JPS6123670A - 粘着性組成物 - Google Patents
粘着性組成物Info
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- JPS6123670A JPS6123670A JP59144013A JP14401384A JPS6123670A JP S6123670 A JPS6123670 A JP S6123670A JP 59144013 A JP59144013 A JP 59144013A JP 14401384 A JP14401384 A JP 14401384A JP S6123670 A JPS6123670 A JP S6123670A
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- JP
- Japan
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- composition
- methylpropanesulfonic acid
- composition according
- water
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し産業上の利用分野]
本発明は、粘着性組成物に関1ノ、特に皮膚貼着用の医
療用電極の材料どして好適な粘着性組成物に関する。
療用電極の材料どして好適な粘着性組成物に関する。
[従来の技術とその問題点]
皮膚貼着用電極の材料には粘着性と導電性が求められる
が、従来このような材料どしては例えばカラヤゴムが用
いられてきた。しかし、カラヤゴムを用いた電極は使用
につれてクリープを起して平坦化する傾向があり、その
結果皮膚が露出したり皮膚がリード線等と直接接触して
しまうことがあった。またカラヤゴムは天然物であるた
めに、保管中に腐敗したり、使用時に皮膚との間でバク
テリア等が繁殖し易いという欠点もあった。
が、従来このような材料どしては例えばカラヤゴムが用
いられてきた。しかし、カラヤゴムを用いた電極は使用
につれてクリープを起して平坦化する傾向があり、その
結果皮膚が露出したり皮膚がリード線等と直接接触して
しまうことがあった。またカラヤゴムは天然物であるた
めに、保管中に腐敗したり、使用時に皮膚との間でバク
テリア等が繁殖し易いという欠点もあった。
また、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸の重合体、共重合体又はそれらの塩を主成分として
含む組成物からなるテ゛−プ、電極が特開昭55−81
635号に開示されているが、これに使用されている前
記の重合体等は直鎖状高分子化合物であるために内部凝
集力が弱く、そのため電極を皮膚から剥離するときに糸
引きを起し、しかも皮膚の上に前記組成物が粘着物とし
て残る(以下、残滓という)という剥離性が悪い欠点を
有する。さらに、電極に適したシート状に成形しても自
己保持性が低いために容易に変形してしまうという欠点
もあり、実用には耐え難いものであった。
ン酸の重合体、共重合体又はそれらの塩を主成分として
含む組成物からなるテ゛−プ、電極が特開昭55−81
635号に開示されているが、これに使用されている前
記の重合体等は直鎖状高分子化合物であるために内部凝
集力が弱く、そのため電極を皮膚から剥離するときに糸
引きを起し、しかも皮膚の上に前記組成物が粘着物とし
て残る(以下、残滓という)という剥離性が悪い欠点を
有する。さらに、電極に適したシート状に成形しても自
己保持性が低いために容易に変形してしまうという欠点
もあり、実用には耐え難いものであった。
[発明の目的]
本発明の目的は、皮膚に貼着する上で好適な粘着性・弾
力性を有する組成物であって、導電性を有し、一定の形
状に成形したときの自己保持性に優れ、また剥離性に優
れるため皮膚から剥離した°際に残滓を生ぜず、しかも
腐敗や微生物繁殖のおそれがない組成物を提供“ツるこ
とにある。本発明の目的はざらに、かかる組成物であっ
て特に粘着持続性が改良された組成物を提供することで
もある。
力性を有する組成物であって、導電性を有し、一定の形
状に成形したときの自己保持性に優れ、また剥離性に優
れるため皮膚から剥離した°際に残滓を生ぜず、しかも
腐敗や微生物繁殖のおそれがない組成物を提供“ツるこ
とにある。本発明の目的はざらに、かかる組成物であっ
て特に粘着持続性が改良された組成物を提供することで
もある。
[発明の構成司
本発明によると、
(a) 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸、2−メタアクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸及びそれらの塩から選ばれる少なくとも1種
と、少なくとも2個のエポキシ基を有する化合物(以下
、「エポキシ化合物」と称づる)と、場合によってはさ
らに親木性モノマーとを反応させて得られる高分子生成
物、及び(b) 水、又は水と多価アルコール(以下
[アルコール、1と称する)の混合物を含んでなる粘着
性組成物− が提供される。
ホン酸、2−メタアクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸及びそれらの塩から選ばれる少なくとも1種
と、少なくとも2個のエポキシ基を有する化合物(以下
、「エポキシ化合物」と称づる)と、場合によってはさ
らに親木性モノマーとを反応させて得られる高分子生成
物、及び(b) 水、又は水と多価アルコール(以下
[アルコール、1と称する)の混合物を含んでなる粘着
性組成物− が提供される。
本発明の組成物は、所要量の2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸及び/又はそれらの塩とエ
ポキシ化合物と、場合によってはさらに親水性モノマー
とを、(b)成分となる水、又は水とアルコールの混合
物に溶解さ判て反応させることにより直接的に製造する
ことができる。この反応においてエポキシ化合物は架橋
剤として作用して、(b)成分の水等の中に(a)成分
である架橋された高分子化合物が生成し網状構造で存在
することになる。
メチルプロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸及び/又はそれらの塩とエ
ポキシ化合物と、場合によってはさらに親水性モノマー
とを、(b)成分となる水、又は水とアルコールの混合
物に溶解さ判て反応させることにより直接的に製造する
ことができる。この反応においてエポキシ化合物は架橋
剤として作用して、(b)成分の水等の中に(a)成分
である架橋された高分子化合物が生成し網状構造で存在
することになる。
本発明において単量体のひとつとしで用いられるものは
、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
、2−メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、それらの塩又はこれらの混合物である。2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−メタク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の塩として
は、例えば、ナトリウム璃、カリウム塩、アンモニウム
塩等を使用りることができる。
、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
、2−メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、それらの塩又はこれらの混合物である。2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−メタク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の塩として
は、例えば、ナトリウム璃、カリウム塩、アンモニウム
塩等を使用りることができる。
また、エポキシ化合物は、少なくとも2個のエポキシ基
を分子中に有することが必要であり、このようなものと
して、例えば、ポリエチレングリコールジグリシジルエ
ーテル、エチレングリコール、ジグリシジルエーテル、
グリセリンジグリシジル1−チル、グリセリントリグリ
シジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレートなど
があげられる。
を分子中に有することが必要であり、このようなものと
して、例えば、ポリエチレングリコールジグリシジルエ
ーテル、エチレングリコール、ジグリシジルエーテル、
グリセリンジグリシジル1−チル、グリセリントリグリ
シジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレートなど
があげられる。
本発明において(a)成分の製造に必要に応じて用いる
ことができる親水性モノマーとは、分子中に一011基
、−CON目 基、−C)−120H基等の親水性官能
基を含んだアクリル酸又はメタアクリル酸の誘導体モノ
マーで、具体例としては2−ヒドロキシアクリレート、
2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート、N−メチロールアクリルアミド、アクリルア
ミド、メタクリルアミドなどがあげられる。2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等やエポキシ
化合物と上記親水性七ツマ〜を共反応させると、得られ
る組成物の保水性が向上して乾燥しにくくなるために、
粘着性を−・層長く保つことが可能になる。従って、組
成物の使用目的に応じて、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸又はそれらの塩の1部を親水
性七ツマ−に置ぎかえることができる。その場合、親木
性七ツマ−の量は、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸及びそれらの塩から選ばれたものと
親水性モノマーとの合計間に対して0〜50重量%であ
ることが好ましい。
ことができる親水性モノマーとは、分子中に一011基
、−CON目 基、−C)−120H基等の親水性官能
基を含んだアクリル酸又はメタアクリル酸の誘導体モノ
マーで、具体例としては2−ヒドロキシアクリレート、
2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート、N−メチロールアクリルアミド、アクリルア
ミド、メタクリルアミドなどがあげられる。2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等やエポキシ
化合物と上記親水性七ツマ〜を共反応させると、得られ
る組成物の保水性が向上して乾燥しにくくなるために、
粘着性を−・層長く保つことが可能になる。従って、組
成物の使用目的に応じて、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸又はそれらの塩の1部を親水
性七ツマ−に置ぎかえることができる。その場合、親木
性七ツマ−の量は、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸及びそれらの塩から選ばれたものと
親水性モノマーとの合計間に対して0〜50重量%であ
ることが好ましい。
本発明において、(b)成分として用いることができる
アルコールの具体例としては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、プロピ (レングリ]−ル
、ポリプロピレングリコール、グリセリン、エリスリッ
ト、ペンナツト、ヘキシット等を挙げることができ、中
でも好ましいものはプロピレングリ」−ルおよびグリセ
リンである。
アルコールの具体例としては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、プロピ (レングリ]−ル
、ポリプロピレングリコール、グリセリン、エリスリッ
ト、ペンナツト、ヘキシット等を挙げることができ、中
でも好ましいものはプロピレングリ」−ルおよびグリセ
リンである。
(b)成分としてアルコールを使用す“ると上記の親水
性モノマーを使用した場合と同様の効果が期待でき、得
られる組成物の保水性が良くなり乾燥しにくくなるため
に粘着性を一層長く保つことが可能になる。従って使用
目的に応じて水の0〜80重M%の範囲で水に混合する
のが好ましい。
性モノマーを使用した場合と同様の効果が期待でき、得
られる組成物の保水性が良くなり乾燥しにくくなるため
に粘着性を一層長く保つことが可能になる。従って使用
目的に応じて水の0〜80重M%の範囲で水に混合する
のが好ましい。
本発明の組成物を製造する際の各反応物の量は、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−メ
タクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及び/
又はそれらの塩100重i部当りエポキシ化合物を0.
5〜100重量部、さらには5〜50重量部の割合とす
ることが好ましい。エポキシ化合物の量が0.5重量部
未満では生成する高分子化合物の架橋度が不十分である
ために、組成物を皮膚貼着用電極等の材料として用いた
場合皮膚から剥離した時に残滓が生じ易くなり、また1
00重量部を超えると組成物の粘着性が不十分となるの
で好ましくない。
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−メ
タクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及び/
又はそれらの塩100重i部当りエポキシ化合物を0.
5〜100重量部、さらには5〜50重量部の割合とす
ることが好ましい。エポキシ化合物の量が0.5重量部
未満では生成する高分子化合物の架橋度が不十分である
ために、組成物を皮膚貼着用電極等の材料として用いた
場合皮膚から剥離した時に残滓が生じ易くなり、また1
00重量部を超えると組成物の粘着性が不十分となるの
で好ましくない。
反応を行う際の(b)成分となる水等の溶媒の量は、通
常、(a)成分となる2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸等及びエポキシ化合物の合計間10
0重量部当り55〜180重量部の範囲である。溶媒の
闇は製造する組成物の用途に応じて適宜変更することが
できる。組成物を皮膚貼着用電極として用いる場合には
、溶媒の量が(a)成分i o o @置部当り55〜
180重量部であるときに好適な粘着性、弾力性が得ら
れるので、組成物製造に際しで2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸等とエポキシ化合物の合計
間100重量部当り55〜180重量部の溶媒を用いて
反応を行うことが好ましい。
常、(a)成分となる2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸等及びエポキシ化合物の合計間10
0重量部当り55〜180重量部の範囲である。溶媒の
闇は製造する組成物の用途に応じて適宜変更することが
できる。組成物を皮膚貼着用電極として用いる場合には
、溶媒の量が(a)成分i o o @置部当り55〜
180重量部であるときに好適な粘着性、弾力性が得ら
れるので、組成物製造に際しで2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸等とエポキシ化合物の合計
間100重量部当り55〜180重量部の溶媒を用いて
反応を行うことが好ましい。
また、本発明の組成物は、上記のように製造した後に必
要ならば乾燥などによって(b)成分の聞を調節するこ
とができる。
要ならば乾燥などによって(b)成分の聞を調節するこ
とができる。
上記の反応は(a)、(b)成分を加熱することによっ
て進行させることができるが、反応を促進させる目的で
硫酸第1鉄重亜硫酸カリウム、過酸化水素、過硫酸アン
モン、過硫酸カリウムなどの触媒を使用づることもでき
る。
て進行させることができるが、反応を促進させる目的で
硫酸第1鉄重亜硫酸カリウム、過酸化水素、過硫酸アン
モン、過硫酸カリウムなどの触媒を使用づることもでき
る。
上記の反応は一定の容器中で行うことにより組成物は成
形体どして得られ、所要の形状に裁断することがぐぎる
。好ましい−・方法としては、所要の形状の成形体を直
接前ることができるように−・定の形状の型内で反応を
行い、組成物成形体を製造する方法がある3゜ 目的で、必要に応じてポリビニルピロリドン、ポリアク
リル酸、その塩、ポリアクリルアミド、ポリビニルアル
コール、メヂルレルロース、エチルセルロース、カルボ
゛ヤシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カラヤゴム、ギザンタンゴム、アル−1!ン酸ソー
ダ、プルラン、ゼラチン、などを反応溶液に添加するこ
とにより組成物中に配合J°ることかできる。これらは
組成物中に20重量%以下で加えることが好ましい。
形体どして得られ、所要の形状に裁断することがぐぎる
。好ましい−・方法としては、所要の形状の成形体を直
接前ることができるように−・定の形状の型内で反応を
行い、組成物成形体を製造する方法がある3゜ 目的で、必要に応じてポリビニルピロリドン、ポリアク
リル酸、その塩、ポリアクリルアミド、ポリビニルアル
コール、メヂルレルロース、エチルセルロース、カルボ
゛ヤシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カラヤゴム、ギザンタンゴム、アル−1!ン酸ソー
ダ、プルラン、ゼラチン、などを反応溶液に添加するこ
とにより組成物中に配合J°ることかできる。これらは
組成物中に20重量%以下で加えることが好ましい。
また本発明の組成物は本来的に導電性であるので医療用
電極の材料としては好適であるが、さらに導電性を必要
とする用途には塩化ナトリウム等の電解質物質を反応溶
液に添加することにより組成物中に配合することができ
る。
電極の材料としては好適であるが、さらに導電性を必要
とする用途には塩化ナトリウム等の電解質物質を反応溶
液に添加することにより組成物中に配合することができ
る。
また、本発明の組成物は保水性、自己保持性に優れるこ
とから冷却用、保冷利用、尋癒防止用含水ゲル等として
も使用できる。さらに皮膚への粘着性が優れることから
、この組成物中に薬剤等を配合して薬物配送システムの
基材としても使用できる。
とから冷却用、保冷利用、尋癒防止用含水ゲル等として
も使用できる。さらに皮膚への粘着性が優れることから
、この組成物中に薬剤等を配合して薬物配送システムの
基材としても使用できる。
[実施例]
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1
455Fの2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸を507の水に溶解させた。次にこの水溶液を
撹拌しつつ、5gのエチレングリ」−ルジグリシジルエ
ーデルを添加、混合して型(30x30x1.m/Tr
L)に注入し、約65〜70℃で2時間加温覆るとシー
ト状組成物が得られた。このシートは可撓性で皮膚に対
して粘着性があり、剥離しても皮膚上に残滓が残らなか
った。
ルホン酸を507の水に溶解させた。次にこの水溶液を
撹拌しつつ、5gのエチレングリ」−ルジグリシジルエ
ーデルを添加、混合して型(30x30x1.m/Tr
L)に注入し、約65〜70℃で2時間加温覆るとシー
ト状組成物が得られた。このシートは可撓性で皮膚に対
して粘着性があり、剥離しても皮膚上に残滓が残らなか
った。
また自己保持性に優れるため長期にわたって形状が変化
しなかった。また比抵抗が19.2Ω−carであり皮
膚貼付用テープ電極の部材として好適なものであった。
しなかった。また比抵抗が19.2Ω−carであり皮
膚貼付用テープ電極の部材として好適なものであった。
実施例2
45gの2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸を15%カセイソーダ水溶液50、gに溶解させ
た。次にこの水溶液を撹拌しつつ、52のグリセリンジ
グリシジルエーテルを混合して型(30X30X1m/
m)に注入し、約80℃で2時間加熱するとシート状組
成物が得られた。
ホン酸を15%カセイソーダ水溶液50、gに溶解させ
た。次にこの水溶液を撹拌しつつ、52のグリセリンジ
グリシジルエーテルを混合して型(30X30X1m/
m)に注入し、約80℃で2時間加熱するとシート状組
成物が得られた。
このシート状組成物は実施例1の組成物と同様に可撓性
、粘着性、剥離性、自己保持性に優れ、比抵抗が63.
5Ω−cmで皮膚貼付用テープ電極の部材として好適な
ものであった。
、粘着性、剥離性、自己保持性に優れ、比抵抗が63.
5Ω−cmで皮膚貼付用テープ電極の部材として好適な
ものであった。
実施例3〜6
実施例1〜2と同様にして第1表に示す組成で本発明の
組成物を作成し性能試験を行い、これらの評価結果を表
中に示した。
組成物を作成し性能試験を行い、これらの評価結果を表
中に示した。
なお、実施例3に対応するが特に本発明のエポキシ化合
物を用いない構成の類似の組成物を比較例1として作成
し、同様に評価して結果を表中に併記した。
物を用いない構成の類似の組成物を比較例1として作成
し、同様に評価して結果を表中に併記した。
評価表示の仕方
可 撓 性 O: たわみ性が良い
△: 〃 が少し悪い
×:〃 が悪い
粘 着 性 O: 皮膚への粘着性が良いΔ:
が少し悪い ×: が悪い 剥 離 性 O: 皮膚から剥したときに残滓がない Δ: が少しある ×: が多い 自己保持性 O: 長期間放置したとき変形しない △: 少し変形する ×: 変形が著しい (以下余白) 第 1 表 実施例7〜9 実施例2と同様にして(但し、加温を80℃で3時間と
した)第2表に示す組成で本発明のシート状組成物を作
成し、実施例3〜8と同様に性能試験を行い、これらの
評価結果を表中に示した。
が少し悪い ×: が悪い 剥 離 性 O: 皮膚から剥したときに残滓がない Δ: が少しある ×: が多い 自己保持性 O: 長期間放置したとき変形しない △: 少し変形する ×: 変形が著しい (以下余白) 第 1 表 実施例7〜9 実施例2と同様にして(但し、加温を80℃で3時間と
した)第2表に示す組成で本発明のシート状組成物を作
成し、実施例3〜8と同様に性能試験を行い、これらの
評価結果を表中に示した。
なお、粘着保持性試験はシート状組成物を室温20℃、
相対湿度65%で24時間放置した後の粘着性を評価し
た。
相対湿度65%で24時間放置した後の粘着性を評価し
た。
Q: 粘着性が変化しない
Δ:II 少し悪くなる
×:〃 悪くなる
第 2 表
[発明の効果]
以上の実施例から明らかなように、本発明の粘着性4毒
巷組成物は・粘着性・弾力性(又は可撓 )性
)、自己保持性、剥離性および導電性に優れ、腐敗や微
生物繁殖のおそれがない。その−態様において、特に皮
膚貼着用電極等の材料に適している。
巷組成物は・粘着性・弾力性(又は可撓 )性
)、自己保持性、剥離性および導電性に優れ、腐敗や微
生物繁殖のおそれがない。その−態様において、特に皮
膚貼着用電極等の材料に適している。
Claims (9)
- (1)(a)2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸及びそれらの塩から選ばれる少なくとも1
種と、少なくとも2個のエポキシ基を有する化合物とを
反応させて得られる高分子生成物、及び(b)水、又は
水と多価アルコールの混合物を含んでなる粘着性組成物
。 - (2)特許請求の範囲第1項記載の組成物であって、(
a)成分の高分子生成物が、2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸及びそれらの混合物から選
ばれる少なくとも1種と少なくとも2個のエポキシ基を
有する化合物のほかにさらに親水性モノマーを反応させ
て得られたものである組成物。 - (3)特許請求の範囲第2項記載の組成物であって、前
記親水性モノマーが、分子中に親水性基を有するアクリ
ル酸誘導体又はメタクリル酸誘導体である組成物。 - (4)特許請求の範囲第3項記載の組成物であって、親
水性基が−OH基、−CONH_2基及び−CH_2O
H基から選ばれるものである組成物。 - (5)特許請求の範囲第2項記載の組成物であって、親
水性モノマーの量が、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸及びそれらの混合物から選ばれた
ものと該親水性モノマーの合計間に対して50重量%以
下である組成物。 - (6)特許請求の範囲第1又は第2項記載の組成物であ
って、反応に用いられる少なくとも2個のエポキシ基を
有する化合物の量が、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸及びそれらの塩から選ばれる化合
物100重量部当り0.5〜100重量部である組成物
。 - (7)特許請求の範囲第1項、第2項又は第6項記載の
組成物であって、(b)成分が(a)成分100重量部
当り55〜180重量部である組成物。 - (8)特許請求の範囲第1又は第2項記載の組成物であ
って、(b)成分が水又は水と多価アルコールの混合物
であり、多価アルコールの割合が0〜80重量%である
組成物。 - (9)特許請求の範囲第1又は第2項記載の組成物であ
って、(b)成分の多価アルコールがグリセリン又はプ
ロピレングリコールである組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59144013A JPS6123670A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 粘着性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59144013A JPS6123670A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 粘着性組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6123670A true JPS6123670A (ja) | 1986-02-01 |
JPH0377226B2 JPH0377226B2 (ja) | 1991-12-09 |
Family
ID=15352289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59144013A Granted JPS6123670A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 粘着性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6123670A (ja) |
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JPH0235753U (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-08 | ||
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CN112195005A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-01-08 | 苏州世华新材料科技股份有限公司 | 环氧改性丙烯酸树脂,制备方法及采用该树脂制得的溶剂型压敏胶黏剂 |
-
1984
- 1984-07-11 JP JP59144013A patent/JPS6123670A/ja active Granted
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CN112195005A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-01-08 | 苏州世华新材料科技股份有限公司 | 环氧改性丙烯酸树脂,制备方法及采用该树脂制得的溶剂型压敏胶黏剂 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0377226B2 (ja) | 1991-12-09 |
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