攪拌効率が低く、そのうえ
粒径の細かな高分散のエマルジョンをつくるのに向かな
い難点があり、ホモジナイザーは高分散のエマルジョン
をつくるのには水相と油相をある程度混合してから供給
せねばならず、工程が二工程に亘る難点がある。 また
コロイドミルは温度上昇が大きく冷却装置が必要である
。
などの製造工程において幅広く利用されでおり、そのタ
イプもプロペラやタービン型のミキサー、油相と水相の
混合物を高圧下で細孔中に押し通すことによって分散乳
化させるホモジナイザー、ロータを高速回転させてステ
ーターとの間の狭い隙間より水相と油相よりなる原料を
通すことによってエマルジョンをつくるコロイドミル、
オーバーフローコーンの上縁より水相をコーン内壁に薄
膜状で自然流下させる一方、内部に配置したコーン状ロ
ータに上方より油相を供給してロータの回転による遠心
力によって分散させ、膜状に流下する水相と混合させる
フローゼットミキサーその他種々のものが知られている
が、概して構造が比較的複雑であるばかりでなくミキサ
ーは一般に回転速度が遅くて攪拌効率が低く、そのうえ
粒径の細かな高分散のエマルジョンをつくるのに向かな
い難点があり、ホモジナイザーは高分散のエマルジョン
をつくるのには水相と油相をある程度混合してから供給
せねばならず、工程が二工程に亘る難点がある。 また
コロイドミルは温度上昇が大きく冷却装置が必要である
。
発明が解決しようとする問題点
この発明は、重合体を含む油相及び水相から高分散のエ
マルジョンを効率よくつくることができる構造の簡単な
乳化装置を提供することを目的とする。
マルジョンを効率よくつくることができる構造の簡単な
乳化装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
複数の流路をそれぞれ適当な角度で交差させ、そのうち
の少なくとも二つを流入路、一つを流出路とし、一方の
流入路から重合体を含む油相を他方の流入路から水相を
それぞれ供給し、合流点で衝突混合させたのち、流出路
から重合体のエマルジョンを取り出すことを特徴とする
。
の少なくとも二つを流入路、一つを流出路とし、一方の
流入路から重合体を含む油相を他方の流入路から水相を
それぞれ供給し、合流点で衝突混合させたのち、流出路
から重合体のエマルジョンを取り出すことを特徴とする
。
ここで流路は、二個の流入路と一個の流出路の少なくと
も三個は必要で、好ましくは直線状をなしてパイプより
構成され、また流出路はその一部乃至全部を絞って剪断
力を増し、細分化をより一層進ませるようにするのが望
ましい。なお各流路は合流点においてそれぞれ直接連結
されるか或いは溜り室に連結され、溜り室で衝突し、合
流するようにされる。また各流路はその一部乃至全部を
直立させるか上向きに傾斜させてもよいが、好ましくは
それぞれが水平面上におかれる。
も三個は必要で、好ましくは直線状をなしてパイプより
構成され、また流出路はその一部乃至全部を絞って剪断
力を増し、細分化をより一層進ませるようにするのが望
ましい。なお各流路は合流点においてそれぞれ直接連結
されるか或いは溜り室に連結され、溜り室で衝突し、合
流するようにされる。また各流路はその一部乃至全部を
直立させるか上向きに傾斜させてもよいが、好ましくは
それぞれが水平面上におかれる。
各流体の衝突のパターンは流入路を一直線上に配置して
水相及び油相を逆向きに通す対向流方式と(この場合流
入路は二個である)、流入路を直角に配置して行う直流
方式と、流入路を傾斜させた斜交法方式の三種に大別さ
れる。
水相及び油相を逆向きに通す対向流方式と(この場合流
入路は二個である)、流入路を直角に配置して行う直流
方式と、流入路を傾斜させた斜交法方式の三種に大別さ
れる。
本発明に係る乳化装置は重合体を含む油相及び水相を混
合することによって重合体のエマルジョンをつくるため
の乳化装置として使用するのに適している。重合体とし
ては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
・プロピン共重合体、エチレン・プロピレン・非共役ポ
リエン、ポリブタジェン、ポリイソプレン、スチレン・
ブタジェン・スチレンブロック共重合体など例示するこ
とができる。これらの重合体のうちでは、弾性重合体(
エラストマー)のエマルジョン(ラテックス)を製造す
るための乳化装置として使用するのに好適である。重合
体を含む油相は溶融状態の重合体であってもよいし、例
えば炭化水素溶媒などの水不溶性溶媒に溶解した重合体
溶液であってもよい。
合することによって重合体のエマルジョンをつくるため
の乳化装置として使用するのに適している。重合体とし
ては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
・プロピン共重合体、エチレン・プロピレン・非共役ポ
リエン、ポリブタジェン、ポリイソプレン、スチレン・
ブタジェン・スチレンブロック共重合体など例示するこ
とができる。これらの重合体のうちでは、弾性重合体(
エラストマー)のエマルジョン(ラテックス)を製造す
るための乳化装置として使用するのに好適である。重合
体を含む油相は溶融状態の重合体であってもよいし、例
えば炭化水素溶媒などの水不溶性溶媒に溶解した重合体
溶液であってもよい。
また、該油相及び水相のいずれか一方または両相には界
面゛活性剤を存在させてもよい。
面゛活性剤を存在させてもよい。
本発明による装置では流入路を通る流体は速ければ速い
程望ましい。衝突時のエネルギーが大きい程高分散のエ
マルジョンが得られるようになるからである。
程望ましい。衝突時のエネルギーが大きい程高分散のエ
マルジョンが得られるようになるからである。
実施例
第1図に示す実施例は溜り室1に木管2を貫通させると
ともに該木管2と直交する枝管3を連結し、本管2には
枝管3の出口に対向する箇所に開口4を設けてその一側
を流入部2a、他側を流出部2bとし、流′山部2bは
更に適所より径が小さくされ、小径部2cとなっている
。EPTラテックスをつくるには、本管2の流入部2a
と枝管3のいづれか一方より水を、他方よりEPT樹脂
の炭化水素溶液を高圧で供給して行う。供給された両流
体は開口部で衝突して混合し、流出部2bより排出され
る。
ともに該木管2と直交する枝管3を連結し、本管2には
枝管3の出口に対向する箇所に開口4を設けてその一側
を流入部2a、他側を流出部2bとし、流′山部2bは
更に適所より径が小さくされ、小径部2cとなっている
。EPTラテックスをつくるには、本管2の流入部2a
と枝管3のいづれか一方より水を、他方よりEPT樹脂
の炭化水素溶液を高圧で供給して行う。供給された両流
体は開口部で衝突して混合し、流出部2bより排出され
る。
第2図に示す実施例は開口4を複数個設け、衝突が広い
範げに亘って断続的に行われるようにしたものである。
範げに亘って断続的に行われるようにしたものである。
第3図に示す実施例は本管6より分岐する枝管7を斜め
にし、流出部6bを適所より小径部6cにしたもの、第
4図に示す実施例は、本管9に溜り室10を設け、枝管
11を溜り室lOに斜めに差し込んだもので、いづれも
斜交流タイプのものである。
にし、流出部6bを適所より小径部6cにしたもの、第
4図に示す実施例は、本管9に溜り室10を設け、枝管
11を溜り室lOに斜めに差し込んだもので、いづれも
斜交流タイプのものである。
第5図に示す実施例は本管13より分岐する枝管14を
直交させたもの、第6図に示す実施例は溜り室15に第
一の流出管16、流出管17及び5二の流入管18を前
二者は一直線上に並ぶように、後者は前二者に直交する
ようにして差し込んだもので、いづれも対向流タイプの
ものである。
直交させたもの、第6図に示す実施例は溜り室15に第
一の流出管16、流出管17及び5二の流入管18を前
二者は一直線上に並ぶように、後者は前二者に直交する
ようにして差し込んだもので、いづれも対向流タイプの
ものである。
上記各実施例はいづれも二種類の流体を混合させるもの
であるが、用途によって三種類以上の流体を混合させた
いときには本管に複数の枝管が同一箇所に(この場合枝
管の伸びる方向が異なるようになる)或いは適宜の間隔
を存して接続される。
であるが、用途によって三種類以上の流体を混合させた
いときには本管に複数の枝管が同一箇所に(この場合枝
管の伸びる方向が異なるようになる)或いは適宜の間隔
を存して接続される。
発明の効果
本発明の乳化装置は以上のように、少なくとも二つの流
入路と一つの流出路よりなり、各流路を適当な角度で交
差させたもので、機械運動部分がなくて構造がきわめて
簡単であり、従来のもののように、工程が二工程に亘っ
たり、冷却装置を必要とすることもない。また単に流入
速度を高めるだけで分散を一層促進させることができる
。
入路と一つの流出路よりなり、各流路を適当な角度で交
差させたもので、機械運動部分がなくて構造がきわめて
簡単であり、従来のもののように、工程が二工程に亘っ
たり、冷却装置を必要とすることもない。また単に流入
速度を高めるだけで分散を一層促進させることができる
。
図は本発明に係る混合装置を示すもので、第1図は第一
実施例、第2図は第二実施例、第3図は第三実施例、第
4図は第四実施例、第5図は第五実施例、第6図は第六
実施例の断面図をそれぞれ示す。 ■、10.15・・溜り室 2.6.9.13・・本管 3.7.11.14・・枝管 4・・開口 16、J8・・流入管 17・・流出管 出願人 三井石油化学工業株式会社 代理人 弁理士 佐 藤 晃 − 第1図 第2図 第3図 第5図
実施例、第2図は第二実施例、第3図は第三実施例、第
4図は第四実施例、第5図は第五実施例、第6図は第六
実施例の断面図をそれぞれ示す。 ■、10.15・・溜り室 2.6.9.13・・本管 3.7.11.14・・枝管 4・・開口 16、J8・・流入管 17・・流出管 出願人 三井石油化学工業株式会社 代理人 弁理士 佐 藤 晃 − 第1図 第2図 第3図 第5図
Claims (5)
- (1)複数の流路をそれぞれ適当な角度で交差させ、そ
のうちの少なくとも二つを流入路に、一つを流出路とし
、一方の流入路から重合体を含む油相を、他方の流入路
から水相をそれぞれ供給し、合流点で衝突混合させたの
ち流出路から重合体のエマルジョンを取り出すことを特
徴とする乳化装置 - (2)流出路はその一部乃至全部が径小にされ、絞られ
る特許請求の範囲第1項記載の乳化装置 - (3)流入路は二個あり、それらが向い合っている特許
請求の範囲第1項記載の乳化装置 - (4)各流入路は隣接の流入路と直角をなしている特許
請求の範囲第1項記載の乳化装置 - (5)各流入路は隣接の流入路に対し斜めになっている
特許請求の範囲第1項記載の乳化装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60079011A JPS61238330A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 乳化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60079011A JPS61238330A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 乳化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61238330A true JPS61238330A (ja) | 1986-10-23 |
Family
ID=13678006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60079011A Pending JPS61238330A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 乳化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61238330A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525116A (ja) * | 2000-03-02 | 2003-08-26 | ニューキャッスル・ユニヴァーシティ・ヴェンチャーズ・リミテッド | 毛細管反応器の分散装置と方法 |
DE4325541B4 (de) * | 1992-07-29 | 2007-09-06 | Karasawa, Yukihiko, Ohmiya | Emulgiervorrichtung und Düse für Feststoff-Flüssigkeit-Mehrphasenfluß oder für zu emulgierende Flüssigkeiten |
JP2007526113A (ja) * | 2004-02-11 | 2007-09-13 | ザ ユニバーシティ オブ ノッティンガム | 向流混合反応装置 |
JP2017104863A (ja) * | 2002-05-09 | 2017-06-15 | ザ・ユニバーシティ・オブ・シカゴThe University Of Chicago | 圧力駆動プラグによる輸送と反応のための装置および方法 |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP60079011A patent/JPS61238330A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4325541B4 (de) * | 1992-07-29 | 2007-09-06 | Karasawa, Yukihiko, Ohmiya | Emulgiervorrichtung und Düse für Feststoff-Flüssigkeit-Mehrphasenfluß oder für zu emulgierende Flüssigkeiten |
JP2003525116A (ja) * | 2000-03-02 | 2003-08-26 | ニューキャッスル・ユニヴァーシティ・ヴェンチャーズ・リミテッド | 毛細管反応器の分散装置と方法 |
JP2017104863A (ja) * | 2002-05-09 | 2017-06-15 | ザ・ユニバーシティ・オブ・シカゴThe University Of Chicago | 圧力駆動プラグによる輸送と反応のための装置および方法 |
JP2007526113A (ja) * | 2004-02-11 | 2007-09-13 | ザ ユニバーシティ オブ ノッティンガム | 向流混合反応装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090197977A1 (en) | Device and Method for Producing a Mixture of Two Phases that are Insoluble in Each Other | |
US4053142A (en) | Nonmechanical shearing mixer | |
US9527048B2 (en) | Rotor-stator system for the production of dispersions | |
US4302112A (en) | Process for continuous homogenization or emulsification of liquid and an ultrasonic apparatus for carrying out the process | |
US20040027915A1 (en) | Method and statistical micromixer for mixing at least two liquids | |
EP1324819B1 (en) | Process of making an in-line mixing apparatus | |
KR100341422B1 (ko) | 액체 또는 현탁액 혼합용 믹서 및 그 혼합방법 | |
WO2001045830A1 (en) | Rotating membrane | |
JP2003511522A5 (ja) | ||
CN1326602C (zh) | 一种连续动态混合至少两种流体的方法及微量混合器 | |
JP5897466B2 (ja) | 微粒化装置 | |
US3261593A (en) | Fluid mixing process and apparatus | |
CN105944584B (zh) | 一种用于液-液混合乳化的静态混合器及其工作方法 | |
CN110237794B (zh) | 超声强化射流式反应器 | |
WO2003103819A1 (ja) | 撹拌装置及び該撹拌装置を用いた分散装置 | |
AU2007239074A1 (en) | Device and method for creating hydrodynamic cavitation in fluids | |
US4155657A (en) | Continuous mixer for preparing emulsions | |
CN109569346A (zh) | 一种面向大相比体系的高能效分散-混合方法及其应用 | |
JPS61238330A (ja) | 乳化装置 | |
WO2018062975A1 (ko) | 미세 유체 채널을 이용하여 순간 유화된 유화 물질에 점증제를 첨가한 화장품 조성물 제조 장치 | |
JPS6214330B2 (ja) | ||
CN109012251B (zh) | 旋转式乳化装置结构 | |
JP2003311136A (ja) | 2種類以上の流体を高速で混合して固体粒子の分散を生成するための混合室 | |
JP2005514195A (ja) | 2つの混合不能な液体を乳状化するための攪拌器並びに攪拌方法 | |
CN209652197U (zh) | 一种制备乳化基质的组合装置 |